2024年

『2024年冬アニメ』放送作品一覧&おすすめアニメ作品を20作品ご紹介!

どうもウハルです!

今回は、『2024年冬アニメ』として放送されるアニメ作品の一覧とその中から気になったおすすめのアニメ作品20作品をご紹介いたします!

この記事はこんな人にオススメ!
  • 『2024年冬アニメ』は何が放送されるのか知りたい
  • 『2024年冬アニメ』の視聴の参考にしたい
  • 放送される作品の中から面白そうな作品を知りたい

この時期になると毎回思うことなんですが、本当に一年ってあっという間ですね(汗)

何か本当に「あっ」って思ったら今年も終わっていた感がありますw

そんなあっという間に終わってしまった2023年ですが、中々の名作&話題作揃いで大いに楽しませてもらった印象があったので、「2024年はどうなるんだろうか?」と少し調べてみましたが…

安心してください!
楽しめますよ!

2023年でも原作人気の高い作品が数多くアニメ化されたり、人気の高かったアニメの待望の続編などが放送されましたが、それらが引き続き楽しめる年となっているのがまさに【2024年】なんです!

それこそ2023年に放送された作品を言うのであれば、内容&作画のみならず主題歌も大きな話題となった『【推しの子】』だったり、圧倒的な作画で魅了し楽しませてくれた異世界転生系のパイオニア『無職転生』、二人の距離感が最高に尊い『死神坊ちゃんと黒メイド』などは続編が2024年に放送予定

さらに『2023年秋アニメ』として放送が始まり、原作人気も高い『葬送のフリーレン』、『薬屋のひとりごと』、『シャングリラ・フロンティア』はそのまま継続して2クール目が放送されます

また2023年に放送されてはいませんが『ゆるキャン△SEASON3』、『黒執事 寄宿学校編』、『この素晴らしい世界に祝福を!3』、『響け!ユーフォニアム3』などの期待作も2024年放送予定ですし、『狼と香辛料』のリメイクも同じく2024年に放送予定

新作アニメに関しても話題作が続々と2024年放送予定となっているので、引き続き2024年はアニメを楽しめる年と思っておいて問題ないでしょうね!

そんな2024年を大いに盛り上げる一発目の『2024年冬アニメ』!

正直な話をしてしまえば、今後に控えている作品の数々を見た時に『2024年冬アニメ』として放送される作品を見ると少しインパクトが弱いと感じてしまったのが本音

あくまで個人的な印象にはなってしまいますが、控えてる作品が強すぎるというのはあります

ただ、だからと言って『2024年冬アニメ』はつまらない作品ばかりなのかと言えばそんなことは全くない!

『このライトノベルがすごい!』の受賞作品だったり、発行部数1000万部越えの作品が新作アニメとして放送されるだけではなく、待望の続編アニメもしっかりと放送されるクールとなっているので、『2024年冬アニメ』も大いに楽しむ事が出来そうです

それでは前置きが長くなりましたが、ここからは『2024年冬アニメ』の放送作品一覧とその中から気になったオススメアニメ20作品をご紹介していきます!

『2024年冬アニメ』は何を見ようか考えている方は是非参考にしてみてくださいね!

なお、オススメアニメ20作品に関しては新作アニメ14作品、続編アニメ6作品の計20作品となっています

また、続編アニメに関しては前期最終話まで視聴済みの作品且つ、面白かったと感じたものの紹介となっているため、「この作品無いの?」と感じた場合は一身上の都合で紹介していない場合がありますのでご了承ください

最後に、こちらのクール毎のオススメ作品紹介は恒例で書かせて頂いており、『2023年冬アニメ』も書かせて頂いております

なので、2023年一発目はどんな作品たちが彩ってくれたのか気になった方はそちらも覗いてみてくださいね

『2024年冬アニメ』放送作品一覧

まずは『2024年冬アニメ』の放送作品一覧をご紹介!

このクールで放送される作品数は新作&続編を含め61作品

そこに前期からの継続作品を含めると69作品で、TVスペシャルなどの特別放送も入れれば74作品が『2024年冬アニメ』の放送作品数になります(再放送を含めると78作品)

その一覧をこちらではまとめていますので、是非参考にしてみてください

また、各作品にはそれぞれの公式サイトのリンクが貼り付けてありますので、より詳しい作品の情報を知りたい時にご活用ください

なお、公式サイトが見当たらなかった作品に関しては公式Xのアカウントになっています

放送作品一覧

特別放送

再放送

『2024年冬アニメ』おすすめの新作アニメ14作品

悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99まで上げてしまった。その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。
平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?

TVアニメ『悪役令嬢レベル99』公式サイトより
放送予定日1月9日(火)
キャストユミエラ・ドルクネス:ファイルーズあい
パトリック・アッシュバトン:内田雄馬
アリシア・エンライト:和氣あず未
エドウィン・バルシャイン:八代拓
ウィリアム・アレス:石谷春貴 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、MBS、AT-X
ABEMA、dアニメストアにて地上波同時・最速配信
その他各種配信サイトにて順次配信
アニメーション制作寿門堂
公式X@akuyakuLV99
原作者XTea(原作イラスト):@nakenashi
のこみ(漫画):@nocomi_mi
小説家になろう悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

『小説家になろう』発の異世界転生ファンタジー作品

原作者は七夕さとり先生で、ノベライズは2023年11月時点でKADOKAWAより5巻まで刊行中

コミカライズ版に関しては2023年11月時点で3巻まで刊行されています

なお、こちらの作品は『Comic Walker』にてコミカライズ版が数話試し読み出来るだけではなく、ボイスコミック化もされています

Comic Walker:『悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~』

【ボイスコミック】

こちらの作品は原作未読だったので、序盤のみ『小説家になろう』を読ませて頂きつつ、コミカライズ版も試し読みが出来る範囲で読ませて頂きましたが、基本的なルートとしては破滅ルートを回避すると言ったようなよくある”悪役令嬢モノ”と言った印象

ただ、他の作品と違うのは転生した本人がゲーマーであり、そのゲーマー魂に火が付いた結果、レベルを99まで上げてしまって「世界最強の悪役令嬢」になってしまったという点でしょうか(笑)

元々、主人公であるユミエラはこの世界の元となっている乙女ゲーム自体はプレイしていましたが、彼女がこのゲームをプレイしていた理由というのが本格的なロールプレイング要素の部分に惹かれたから

とどのつまり、乙女ゲームながらも攻略対象には興味がないユミエラは破滅ルートの回避の為という名目もありましたが、5歳の時から10年もの間ひたすらにレベルを上げ続けてしまった

結果として、レベル99となり挙句の果てには最強の闇属性魔法まで使えるほどにまで成長していました

そんな「世界最強の悪役令嬢」となった彼女ですが、多くの作品の場合だとその強さを隠して学園生活を送るというのがある種の王道ルートだと思いますが、この作品の場合はその点も少し違って、入学早々に全員にバレます

そこから学生のみならず、教師にまで嘘つき呼ばわりされていく所からスタートしていくんですが、その周囲の人間たちがこれまた見ていて腹が立つくらい不遜な態度を取るやつばかり

そういった奴らをユミエラが実力で黙らせる辺りは爽快感がありましたし、言質を取って責任逃れをしようとする辺りもユミエラのしたたかさが垣間見えるようで面白かったですね

また、普段は無表情のユミエラが見せる表情のギャップだったり、等身とデフォルメされたキャラデザのギャップだったりが凄く可愛い

普段は淡々としている女の子が見せる可愛さって、なんでこうも破壊力抜群なんでしょうかね(笑)

その可愛さを動きのあるアニメでも是非見てみたいなと思いつつ、波乱の学園生活から始まったユミエラの今後も気になった作品です

ただ、作画に関してはあまり期待しないほうが良いかなというPVではあったので、戦闘面で楽しむと言うよりは、ストーリー展開やユミエラの無双っぷりを楽しむ方が良いかもしれませんね

異修羅

“魔王”が死んだ―― 地平のすべてを恐怖させた世界の敵が、何者かに倒された。 成し遂げた勇者は未だ、その名も実在も知れぬままである。
そして、恐怖の時代が終息した今、 世界の脅威となり得る“力”だけが残された。 尋常では相対することも叶わぬ、 百鬼魔人の如き“修羅”たちが――
あらゆる“力”の頂点を極めた“修羅”たちは、 その願いのため、尊厳を、矜持を、命を懸けて飛び込んでいく。 誰も見たことのない、誰にも止められない新たな闘争。 最後に残る、ただ一人の “勇者”を決める戦いが今、幕を開ける。

TVアニメ『異修羅』公式サイトより
放送予定日1月3日(水)
キャスト柳の剣のソウジロウ:梶裕貴
遠い鉤爪のユノ:上田麗奈
星馳せアルス:福山潤
静寂なるハルゲント:大塚明夫
警めのタレン:朴璐美 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS日テレ、サンテレビほか
ディズニープラス独占配信
YouTube(KADOKAWA Anime Channel)、ABEMAにて見逃し配信あり
アニメーション制作パッショーネ
公式X@ishura_anime
原作者X珪素:@keiso_silicon14
小説家になろう異修羅
カクヨム異修羅

2017年から『小説家になろう』&『カクヨム』にて連載され、2023年11月時点では『電撃の新文芸』よりノベルス版が8巻まで刊行されています

こちらの作品は、『このライトノベルがすごい!2021』では単行本・ノベルス部門&新作部門にてダブル1位を獲得し、翌年の『このライトノベルがすごい!2022』では単行本・ノベルス部門にて5位を獲得しています

また、『月刊少年マガジン』にてコミカライズも連載中で、コミックスは2023年11月時点で2巻まで刊行中であり、『マガポケ』にて数話試し読みも出来ます

マガポケ:『異修羅』

”全員が最強。全員が無双。全員が英雄。全員がチート。一人だけが、勇者。”

『カクヨム』のトップページにて書かれているこの文言ですが、そのものズバリの最強クラスの登場人物たちが織りなすバトルロワイアルは非常に面白そう!

