どうもウハルです!
今年も熱~い夏の季節がやってきましたね!
夏と言えば皆さんはどんな言葉を連想しますか?
花火?海?プール?それとも青春?
この他にも色々連想する言葉が出てくるくらい夏は様々な出来事が多い季節でもあります
ただ、これを一通り体験しようとなると学生ならまだしも、社会人となるとまぁ厳しい(笑)
さらに言えば、熱すぎて外に出るのも億劫な時もあるでしょう
であればここは一つ……
”夏”を感じるアニメを見てみませんか?
ということで今回は、夏になると見たくなるアニメ&夏だからこそ見たいアニメ23作品をご紹介いたします!
なお、紹介作品はTVシリーズ20作品+劇場アニメ3作品の合計23作品になります
また、作品の紹介順はあいうえお順で紹介させて頂きますね
- 夏らしいアニメが見たい
- 夏を連想させるようなアニメが見たい
- 夏の気分が存分に味わえるアニメが見たい
- 夏を題材or舞台にした作品を知りたい
夏に見たくなるアニメ
AIR
”それは俺にとって星の瞬きのように短く、そして永遠のように長い夏の始まりだった”
ある夏の日、旅の途中で一つの町を訪れた国崎往人(くにさき ゆきと)はいつものように自身が持つ不思議な力『法術』を使って人形を操り、その芸を披露していた。しかし、子供たちに馬鹿にされて全く稼げず、空腹で倒れていたところを町の住人の神尾観鈴(かみお みすず)に救われる。往人は彼女との出会いをきっかけに、この町で暮らし始め、多くの出会いを重ねていく。
ジャンル | 恋愛・ファンタジー |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
key原作で、『kanon』に続く2作品目の恋愛アドベンチャーゲームをアニメ化した作品
「夏」と「アニメ」をイメージした時に、真っ先に思い浮かべる人が多いのではないかと思えるほど”夏の定番アニメ”と言っても過言ではないと思ってる作品です
それほど多くの人を魅了した作品ですが、やはり一番の魅力は感動的なストーリー
この作品のテーマが「親子の愛」というのもあり、絆の深さや愛の深さが分かる描写の数々は切なくも儚い内容となっています
特に現代、1000年前の出来事、別視点からの現代を経ての最終話へのストーリーの流れは、もう本当に号泣
この最終話に至るまでのストーリーもそうですが、劇伴や絶妙過ぎる挿入歌の流し方など、もういっそ卑怯と言いたくなるくらいの演出も見事に泣かせにきてます
余談ですが、個人的に最終話以外にも遠野美凪(とおの みなぎ)とみちるのエピソードも泣きました…
感動系の作品が好きな人や『key』作品に触れたことがある人にはオススメしたい一作ですね
あの夏で待ってる
”喜びや悲しみ痛み。そういうの全部ひっくるめて、たった一度のあの夏がやってくる”
高校1年生の霧島海人(きりしま かいと)は8ミリカメラを片手に夜景の湖を撮影していると突然、光る何かの衝撃により意識を失ってしまったが、翌朝、目が覚めると自分の部屋にいた。
昨夜の出来事に疑問を感じながらも、そのまま学校に登校すると、同じ高校の3年のクラスに赤い色の髪をした貴月イチカ(たかつき いちか)が転入してくる。放課後、スーツケースを持ってなぜか釣りをしていたイチカを見かけた海人は声を掛け、ひょんなことから同棲生活をする事になる。
そして、海人の友達の谷川柑菜(たにがわ かんな)、石垣哲朗(いしがき てつろう)、北原美桜(きたはら みお)に先輩の山乃檸檬(やまの れもん)も交えて自主映画製作を撮ることになる。
映画製作を通じて仲を深めていき、次第に恋心へと変わっていくがイチカには誰にも言えない秘密があった…。
高校生たちの青春を真っ直ぐに描いた王道ラブコメ。
『その夏の思い出が、僕達の永遠になる。』
ジャンル | SF・ラブコメディ |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | J.C.STAFF |
J.C.STAFFによるオリジナルアニメ作品であり、王道のラブコメ作品です
映画製作という一つの事柄に皆で一生懸命になりながらも、誰かが誰かの想い人という複雑なようでいて、実は単純に心に素直なだけというその恋模様
「これぞ学生時代の青春!」と思えるような姿を見せられると、どうしてこうも胸キュンするんでしょうかね(笑)
もしかしたら、好きな人が他の異性と一緒に居ることに嫉妬したり、内気な性格が故に好きな人の恋愛を応援してしまったりと、恋愛部分において苦い経験をしたことがある出来事や共感できる部分を描いているからこそ”胸キュン”出来るのかもしれません
各キャラを通じて、恋愛における『負』の部分で共感を生み、そのキャラが一歩踏み出す姿を色濃く繊細に描くことでより深く心に刺さる
”記憶”も”記録”も大切にした海人たちの「ひと夏の青春」を是非味わってみて下さいね
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
”めんまのお願い、叶えて欲しいの”
昔は仲が良かった幼馴染たち。だが小学生、中学生、高校と成長するにつれて距離は離れていった。
高校生になったものの不登校だった”じんたん”の目の前に、かつて死んでしまった幼馴染の少女”めんま”が成長した姿で現れる。彼女は『あるお願い事』をしに来たのだが…
願い事をきっかけに集まる幼馴染たちとのひと夏の青春と思い出の物語。
ジャンル | 恋愛・ファンタジー |
話数 | 全11話 劇場版 1本 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
見た多くの人の涙腺を大崩壊させていった感動作品
この作品も今や”夏の定番アニメ”として定着しているのではないでしょうか
一人の女の子の死をきっかけに”心の距離”が離れ離れになってしまった”じんたん”達
そんな中、突然幽霊として現れた”めんま”の願い事をきっかけに集まりだしていく中で、それぞれが抱える想いや過去に囚われ続けてきた想いと向き合っていく
体は成長していても、まだ心は子供のまま
そんな彼らの”心の成長”も描いたこの作品は、全11話とは思えないほど濃く、感動に溢れています
あと、この作品に出演している茅野愛衣さん、戸松遥さん、早見沙織さんが歌う「secret base~君がくれたもの~」もこの作品にピッタリで、この曲を聞くたびに感動が押し寄せてきますね
初見の人のみならず、一度見た人でも「全力で泣きたい」と思った人は、まずこの夏アニメから見ることをオススメします
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あまんちゅ!
