どうもウハルです!
今回は「蜘蛛ですが、なにか?」の6話感想を語っていきます!
今回の話は情報量が相変わらず多かったですが、面白かった!
最初の頃の弱かった「私」(蜘蛛子さん)は今は昔
「予見」の能力を手に入れ、さらに進化もして強くなった!
進化して姿が変わり、前足も鎌状になって攻撃方法も大分増えてきた感じ!
そして注目のスキル《並列意思》
もう一人の蜘蛛子さんが脳内で誕生したことで、脳内会議が繰り広げられました
そんな中で、中層にやって来た勇者・ユリウス、月夜の中で城の上で立ち尽くす魔王、対抗心が抑えられなくなってきたユーゴーと話もどんどん進んできました!
その辺りも含めて、「蜘蛛ですが、なにか?」6話の感想を語っていきたいと思います!
それと併せて、最近ずっと聞いている「蜘蛛ですが、なにか?」のオープニング曲である「keep weaving your spider way」
これは「蜘蛛ですが、なにか?」を表現しているだけでなく、「挑戦する事への応援歌なのでは?」と感じたので、少しだけその辺りの感想も話したいなと思います
なお、前回放送された5話「なまずって、おいしい?」についても感想を語っていますのでよろしければ是非!
5話感想記事
蜘蛛ですが、なにか? 6話「勇者と、魔王?」
中層のマグマ地帯の探索を続け、新たな魔物に遭遇した「私」。 素早さ以外は勝るところがない、絶望的なほど格上の強敵だった! 「私」は新たに取得したスキルを駆使しながら、反撃の一手を探ろうとする。
TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイトより
もしも、どの動画配信サイトで見ようか悩んでいるという方は、以前動画配信サービスのまとめ記事を書いていますのでご参考ください
サービスによっては画像付きで登録方法や実際に使ってみての感想も語っています
動画配信サービス記事
蜘蛛ですが、なにか? 6話感想
なまずの次はうなぎ?
なまずに似た魔物を倒した蜘蛛子さんは現在も中層のマグマ地帯を彷徨っていた
なまずとの戦闘に勝利し、その美味しさを忘れられず、再戦を望んでいましたが、次に現れたのはうなぎに似た魔物
ステータスではスピード以外は完全に負けている強敵でしたが、その魔物に標的にされていた為逃げることも出来ず、そのまま戦闘を開始します
ここはマグマ地帯だけど、魚類しかいないのか?
タツノオトシゴの魔物は不味かったみたいですが、なまずにうなぎと美味しそうな魔物がいるこの階層は、蜘蛛子さんにとっては「食の宝石箱や~」って感じですかね(笑)
ただ中層だけあって、ステータス値は中々のもの
命を懸けた連戦が始まります
新たなスキル「予見」と「気力付与」
うなぎとの戦闘が始まりますが、蜘蛛子さんは”ある違和感”を感じます
それは、「うなぎの動きがブレて見える」という事
実は、以前スキル《探知》を取得した際に残ったポイントを使って、新たなスキル《予見》と《気力付与》を取得していました
そのスキル《予見》の効果により、攻撃が先読みして見えるようになっていました
それでも最初の内は攻撃をギリギリで回避するのがやっとでしたが、戦闘中にレベルが上がり、回避自体は問題なく出来るようになりました
しかし、回避が精一杯で攻撃が出来ず、回避を続けながら思考しているところに火炎攻撃が迫ります
空中回避時の攻撃でしたがもうひとつのスキル《気力付与》により、SPを消費する代わりに蜘蛛糸を強化し、一時的に燃えなくさせることによって糸を使って攻撃を回避しました
そんな攻防戦が続く中、うなぎのMPが底をつき、陸に上がってきたところを見計らい毒攻撃を仕掛け、うなぎの魔物を撃破しました
《予見》ヤベェな・・・とうとう「未来予知」手に入れちゃったよ・・・
現状の《予見》のレベルだとスピードありきと言った感じもしますが、これからレベルが上がるごとに先読みの時間も増えてくると思うので、そうなってくるとマジで無双状態に突入するのでは?
だって攻撃当たらなくなるもの
前回取得した《傲慢》と言い、元々取得していた《禁忌》《魔王》と言い、称号やスキルによって確実に強さのレベルが上がってきてますね
進化して「ゾア・エレ」へ!能力向上&《探知》使用可能に!
強敵だったうなぎの魔物を倒した蜘蛛子さんは、一気にレベルが上がり進化条件を満たすことになりました
複数ある進化先の中から、小型で不吉の象徴とされる「ゾア・エレ」という種族を選択
無事に進化を果たし、自身のステータスを確認します
するとステータスが一気に向上
中層にいたタツノオトシゴに似た魔物のステータス値を超え、苦戦した猿の魔物にも劣らないステータスとなっていました
そして、残ったスキルポイントを使って「MPが続く限り、どんな攻撃を受けてもHPが1残る」というスキル《忍耐》を取得
それより《禁忌LV.5→LV.7》になり、さらに称号『忍耐の支配者』を獲得しました
その効果によりスキル《外道無効》《断罪》を獲得する事となりました
そして、《外道無効》を獲得した蜘蛛子さんは一つの疑問点を感じます
以前、あまりの頭痛により今後の使用を諦めたスキル《探知》
頭痛の原因は「外道によるものなのでは?」と考え、その疑問を解消するためにスキル《探知》を使ってみます
すると頭痛は起きず、さらに世界を見通すように世界の全体像のイメージが頭の中に湧いてきました
その世界の全貌に衝撃を受け、感動しました
ついに、この姿になったか!