原作未読なので試し読みなどで一人目の勇者候補である『柳の剣のソウジロウ』だけ読ませて頂きましたが、もうこの一人目が描かれている段階から様々な要素がテンコ盛り過ぎて少しお腹いっぱいになっちゃいました(笑)

というのもこの作品自体、異世界を中心に物語が展開されていくというのは魔王がいる時点で判断が付く点ではあったんですが、そのファンタジーの中に異世界転移だったり、この作品独特の”詞”を用いた魔術だったり、ゴーレムだったりといきなり怒涛の情報量が詰め込まれています

そして、そこからソウジロウが見せる剣技や圧倒的な身体能力、さらに彼の闘いを楽しむ様などが描かれていくのと同時に、ユノの現在の状況と過去も描かれていきながら、強者に対して抱く感情までの流れコミカライズでは1話で全て描かれていました

いきなり絶望の展開から始まって、いきなり展開が進んで、いきなり決着を見るというジェットコースター級の展開の早さでしたが、きっとこれがいきなり強者が参入してきたからこその展開なんでしょうね

勝つのが不可能とも思えるような絶望的な状況であれ、最強が一度現れてしまえば物語はすぐに終わってしまう

だって”最強”なんだから

そんな”最強”の一人であるソウジロウですがこの作品で忘れてはいけないのが、これクラスの強者たちがソウジロウを含め16人いるということ

彼らが見せてくれる最強vs最強の闘いは目が離せませんね!

そして、こういったバトル主体の作品の場合に気になるのが作画面ですが、PVを見る感じだとかなり期待して良さそう!

動きも迫力も申し分無しな感じなので、この作品は大いに期待したい作品の一つです

俺だけレベルアップな件

異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”が突如発生してから十数年、世界には”ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。ハンターはその力を使い、ゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、強者揃いのハンター達の中で、「水篠 旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。
ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。死の間際、クエストを受けると決断した旬は、自分だけが「レベルアップ」するようになり—。

TVアニメ『俺だけレベルアップな件』公式サイトより
放送予定日1月6日(土)
キャスト水篠旬:坂泰斗
諸菱賢太:中村源太
向坂雫:上田麗奈
最上真:平川大輔
白川大虎:東地宏樹 ほか
放送・配信TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビほか
Prime Videoにて見放題最速配信
その他各種配信サイトでも順次配信
アニメーション制作A-1 Pictures
公式X@sololeveling_pr

原作者・Chugong先生によるファンタジー作品で韓国の小説になります

こちらの作品はマンガ版もあり、日本語版に関しては『ピッコマ』にて連載されていて本編に関しては2022年に完結

コミックスに関しては2023年11月時点で14巻まで刊行されています

こちらの作品に関しては前評判等も全く知らず、今年開催された『Aniplex Online Fest2023』にて初めて内容を知ったんですが、そこで開示された情報などを見る感じでは非常に面白そうだと感じた作品です

あらすじや情報を見る感じだと最弱のハンターである主人公・水篠旬が再覚醒によってレベルアップする術を身に着け、そこから最強へと成り上がっていく様子を描いた作品と言った印象なんですが、その様子が結構ハード

”レベル”という概念が存在する以上、初期の段階はレベル1からのスタートになるんだと思いますが、そもそもが最弱だったからか見た目上では明らかに弱いモンスターだと思われる相手でもかなり苦戦している様子

さらには、今まで周囲からの評価も高くなかったからか自分の能力の自信の無さも伺えるような戦いぶりは見ていてハラハラしましたね

ただ、その状態から自身の”レベルアップ”の力に気付き、自信と強さを手に入れて多くのモンスターを倒していくんだろうなと分かる内容はかなり熱い展開も期待出来そうです

そして、過酷な戦いや激しい戦闘を迫力ある作画で見せてくれているPVもまたこの作品の期待度を上げている点の一つ

死の間際の血だらけになった旬の様子だったり、ゴブリンやウルフのようないわゆる弱小モンスターのみならずボスキャラのような巨大な敵との戦闘シーンの臨場感のある作画はストーリーを大いに盛り上げてくれそうです

また、水篠旬役を務める坂泰斗さんの演技もまた凄い

これもあくまでPVの段階になってしまいますが、喉潰れるんじゃないかと思えるくらいの叫びはこの作品に対する本気度が伝わってくるように感じました

ストーリー、作画、キャストと期待出来る要素がテンコ盛りの作品となっているので、かなり放送が楽しみな作品ですね

愚かな天使は悪魔と踊る

天界からの攻勢に抗うために、魔界を鼓舞するカリスマとなりうる人間をスカウトしに
人間界へとやってきた悪魔「阿久津雅虎」。彼は正体を隠し転入した学校で、可憐な美少女「天音リリー」と出会う。早速リリーを勧誘する阿久津だったが、リリーの正体は悪魔の天敵「天使」で…!?
魔界を守るためにリリーを堕天させようとする阿久津と、とある目的のために阿久津を更生させようとするリリー。絶対にアイツを堕天/更生としてやる…!
天使と悪魔の「オトしあい」バトル、開幕―!

TVアニメ『愚かな天使と悪魔は踊る』公式サイトより
放送予定日1月8日(月)
キャスト阿久津雅虎:内田雄馬
天音リリー:佐倉綾音
谷川裕也:梅田修一朗
広田健作:土岐隼一
棚橋夕香:東山奈央 ほか
放送・配信テレビ東京、テレビ大阪、BSテレ東、AT-X
dアニメストアにて最速配信
その他各種配信サイトにて順次配信
アニメーション制作Children’s Playground Entertainment
公式X@kanaten_PR
原作者Xアズマサワヨシ:@AzSAWA00

『電撃マオウ』にて連載中で、原作者はアズマサワヨシ先生によるラブコメ作品です

略称は「かな天」で、原作コミックスは2023年11月時点で16巻まで刊行されており、17巻は2023年12月26日に発売予定となっています

なおこちらの作品は『Comick Walker』にて数話試し読みも出来ます

Comick Walker:『愚かな天使は悪魔と踊る』

こちらの作品は原作未読なので試し読みさせて頂きましたが、とにかくギャップ感がもの凄い!

PVからも伝わってくるギャグ感満載のキャラデザと内容ながらも、胸キュン必須とも思える”オトシあい”がまた絶妙のバランスとなっており、読んでいてかなり楽しませてもらいました

ギャグのメリハリもそうですが、等身とデフォルメキャラのギャップ感も素晴らしく、可愛い天音の姿やカッコいい阿久津の姿に見蕩れながらも、明らかに主人公とヒロインがしてはいけない顔を見せてくれる辺りは本当に面白かったですねw

そんな二人が見せるラブコメディですが、どうやらこの作品はこの二人以外にもさらに個性的で面白い面々が登場してきそうな様子

キャラ紹介の部分で既に残念な部分が垣間見えていますが、試し読みで80話&81話が読めたので少し読んでみたところ、登場してくるキャラみんな色が濃いw

どこまでアニメ化するのかは分かりませんが、これだけ個性的なキャラが揃っているのであれば少なくとも長い目で見ても楽しませてくれる作品だなとは感じましたね

さらに、キャスト面においても豪華な方々が揃っており、今作のギャグ要素だったり胸キュン要素だったりもしっかりと声と演技で感じることが出来そう

その期待をさらに高めてくれたのが12月3日に配信された情報解禁特番にて佐倉綾音さんが最後に言っていたメッセージでしたね

すっごい私と雄馬くんが頑張りました!それが報われて欲しい!
たくさんの人にテンションに巻き込まれてこの楽しい気持ちになっていただけたら嬉しいなと思いますので、是非皆さん何も考えずにオンエアーを見てください

TVアニメ『愚かな天使は悪魔と踊る』新情報解禁特番より

この熱量からもこの作品の面白さが伝わってくる感じでしたし、他の方々も共通して「笑い」や「楽しい」というワードが飛び出してきていたので、ハイテンションなラブコメディを十分に楽しませてくれそうで期待している作品です

佐々木とピーちゃん

佐々木がペットショップで購入したのは、異世界から転生してきた高名な賢者様だった。『我が名はピエルカルロ、異界の徒にして星の賢者』ただし、文鳥。
佐々木はこの可愛らしいペットに「ピーちゃん」と名付けて生活を共にすることにした。賢者様から与えられたのは、異世界に渡る機会と魔法の力。会社から帰宅したのなら、二人は異世界ライフを満喫!
やがては、現代日本で仕入れた品物を異世界に持ち込み、商人として活動することに。異世界でお金を稼いだり、ピーちゃんから魔法の訓練と受けたり、美味しいものを食べたり。社畜生活でくたびれた心身を、剣と魔法のファンタジーな世界で癒やされる。すると、そんなある日。佐々木は会社の帰り道で「異能力者」なる存在と出会う。
ピーちゃんから教わった魔法で異能バトルを切り抜けるも、異能力者と間違われて、国の機関「内閣府超常現象対策局」にスカウトされてしまう。脱、社畜! 脱、ブラック企業!しかし、今後は安定した公務員生活……という訳にもいかなそうで……。
一羽の文鳥との出会いが、佐々木の日常に大きな変化をもたらす!
異世界と現代日本を舞台に繰り広げられる、異世界ファンタジー×異能バトルが幕を開ける!