”楽しいは最強!楽しいは正義!そして、楽しいは無限大!”
中学卒業と同時に東京を離れて伊豆へと引っ越してきた大木双葉(おおき ふたば)は、何一つ楽しい予感もしないまま新しい生活が始まろうとしていた。憂鬱とした気持ちで迎えた登校初日に、何事も楽しむクラスメイト・小日向光(こひなた ひかり)と出会う。
彼女の前向きで大胆な行動や言動は双葉にとって新しくて初めてのことばかり。そして、光に誘われるまま、双葉は『スキューバーダイビング』の世界へと飛び込んでいく。未知の世界にドキドキしながらもワクワクする気持ちは次第に臆病な双葉の心を溶かす。
『ARIA』シリーズの天野こずえが贈る、”日常、ときどきタイビング”の新たな蒼の「素敵んぐ!」ワールド開幕!
ジャンル | 日常・青春 |
話数 | 1期 全12話 あどばんす(2期) 全12話 |
アニメーション制作 | J.C.STAFF |
心を癒すヒーリングアニメ代表『ARIA』シリーズの原作者・天野こずえ先生が描く癒し系日常作品
『ARIA』シリーズ同様、見ていてほっこりする作品であり、心に刺さるような名言も多く登場するこちらの作品
スキューバーダイビングを題材としている作品というのもあり、ダイビングに関する知識がしっかり描かれているので、ダイビングに興味がある方には見ていてタメになります
さらに、内容だけじゃなく、作中に登場する海の中の景色や水のきらめきも相まって非常に癒される!
そして、双葉(あだ名:てこ)や光(あだ名:ぴかり)がその時感じた感情や見た景色を「きらきら」や「ドキドキ」などよく擬音語で表現したりしますが、天野こずえ先生が描く作品と擬音語の相性が本当に良い!
自分の気持ちを具体的に表現することも良いとは思いますが、抽象的に表現するからこその素直で真っ直ぐな心の動きはすんなりと心の中に入ってきます
海の綺麗さで癒しを感じれる作品ですが、物語でも癒しを感じることが出来る作品なので”夏の癒しのお供”にはピッタリな作品です
ぐらんぶる
”「杯(さかずき)を乾(ほ)す」と書いて「乾杯」と読む!”
大学進学を機に叔父が経営するダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった北原伊織(きたはら いおり)。聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、青春のキャンパスライフ。今までとは全く違う環境に期待に胸を膨らませていたものの、伊織を待ち受けていたのは、野球拳以外ジャンケンを知らない屈強な漢共!
そんな漢共や残念イケメンオタクの今村耕平(いまむら こうへい)とバカ騒ぎをしたり、可愛い従妹の古手川千紗(こてがわ ちさ)からは汚物扱いされたりと、おかしな青春に向かっていくものの、ダイビングを通じて飛び込んだ”新世界”は伊織が知らなかった世界へと連れていってくれた。
酒と筋肉とダイビングが織りなす、抱腹絶倒の青春ダイビング作品!
ジャンル | 青春・ギャグ |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | ゼロジ― |
『バカとテストと召喚獣』の原作者・井上堅二先生が原作、作画を吉岡公威さんが担当する青春とダイビングの世界を描いた全裸系ギャグ作品
この作品でまず思い浮かぶのは、圧倒的な男の肌色率の高さと黒丸の登場回数の多さでしょうw
気付いた時には服を着ていないというのが、もはや通常運転過ぎて服を着ている姿に違和感を覚えてくる時があるくらいですが、この馬鹿馬鹿しくも清々しいほどのノリの良さもまた”学生時代の青春”ですね(男性だけかもしれませんが…w)
そして、この作品と言えば”お酒”も外せない!
特に目を引くのが、圧倒的なほどの「スピリタス」の登場数!
