「蜘蛛ですが、なにか？」第1話感想！メンタル最強女子高生の異世界転生譚開始！

どうもウハルです！

今回はTVアニメ「蜘蛛ですが、なにか？」の第1話の感想になります！

と言っても、原作未読なので第1話での印象になりますが、個人的には面白かった！

女子高生が蜘蛛に転生するという発想とそこからの困難しかなさそうな成長過程は斬新

主人公のメンタル面の強さからくる性格がやたら賑やかで、どんな状況でも悲愴感があまり感じられなかったのも好印象

何より、「私」（蜘蛛子）役の悠木碧さんがめっちゃ頑張ってる(笑)

ただ、可愛らしくキャラは描かれてはいますが、虫が生理的に苦手な方やグロめの表現が苦手な方にはちょっと厳しいかもと言った印象もありました

そんなメンタル最強女子高生が送る異世界転生作品「蜘蛛ですが、なにか？」の第1話の感想を語っていきたいと思います！

なお、今回の作品は原作未読なので少し調べた情報と合わせて語っていきますね

また「2021年冬アニメは他にどんなのがオススメ？」と思った方は、以前2021年冬アニメの一覧とあらすじとPVを見て、個人的にオススメの新作アニメ15作品＆続編アニメ6作品を紹介していますのでご参考ください

2021年冬アニメまとめ記事

「蜘蛛ですが、なにか？」とは
1. 作品概要
蜘蛛ですが、なにか？　第1話「転生、異世界？」
1. あらすじ
蜘蛛ですが、なにか？　第1話感想
「蜘蛛ですが、なにか？」主題歌
1. オープニングテーマ
2. エンディングテーマ
まとめ

「蜘蛛ですが、なにか？」とは

作品概要

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『蜘蛛ですが、なにか？』は馬場翁（ばばおきな）先生による「小説家になろう」作品になります

こちらの作品は、ノベライズ・コミカライズもされており、ノベライズに関しては「このライトノベルがすごい！」2018年版にて単行本・ノベルズ部門にて2位を獲得

2020年12月時点でシリーズ累計発行部数は300万部を突破しています

なお、小説家になろうの方では一時期更新が止まっていたようですが、覗いてみたら2021年1月1日から更新が再開していました

公式ページのリンクを貼っておきますので気になった方はどうぞ！

小説家になろう「蜘蛛ですが、なにか？」

また、以前「小説家になろう」発のアニメ作品をまとめましたので、興味のある方は是非！

「小説家になろう」発アニメ記事

ノベライズ版とWeb小説版では展開が変わってくるらしく、コミカライズに関してはノベライズの方を元にした内容になっているみたいです

コミカライズ版

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アニメに関しては最近では珍しい連続2クール放送の作品となっています

蜘蛛ですが、なにか？　第1話「転生、異世界？」

あらすじ

目を覚ますと蜘蛛に転生していた「私」。生まれてすぐ同種の共食いに巻き込まれ、さらには母蜘蛛にまで命を狙われるって無理ゲーすぎる！メンタル最強女子高生（？）の異世界サバイバル開幕！
TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか？」公式サイトより

もしも、どの動画配信サイトで見ようか悩んでいるという方は、以前動画配信サービスのまとめ記事を書いていますのでご参考ください

サービスによっては画像付きで登録方法や実際に使ってみての感想も語っています

動画配信サービス記事

蜘蛛ですが、なにか？　第1話感想

底辺種族でありながらメンタル最強の蜘蛛、爆誕

硬い殻に覆われているという状況に理解できないまま目を覚ました「私」こと蜘蛛子さん

そこから脱出し、自由を手に入れたと思ったら周りは無数の蜘蛛だらけ！？

しかも、自分の姿も蜘蛛になってる！

この状況を最近流行りの「転生」と理解したものの、まさかの転生先に「ないわー」と困惑

しかしそれを持ち前のポジティブさで受け入れた蜘蛛子さんは、新たな人生ならぬ”蜘蛛生”を生きていくことになります

いつも思うんですが、転生モノの作品が多いせいか、登場人物の理解がマジで早い(笑)まぁ視聴者側としては説明が早くて助かるんですが・・・

ただ、一味違うのは説明ゼロの状態でそれをすんなり受け入れてしまう蜘蛛子さんのメンタルの強さですね

他の作品だとその世界の住人だったり、案内役とかがいたりして多少の疑問や不安を解消してくれることが多いですが、蜘蛛子さんの周りは文字通り”蜘蛛”だらけで、意思の疎通も不可