TVアニメ『佐々木とピーちゃん』公式サイトより
放送予定日1月5日(金)
初回1時間SP
キャスト佐々木:杉田智和
ピーちゃん:悠木碧
お隣さん:鬼頭明里
星崎さん:高橋李依
エルザ:富田美憂 ほか
放送・配信TOKYO MX、AT-X、サンテレビほか
アニメーション制作SILVER LINK.
公式X@sasaki_pichan
原作者Xぶんころり:@yokaigundan
カクヨム佐々木とピーちゃん

原作者・ぶんころり先生による異世界ファンタジー作品で、『カクヨム』にて連載中(『小説家になろう』でも連載されていたみたいですが、2023年11月時点で確認できませんでした)

原作ライトノベルはMF文庫Jより刊行されていて、2023年11月時点では7巻まで刊行中

「このライトノベルがすごい!2022」では単行本・ノベルス部門で1位を獲得しています

またコミカライズ版は『少年エースplus』にてプレジ和尚先生が担当して連載しており、コミックスは3巻まで刊行されています

さらに、こちらの作品はアニメ化以前にボイスコミック化もしており、キャストは杉田智和さん&悠木碧さんと今回のアニメのキャストと同一となっています

この作品に関しては、以前ボイスコミックを見たことがあり「変わった設定の作品だな」という印象がありつつも、いつか読んでみたいなと思っていたので今回のアニメ化はかなり嬉しかったですね

また、2022年に「このラノ」で1位を獲得したというのもあってさらに気になっていました

そんな中で、今回少しこの作品の内容を調べさせて頂いたんですが、現代と異世界を行き来するという異世界ファンタジー要素と異能力者や魔法少女と戦闘を繰り広げる異能バトル要素という2つの要素が盛り込まれた、いわば欲張りさんにはうってつけの作品みたいです

確かに、あらすじを読む感じでも前半部分に関してはまったりと異世界を過ごしていく雰囲気が感じられますが、後半部分に関してはもはや別作品なのではないかと思えるくらい方向性がグルッと変わっている印象があります

一つの作品でここまで方向性が違う内容をメインで取り入れた作品というのはあまり見ませんが、その二つの要素を上手く融合させ、多くの読者から支持を得たからこそ「このラノ」でも1位を獲得したんでしょうね

一応序盤の方だけ少し読ませて頂きましたが、この作品に関してはいきなり「これ面白い!」という展開にはなっておらず、どちらかというと数話見ていくうちに面白さが出てくる作品なのかなという印象がありました

それこそ、佐々木が多くの魔法を使えるようになり、異能力者や魔法少女との戦闘も交え始めたくらいから面白くなるのかもしれませんね(本当に序盤しか読んでいないのでこの辺はガチで印象です)

ただ、その戦闘シーンに関してなんですが、作画面に少しだけ不安を感じてしまうPVだったのが少しネック

キャラデザや動きという点においては問題無さそうなPVではあったんですが、肝心の戦闘描写になった時にあまり動きが無いように感じてしまったのが正直なところ

「迫力の無い戦闘シーン=駄目」という訳でもありませんが、”異能バトル”と書かれている以上、その点でも楽しめるくらいのものは見てみたいなというのが放送前の個人的な印象ですね

作画面に関しては不安を少し感じてしまいますが、内容やキャストなど期待できる部分が上回っているのは事実でもあるので、放送を楽しみに待ちたいと思います

戦国妖狐

時は永禄七年。その戦国の世に人があり、闇があり、人を喰う闇があり、闇を狩る人があり、手を取り合う、人と闇があった――
人間好きの妖狐・たまと、人嫌いな仙道・迅火(じんか)の”義姉弟”が、「精霊転化」の力で、闇(かたわら)と戦い、乱世にはびこる巨悪を討つ!!迅火とたま、二人の旅の先にあるものとは…!?
疾風怒濤の戦国バトルファンタジー、ここに開幕!

TVアニメ『戦国妖狐』公式サイトより
放送予定日1月10日(水)
全3クール放送予定
キャスト迅火:斉藤壮馬
たま:高田憂希
真介:木村良平
灼岩:黒沢ともよ
千夜:七海ひろき ほか
放送・配信TOKYO MX、ABCテレビ、メ~テレ、BS朝日
Netflix、dアニメストア、U-NEXTほか
アニメーション制作WHITE FOX
公式X@sengoku_youko
原作者X水上悟志:@nekogaeru

『月刊コミックブレイド』にて連載されていた作品で、原作者・水上悟志先生による戦国ファンタジー作品

原作は既に完結しており、原作コミックスは全17巻まで刊行され、2023年11月9日より新装版が全6巻予定で順次発売されています

戦国の世を舞台に繰り広げられていく王道バトルファンタジー展開は非常に心躍る内容ですし、キャラデザも非常に良いのでかなり期待している作品です

そもそも”妖怪”だったり、刀を主な武器としている戦国時代を題材としている作品は個人的に好きだったりするのでその影響もあるかもしれません(笑)

ただ、そういった主観的な部分を除いたとしても、PVから伝わってくる迫力のある演技や作画を見ていると自然と期待値も上がってくる作品なのも事実

迅火が「精霊転化」によって姿を変えるシーンだったり、真介が刀を振るうシーンなどしっかりと戦闘シーンを盛り上げてくれる作画や演出が盛り込まれているのがその証ですね

また、キャラPVで描かれている灼岩の手足が岩に変化して戦っているところなども非常に迫力と見応えのあるものとなっていました

そんな迫力を感じさせる作画を担当しているのが「リゼロ」や「シュタインズ・ゲート」など多くの有名作を輩出してきたWHITE FOXなので、全3クールという長いスパンの作品だったとしても安心して見れそうなのも良いところ

そして、その長いスパンで放送される作品ということは、刊行されている巻数的に全話描いてくれそうな感じなのもありがたいところです

私自身は原作未読なので内容は分かりませんが、だからこそどういったストーリーになっていくのか非常に楽しみではありますし、原作既読でこの作品が好きな方にとってもありがたいのではないでしょうか?

さらに、放送前の段階から全3クールと決まっている点を考えても、これはそれだけの面白さがあるとスタッフの方を含めた多くの人が感じている証のような気もしているので、そういった諸々の点を踏まえても、期待してこの作品を待ちたいなと感じている作品ですね

ダンジョン飯

ダンジョン飯。それは、”食う”か”食われる”か―――
ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた! 命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。
「食糧は、迷宮内で自給自足する!」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン! 襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!

TVアニメ『ダンジョン飯』公式サイトより
放送予定日2024年1月放送予定
連続2クール放送
キャストライオス:熊谷健太郎
マルシル:千本木彩花
チルチャック:泊明日菜
センシ:中博史
ファリン:早見沙織 ほか
放送・配信Netflixほか各種配信サイトにて順次配信
アニメーション制作TRIGGER
公式X@dun_meshi_anime

原作者・九井諒子先生によるグルメファンタジー作品

こちらの作品は2023年9月に9年半の連載を終了しており、原作コミックス13巻&最終14巻は2023年12月5日に発売予定となっています

また、こちらの作品は多くの賞を受賞しており、2015年にはコミックナタリー大賞で1位を受賞、2016年には「このマンガがすごい!」「全国書店員が選んだおすすめコミック」「Amazon ランキング大賞 kindle本コミック(第3巻)」にて1位を獲得しています

なお、デジタル版を含むシリーズ累計発行部数は2023年10月時点で1000万部を突破している人気作品です

こちらの作品に関しては原作既読

一読者としてこの作品を読んで感じているのは、多くの作品で聞いたことや見たことのあるモンスターたちをしっかりと考察しつつ調理し、どういった部位をどのように料理にすれば美味しく食べられるかをリアルに描いている部分が非常に面白い!

