どうもウハルです!
今回は、「蜘蛛ですが、なにか?」17話の感想&解説をしていきます!
ユーゴーを止める為に、エルフの里目指してエルロー大迷宮を進むシュンたち勇者サイド
今回はそちらがメインの話となりましたが、蜘蛛子さん関連の出来事が登場し始めましたね
蜘蛛子さんを追いかけてマザーが明けた大穴、蜘蛛子さんこと”迷宮の悪夢”が残した「悪夢の残滓」との遭遇、そして「悪夢の残滓」が残していった言葉
それだけではなく、シュンが見ていた夢の内容など勇者サイドで張られていく伏線の数々は物語の展開をドキドキしながら予想し、楽しむのに十分な役割を果たしているように感じました
その辺りも踏まえながら「蜘蛛ですが、なにか?」17話の感想&解説を語っていきます
なお、原作も9巻まで既読済みなので原作小説で描かれている部分も少し交えながら解説をしていきます
というか、9巻の衝撃度合いがもの凄い
いつかネタバレ有りにはなると思いますが、原作のまとめを書こうと決めながら読み進めておりますので内容はしばしお待ちを(笑)
ちなみに前回の16話「フライング、ゲット?」に関しても感想&解説を語っていますのでよろしければ是非!
16話感想&解説
蜘蛛ですが、なにか? 17話あらすじ
17話「私、なにしてる?」
かつてエルロー大迷宮には伝説として語られる魔物「迷宮の悪夢」が存在した。そして悪夢が残した魔物が、今も迷宮には潜んでいるという。悪夢の残滓を避け、最短コースを抜けようと急ぐシュンたちだったが……?
TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイトより
もしも、どの動画配信サイトで見ようか悩んでいるという方は、以前動画配信サービスのまとめ記事を書いていますのでご参考ください
サービスによっては画像付きで登録方法や実際に使ってみての感想も語っています
動画配信サービス記事
原作だとどの範囲?
- 原作4巻
- 8 復活怪人はすぐやられるのが鉄則
- 原作4巻
- S3 エルロー大迷宮攻略
- S4 エルロー大迷宮の化物
- S5 エルロー大迷宮脱出
17話「私、何してる?」は原作だとこの範囲になります
それぞれのパートごとに分けさせていただき、原作巻数、章数、タイトル名を書かせて頂きました
原作をこれから買おうと思っている方や現状持っている方の参考になれば幸いです
蜘蛛ですが、なにか? 17話 感想&解説
エルフの里への進軍
城の上から下を眺めるように立っている魔王アリエルに「進軍の準備が整いました」と報告に来るバルト
そんなバルトに対してお礼を言うアリエル
報告が終わったもののバルトには一つの懸念がありました
それは、進軍途中の森にクイーンタラテクトがいる事
蜘蛛型の魔物の頂点に位置する程の強さを誇る魔物の縄張りに入ることに懸念を感じていましたが、「蜘蛛の魔物は全て私の言う事を聞くから心配いらない」とアリエルは陽気に答えます
そして、進軍先である「エルフの里」へ攻撃を仕掛けに軍を動かします
時系列的にはシュンたち勇者サイドと同じ時間軸
なので、エルフの里に向かったシュンたちと合わせるように魔王軍もエルフの里に向かって動き出したという事です
これは勇者サイドvs魔王サイドの戦いが不可避な流れになってきましたね
そして、度々魔王軍側で登場する白い女性
この女性の正体は誰なのか?