この後、ナビのような存在も登場しますが、初期の段階でこの状況を受け入れられるとかメンタル面が鋼過ぎる！

私だったら絶望して、数日放心状態でしょうね(笑)

「我思う、故に我あり」ってそれで良いの！？

蜘蛛としての生を受け入れた蜘蛛子さんですが、「共食い」という残酷な食物連鎖を目の当たりにして、その場を逃げ出します

一息ついた蜘蛛子さんは、「そもそもなぜ転生したのか？」という疑問を抱きます

最後の記憶は、学校で古文の授業を受けていた記憶

そこから考えられる転生のパターンをいくつか考えますが、誰か教えてくれるわけではないので答えなど分かるはずもありません

なので、取り敢えず考えるのはやめて「我思う、故に我あり」という事で生きていこうと決めます

ノリが軽い！

確かに、現状では答えを出せない結論ですが、もう少し整理しても良さそうなものです(笑)

まぁ「我思う、故に我あり」の言葉通り、「私」自身の事を認識し、思考しているのであれば自分という存在自体があるのは事実なので問題ないと言えば問題ないですが・・・

ただ、こういう「今出来る事をとりあえずやっていこう！悩むより、行動！」という前向きに行動できるキャラクターは好きですね。さっぱりしてて

鑑定スキルの習得とマイホームの作成

生きていくための情報を得る為に行動を始めた蜘蛛子さん

そんな蜘蛛子さんの頭の中に”天の声”が流れ込んできます

それによると「所持スキルポイントを使ってスキル『鑑定』Lv.1を習得できる」と言う事でした

異世界転生ものに詳しかった蜘蛛子は、「『鑑定』は超有用！」という事で所持していた全ポイントを使って『鑑定』Lv.1を習得します

これで、情報収集に役立つと早速スキルを使ったものの思った成果を得られず、困惑します

しかし、「Lv.1だからダメなんだ」と前向きにとらえ、食料を探しに行くも、見つけたのは狼や鹿のモンスター郡

現状では勝ち目がないと判断し、その場を離れると人の足跡を見つけます

人と友好関係を結ぼうと考えますが、「私」は蜘蛛であり”モンスター”

討伐されている他の蜘蛛を見て、自分の末路を予想し、恐怖します

そんな中、自分が蜘蛛である事を再認識し、糸を出せることを発見します

そこで、蜘蛛の糸で鉄壁のマイホームを作り、獲物が糸にかかる仕掛けを作りました

ここで案内役「天の声（仮）」登場！・・・かと思いきや最低限の問答だけで会話は出来なそうですね

あと、私自身の知識不足かもしれませんが『鑑定』スキルってそんなに有用感あったっけ？(笑)

ただ、蜘蛛の糸が使えるのは大きかったみたいですね

転生前は引きこもり生活を送っていた蜘蛛子さんが、こっちの世界でも引きこもり生活を送れるように作ったマイホームと仕掛け

この状況を楽しみながら、「蜘蛛の生態が向いているのかも」と言ってしまう「私」には尊敬の念すら覚えましたね(笑)

称号の獲得とポイントを使わないスキルの習得方法

マイホームや仕掛けを作ったものの、こっちの世界で生まれてから何も食べていない蜘蛛子さんは空腹で意識が遠のき始めます

そこで、生きる為に背に腹は代えられないと決意し、討伐されていた蜘蛛を食べることにします

想像を絶する不味さでしたが、生きていくために根性で完食

するとまた頭の中から再び”天の声”がしてきて、称号《血縁喰ライ》とその称号獲得の効果によりスキル『禁忌』Lv.1、『外道魔法』Lv.1を獲得したことを知りました

ただ、獲得した所で使い方が分からない

現状では使えないのでスキルや魔法にそんなに有効性を感じることはありませんでしたが、ポイントを使わずにスキルを獲得できることを知ります

そんな時に、仕掛けた罠に獲物が掛かっていることに気付きました

若干グロさはあったものの、生きていくために共喰いをしたこの決断も中々出来ることではありませんね

メンタル面が最強と言うのは語りましたが、それだけでなく蜘蛛子さんのこの行動力こそが意外に武器なのではないかと個人的に思いました

そして、偶然得た称号とスキル

蜘蛛子さんも言っていましたが、明らかにヤバそうな名前(笑)