また、モンスターの分析自体がしっかりしており、読んでいて「なるほど」と思える要素も所々あるので新たな発見も得られるのも良いところですね

それこそ、序盤ではスライムを調理していくんですが、多くの作品ではスライムは体内に食べるものを取り込み、それを溶かして食事をしている描写が多い中、この作品ではしっかりと内臓や脳、肺や呼吸孔などといった体の構造を説明し、その上でどのように食べるのが良いのかを説明してくれるという徹底ぶり

そして、いざ調理をし、出来た料理がまた美味しそうだから本当に凄いんですよね(笑)

出てくる食材(モンスター)の多くは空想上のものではありますが、出来上がる料理自体は普段よく目にするような鍋料理だったり、肉料理だったりに似ている部分が多いので、この作品は飯テロアニメにもなっている作品です

さらにこの作品の凄いところは、途中からストーリーの展開が変化していくところ

詳しい内容はネタバレになるので省きますが、基本的な飯テロ部分を残しながらも、どんどん話が深くなっていく内容になっていきます

多くの物事や思惑が交錯し、次第に様々な事が明かされていく展開は気付くと早く続きが知りたいという気持ちにさせられましたね

そんな様々な要素で出来上がっていく作品ではありますが、この作品を手掛けるのが『キルラキル』や『SSSS.GRIDMAN』などを輩出してきたTRIGGERということで作画がまた良い

モンスターを倒すための戦闘描写はもちろんのこと、食事シーンも十分に期待出来る感じではあるので、それだけでも期待値は自ずと上がってしまいました

内容良し、作画良しの作品になっているので「今期は新作アニメ何を見たら良い?」と聞かれたら、この作品を一つの候補として上げたいくらいオススメの作品ですね

道産子ギャルはなまらめんこい

東京から北海道北見市の高校へ転校した四季 翼は、真冬の氷点下でも生足&ミニスカな“道産子ギャル”の冬木美波に、道に迷っていたところを助けられる。同じ高校へ通うことがわかると、美波は翼と一気にトモダチに!
距離感近めで、天真爛漫な美波に、翼のココロはドキドキしっぱなし。でも、何も知らなかった北海道のことが、美波との毎日で、翼はどんどん好きになっていく。やがてその気持ちは、ふたりの関係も変えていき……?
なまらめんこい<とってもかわいい>ハイテンション道産子ロマンチックラブコメ開幕

TVアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』公式サイトより
放送予定日1月8日(月)
キャスト四季翼:島﨑信長
冬木美波:佐倉綾音
秋野沙友理:花守ゆみり
夏川怜奈:上田麗奈
放送・配信テレ東、テレビ北海道、BSテレ東
アニメーション制作SILVER LINK. × BLADE
公式X@dosankogal_pr
原作者X伊科田海:@ikada_kai

『少年ジャンプ+』にて連載中の作品で、原作者・伊科田海先生によるラブコメディ作品

原作コミックスは2023年11月時点で11巻まで刊行されており、こちらの作品は『少年ジャンプ+』にて数話試し読みも出来ます

ジャンプ+:道産子ギャルはなまらめんこい

原作未読だったので試し読みが出来た3話まで読ませて頂いたんですが、主人公の四季翼とヒロインの冬木美波が繰り広げる青春ど真ん中の初心な感じの距離感が堪らなく尊い作品でした!

互いに意識しているような描写が多々ありながら、北海道という地域性を上手く使った距離感の近さがまた凄く良く、冬に放送するにはピッタリな作品だとも思いましたね

そんな二人の近い距離感にドキドキしながらも、地域性という点においては”方言女子”が登場する点がやはり見所になってきそうな感じ

PVや3話まで見た感じだと「何言ってんの?」ってなるほどには方言が出ていない印象がありましたが、だからこそ不意に登場する方言がまた心に刺さる

方言ってその県が表す個性的な言葉であると同時に、自身を隠していない感じがするからか、”方言女子”って本当に破壊力抜群なんですよね(笑)

また、私自身、北海道に行ったことが無いので所々で描かれている「北海道あるある」みたいな描写もまた新鮮で面白く、カツゲンという飲み物だったり、セイコーマートという北海道にあるチェーンのコンビニがあることなどは初めて知りました

こういう地域限定のような部分の描写は分からないながらも、もしも行く機会があった時に「これあの時出てきたやつだ」って親近感が湧いてくるし、何よりその地域に住んでいる人にとっては馴染みのある物だったりもするので、もしかしたら北海道に住んでいる方にとっては「これ知ってるw」と言った感じで共感性も生まれるかもしれませんね

北海道を絶妙に紹介しつつ、北国で繰り広げられる《方言女子+ギャル》の”なまらめんこい”ラブコメディーで2024年の冬は心が暖かくなれそうです

望まぬ不死の冒険者

「……絶対に、俺は神銀(ミスリル)になる」
その決意を胸に冒険者になって早十年。レントは地道に剣の腕を磨き、知識を蓄え、冒険者組合(ギルド)へ貢献しながらも銅級下位のまま。それでも毎日のように迷宮に潜り、努力を続けていた。そんな中、低位迷宮《水月の迷宮》で未踏破区域を発見するが、そこで遭遇した《龍》に喰われてしまう。
命運尽き果てたと思われたレントだが、何故か意識を取り戻した――最弱の魔物・スケルトンとして。それでも絶望に陥ることなく己にできることを模索するレント。手始めに魔物の特性である《存在進化》を利用して上位の魔物を目指し、人間に戻る道を探すことに。
不死者(アンデッド)となったレントは、再び神銀級冒険者を目指す。

TVアニメ『望まぬ不死の冒険者』公式サイトより
放送予定日1月8日(月)
キャストレント・ファイナ:鈴木崚汰
ロレーヌ・ヴィヴィエ:小松未可子
シェイラ・イバルス:長谷川育美
リナ・ルパージュ: 鈴代紗弓
放送・配信AT-X、TOKYO MX、サンテレビ、BS日テレ
dアニメストア、Netflixにて地上波先行・国内最速配信
その他配信サービスでも順次配信
アニメーション制作CONNECT
公式X@nozomanufushiPR
原作者X丘野優:@okanoyu01
小説家になろう望まぬ不死の冒険者

原作者・丘野優先生による『小説家になろう』発の人外転生ファンタジー作品

原作ノベルスはオーバーラップノベルスより刊行されており、2023年12月25日に最新13巻が刊行予定となっています

また、『コミックガルド』にてコミカライズ版も連載されていて、こちらも2023年12月25日に最新12巻が発売予定

2023年7月時点でのシリーズ累計発行部数は200万部を突破しています

『小説家になろう』発の人外転生作品ということで、掲載されている話&マンガの試し読みを少しさせて頂きましたが、弱小冒険者から弱小の骨人(スケルトン)に転生しながらも、そこから成り上がっていくかのように成長を遂げていくレントの姿に心躍らされる作品でした

そもそもこういった作品の場合、「最弱だったけどチート能力を授かったことで最強になる」といった展開が多くあるもの

この作品に関しても「魔物に転生したから得られたもの」というのはありましたが、根本的な部分でいうのであればレント自身は優秀な冒険者ではあったので、「最弱からいきなり最強へ」みたいな”チート感”はあまり感じない作品でしたね

というのも、レント自身は長い間冒険者を続けてきていますがそもそも強くなれなかった理由というのが存在していて、それはいわゆる”才能”のようなもの

この世界では「魔物を倒すとその魔力を吸収する」という性質を魔物も人間も有していますが、人間に関してはその吸収から還元に個人差があるため、長い年月をかけても芽が出ない場合もある

読んだ範囲では明言はされていませんでしたが、レントの場合はこれが当てはまってしまったんでしょうね

しかし、魔物に関してはその”才能”という部分に一切関係なく、「魔力に大きく左右されやすい体質」を有しており、魔物を倒せば倒しただけ強くなれる性質を持っていました

さらに、魔物は魔力がどんどん満ちていく事で上位互換へと進化することが出来る《存在進化》という性質も有しており、それらの知識を持っていたレントは骨人から進化を遂げるために迷宮に蔓延る魔物を倒していくというのが大まかなこの作品の流れですね

この内容を見た時に、「人から最弱の魔物へと転生する」というのが、別作品の最弱の蜘蛛に転生してしまった女子高生を思い出してしまいましたが、あの作品も最弱から次第に強くなっていく様子に非常に楽しませてもらったので、この作品でもその点を期待しても良いかなと感じてしまったのが正直なところ

そして何より、この作品の場合は魔物だからこその苦労もしっかりと描かれていきつつも、レントの人柄の良さが伝わってくる描写の数々がさらに物語を楽しませてくれそう

作画に関してもPVを見る限りそこまで違和感は感じなかったので、転生&冒険ファンタジーが好きな方にはオススメ出来る作品だと感じましたね

BURN THE WITCH #0.8&season1

世界には表(フロント)があれば裏(リバース)がある。
遥か昔からロンドンに於ける全死因の72%は、人々が見ることのできないドラゴンと呼ばれる“異形の存在”が関わっていた。だが、人知れずそのドラゴンと相対する人々がいた。
ドラゴンの存在を見ることができるのは、フロント・ロンドンの“裏側”に拡がるリバース・ロンドンの住人だけ。その中でも、選ばれし人々がウィッチ魔女ウィザード魔法使いとなり、ドラゴンと直接接触する資格を持つ。
主人公は、自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バインド」(通称WB)の保護官である
新橋のえるとニニー・スパンコールの魔女コンビ。彼女たちの使命は、ドラゴンに接触できない人々に代わり、ロンドンに生息するドラゴンたちを保護・管理することだった。