その辺りも気になる魔王軍の動きに注目ですね
エルロー大迷宮に潜む恐怖とシュンの夢
水龍に襲われながらも、なんとかエルロー大迷宮に入ったシュンたち
元々のステータスの高さもあった為、迷宮内の魔物に苦労する事なく順調に進んでいきましたが、迷宮に潜む恐怖はそれだけではありませんでした
それは『迷宮病』
陽の光が届かないため時間の感覚がおかしくなったり、閉塞感や敵に襲われるかもしれないという精神的ストレスから体調を崩す事
「焦りは禁物」という案内人のバスガスの意見に従い、休憩をはさみながら進んでいくことにし、仮眠を取ることにしました
その仮眠の最中、シュンはある夢を見ました
一人の女性が体の上半身だけを残し、それ以外は空間に溶け込んでいるような姿と機械的に呟かれる言葉
『熟練度が一定に達しました』『熟練度が一定に達しました』『熟練度が一定に達しました』…『苦しい』
そんな夢を見たシュンが飛び起きると、うなされていたらしいシュンを気遣ってフィリメスが心配するように声を掛けてきました
「夢見が悪かっただけですから」と返すシュンの言葉に対して、見張りをしていたバスガスからは「そいつは縁起が悪いな」という言葉が返ってきました
悪夢でうなされるというのは【生ける災厄】と呼ばれている”迷宮の悪夢”が現れる前触れかもしれないとシュンにバスガスは語りました
このシュンの夢に登場してきた女性は一体誰なんでしょうかね?
原作9巻まで読んでますが、この女性については分からないのが正直な所
髪の色合いや雰囲気から察するに、11話「次回、決戦?」で禁忌がカンストした時のインストールの情報の中で登場してきた女性っぽい
そして、天の声と同じ声をしているという事はこの世界に於いて重要なキャラであり、このシステムの始まりに関わっている人物なのではないかと予想できますね
それとも、『苦しい』という言葉とこの女性がいた空間を考えるとどこかに閉じ込められてシステムとして利用されているという事なのか?
この女性の存在はかなり気になりますね
バスガスの過去と助言
十年以上前に突如現れた”迷宮の悪夢”について語りだすバスガス
まるで実物でも見たことあるかのような口ぶりにシュンがそのまま疑問を口にすると、バスガスは「俺が第一発見者だからな」と言葉を返してきました
さらにその時感じた恐怖や目の当たりにした強さだけでなく、妙な習性を持ち合わせている事もシュンに教えました
そして、「どんなに強くても上には上がいる」と説くバスガス
その事を身をもって経験しているシュンは痛いほどそれが理解出来ました
それでも戦わなければならないシュンの熱意を見たバスガスは、生きる為のある助言をしました
「勝てねぇ奴を相手に逃げる事は恥じゃねぇ。そん時勝てねぇなら、逃げて力をつけてもう一度挑みゃあいい」
TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」17話より
他人に何と言われようと「生きていること」が大切で、「自分がどうしたいのか」というのが一番大事だと言うバスガス
その助言を聞いたシュンは『勇者』としての責任と自身の誇りであり兄のユリウスの背中を追いかける為に、改めて『逃げずに戦っていく決意』をしました
バスガスさんカッケェな!
登場した時「バスガス爆発パンチ」とかダジャレみたいな事言ってるから変なオヤジかと思ったら、全然違ってびっくりした(笑)
このシーンでシュン自身が『勇者』である責任をしっかり背負う事を決めますが、バスガスさんも責任については原作で語ってるんですよね
責任と言うのも踏まえた上で「逃げることは選択肢の一つだ」と語っています
「もちろん、責任を放り投げることがいいことだとは俺も思わねえ。だからこそ、俺は迷宮案内人として、客の安全は命に代えても守る。けどな、人間には分ってもんがある。分を超えた責任を押し付けられてんのなら、逃げるって選択も視野に入れておいて損はねえ。」
原作「蜘蛛ですが、なにか?」4巻より
「自分が出来る事と出来ない事をしっかり見極めろ」と言っているようなこの言葉は、命に係わる仕事をしているバスガスだからこそ重みのあるセリフですね