OPやEDで度々姿を見ていた前足が鎌状になっている蜘蛛子さん
見た目が凄くカッコ良かったから早く見たいなとは思っていましたが、ついに来ました!
その鎌の最初の使い道がうなぎを食べる為に使われたというのが蜘蛛子さんらしい(笑)
器用に使って、鱗を剥ぎ、肉を切り、マグマで焼いて、鎌を上手に使いながら、一口サイズに切り分けて食べる姿は美味しそうだった!
なんか、料理用のナイフとフォークみたいだったな(笑)
ちなみに、前回前足から毒を注入出来ていたけど、今回進化してもそれは健在なんだろうか?
もし使えるのなら「毒の鎌」になるわけで、掠っただけで相当な威力を発揮するようになりますね
そして、使えるようになったスキル《探知》
以前、《探知》について少し考察しましたが、外れましたね
視覚的、聴覚的にレーダーのような役割を果たすのが《探知》だと思っていたんですが、世界を認識し、その全体像を把握できる能力みたいです
ただ、あくまで今のところはといった感じなので、これからレベルが上がるにつれてもっと精度が上がれば生命体の位置情報なども分かるようになるかもしれませんね
《並列意思》で脳内会議開始!
変化したのは《探知》だけでなく、他のスキルレベルも軒並み向上していきました
その中の一つ《並列思考》がLV.10に達したことにより、《並列意思LV.1》へと派生
そのスキルの能力により「別の意志で、別の事を思考出来る」ようになり、脳内にもう一人の「私」が誕生しました
それにより、それぞれ戦闘においての担当分けが可能となり、体を動かす担当と情報処理担当と言う役割分担が出来るようになりました
これで一つの事に集中しながら戦闘出来、またパニック状態になっても落ち着かせることが出来るという戦闘面において有利なスキルを取得しました
悠木碧劇場が2倍になった!!
体は一つですが、脳内に別の意志を持った2人の蜘蛛子さんがいる状態となり、悠木さんが2役を一人でこなすことになりましたね
本当に大変そうだわ(笑)
そして、今まで一人きりだった蜘蛛子さんに出来た初めての仲間的な位置づけになるんですかね
OPやEDを見る限り4人まで増えるっぽいので今後増える仲間たちはどんな役割を担っていくのか気になるところですね!
勇者ユリウスと”悪夢の残滓”
一方、エルロー大迷宮の中層に来ていた勇者ユリウス一行
彼らがやって来た目的は『蜘蛛の魔物の討伐』の為でした
大迷宮を進む中、「勇者・・・来た・・・」とユリウスに語り掛ける声と共に4匹の蜘蛛の魔物が現れます
その中の1匹が討伐対象である”悪夢の残滓”と呼ばれる蜘蛛の魔物
その魔物は平均ステータス2000を超える強敵
タフさ、スピードと桁違いの強さにユリウス達は苦戦を強いられます
しかし、そんな戦闘の最中、何かに怯えるように動きが止まった”悪夢の残滓”
その隙を突き、鎖で身動きを取れなくした後に威力の強い魔法を当て、”悪夢の残滓”を撃破しました
無事に目的を達成した一行は大迷宮を出る為に出口へと向かいますが、ユリウスは”悪夢の残滓”が「何に怯えたのか?」と考えていました
人間側での戦闘シーンは地竜以来ですね
しかも今回はユリウスの戦闘シーン
”悪夢の残滓”以外の3体を瞬殺する辺り、ユリウスの実力は相当なもののようです
そして、案内人には剣も魔法の技術も素晴らしいと称賛され、仲間の聖女にも魔法の技術をうらやましがられるほどの実力なので他の人から見てもその実力は明らかなのでしょう
ただ、そんなユリウスでも苦戦した”悪夢の残滓”
「そんな魔物が怯えるほどの何か」と言うのが、この後に登場する魔王に関係してくるのかなと思います
ちなみに今回登場した”悪夢の残滓”を残していった『迷宮の悪夢』ですが、その正体が10話にて分かります
「まだ、6話までしか見てないからネタバレは嫌だ」という方はそのままスクロールしてくださいね
10話感想&解説
魔王登場
赤い月が昇り、城の上でそれを眺めるように立っている少女
遠くを眺めるように立っている彼女を気に掛け、話しかける一人の男性
「フライングしちゃったのがいたらしくて、その処理をねぇ~」と話す彼女は、さらに「君には関係ないから、自分の仕事を進めてねぇ~」と語る
そんな彼女の言葉に対して彼は返答する
「仰せのままに・・・魔王様」
こちらもついに登場しましたね
蜘蛛子さんが所持しているスキル名でもなく、本物のこの世界の魔王
ちなみに、チラッとTVアニメの公式ホームページのキャラ紹介を覗いたら、勇者陣営だけでなく、魔王陣営の方もキャラ紹介が追加されていました