この”全裸”と”スピリタス”が相まって、『ブルーピリオド』と『ぐらんぶる』のCMの時に使われた”全身脱衣”と”スピリタス登場回数漫画史上No.1”は鮮明に記憶に残っているほどですw
悪ノリ(笑)多めの作品ではありますが、ダイビングに関しては本当に真面目
海の綺麗さやダイビングの楽しさだけじゃなく、しっかり危険さとその安全を確保するためにしなければならないことなども描いているので、”笑い”と”ダイビング”のギャップもまた良い味が出ている作品です
”海と青春の夏”を楽しみつつ、爆笑したい人にはオススメしたい作品ですねww
サマータイムレンダ
”慎平。ちゃんと私のこと見つけてよ”
幼馴染の小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷へと帰ってきた。滞りなく葬儀が行われていく中、親友の菱形窓から「潮の死には不審な点がある」という話を聞く。
その翌日、近隣の一家が突如全員消えてしまう失踪事件が起き、さらに慎平は島に広がる不審な噂も耳にする。
「自分の”影”を見たものは、影に殺される」
潮が亡くなる前に影を見ていたことを妹の澪から聞き、島に蔓延る大きな渦へと巻き込まれていく慎平。
小さな離島で繰り広げられる時をかけるSFサスペンスが、ここに開幕!
ジャンル | SFサスペンス |
話数 | 全25話 |
アニメーション制作 | オー・エル・エム |
『少年ジャンプ+』にて連載されていた作品で、原作は2021年2月に完結済み
謎が謎を呼ぶサスペンス要素もそうですが、様々な伏線が全25話という話数で見事にすべて回収されていく展開は、見ていてどんどん引き込まれていく作品です
一見すると関係ないかのように感じる描写も実はしっかりと意味があったり、ちょっとした違和感から真実に迫っていったりしていく様子は手に汗握るような緊張感もあって、「続きを早く!」とか「ここで終わり!?」と毎話毎話楽しんで見ることが出来ます
また、主人公の網代慎平は”あるキッカケ”から、死ぬと時間が戻る《タイムリープ能力》を手にするんですが、それが何度でも使えるようなものではなく”制限付き”という設定がより緊張感を高めてくれるのが良い所
《タイムリープ能力》というのはある意味で”裏技”ではあるものの、むやみやたらと連発できるものではないので、”切り札”として使っていくからこそ、白熱する心理戦や頭脳戦が展開されていくんですよね
そんな熱いストーリーもさることながら、『影』と繰り広げられる激闘の数々や見ていて笑ってしまうような顔芸が見れる作画も必見!
思わず一気見したくなるような作品が見たい人にはオススメしたい作品ですね
白い砂のアクアトープ
”ここで働かせてくれませんか!”
沖縄の小さな水族館『がまがま水族館』で館長代理を務める18歳の女子高生・海咲野くくる(みさきの くくる)は、閉館寸前の水族館の立て直しに奮闘していた。そんなある日、東京で居場所をなくし、逃避行をしてきた元アイドル・宮沢風花(みやざわ ふうか)と出会い、水族館で一緒に働くことになる。それぞれの想いを抱えながら、水族館での日々を過ごす二人だったが、閉館の危機はすぐそこまで迫っていた。
少女たちの夢と現実、孤独と仲間、絆と葛藤。きらめく新たなページが開かれる。
ジャンル | 青春群像劇 |
話数 | 全24話 |
アニメーション制作 | P.A.WORKS |
沖縄を舞台に描かれるP.A.WORKS制作のオリジナルアニメーション作品
「夏」と「海」は切っても切り離せない関係だと思いますが、「海」と「沖縄」も切っても切り離せ関係だと思っています
だからこそ、”夏に見るアニメ”として、この作品はピッタリなのではないでしょうか
特にP.A.WORKS制作のアニメーションだけあって、作画の綺麗さが本当に魅力的
透き通るような沖縄の海、波打つ白い砂浜、キラキラ輝く水の中を泳ぎ回る魚たち
それだけじゃなく、沖縄の街並みや鬱蒼と生い茂る木々など随所で描かれる風景を見ていると沖縄や水族館に行きたくなってきます
また、くくるや風花を中心として描かれる青春もまた魅力の一つ
それぞれが抱える悩みや夢に対して真剣に向き合い、失敗や後悔をしていきながらも、それが”成長”へと繋がっていく物語は面白いです
そしてそれが、”人”と”人”だけではなく、”人”と”生き物”としての展開の仕方が沖縄や水族館を舞台にしたストーリーと非常にマッチしていますね
美麗な作画を堪能しつつ、「絆」と「優しさ」に溢れた作品に触れたい方にはオススメしたい一作です
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
”エル・プサイ・コングルゥ”
2010年夏の秋葉原。大学生の岡部倫太郎(おかべ りんたろう)は『未来ガジェット研究所』(通称:ラボ)を立ち上げ、用途不明の発明品の数々を作っていた。そんなある日、電子レンジを使って過去にメールを送ることが出来る《Dメール》を偶然作り出してしまう。その世紀の大発明に興奮と喜びに震え、過去に干渉し続ける倫太郎だったが、それは世界を巻き込む悲劇の始まりでもあった。
運命を乗り越えるため、岡部倫太郎は”未来の選択”を迫られる
ジャンル | SF |
話数 | 全24話+特別編 負荷領域のデジャヴ(劇場版) 90分 シュタインズ・ゲートゼロ 全23話+SP |
アニメーション制作 | WHITE FOX |
夏を舞台に”未来の選択”を迫られるSFタイムリープ作品なんですが…
この作品は本当に面白い!!