ちなみに、バスガスが蜘蛛子さんと出会った時の話と”迷宮の悪夢”の妙な習性についての話は原作ではしっかり描かれています
バスガスが蜘蛛子さんと出会った時の話は原作3巻「間章 エルロー大迷宮異変調査隊」になります
バスガス視点で語られる話になり、迷宮内の魔物の様子がおかしくなり、その調査に派遣された部隊の案内人を務めたのが当時まだ案内人だったバスガスです
その異変の原因となっていた蜘蛛子さんと出会ったバスガスは、目が合った瞬間に「コイツはやばい」と感じ取っています。そう感じた理由を細かく言うとスキルの関係とかもあるんですがそこは割愛
そして、あまりの恐怖から体は強張り、やっとの思いで体を動かし逃げ出せても、笑いそうになる足を動かすのにただただ必死で逃げ続けることしか出来ず、やっとの思いでその場を離れることが出来たという話です
それだけの恐怖を植え付けられたら、”迷宮の悪夢”にトラウマを抱えるのもわかりますね
さらにもう一つ
「妙な習性」で語られていた”傷を癒した”という部分ですが、この時の流れは原作3巻「7 人との遭遇」で描かれています
これは蜘蛛子さん視点で語られていますが、経験値稼ぎの為に迷宮をうろついていたら、魔物と戦闘中の騎士たちと遭遇
「人の方がやられそうだし、元人として助けてやるか~」くらいの気持ちで経験値稼ぎついでに助けに入り、さらについでだからその時傷ついていた騎士を助けてあげたというのがこの逸話の真実です
感覚としては14話「お前反逆?私、自虐」の時にソフィアを助けた時と同じ感じです
「傷を癒した」と言われると美談っぽいですが全然そんな事はなく、蜘蛛子さんらしいと言えば蜘蛛子さんらしい内容が「妙な習性」として広まったということですね
地龍との戦闘
休憩も一段落し、再びエルロー大迷宮を進むシュンたち
順調に進み続ける中、「ここから先はいくつかのルートに分かれる」とバスガスが話し始めました
そのコースは3つ
- 危険な最短コース…広間ほどの大通路だが、強い魔物が多く生息している
- 比較的安全な遠回りコース…安全だが、最短コースと比べると4日ほど到着に差が出る
- 危険があるかはわからないが曰くのあるコース…悪夢が住処にしていたコース。「悪夢の残滓」が潜んでいる
話し合いの結果、「危険な最短コース」を進む事にし、そのコースを進んでいく中、バスガスが足を止めます
このコースをここまで進んでいく中で、魔物の気配が無い事に違和感を感じたバスガスは焦りと不安を隠しきれない様子
その不安を決定づけるかのように、一匹の地龍がシュンたちの目の前に現れました
- 地龍エキサ LV2
- HP:2808/2808 MP:1312/1312 SP(黄):3655/3655 SP(赤):2032/3645
- 平均攻撃能力:2498 平均防御能力:2455 平均魔法能力:1298 平均抵抗能力:2452 平均速度能力:3600
シュンがステータスを《鑑定》し、全体的に高いステータスのなかで、飛びぬけているスピード
襲い来る地龍に皆で攻撃を仕掛けるものの、スキル《逆鱗》を持っているため魔法攻撃が激減されてしまいます
高い防御力と固い鱗も持っているため、物理攻撃で有効打となる攻撃が出来るのは限られてくる
その攻撃が出来るのはシュンともう一人
そのもう一人であるフェイは地龍に突っ込んだのち、拳一つで地龍を吹き飛ばします
吹き飛ばされた地龍はフェイに攻撃を仕掛けますが、フェイは体を金属のようにするスキル《鋼体》で防御
その隙に一斉攻撃を仕掛け、最後にシュンの聖光魔法《聖光線》で地龍エキサを撃破しました
アニメでは平均速度能力の数字だけしか表示されなかったので、原作から龍の名前とステータスを引用しましたが、いかに速度が高いのかがハッキリしたかと思います
そして、SP(赤)がMAXではないというのも進化してからまだ日が経っておらず、回復してない証拠でもありますね
というかフェイ強いな!
いくら進化したての地龍とは言え、グーパン一つで壁に吹き飛ばす攻撃力は勇者サイドの中で一番の強さを誇っているだけありますね!