そこの魔王のキャラ説明文の中に、「一瞥するだけで歴戦の魔族を震え上がらせるほどのカリスマを持つ」と強さの片鱗が垣間見える一文が・・・
これは相当期待しちゃいますね
ユーゴーの行く末は・・・
地竜の討伐以降、クラスメイトから尊敬の眼差しを受けていたシュン
クラスメイト達の前で自身が尊敬する兄について雄弁に語り、シュンだけでなくユリウスにもクラスメイト達は素直に憧れの念を抱きます
皆の中心的人物となっているシュンに対して、面白く思っていない同じ転生者のユーゴー
彼は一人、教室を出ていく
自身の今の現状に不満を抱き、「世界は俺だけの為にあるんじゃねぇのか!」と苛立たしさを募らせていました
その募らせた苛立ちはついに爆発し、ユーゴーの中で一つの意志が固まりました
「シュレイン・ザガン・アナレイト。お前は俺の・・・この世界にいらない!」
ユーゴー自身のプライドや傲慢さから生まれた自惚れにより、溜まりに溜まったストレスがとうとう爆発しましたね
「明確な敵意」は「明確な悪意」へと変わり、攻撃段階へと移行する
転生者同士の争い不可避なこの状況が蜘蛛子さんのサバイバルと並行してどのように進んでいくのか
人間サイドも気になる展開になってきましたね!
オープニング「keep weaving your spider way」の感想
「挑戦」と「成長」を繰り返し、最適解を超えろ
個人的に最近毎日のように聞いている安月名莉子さんが歌う「蜘蛛ですが、なにか?」のオープニング曲『keep weaving your spider way』
最初の頃は、「『蜘蛛ですが、なにか?』を表した歌」と言った印象だけで聴いていたんですが、最近では「かなり現実的で『挑戦』と『成長』を表した歌だな」とも思いながら聞いています
そう思うようになったのはOPで流れる1番の歌詞ではなく、2番以降のサビの歌詞を聴いたからというのが大きかったです
そう感じたキッカケになった歌詞と言うのが「幾億試した先の崖 揺らいだ視界を塞ぐ灰色 爪痕だらけの高い壁」の部分と「最適解より先へ行こう 傷痕だらけの壁を越え」です
目の前に立ちはだかる壁に対し、何度も何度も挑戦したことによって出来た爪痕
その小さな爪痕が次第に大きくなり、傷痕になる
そして、その壁を乗り越えた時に現在考えられる”最適解”をも越え、”新たな答え”が広がっていく
さらに、これは少し自己解釈が入りますが、爪痕をつけて乗り越えるというのは成長にも繋がっているのではないかとも思っています
壁に付いた爪痕は目に見えるもの
その爪痕が昨日よりも今日、今日よりも明日と爪痕の付く位置が高くなっていく
何千何万ではなく、幾億試した中、死ぬ気で考えて挑戦し続けて、乗り越えた壁は”最適解”を超える
希望だけが全てじゃない世の中で、死ぬ気で「挑戦」と「成長」を繰り返す姿を表したこの歌は、「挑戦する事への応援歌」なのかもしれないと最近では感じるようになりましたね
その他にも「自力で自力で乗り越えろ」「一本だけの道?幾度目の分岐?希望だけじゃ無理」と蜘蛛である「私」の事も表しながら、現実の事にも当てはめることが出来るような歌詞は心に刺さりました
もしも、「聞いてみたいな」という方はyotubeに公開されているMVにてフルバージョンが聴けるので、一度聴いてみてくださいね
そして、気に入ったら「お気に入りの一曲」にしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私はもう「お気に入りの一曲」となっていますね(笑)
MV「keep weaving your spider way」
タイトル | keep weaving your spider way |
歌手 | 安月 名莉子 |
作詞 | 山崎真吾 |
作曲・編曲 | タナカ零 |
発売日 | 2021年1月27日 |
まとめ
蜘蛛子さん、人間側の転生者たち、勇者ユリウス、魔王
ついに「蜘蛛ですが、なにか?」において主要な役者が揃ったのではないかと思える今回の話は本当に面白かった!
これらの人物が動き出し、絡み合った時にどのような展開が生じるのか
引き続き期待していきたいですね!
そして、次回7話は「王子たち、青春する?」
人間側の転生者たちの話になりそうですが、このタイトルだとあまり話は進展しなそうかな?
というよりは、シュンとユーゴーの関係性にもっと亀裂が走るような話になるのかも?
とりあえず、次回を楽しみに待ちたいと思います!
※7話が放送されたので感想を語っています
それでは、今回はこの辺で!
また会いましょう