夏休みの宿題で「自由研究」というのがありましたが、未来ガジェット研究所で行われた研究、もとい発明は時間を移動できる『タイムリープマシン』
とんでもない発明品ですが、この発明品を中心としたストーリー展開は引き込まれること受け合いです
過去改変が引き起こす絶望的な未来
2クールという話数を上手く使って描かれる岡部倫太郎の苦悩や葛藤、そして”未来の選択”の数々には思わず胸が苦しくなってしまうほど、見てて辛いものがありました
何より、伏線を回収して収束していく最終話は大興奮したのを今でも覚えています
正直、この作品は時期を問わず「一度は見て欲しい!」と思えるくらい推したい作品
ですが、夏を舞台に繰り広げられている作品でもあるので、より没入感を味わう為にも同じ世界線(時期)に見るにはうってつけの作品ですね
※未視聴の方向け解説
『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の23話には2つの物語が存在します
その1つは「β版」と呼ばれるものになり、内容はほぼ同じなんですが、ラストが決定的に違います
β版は『シュタインズ・ゲートゼロ』へと続く物語となっており、β版を見てなくても『ゼロ』を楽しむ事自体は出来ますが、見た方がより感情移入出来ると思います
なので、”本編全話→23話(β版)→シュタインズ・ゲートゼロ”の順番で見ることをオススメします(劇場版は本編の後日談なので「本編全話」を見た後の方がいいです)
動画配信はdアニメストアにはありますが、Amazonプライムだと「dアニメストア for Prime Video」から
U-NEXTとネトフリにはβ版の配信自体が無いのでご注意ください
侵略!イカ娘
”今からこの家を人類侵略の拠点にさせていただくでゲソ!”
海洋汚染を続けてきた人類を征服するために地上にやって来たイカ娘。その手始めに『海の家れもん』を侵略拠点にしようとしたところ、誤って壊してしまった修理代を稼ぐために働かされることになる。『れもん』を侵略できず、そこで働く相沢姉妹にすら頭が上がらないイカ娘が地球を侵略出来るのはいつになることやら…
イカ娘を中心に巻き起こす、ドタバタギャグコメディ作品で笑ってみなイカ?
ジャンル | ギャグ・コメディ |
話数 | 1期 全12話 侵略!?イカ娘(2期) 全12話 OVA 2本 |
アニメーション制作 | ディオメディア |
見てると色々と耳に残って忘れられなくなるギャグコメディ作品
1話辺り約3つのエピソードで構成されているのでギャグのテンポ感も良く、頭空っぽにしながら見ていられる作品ですね
また、イカ娘のデザインの可愛さや内面のドジっぷりだけじゃなく、その幼いが故の純粋さも面白さを引き立てています
何よりイカ娘の語尾についている「~なイカ?」や「~でゲソ」が聞いててクセになってくるんですよねw
実際、1期が放送された2010年には当時のネット流行語大賞の銅賞に輝くほどです(笑)
そして、イカ娘の主題歌も中々耳に残る
1期のOP「侵略ノススメ」の冒頭の歌詞「侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略イカ娘!」は、そのまんまなところもあってイカ娘らしさもあるし、他にも”イカ”に絡めた歌詞、明るいリズムも相まって中毒性がありますw(2期のスフィアが歌う「HIGH POWERED」もノリが良くてオススメ)
この夏、”記憶”にも”耳”にも残る作品で夏を満喫してみなイカ?
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涼宮ハルヒの憂鬱
”ただの人間には興味ありません。宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。”
入学早々にぶっ飛んだ挨拶をする涼宮ハルヒだったが、彼女は真面目も真面目の大真面目。退屈な日常に飽き飽きしていたハルヒは、自ら『世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団(通称:SOS団)』を結成する。それに巻き込まれるように団員として集められたキョン、朝比奈みくる、長門有希、古泉一樹だったが、キョン以外はハルヒに言えない”秘密”を持っていた。
ハルヒを中心とし、キョンが語る、ビミョーに非日常な学園ストーリー!
ジャンル | 学園・SF |
話数 | 全28話 涼宮ハルヒの消失(劇場版) 163分 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
アニメの世間的な概念を覆し、数多くのアニメファンを生み出してきたほどの人気作品
作品全体を通して言うのであれば”夏”と言った感じはしませんが、「”夏”と言えば」というエピソードがあるのがこの作品
そのエピソードが『エンドレスエイト』
8月17日~8月31日の約2週間を延々と繰り返す現象に巻き込まれたキョンたちの姿を描くこのエピソード
”エイト”にちなんで8話ほぼ同じ内容のものが放送されたことで話題になったこのエピソードですが、毎話キョンたちの服装が違ったり、アフレコも全話しっかり撮っていたりと同じようでいて違う演出の数々は拘りを感じますね
また、キョンたちがこの2週間を約15500回、約595年分という驚愕の回数繰り返した末に迎えた結末も見所ですね
この結末を見た当時は「キタァァァァ!!!」って興奮しちゃいました(笑)
ただ、このエピソードの放送形態に関しては賛否両論あったのも事実
演出は多少違っても、内容はほぼ同じなので致し方ない部分はあります
8話見るのもいいですが、個人的に初見の時は1話&2話&8話の3話で十分かなとも思いますね(笑)
色々と”驚愕”エピソードの多い『エンドレスエイト』ですが、今でも8月になると思い出すくらい記憶に残るエピソードでもあるので、未視聴の方はひと夏のエピソード(思い出)に加えてみても良いと思いますよ
その着せ替え人形は恋をする
”あたしにコス衣装作ってくれないかな?”