アニメ『BURN THE WITCH』公式サイトより
放送予定日12月29日(金)
キャストニニー・スパンコール:田野アサミ
新橋のえる:山田唯菜
バルゴ・パークス:土屋神葉
チーフ:平田広明
オスシちゃん:引坂理絵 ほか
放送・配信テレビ東京、BSテレ東
Amazonプライム、Lemioにて独占配信(欧米では「Crunchyroll」にて配信)
アニメーション制作teamヤマヒツヂ・スタジオコロリド
公式X@BTW_anime
原作者X久保帯人公式アカウント:@tite_official

『BLEACH』の原作者・久保帯人先生によるファンタジー作品

『週刊少年ジャンプ』にて読み切り作品が連載され、そちらを前日譚としながら全4週の短期集中連載もされていた作品になります

なお、season1に関しては2020年10月より2週間限定で劇場放映され、同時期にAmazonプライムやひかりTVでも配信を開始

その後、2021年12月から各種配信サイトでも全3話にて配信されています

こちらの作品のseason1に関しては以前から配信があり、また『#0.8』はこの作品に登場する二人の前日譚が描かれ、全世界同時配信という形になりますが、両方とも地上波では初放送という形になるので新作アニメとして紹介させて頂きました

こちらの作品に関しては、前々から気になっていたもののまだ視聴していなかったので今回の一挙放送はかなり有難い

魔法とドラゴンというド直球のファンタジー作品でありつつ、その内容を十二分に生かした臨場感と迫力のある作画が非常に目を惹かれます

また、この作品の主役となっているニニー&のえるのバディーによる活躍も期待したいところ

キャラ紹介やPVなどを見る感じだと全く正反対の性格をしているように思える二人ですが、そんな二人がどのように力を合わせてドラゴンを倒していくのか非常に見物

心躍るようなファンタジーの世界と迫力ある作画を大いに堪能したいですね

姫様“拷問”の時間です

国王軍と魔王軍が衝突をはじめ、幾年月。王女にして、国王軍第三騎士団“騎士団長”である姫は、魔王軍によって囚われの身となっていた。

「姫様“拷問”の時間です」

監禁された姫を待ち受けていたのは、身悶えるような“拷問”の数々……。ほわほわの焼きたてトースト!湯気がたちのぼる深夜のラーメン!愛くるしい動物たちと遊ぶ時間!
美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられた姫は、“拷問”に打ち勝ち王国の秘密を守り抜くことができるのか!?
誰もが笑顔になれる世界一やさしい“拷問”ファンタジーアニメ開幕!

TVアニメ『姫様”拷問”の時間です』公式サイトより
放送予定日1月8日(月)
キャスト姫:白石晴香
エクス:小林親弘
トーチャー・トルチュール:伊藤静
魔王:玄田哲章
陽鬼:永瀬アンナ ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、関西テレビ
ABEMAにて地上波同時見放題先行配信
アニメーション制作PINE JAM
公式X@himesama_goumon
原作者X春原ロビンソン:@haruhara
ひらけい(作画):@hirakeidayoo

『少年ジャンプ+』にて連載中の作品で、原作者・春原ロビンソン先生、作画・ひらけい先生によるギャグファンタジー作品

原作コミックスは2023年11月時点で12巻まで刊行されており、累計発行部数は60万部を突破

WEB閲覧数は2億PVを越え、「次にくるマンガ大賞2020」ではWEBマンガ部門第2位を獲得しています

またこちらの作品は『少年ジャンプ+』にて数話試し読みも出来ます

少年ジャンプ+:姫様“拷問”の時間です

”拷問”というワード自体はかなり不謹慎ながらも、いざ蓋を開けてみたらほっこり癒され笑わせられる見事なギャグ作品でした

というより、もはや飯テロ作品と言った方が正しいかもしれませんね(笑)

魔王軍に捕まってしまった王女であり、騎士団長でもある姫

肩書きだけ見ると意志が強いイメージのある姫様ですが、この姫様がこれまたかなりチョロいw

焼きたてのトーストや姫という上級の身分だっただからこそ食べたことのないタコ焼きのおいしそうな匂いに、騎士団長だったとは思えないほどに満面の笑みとヨダレを垂らしまくる姫様がこれまた面白かったですね

まあ、そういった私たちにとっては慣れ親しんだ食べ物の美味しさも知ってるからこそ、気持ちが分かるというのもありますけどね(笑)

そして、”拷問”に屈し、その食べ物を食べている時の姫様の表情がまたもの凄く幸せそう

見ているだけでもそれが食べたくなるほどの食べっぷりは間違いなく飯テロ作品でしたね

見る時間を間違えるとお腹の虫が大変なことになりそうな作品ではありますが、『2024年冬アニメ』の中でも”癒し枠”という意味では上位を争う程の作品にもなると思うので、日々の疲れを姫様の可愛さと笑いで癒したい人にはオススメの作品です

ぽんのみち

「でてけぇ~!!」
広島県尾道市に住む女子高生・十返舎なしこは家を追い出され困っていた。
「友達と遊べる場所がないけん…」
父親が昔経営していた雀荘が今は空き家になっていることを知ったなしこは、みんなで集まれる場所に作り直すことを決めた。友達のぱい、泉とともに。遊び場を手に入れたなしこたちは、遊んだり、料理をしたり、お茶をしたり、時々麻雀をしたり…。
そんな、なんでもない日常が愛おしくなる物語です。

TVアニメ『ぽんのみち』公式サイトより
放送予定日1月5日(金)
キャスト十返舎なしこ:前田佳織里
河東ぱい:佐伯伊織
徳富泉:若山詩音
林リーチェ:近藤唯
江見 跳:山村響 ほか
放送・配信TBS系”アニメイズム”枠、RCC、AT-X
配信は未発表
アニメーション制作OLM
公式X@ponnomichi_pr
原作者X春場ねぎ(キャラクター原案):@negi_haruba

OLM制作のオリジナルアニメーション作品

キャラクターデザインは『五等分の花嫁』やすでにアニメ化が決定している『戦隊大失格』の原作者・春場ねぎ先生が担当しています

オリジナルアニメーション作品ということで先の読めない展開が楽しみでありつつ、魅力的なキャラによる日常感に溢れた内容も非常に楽しみな作品です

日常系作品自体は多く存在していますが、そこに麻雀という要素を付け加えて描かれるのは中々珍しい

というのも、麻雀自体は一種のゲームでもあり、ゲームである以上勝敗が付きもの

そういった勝負事が関係してくる作品の場合だと、日常系というよりも切磋琢磨して強くなっていくような青春系の方が向いているのではないかと感じるのが正直なところではあります

ただ、あくまでゲームとして楽しむという描き方もあるので、そういった楽しさを描いていくのであれば、この作品は見ていて明るい気持ちにさせてくれる作品なのかもしれませんね

実際、キャラ紹介などを見ると全員が麻雀経験者という訳ではなく、何もわからない初心者の子もいるみたいなので本格的な麻雀の面白さを伝えるというよりは、純粋に麻雀の楽しさを伝える作品と見たほうが良いかなとも感じています

そして、そんなこの作品に登場するキャラ達ですが、春場ねぎ先生が担当されているというのもあってキャラクターデザインがこれまた凄く可愛らしい

元々、ねぎ先生の作画自体が好きというのもありますが、明るい日常系にピッタリな元気さを感じさせる5人のヒロインたちは非常に魅力的です

彼女達が見せてくれる明るさと楽しさに溢れた日常を存分に楽しみたいと思います

魔法少女にあこがれて

わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆
ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったら
え? なにこの格好? 悪の組織の女幹部ってどういうこと!? これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?
魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!? 正義と悪の激しいSMプレイ(!?)スタートです!!