しかも、Lv.1という事はまだまだ上があると言う事

どういった能力かは現状では定かではありませんが、今後この能力がどうストーリーに関わってくるのか期待したいですね

初めての戦闘

罠に行ってみるとカエルのモンスターが罠に掛かっていました

そこに近づいていくとカエルの吐く液体を掛けられ、蜘蛛子さんは顔の左側に損傷を負います

痛みに悶えながらも一時撤退すると、”天の声”により熟練度が一定に達し、《酸耐性Lv.1》を獲得したことを知ります

痛みも和らいでいきながら、蜘蛛子さんは新たに別の方法でのスキルの獲得方法を学びます

しかし、新たなスキルの獲得方法よりもカエルに攻撃されたことに怒りを覚えていた蜘蛛子さんは、「意地でも食ってやる！」と攻撃を仕掛け続けました

その攻撃中にカエルが吐く液体を再度かけられてしまい、《毒耐性Lv.2》になったものの、そんなことはお構いなし！

蜘蛛子さんのカエルへの怒りが増す中、再び攻撃を仕掛け、ついにカエルを倒すことに成功します

この戦闘で得たものは、カエルという食料以外にも結構大きなものがあったように感じました

網の強度や罠に獲物が引っ掛かる事、「私」の牙には毒がある事は「私」自身で語っていましたが、なにより今回の戦闘でのスキルの習得方法

攻撃を受けても、熟練度が上がり耐性値が上がるという事は「自分が死ない程度の攻撃を受ける分にはトライ＆エラーで強くなれる」という事ですよね

痛みを伴うというデメリットはありますが、勝利しなくても強くなれるこの条件は無双への第一歩のように見ていて感じました

これで、回復能力を得たらかなり強くなるのでは？

「私」以外の転生者

ここではあらすじを語らずに、少し解説をしていきます

と言うのも、蜘蛛子さん以外の転生者が1話にて登場するんですが、1話の段階では蜘蛛になった「私」との関係性が、同じ転生者と言うこと以外ほとんど分からないんですよね

ただ、物語において重要なのは間違いないと思います

なので、多少分かりやすくするために誰が誰に転生したのかなどをまとめたので今後の物語の参考にしてください

なお、1話本編中に登場した説明をまとめたものになります

人間側の転生者

シュレイン・ザガン・アナレイト（CV:堀江瞬）・・・転生前は山田俊輔。一国の王子。外見とは裏腹に「天才」と言われているほど強い。
カルナティア・セリ・アナバルド（CV:東山奈央）・・・転生前は大島叶多。侯爵家の令嬢で、同じく「天才」。さらに容姿も整っている。ただ、男から女に転生した為、転生時はショックを受けた。
フェイルーン（CV:喜多村英梨）・・・転生前は漆原美麗。見た目がドラゴンのような種族に転生した。
ユーゴー・バン・レングザンド（CV:石川界人）・・・転生前は夏目健吾。レングザント帝国の王太子。
フィリメス・ハァイフェナス（CV:奥野香耶）・・・転生前は岡崎香奈美。転生したクラスの先生だったが、エルフとして転生する。
ユーリーン・ウレン（CV:田中あいみ）・・・転生前は長谷部結花。聖アレイウス教国の重要人物。

ざっくりですが、1話で登場した説明をまとめるとこんな感じです

現在フィリメスが保護している転生者は11名

公式PVにて「25人の転生者」と言うのがあったので「私」を除いて残り13人の転生者がいる計算

その保護出来ていない13人の転生者たちはどうなっているのか？

そして、どのように物語に関わってくるのか？

そもそも、1話で登場した人間側は蜘蛛に転生した「私」と今後どのように関わってくるのか？

蜘蛛子さんは生まれたばかりだったが、人間側の方が成長しているのはどういうことなのか？

考えだすとキリがありませんが、これらの疑問の数々が今後の展開を面白くしてくれることを願うばかりです