雛人形の頭師になる事を夢見る男子高校生・五条新菜(ごじょう わかな)は自分の『好き』と周囲の『好き』との違いから中々友達を作ることが出来なかった。そんなある日の放課後、被服実習室で雛人形作りの作業をしているとクラスの中心的存在のギャル系美少女・喜多川海夢(きたがわ まりん)がやってくる。新菜の作業を見た海夢は衝撃を受け、新菜に”コスプレ衣装作り”を手伝ってほしいとお願いする。
クラスのギャルと秘密の関係?二人のドキドキ山盛りコスプレ・スクールライフが今、始まる!
ジャンル | ラブコメディ |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | Clover Works |
原作者・福田晋一先生によるコスキュンラブストーリー
自分の”好き”に正直で真っ直ぐな海夢だったり、真面目で一生懸命で優しい新菜などの魅力的なキャラクターのみならず、自分の”好き”に自信を持っていいんだと思える内容は見ていて前向きな気持ちにさせてくれるのがこの作品
魅力的なキャラクターやその内容もさることながら、美麗な作画や原作を補填するような新規カットの導入など色々と話題の多かった作品でもあります
特に、アニメ放送当時は累計発行部数は350万部だったのが、放送が始まってからグングンと売り上げを伸ばし、2022年6月14日時点では倍の700万部まで伸びたのは驚きの一言でしたね
全体的には自分の”好き”に対しての想いだったり、海夢の見ていて思わず胸キュンする可愛らしい姿にニヤニヤしながら楽しむ作品ではありますが、”夏”だからこそ見て欲しいと思う一番の理由は”最終話”
8話で海、10話で海夢黒ギャルver.など後半は時系列的にも”夏”を感じることが出来ますが、最終話に関しては風鈴や蝉の声、夏祭り、浴衣、プールなど夏の風物詩がテンコ盛り!
何より、圧巻の花火シーンが”最高の夏”を演出し、大いに盛り上げています
『好き×青春×夏の風物詩』の豪華で贅沢な《夏盛りセット》を是非ご堪能下さい
TARI TARI
”何もしないで諦めて後悔したくないから!”
白浜坂高校に通う宮本来夏(みやもと こなつ)は、1年前の出来事をきっかけに声楽部で歌わせてもらえず、日々悩んでいた。歌うことを諦めきれない来夏は新たに合唱部を作って合同発表会出場を目指すことにする。
笑ったり喧嘩したり悩んだり恋をしたり…。時に回り道をしつつも、親友たちと一緒なら前に進んでいける。
夢を諦めるには早すぎる”高校生活最後の夏”に、皆の歌声が響き渡る。
ジャンル | 青春 |
話数 | 全13話 |
アニメーション制作 | P.A.WORKS |
江の島を舞台に”夢”に一生懸命な高校生たちのひと夏の青春を描いたP.A.WORKS制作のオリジナルアニメーション作品
夏の江の島の綺麗な海や澄み渡る夕焼け空などの作画でも”夏”を感じることが出来ますが、やっぱり来夏たちの夢に向かって頑張る”青春”が一番の夏ポイントな気がしますね
恋愛的な”青春”も甘酸っぱくていいですけど、やっぱり友達どおしで何かに向かって頑張っている”青春”は見ていて清々しいです
特にこの作品はその辺りが色濃く出ていて、みんなで笑ったり、泣いたり、喧嘩したり、喜んだりと仲間同士で感情を共有し、それぞれの大切さを合唱を通して見事に表現しています
また、高校生だからこその「やりたいけど出来ない」という、もどかしい感じも教師や親の反対意見や若さゆえの行動力などで描かれているので、そこもまた”青春”を感じれる作品です
そして、そんな”青春”だけじゃなく、親と子の想いなど感動できる内容も盛り込まれているのもこの作品の魅力の一つですね
頑張ったり、楽しんだり、感動したりと様々な感情とやる気が貰える『TARI TARI』
前向きな気持ちになりたい人にはオススメしたい夏アニメ作品ですね
凪のあすから
”俺は見てしまったんだ。誰かが誰かと特別な出会いをした、その瞬間を…”
海と陸でそれぞれ暮らす人々。住む場所が違い、考えも相容れなくとも、わずかながら互いに交流を持っていた。
海底の海村に暮らす中学二年生の先島光(さきしま ひかり)、向井戸まなか(むかいど まなか)、比良平ちさき(ひらだいら ちさき)、伊佐木要(いさき かなめ)の4人は中学廃校に伴って、地上の中学に通うことになる。その途中、突然頭上から降ってきた網に、まなかは捕えられてしまうが、そこで地上の中学に通う同級生・木原紡(きはら つむぐ)との出会いを果たす。
ちょっと不思議な世界で繰り広げられる少年少女たちの青の御伽話(ファンタジー)が始まりを告げる。
ジャンル | 恋愛・ファンタジー |
話数 | 全26話 |
アニメーション制作 | P.A.WORKS |
海と陸のそれぞれ別の場所で暮らす少年少女たちが繰り広げる、切なくも儚い恋愛模様を描いたP.A.WORKSオリジナルアニメーション作品
夏の海沿いの街を舞台に、不思議な世界観ながらも、「人が人を好きになる」という点においては住んでいる場所も環境も関係ないと思えてくるこの作品
魅力的なキャラクターや美麗な作画、作中に流れてくる劇伴などでストーリーを大いに盛り上げてくれますが、何よりそれぞれの気持ちの矢印が向き合っていないからこその切ない感情の描き方がもの凄く上手いです
「自分の好きな人には他に好きな人がいる」というのはある種、恋愛ものにおいての王道ではありますが、そこが複雑に絡み合い、素直になれないからこその痛くて苦しくて切ない気持ち
そして、この世界観の特徴を活かしたストーリー展開は、2クールだからこその深みと切なさがあります
この夏、海の綺麗さや自由に泳ぐ魚たちの優雅さを感じつつ、『人を好きになる』ということの楽しさや嬉しさ、辛さや苦しさといった『青春』を描いたこの作品で一歩大人になってみませんか?