TVアニメ『魔法少女にあこがれて』公式サイトより
放送予定日1月3日(水)
キャスト柊うてな/悪の女幹部:和泉風花
阿良河キウィ/レオパルト:古賀葵
杜乃こりす/ネロアリス:杉浦しおり
花菱はるか/マジアマゼンタ:前田佳織里
水神小夜/マジアアズール:風間万裕子 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、サンテレビほか(TV放送ver.)
AT-X、dアニメストア(あこがれver.)
その他各種配信サイトにてTV放送ver.を順次配信
アニメーション制作旭プロダクション
公式X@mahoako_anime
原作者X小野中彰大:@onnkakhr

ウェブコミック配信サイト『ストーリアダッシュ』にて連載中の作品で、原作者・小野中彰大先生によるブラックコメディ作品

原作コミックスは2023年11月時点で10巻まで刊行され、2023年12月時点では電子も含めた累計発行部数は100万部を突破しています

また、こちらの作品は『ストーリアダッシュ』にて数話試し読みも出来ます

ストーリアダッシュ:魔法少女にあこがれて

なお、こちらの作品は放送形態が異なり、映像&音声に修正ありの《TV放送ver.》、一部映像の規制を解除した《あこがれver.》、映像&音声ともに無修正の《超あこがれver.》の3パターンになります(《超あこがれver.》に関してはブルーレイ&DVDのみ収録)

原作未読だったので数話読ませて頂きましたが、はっきり言ってしまえば癖が刺さる人にはとてつもなくぶっ刺さる作品ですね

というのもこの作品は「魔法少女×ドS×百合×バトル」という様々な要素がテンコ盛りとなっている作品となっており、しかもその描写がまた際どい

隠すところはしっかりと隠せてはいますが、正直ほぼ見えてる(笑)

そして、この作品で描かれている特徴を言うのであれば、登場してくるキャラたちがどんどん色んな癖を開花させていく姿がまた面白い

それこそ主人公である柊うてなは魔法少女に憧れる内気な女子中学生でしたが、悪の幹部として目覚めたことによって、自分の中にあった内なるサディスティックな部分を開花させていきます

他にも悪の組織の面々だけじゃなく魔法少女自身も、自身の心の内に眠っていた情動を開花させ、どんどん力となっていく様子が描かれていくんですが、その描写がまた絶妙なアングルで描かれていくから面白さも倍増でしたね

そして、この作品の凄いところはそんな際どい描写や笑いが散りばめられていながらも、バトル展開も見所が多いという所

魔法少女との戦いのみならず、同じ悪の組織間でも戦闘を繰り広げるシーンがあるんですが、その展開がまた熱い

試し読み分しか読めていないものの、「この後どうなった!?」と思わされたストーリー展開は本当に見事でしたね(個人的にそう感じ始めたのは原作の12話後半から)

そういった多くの要素を考えると男性にオススメしやすく女性の方にはオススメし難い作品ではあったんですが、どうやらそうでもない様子

12月3日に配信された放送直前特番にて福圓美里さんが「以外に女性の方からの評判が良い」という話をされていたので、キャラデザなど少し興味が惹かれる部分があるようであれば男女問わずに楽しむ事が出来そうです

また、こちらも男女問わず共通して言えるのは癖の強い作品を求めている方にはうってつけの作品だとも感じた作品ではあるので、ぶっ飛んだ作品を見たいと思った方は視聴リストに加えておくことをオススメしたい作品ですね

メタリックルージュ

ボンズ×出渕裕がおくるバトルアクション最新作
人造人間たちが運命をかけて闘う驚異のテック・ノワールSF誕生!
『交響詩編エウレカセブン』のアニメーション制作会社ボンズと『機動警察パトレイバー』のメカニックデザイナーや『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた出渕裕が『ラーゼフォン』以来、19年ぶりの再タッグを実現!監督は『キャロル&チューズデイ』『スーパー・クルックス』の堀元宣が、キャラクターデザインは『カウボーイビバップ』『血界戦線』の川元利浩が担当するなど、最高峰スタッフが結集し、壮大なテック・ノワールSFを作り上げる。

人間と人造人間が混在する世界――人造人間の少女・ルジュは、バディのナオミと共に、火星である任務にあたっていた。それは、“政府に敵対する9人の人造人間の殺害”。人造人間の少女・ルジュの戦いの物語が始まる――。

TVアニメ『メタリックルージュ』公式サイトより
放送予定日1月10日(水)
キャストルジュ・レッドスター:宮本侑芽
ナオミ・オルトマン:黒沢ともよ
放送・配信フジテレビ”+Ultra”枠ほか
アニメーション制作ボンズ
公式X@MetallicRouge

ボンズ制作によるオリジナルアニメーション作品になります

圧倒的な世界観と作画を見せてくれたPVから、『2024年冬アニメ』の中でもかなり期待している作品ですね

そもそもイントロダクションでも書かれていますが、この作品に携わっている面々があまりに豪華すぎる

『エウレカセブン』のみならず『文豪ストレイドッグス』『僕のヒーローアカデミア』『モブサイコ100』なども生み出してきたボンズ制作というだけでもテンションが上がるのに、今回の近未来SFにふさわしいスタッフの方々がタッグを組んだとなればそりゃ期待もしますよね

そんな作品の肝心の中身ですが、これもまた面白そうな内容

ルジュとナオミという魅力的なキャラクターもさることながら、政府に敵対する9人の人造人間を倒していくという明確な目的があるストーリーは流れとして非常に分かりやすいですし、尚且つ戦闘形態に変身して戦うというONとOFFのようなギャップ感がまた心くすぐられます

そこに加えての、その内容を十二分に表現している作画とデザインがまた素晴らしいんだからこれは見ない訳にはいかないなと感じましたね

オリジナルアニメーションという枠だと、ここ最近は話題作が少なかった印象がありますが、この作品に関してはその流れを断ち切る程のインパクトを与えてくれるのではないかとも感じています

合う合わないに関しては始まってみないと何とも言えませんが、まずは見てみるという意味では見ておいて損は無い作品だと思いますよ

『2024年冬アニメ』おすすめの続編アニメ6選

青の祓魔師 島根啓明結社篇

人間の住む「物質界(アッシャー)」 と悪魔が住む「虚無界(ゲヘナ)」。本来は干渉することすらできない二つの次元だが、悪魔はあらゆる物質に憑依し、物質界に干渉していた。しかし人間の中には、そんな悪魔を祓う「祓魔師(エクソシスト)」が存在した――

集英社「ジャンプSQ.」にて2009年に連載を開始し、累計発行部数は2,500万部を超える加藤和恵の大人気コミック「青の祓魔師」。「青の祓魔師」アニメプロジェクトは2011年、TVシリーズ『青の祓魔師』から始まった。原作の物語にアニメオリジナル要素を織り交ぜ、翌2012年には、このTVシリーズに続く物語『青の祓魔師 劇場版』を公開。2017年、TVシリーズ第2作目となる『青の祓魔師 京都不浄王篇』を放送。原作5~9巻にあたる「京都・不浄王編」をアニメ化した。そして2024年、新たなTVシリーズ『青の祓魔師 島根啓明結社篇』の放送が決定。「京都不浄王篇」に続くエピソードをアニメ化する。

謎多き組織「イルミナティ」の登場によって明かされる壮絶な真実、強固な絆、そして裏切り――激動の新章、いよいよ開幕。

TVアニメ『青の祓魔師 島根啓明結社篇』公式サイトより
放送予定日1月6日(土)
キャスト奥村燐:岡本信彦
奥村雪男:福山潤
杜山しえみ:花澤香菜
勝呂竜士:中井和哉
志摩廉造:遊佐浩二 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、群馬テレビほか
各種配信サイトにて順次配信予定
アニメーション制作スタジオヴォルン
公式X@aoex_anime
原作者X加藤和恵公式アカウント:@katohhhhhh

『ジャンプスクエア』にて連載中の作品で、原作者・加藤和恵先生によるダークファンタジー作品

原作コミックスは2023年11月時点で29巻まで刊行されており、2023年9月時点での累計発行部数は2500万部を突破しています

アニメに関しては今回が4作目となり、第1期が2011年、劇場版が2012年、第2期(京都不浄王篇)が2017年に放送&放映されています

また、今回の『島根啓明結社篇』のアニメーション制作は今まではA-1 Picturesが担当していましたが、スタジオヴォルンへと変更になっています

ついに『青の祓魔師』の続編がやって来た!

約7年振りの続編放送というのもありますが、第1期&劇場版&第2期と戦闘シーンによる興奮や多くの感動を与えてくれた作品ともなっていたので、今回の放送は本当に嬉しい!

特に、この作品で描かれてきた奥村兄弟やクラスメイト達との絆の数々に感動させられ、心が震えたのは今でもよく覚えています

”サタンの落胤”として周囲から忌み嫌われながらも、燐の真っ直ぐで仲間想いの性格が次第に周囲の人達の心の壁を取り払い、それが強固な絆を生み出して悪魔を倒していく展開は本当に熱かったですね

また、普段は喧嘩ばかりしている兄弟ながらも、本当の所は互いに憧れ、尊敬し合い、大切にしていることが分かる描写もまたよき絆を描いてくれていました

そんな多くの絆が描かれてきた中で、メフィストの思惑だったり、雪男の左目の異変などなどまだ回収されていない伏線も多数あるのでその辺りが今回の第3期でどの程度開示されていくのかが非常に気になる所

さらに、PVを見る感じだと今回の『島根啓明結社篇』は同じクラスメイトの神木出雲が大きく物語に関わってきそうな雰囲気を感じるので、その辺りにも注目しながら放送を待ちたいですね

弱キャラ友崎くん 2nd STAGE

友崎文也は、日本屈指のゲーマーながら現実ではぼっちの高校生。“人生はクソゲー”だと言い切る彼が出会ったのは、学園のパーフェクトヒロイン・日南葵だった。

「この『人生』というゲームに、真剣に向き合いなさい!」

人生ははたしてクソゲーか、神ゲーか?日南の指導のもと、弱キャラ高校生の人生攻略が幕を開ける!