シュンが思わず「このチート野郎」と言っちゃうのも分かる(笑)
ただ、やっぱり作画が残念…
戦闘シーンになると一気にその欠点が目立つ
バスガスが剣を振り下ろしてるのに投げてるように見える剣の動きとか、シュンが剣を抜いて手が上にあるのにまだ剣が振り切れてなかったりとか、シュンが剣先を向けて《聖光線》が放たれる感じにしてるけど引き抜いた段階ですでに放たれてる感じとか
細かい事言うとここまででも所々違和感はありましたが、戦闘シーンは顕著
内容自体は面白いので、この作画に関しては「こういうもの」として受け入れて見て行こうと思いました。そもそも、そういった事情みたいなものは詳しくないので…
「悪夢の残滓」との遭遇
地龍を倒し、緊張も解け和やかなムードが漂う中、シュンは急に悪寒に襲われました
その悪寒の正体は「悪夢の残滓」
シュンたちを取り囲むように周りにいる「悪夢の残滓」は誰に語りかけるわけでもなく念話を飛ばしていました
『勇者』『転生者』『支配者』『鑑定不能』『弱い』
恐怖に固まりながらも、『転生者』と言う単語に反応したシュンは「悪夢の残滓」に「転生者を知っているのか!?」と語りかけます
それに対して『知っている』と返ってくる答え
知性があると判断したシュンは、さらに質問を続けます
「なぜそれを知っている?」『マスター』『マザー』
「そのマスターは転生者?」『そのうち分かる』『そのうち知る』『すぐに知る』
『宣告』『終わりの始まり』『世界が始まる』『世界が終わる』
「どういう意味だ?」『知る意味はない』『どうせ死ぬ』『みんな死ぬ』『生き足搔けばいい』
謎の言葉だけを残してシュンが疑問を感じたまま、「悪夢の残滓」は目の前から消えていきました
「悪夢の残滓」は陽気さのカケラもない!つうか怖い!
蜘蛛子さんが残していったものとは思えない暗さ(笑)
セリフとしては重要な言葉や気になる事を言っていますが、底知れない強敵&大量の蜘蛛の目に見られる恐怖は凄いな
あと「悪夢の残滓」のCVは悠木碧さんですが、人間サイドでの出演これが初ですよね?
17話にしての初共演がこれとはちょっと不憫(笑)
ちなみに、「悪夢の残滓」が話していた内容で物語のネタバレにならない程度で解説を少しだけ
「悪夢の残滓」登場時に言っていた5つの単語
その中で『支配者』と『鑑定不能』という単語があります
『支配者』というのはシュンが持つ「死者蘇生」のスキルがありますが、これは七美徳シリーズの一つ【慈悲】によるものです
そして、七美徳シリーズは七大罪シリーズと同レベルの強力なスキルで、この14種類と蜘蛛子さんのみが持つ【叡智】と合わせた計15種類の最強スキルを総称して【支配者スキル】と呼ばれています
『支配者』というのはその事ですね
そして『鑑定不能』ですが、実は【支配者スキル】を持つ者の特徴として「鑑定を妨害できる」というものがあります
シュンは【支配者スキル】を所持しているので「悪夢の残滓」は《鑑定》が行えず、そのために『鑑定不能』になったという訳ですね
もう一つちなみに、《鑑定》に関しては基本的に妨害できません
逆に言ってしまうと、『鑑定不能』な人物は何かしらの【支配者スキル】を所持しているという事
今まで登場してきた中でも『鑑定不能』なキャラクターは何人か登場しましたが、そのキャラが何の【支配者スキル】を所持しているかにも注目しながら見ていくと面白いかもしれませんね
シュンの夢再び&エルロー大迷宮脱出
「悪夢の残滓」と遭遇し、再び休憩をとるシュンたち
仮眠を取っていたシュンは再び夢を見ました
それは前世の頃の夢
見慣れた教室、楽しく会話するクラスメイト、一番後ろの席で一人座っている若葉姫色、天井に巣を作っていた蜘蛛、そして手を伸ばしてくる根岸彰子ことリホ子
妙な夢を見たシュンは飛び起きますが、久しぶりに前世の夢を見るだけでなく、その夢にリホ子が出てきたことに疑問を感じました
エルロー大迷宮の攻略は順調に進み、ついに出口付近である縦穴に到着したシュンたち
無数にある縦穴の一つで地上に繋がっているその縦穴は、かつて迷宮の主だったクイーンタラテクトがぶち抜いたものでしたが、そこにはフィンジアゴットという蜂の魔物の住処となっており、通常なら使われません
しかし、空を飛べて魔物の群れを突破できるフェイがいるためこの縦穴から地上に出ることが可能なシュンたちはフェイの背に乗り、地上に飛び出しました
そして、ハーフエルフのアナが一つの方向を指差します
「エルフの里はもう目の前です」
ついに繋がりを見せた蜘蛛子さんの歴史と勇者サイドの歴史
「悪夢の残滓」も蜘蛛子さんが残して行ったものですが、明確に原因と理由が分かる事柄が繋がったのはこれが初!なはず…
そして、今回は盛大に伏線が張られましたね
シュンが見た夢に登場してきた多くのシーン
これらが意味するものとは何なのか?