夏のあらし!
”忘れもしない13歳の夏。こうして僕の嵐のような夏が始まった”
夏休みを利用して祖父の家に泊まりに来た八坂一(やさか はじめ)。涼むために喫茶「方舟」に立ち寄ったところ、八坂はそこで働く女性・嵐山小夜子(あらしやま さよこ)に一目惚れしてしまう。そんな二人は、ひょんなことから”通じ”てしまい、過去へタイムスリップ出来るようになる。
ジャンル | タイムトラベルコメディ |
話数 | 1期 全13話 春夏冬中(2期) 全13話 |
アニメーション制作 | シャフト |
『スクールランブル』の原作者・小林尽先生原作の漫画をシャフトがアニメ化したタイムトラベルコメディ作品
シャフト制作の作品だけあって、会話のテンポ感、陰影のつけ方やカメラワークなどの演出、そして小道具や喫茶「方舟」の客など色々な方向から笑わせにくる作品です
その演出っぷりはシャフト作品に触れたことがある人なら見ればすぐに「シャフトだw」って分かるくらいです(笑)
また、ストーリー本編のコメディも面白いんですが、毎話必ずちょこちょこ挟まれてくる「タイトルを忘れてしまった作品」の語りが本当に面白い!
基本的には登場キャラクターの加奈子とやよゐで繰り広げられる展開(カヤが語る時もあります)なんですが、このやり取りは見るとクセになること受け合いですw
そして、声優の杉田智和さんの多彩な声色も見所の一つです!
さたに、この作品はコメディ色が強いながらも、横浜大空襲と深い関りがあるストーリーにもなっており、戦時中の出来事やそれに関わるシリアスな展開など、内容のギャップも非常に楽しめる作品となっていますね
物語と世界観で”笑いと不思議に溢れた夏”を体験しましょう!
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のんのんびより
”にゃんぱすー”
全校生徒たった5人の旭丘分校。田舎の山里でゆる~くまったりと、楽しく過ごす少女たち。「なんにもない」がある、スローライフな日々は新たな発見と楽しみ方を見せてくれる。
豊かな自然の中で過ごす少女たちの脱力系田舎ライフコメディ。
ジャンル | 日常・コメディ |
話数 | 1期 全13話 りぴーと(2期) 全13話 のんすとっぷ(3期) 全13話 ばけーしょん(劇場版) 71分 |
アニメーション制作 | SILVER LINK. |
自然あふれる田舎を舞台に繰り広げられる、ゆるふわ日常コメディ作品
仕事に疲れ、都会の喧騒に疲れた人にこそ見て欲しいこの一作!
川遊びや虫取りだけじゃなく、秘密基地に集まったり、収穫した野菜をその場で食べたりなど、思わず「懐かしい!」と子供の頃を思い出させてくれる内容が盛り沢山です
そして作画も非常に良く、晴れ渡る青空で”夏”を感じつつ、流れる川などで”涼”を感じることが出来るのも良いところですね
基本的には各クール共に春夏秋冬が描かれている作品ですが、どれも田舎だからこその魅力に詰まった話ばかりであり、れんげ達の日常に癒される作品なので、日々の疲れを癒したい方にオススメしたい作品です
あとは”夏”と言えば、「帰省=田舎」というイメージもあるので、大自然溢れる田舎暮らしに親しみがある方にもオススメしたい作品ですね
ハナヤマタ
”私と一緒に、よさこいしませんか?”