TVアニメ『弱キャラ友崎くん2nd STAGE』公式サイトより
放送予定日1月3日(水)
キャスト友崎文也:佐藤元
水沢孝弘:島﨑信長
日南葵:金元寿子
中村修二:岡本信彦
七海みなみ:長谷川育美 ほか
放送・配信AT-X、TOKYO MX、BS11、山口朝日放送
ABEMAにて地上波同時・先行配信
dアニメストア、U-NEXT、アニメ放題ほかにて順次配信
アニメーション制作project No.9
公式X@tomozakikoshiki
原作者X屋久ユウキ:@Yaku_yuki

原作者・屋久ユウキ先生による青春ラブコメ作品

原作ノベルスはガガガ文庫より刊行されており、2023年11月時点で本編10巻+短編集2巻の計12巻発売されています

2021年1月時点での累計発行部数は120万部を突破し、「このライトノベルがすごい!2021」で総合第7位を獲得したことで5年連続のTOP10入りを果たしています

葵の指導のもと、再び始まる友崎の人生攻略!

第1期では陰キャにとってはかなりハードルの高い課題が多かったものの、努力を積み重ねながら着実にレベルアップしてきた友崎でしたが、まだまだ”人生”というゲームを楽しむには課題が山積み

その続きが見れるというのは純粋に楽しみです

またこの作品の場合、しっかりと改善点を提示しながらそれに基づく課題を出し、その課題をクリアしたことによって得られるものというのが明確になっています

なので、見ていて「確かに」と思わされる部分があるのは面白いですし、実用性がある課題もあったりするのも良かったですね

例えば、1話で描かれている内容ですが、口角を上げた時の印象の違いを実際の表情で見せ、そこから表情筋を鍛える為に食事の時以外はマスクをしつつ、マスクの下は常に満面の笑顔にしているという課題は結構実用性のあるものだなと感じましたね

そんな風に日南から出される日々の課題は友崎のみならず、見ている人にとっても有益なものがあったりするので良いんですよね

さらには、1期の段階からも魅力的なヒロインたちが登場してきていますが、段々と交流を深めていった中で、2期では彼女達との関係性がどう進んで行くのかも気になる所

現時点では友達という関係性までは築けていますが、そこからの進展というのがあるのかどうかだったり、順調にレベルアップしている友崎がどういった行動を見せてくれるのかは注目したい部分ではあったので今回の放送はそういった成長も含めて、非常に楽しみな作品ですね

月が導く異世界道中 第二幕

かつて両親の都合で異世界へ召喚された男子高校生・深澄 真は、勇者として魔族と戦うはずだった。しかし、召喚主である女神から「不細工」と罵られた挙句、勇者の称号は即剥奪。最果ての荒野に放り出されてしまう。
勇者失格の烙印を押された真は、荒野を彷徨いながら、自身の従者となった上位の竜種・蜃こと巴や、災害の黒蜘蛛・澪を引き連れて、異世界世直し行脚の旅を始めた。道中、様々な出会いと別れを繰り返し、異世界に蔓延る悪党どもを成敗していく深澄一行。さらに、女神の気まぐれで巻き込まれた魔族との戦争も乗り越えて、彼らの旅は学園中立都市・ロッツガルド、そしてまだ見ぬ2人の勇者のもとへと続いていく!
神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー第二幕、堂々開幕!

TVアニメ『月が導く異世界道中 第二幕』公式サイトより
放送予定日1月8日(月)
2クール連続放送
キャスト深澄真:花江夏樹
巴:佐倉綾音
澪:鬼頭明里
識:津田健次郎
エマ:早見沙織 ほか
放送・配信TOKYO MX、MBS、BS日テレ
dアニメストア、Leminoにて 地上波同時・最速先行配信
U-NEXT、アニメ放題ほか各配信サイトでも順次配信
アニメーション制作J.C.STAFF
公式X@tsukimichi_PR
原作者Xあずみ圭:@AzumikeiWr
アルファポリス月が導く異世界道中

原作者・あずみ圭先生による『小説家になろう』発の異世界ファンタジー作品で、略称は「ツキミチ」

こちらの作品は2012年より『小説家になろう』にて連載され、同年に『アルファポリス』の「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞

その後、『アルファポリス』から書籍化され同時に執筆していたものの、『小説家になろう』の規約変更に伴い、『アルファポリス』のみの掲載となりました

原作ノベルスは2023年11月時点では本編18巻+番外編1巻の計19巻刊行されており、累計発行部数は2023年7月時点では電子版も含め350万部を突破

また、こちらの作品のコミカライズ版も『アルファポリス』にて連載されています

異世界転生作品というのは多くありますが、初っ端から異世界の女神から「不細工」と言われた主人公は中々いない

しかも、この世界の人間の言葉以外の言葉と読み書きが出来る能力しか女神から与えられず、さらには出だしから「死なないかな」と人里離れた最果ての荒野の超上空に放り出されるという理不尽過ぎる異世界召喚を果たした主人公はあまり知りません(笑)

そんな理不尽なスタートを切った深澄真ですが、行脚の道中で多くの仲間と出会い、そこから繰り広げられる世直し道中が爽快感抜群で非常に面白い作品ですね

この作品で登場する異世界というのは多くの人種が存在し、魔法などといったファンタジー要素もふんだんに盛り込まれているような王道的な内容

ただ、大きな違いというのであればこの作品に登場する人間(この作品では”ヒューマン”という種族)は”女神の力”によって美男美女しかいないということ

さらに、ヒューマンは女神に愛されているというのもあり、他種族に比べてかなり恩恵を受けているため、他種族を見下し、横柄な態度を取るやつばかり

その為、この作品に登場するヒューマンの多くは、見ているだけでも胸糞が悪くなるような奴ばかりなんですが、そういった者達を真やお供となっている巴&澪がボコボコにする展開はかなり爽快感がありました

そして、そんな爽快感をさらに増加させてくれたのが、戦闘シーンにおける迫力のある作画

厳密に言えば、よく”神作画”と言われるような動きのある作画という訳ではありません

ただ、真が持つ規格外の魔法攻撃の表現の仕方が素晴らしく、炎や水、吹き飛ばされた時の粉塵やそれによって被害を被る損壊などが真のチートっぷりを絶妙に表現していて迫力満点!

特に、第1期最終話の戦いで見せた一発は最高でしたね

そんな多くの興奮を与えてくれたこちらの作品もいよいよ第2期がスタート!

魔法の勉強の為に学園都市へと向かう真の今後も気になる所ではありますが、やはりまだ見ぬ勇者2人との出会いによってどんな物語が展開されていくのかが一番気になる所

しかも今回は連続2クール放送なので、存分に「ツキミチ」の世界を味わえそうなのでそこもかなり楽しみな部分

真の”世直し”をしかと目に焼き付けたいと思います

僕の心のヤバイやつ 第2期

重度の中二病で陰キャの市川京太郎と、クラスで人気者の山田杏奈。美少女らしからぬ行動を繰り出す山田に、市川は目を離せずにいた。 
そんな市川の恋心を知ってか知らずか、山田は天真爛漫に近づいて来る!! 
全く違う世界にいたはずの2人。しかしその距離は、徐々に近づいていき……。

TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』公式サイトより
放送予定日1月6日(土)
キャスト市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美 ほか
放送・配信テレビ朝日系全国24局ネット”NUMAnimation”枠、BS朝日、CSテレ朝チャンネル1
Primeビデオにて見放題独占配信
アニメーション制作シンエイ動画
公式X@bokuyaba_anime
原作者X桜井のりお:@lovely_pig328

『週刊少年チャンピオン』にて連載を開始しましたが、その後Web漫画サービス『マンガクロス』に移籍して連載中の、原作者・桜井のりお先生によるラブコメ作品で、略称は「僕ヤバ」

原作コミックスは2023年11月時点で9巻まで刊行されており、累計発行部数は2023年10月時点で400万部を突破しています

また、桜井先生がXにて公開していたショート漫画や小ネタを集めた「ツイヤバ」がAmazonのKindle本で自費出版されており、こちらは無料で読むことが出来ます(2023年11月時点)

僕の心のヤバイやつ ツイヤバまとめ1集 Kindle版

2023年の春に第一期が放送され、その際は原作未読の状態で見させていただきましたが…

見事に”尊死”させられました!