続きが気になるワンシーンとなっていました
さらに、エルロー大迷宮を脱出して次に向かう先は「エルフの里」
そこではどんな出会いが待ち受けているのか?
勇者サイドの展開に期待です!
波を漂う蜘蛛子さん(頭だけ)
魔王アリエルの襲撃を受け、体をバラバラにされた蜘蛛子さんは頭だけの状態で海を漂っていました
通常なら”死”という最悪の事態でしたが、スキル《不死》と《HP自動回復》のおかげでそれは回避することが出来ました
頭だけで漂いつつ、今後の対策を考える蜘蛛子さん
《不死》を持っているものの、魂を分解できる『深淵魔法』に関しては、攻撃を受けてしまうと死んでしまうため安心は出来ない
色々対策を考えつつ、ふと思いついた「魂だけを別の体に移す方法」
マザーの精神に《並列意思》を送り込めたんだから…
と考えたところで、蜘蛛子さんは《並列意思》たちの動向が気になり思考を中断しました
なんてシュールな映像なんでしょうw
普通なら死んでいてもおかしくないのに《不死》と《HP自動回復》によってとりあえず死ぬことが無いからか、この蜘蛛子さんの姿はもはやネタですね
というかこの状態でも余裕で海の魔物を倒せる蜘蛛子さんの強さが凄い(笑)
そして、蜘蛛子さんが思いついた「魂だけを体に移す方法」
これは実際に出来るのか?
もしこれが可能なら正真正銘の《不死》になりますが、これ実験出来ないから一発勝負になるのでは?
そして、蜘蛛子さんの体はいつ元に戻るのか?
短いながらも蜘蛛子さんの将来が気になる展開は続きに期待ですね
魔王アリエルの決意
魔王アリエルは一つの疑問を感じていました
それは、部下であるクイーンタラテクトの一体に精神攻撃を続けている魔物の存在
その本体とも言える魔物はアリエル自身の手で殺したはずなのに、いまだに精神攻撃が続いていることへ疑問を感じていました
クイーンタラテクトの魂に干渉し、様子を観察していたアリエルでしたが、攻撃をしていた精神体の一体に見つかり、アリエル自身の魂に入り込んできました
スキル外の能力によって魂に入り込まれたため、排除出来ないことに焦りを感じたアリエルは一つの決意をします
「殺さなければ…何としてもコイツの本体を…殺さなければ!」
魔王アリエル、本気出す!
これ結構笑い事じゃ済まないレベルだったりします(笑)
というのもステータスに関しては平均90000と弱体前のマザーの約4倍と異常な高さ
それに加えて耐性スキルの所持数も異常です
軒並み「無効」になっているそのスキルの総数は13個
内容はこんな感じです
「物理無効」「水流無効」「暴風無効」「大地無効」「雷光無効」「暗黒無効」「重無効」「状態異常無効」「気絶無効」「酸無効」「恐怖無効」「苦痛無効」「痛覚無効」
ほぼ攻撃が効きませんw
そんなアリエルに目を付けられた蜘蛛子さん
いくら《並列意思》がアリエルの魂に入ったところで、勝ち目が見えない相手
この状況を蜘蛛子さんはどう打開していくのか?
この展開が一番気になる今後の展開になったかもしれませんね
まとめ
この所情報量が多い「蜘蛛ですが、なにか?」ですが、今回も多かったですね
だからこそ、今後の展開や張られた伏線の真実を考える楽しみが増えて嬉しい限りです!
蜘蛛子さんパートだけでなく、人間パートも謎が深まってきたのがなお良し!
次回も楽しみです!
そんな次回18話は「みんな、腹黒くね?」
タイトルだけ考えると、もう少し人間パートが続きそうですね
それでは、今回はこの辺で!
また会いましょう