何だって普通の14歳・関谷なる(せきや なる)。おとぎ話に出てくるような”ヒロイン”に憧れていたものの、あいかわらず普通の日々を過ごしていた。そんなある月夜の晩に、和装で舞う妖精のような金髪の少女・ハナと出会い、『よさこい』という非日常の世界へと導かれる。
まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女たちはそれぞれの想いを胸に舞い踊る。
ジャンル | 学園・青春 |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
『よさこい』で繋がった5人の少女たちの絆を描いた学園青春系のきらら作品
夏の踊りと言えば『盆踊り』や『阿波踊り』など和テイストの踊りが思い浮かびますが、夏に盛大な祭りが行われる『よさこい』も夏の踊りの一つ
そんな『よさこい』が大好きな少女・ハナと出会ったことで、その魅力に惹かれていった関谷なるが仲間と出会い、その仲間と共に一生懸命頑張ったり、奮闘していく様子はまさに”青春”の一言
目標に向かってひたすら頑張る姿もそうですが、自分たちで音楽を作ったり、衣装を作ったりと、何かを自分たちで作り上げていく様子を見ていると思わず応援してあげたくなるような健気さが感じられて、続きが気になるんですよね(笑)
そして、なるがどんどんキラキラした姿になっていく様子は”可愛さ”と”前向きさ”を兼ね備えていて、見ていてやる気を貰えるようなヒロインになっていくのもこの作品の魅力です!
作品自体も良いんですが、主題歌が良曲なのもこの作品の良いところ
この作品を見てからこの主題歌を聞くと”夏”と共に、作品の名シーンが蘇ってくるくらい、作中でもよく使われる楽曲となっています
5人の女子中学生たちが舞い踊る”ひと夏の青春”を堪能してほしいと思いつつ、その想いを伝えるなら、この作品の1話のサブタイがピッタリですかね(笑)
”シャル・ウィ・ダンス?”
ばらかもん
”この島でひとりに…なれない”
東京で”ある事件”を起こしたイケメン書道家・半田清舟(はんだ せいしゅう)。改めて書道と向き合う為に、静かな孤島に引っ越すことになる。しかし、借りた家は地元の元気すぎる小学生・琴石なる(こといし なる)が秘密基地として遊んでいた。さらに、中学生の山村美和(やまむら みわ)と新井珠子(あらい たまこ)も頻繁に遊びに来るようになり、中々一人になれない。そんな騒がしい毎日を送りながら、島民に触れ、自然に触れていくことで半田は自分自身と向き合っていく。
慣れない田舎暮らしに困惑しながら、書道家としても人としても成長していく日常田舎コメディ!
ジャンル | 日常・コメディ |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
原作者・ヨシノサツキ先生による賑やかで楽しさ溢れる日々を描く日常コメディ
この夏、すさんだ心を癒したいと思っている人には見て欲しい”夏”を感じるアニメ作品です
都会では味わうことが出来ない経験の数々だけじゃなく、人と人との距離が近いからこその人情味あふれるエピソードの数々はとても癒されます
また、「都会」と「田舎」、「大人」と「子供」、「理想」と「現実」などそれぞれ真逆の視点を持つ者通しだからこその感覚のズレから起こる笑いだったり、半田の変わった性格やなるの活発さ、美和と珠子の女子中学生コンビの行動力など笑える要素もふんだんに盛り込まれているのはこの作品の魅力の一つですね
そんなコメディ要素がありながらも、その真逆の視点から得た”別の視点”を知ることで、半田が少しずつ成長し、変わっていく姿は見ていて微笑ましさがあり、話数を追う毎に「半田」というキャラクターが好きになっていきます
視覚的にも物語的にも、見ていると心が落ち着きを取り戻していくような癒し作品なので、”夏のリフレッシュ”には最適な一作です
ひぐらしのなく頃に
”嘘だッ!!!”
昭和五十八年の六月。都心から離れた雛見沢村に引っ越してきた前原圭一(まえばら けいいち)。圭一は自然あふれるこの村で、仲間たちと過ごす賑やかでのんびりとした日常を楽しみ、こんな日常がずっと続くと思っていた。あの、一年に一度行われる《綿流し》が来るまでは…。
日常は突如終わりを告げ、恐怖の渦に巻き込まれる圭一。しかし、これは惨劇の始まりに過ぎなかった…。
ジャンル | ホラー・ミステリー |
話数 | 1期(無印) 全26話 2期(解) 全24話 OVA(礼・煌) 全5話・全4話 業 全24話 卒 全15話 |
アニメーション制作 | 1期~OVA:スタジオディーン 業・卒:パッショーネ |
可愛らしいキャラクターデザインからは想像も出来ないミステリアスな内容と壮絶な出来事に恐怖を覚えるミステリーホラー作品
”夏”といえばホラーや怪談も一つの定番ではありますが、今回紹介する『夏に見たくなるアニメ22選』の中での唯一のホラー作品です
廃れた村落・雛見沢村を舞台に巻き起こる連続怪死事件や失踪事件
その事件に巻き込まれていく主人公・前原圭一の疑心暗鬼に陥っていく姿は、謎を謎のまま見ている、いち視聴者としては同じくどの登場人物も疑わしく思えてきて、圭一同様の恐怖感に陥っていき、追いつめられていく恐怖感を味わうことが出来ます
また、一見すると各エピソードの始まりで「どういうこと?」という場面が何度も登場してきますが、それが明かされていく解答編での納得感も中々他の作品では得難いものでしたね
ただ、やはりこの作品の一番の恐怖感はキャラクターの豹変ぶり
こんなにも見た目可愛らしいキャラクターが狂気に染まり、描かれていくその表情と行動のギャップには度肝を抜かれ、肝を冷やします
さらに、連続怪死事件によって描かれる残酷な描写もその恐怖感を加速させているのは間違いないですね
”夏”の季節を中心に描かれている作品なので、この季節に背筋も凍るような人の怖さを体感したい人にはオススメしたい作品です
※未視聴の方向け解説
アニメ『ひぐらしのなく頃に』は2006年と2007年にアニメ化された1期&2期と2020年と2021年にアニメ化された業&卒の2つがあります
こちらの2つは同じようでいて全く違う結末を辿る作品となっており、どちらから見ても問題無く見ることが出来る作品です
ただ、個人的には1期&2期から見た方がいいと思っています
その方がそれぞれの違いが分かったり、この作品の魅力や面白さは伝わりやすい印象がありますね
あと、これも個人的にですが「業&卒」よりも「1期&2期」の方が結末の納得感が強かったです
話数は多くなってしまいますが、1期&2期を見て「面白い!」と思ったら業&卒を見てもいいと思いますよ
ちなみに、OVAはキャラデザにあったコメディ色強めのエピソードばかりなので、キャラの魅力をさらに感じたい方にはオススメです
Free!