序盤は市川の厨二病全開の語りだったり山田のド天然ぶりが見せるギャグ要素が多く、「これで”尊死”するのか?」と思いましたが、中盤以降から見せる二人の絶妙な距離感が恋愛要素としてのキラキラ度を増し、後半になると二人の関係性から目が離せなくなっていましたね

この作品の場合、そう感じさせた要因として考えられるのは陰キャと陽キャだからこそ生じてしまうすれ違いが大きいのかなと思います

自身を卑下しがちな市川は山田の行動の意味が理解出来ず、その解釈が悪い方向へと向かってしまう

逆に山田は、自身の欲望(主に食欲)などと言った部分に関しては正直すぎるくらいに素直なのにもかかわらず、市川のことになると少し遠回しな言い方ややり方をしてしまう

この互いの気持ちが上手く伝わらないからこそ生じてしまうすれ違いが視聴者としてはもどかしさを感じつつも、気持ちが伝わった時に近づいていく二人の心の距離が見ていて甘酸っぱさを感じてしまって、良き青春を見せてくれました

さらに言えば、その互いの気持ちに気づいていないのは当人同士だけという描きが”尊死”させる要因を大きくさせていますね

この作品見ていると本当に「早く告れ!」って凄く思えてきます(笑)

そんな二人がたくさんすれ違いながら、かなり距離が近づいた第1期でしたが第2期ではその近づいた状態からのスタートになるので、これは1話から”尊死”させられるのではないかと今から既に期待大!

原作未読なので、これからどんな関係性へと発展していくのかは定かではありませんが、マジでそろそろ告っても良いんじゃないかと思えるくらいかなり進展している二人なので、今後の展開が本当に楽しみですね!

マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編

ここは、魔法界。ここは、魔法が当然のものとして使用される世界。そんな魔法界の魔法学校に通う、マッシュ・バーンデッド――。
家族との平穏な暮らしを守るため、魔法が使えないという事実を隠し、トップである「神覚者」を目指すことに。彼の鍛え抜かれた筋肉で、精鋭の魔法使いたちをも凌駕し「神覚者候補選抜試験」に臨む。
鍛え抜かれたパワーが全ての魔法を粉砕する、アブノーマル魔法ファンタジー
第2幕開幕――!!

TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』公式サイトより
放送予定日1月6日(土)
キャストマッシュ・バーンデッド:小林千晃
フィン・エイムズ:川島零士
ランス・クラウン:石川界人
ドット・バレット:江口拓也
レモン・アーヴィン:上田麗奈 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、群馬テレビほか
ABEMA、dアニメストアにて地上波同時・最速配信
その他各種配信サイトでも順次配信
アニメーション制作A-1 Pictures
公式X@mashle_official

原作者・甲本一先生による『週刊少年ジャンプ』にて連載されていたギャグ要素もふんだんに盛り込まれたバトルファンタジー作品

原作は2023年7月に連載を終え、原作コミックスは全18巻

2023年10月時点での全世界累計発行部数は600万部を突破しています

また、コミックスのみならず、小説や舞台など様々なメディアミックス展開もされています

魔法の世界で魔法が使えない主人公というのは他作品でも見かける設定だったりしますが、それでも魔眼や剣術などと言った何かしらの特殊能力や秀でた才能というものを持ち合わせているのがほとんど

そんな特筆した何かを持っている主人公たちの中でも、ズバ抜けて脳筋思考の主人公なのがこのマッシュ

魔法が使えないから基本的に鍛え上げた筋肉で物事を解決してしまうんですが、その手法の次元があまりにぶっ飛んでる(笑)

壁や床を壊して何とかするなんてのは当たり前だし、マッシュがクラウチングスタートをしてダッシュすればそれはもはや瞬間移動の領域だし、箒に乗って空を飛べないから箒に跨いでジャンプしてそのまま足をバタつかせて空に浮いちゃうしとやる事なす事が全て人間の域を越えている

一応、「めちゃくちゃ鍛えたから」という建前はありますが、だからと言ってこうはならんやろw

そのあまりの脳筋ぶりと、それが当たり前かのように振舞うマッシュとのギャップに笑わせてもらいながら、その筋肉で解決するバトルの数々がこれまた熱い

凄腕の魔法使いが使用する魔法も中々の威力を誇っていますが、それを力技で黙らせる戦い方は非常にシンプルで分かりやすく、尚且つその爽快感もあって良かったですね

第1期ではギャグ要素と魔法&筋肉によるバトル要素で大いに楽しませてもらいましたが、第2期ではさらに盛り上がりそうな展開になっているのが非常に楽しみなところ

ついにマッシュが魔法が使えないということが周囲にバレてしまったという展開もそうですが、ラストに登場したイノセント・ゼロの”失くしモノ”というワードもまた気になる状態だったので、これらがどうマッシュの運命に関わってくるのか見物です

また、今回の第2期で登場する『神覚者』たちの存在もまた気になるところ

明らかに今まで出会ってきた魔法使いの中でも上位クラスでヤバい奴らなのは間違いなさそうですし、何よりPVで描かれているバトルシーンの作画が素晴らしい!

マッシュの筋肉が彼らに通用するのかも期待しながら放送を待ちたいと思います

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season

東京都高度育成高等学校、それは進学率・就職率100%を誇り、毎月10万円の金銭に相当するポイントが支給される夢のような学校。しかし、その内実は一部の成績優秀者のみが好待遇を受けられる実力至上主義の学校であった。
3学期を迎え、DクラスからCクラスに昇格した綾小路たちは、林間学校へと向かう。そこで実施されるのは「混合合宿」と呼ばれる全学年合同で行われる特別試験。その名の通り、男女別に分かれ、必ず複数のクラスが混合するグループをいくつか作り、そのグループ単位で採点される試験である。
これまで敵として争っていた他のクラスの生徒たちとも協力しなければ、高得点を得ることができない状況、そして何よりボーダーラインに届かなかったグループからは退学者が出るというルールに慄く一同。波乱を呼ぶ激動の3学期が今、幕を開ける!

TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』公式サイトより
放送予定日1月3日(水)
キャスト綾小路清隆:千葉翔也
坂柳有栖:日高里菜
堀北鈴音:鬼頭明里
櫛田桔梗:久保ユリカ
軽井沢恵:竹達彩奈 ほか
放送・配信AT-X、TOKYO MX、BS日テレほか
ABEMAにて地上波同時配信
その他各種配信サイトにて順次配信
アニメーション制作Lerche
公式X@youkosozitsu

MF文庫Jより刊行されている原作者・衣笠彰梧先生による学園頭脳戦を繰り広げる群像劇

原作ライトノベルは本編21巻+短編5巻の計26巻刊行されており、2023年6月時点での電子を含めた累計発行部数は840万部を突破しています

また、こちらの作品はコミカライズ化もされており、2023年11月時点では12巻(2年生編含め)まで刊行されています

第2期では軽井沢恵が綾小路のことを意識し始めていながらも、その実、綾小路自体はただの駒としか見ていないどころか、意識させることすらも計算して動いていたという事実に驚かされました

また、ラストに描かれた宣戦布告とも取れるAクラスの坂柳有栖との関係性も気になる所で終わりを迎えたのが第2期でもあったので、その続きが見れるというのは非常に嬉しい

特に、こちらの作品に関しては1年生編は全てアニメで描かれていくのは決定しており、公式サイトの「ついに、1年生編完結。」という文言から見ても、今回の第3期でその1年生編が終了するというのもあって、どういった結末を迎えるのかも非常に楽しみな作品でもあります

ただ、前回の2期の際に登場キャラの名前を間違えると言ったミスだったり、作画崩壊している部分が目立っている印象があったので、今回はそういったのがあまりないことを祈りたいですね

12話の殴り合いのシーンに関しては神作画とも呼べるくらいかなり良い動きのシーンを見せてもらいましたが、それ以外の話数となると1話以外はかなり気になる部分も多く、内容が面白いだけに少し残念だった印象がありました

スタッフの人数の都合だったり、予算の都合などといったこともあるので、ある程度は致し方ないと思っていますが、出来る事なら違和感がない程度のものが見たいのが正直なところ

そんな期待と不安が入り混じる第3期ではありますが、この作品が見せてくれる知謀策謀が渦巻くストーリーは面白いのも事実ではあるので十分に期待して問題無いかなとも感じています

綾小路たちがどんな頭脳戦を繰り広げてくれるのか、放送を楽しみに待ちたいですね

まとめ

『2024年冬アニメ』の放送作品一覧とその中から気になったオススメのアニメ作品20作品のご紹介でした!

多くの話題作が放送される2024年ですが、その出だしとしては十分な作品が揃っている『2024年冬アニメ』

この中からどの作品が大いに冬を盛り上げ、話題をさらっていくのか今から非常に楽しみとなっています

そんな中でも、あくまで個人的にですが今回ご紹介した中でも特にオススメしたいなと感じた作品はこの6作品

厳選するオススメ6作品
  • 新作アニメ
    • 異修羅
    • 俺だけレベルアップな件
    • ダンジョン飯
    • メタリックルージュ
  • 続編アニメ
    • 青の祓魔師 島根啓明結社篇
    • 僕の心のヤバイやつ 第2期

※あいうえお順

今回調べていった段階にはなりますが、内容や作画含めかなり期待しても良いと感じた6作品となっているので、「忙しくてあまり多くは見れない…」という方はこの6作品だけでも是非参考にしてみてくださいね!

それでは今回はこの辺で!

また会いましょう

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