”俺はフリーしか泳がない”
七瀬遙(ななせ はるか)は、水に触れることが好きで『泳ぐ』ことが好きだった。それは高校生になっても変わらなかったが、水泳部の無い岩鳶高校で無為に日々を過ごしていた。遙の幼馴染・橘真琴(たちばな まこと)も同じ高校に通っていたが、その高校に葉月渚(はづき なぎさ)が入学してくる。3人は小学生の頃、同じスイミングスクールに通っていて、久しぶりの再会を喜ぶ。
さらに、同じスクールに通っていて、水泳の勉強のために留学していた松岡凛(まつおか りん)も遙たちの目の前に現れる。以前とは雰囲気が違う凛は遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せつける。
このままでは終われない遙たちは1年生の竜ヶ崎怜(りゅうがさき れい)、マネージャーに凛の妹・松岡江(まつおか ごう)を加え、水泳部を設立する。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語。
ジャンル | 青春・水泳 |
話数 | 1期 全12話 Eternal Summer(2期) 全13話+OVA Dive to the Future(3期) 全12話+OVA Take Your Marks(特別版) 全4話 劇場版 5作品 ・ハイ☆スピード 110分 ・Timeless Medley-絆 94分 ・Timeless Medley-約束 97分 ・Road to the World-夢 98分 ・the Final Stroke |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
男子高校生たちの水泳にかける夢と青春と絆を描いた京都アニメーション作品
やっぱり”夏”と言えばプールですよね!
そんなプールを舞台に、水泳を通じて青春と絆の尊さを描いたこの作品ですが、「女性向け?」と思えるようなキャラデザながらも、男性でも十分に楽しめるストーリー展開は本当に面白い!
クスッと笑えるようなコメディ展開もありつつ、スポーツものだからこその心が熱くなる名勝負の数々は必見です
そして、そんなストーリーを大いに盛り上げ、演出する京都アニメーションの作画は、思わず見蕩れてしまうほどの美麗さ
登場人物たちの動きや表情もさることながら、その陰影のつけ方やカメラワーク、泳ぐときの水しぶき、水面から覗く景色やその輝きなど、どのシーンを見ても”美麗”の一言がピッタリの作品です
正直、それを見るだけでも一見の価値ありだと思えるほどです(笑)
男女共に楽しめる作品なので、夏のこの時期に絆と情熱で心を熱くしつつ、水の美しさで涼しさを感じて頂きたい一作ですね
放課後ていぼう日誌
”ていぼう部のモットーは釣ったら食べる”
都会から田舎に引っ越してきた鶴木陽渚(つるき ひな)は、生き物が苦手なインドア派。手芸が好きで、転校先の学校でも手芸部に入ろうと思っていたが、散歩中に出会った黒岩悠希(くろいわ ゆうき)から半ば強制的に「ていぼう部」に入部させられる。たくさんの初めてに戸惑いながらも、釣りの楽しさや魚のおいしさを知っていき、釣りの魅力にハマっていく。
個性的な部員に囲まれて、陽渚のドキドキでゆるい釣りライフが始まる!
ジャンル | 日常・釣り |
話数 | 全12話 |
アニメーション制作 | 動画工房 |
釣りの楽しさだけじゃなく、海の幸のおいしさも伝わってくる日常系釣り作品
海の楽しさは泳ぐだけじゃない!
魚釣りも海のレジャーの一つですよね!!
このアニメを見ていると、完全に釣り初心者の陽渚と一緒に色々な釣りの方法や基礎知識などを学ぶことが出来ます
なので、魚釣りの楽しさだけじゃなく、魚釣り自体を知ることも出来て、魚釣りに興味がある人にはタメになる作品です
そして、それと同時に”飯テロ”作品でもありますw
「釣った魚は食べる」がモットーのていぼう部なので、釣りあげた魚や捕まえた貝などをそのまま料理して、みんなで食べるんですが、それがまた旨そうなこと(笑)
見ているとヨダレが垂れてきますw
陽渚たちのゆる~い日常や釣り姿を楽しみつつ、夏バテで食欲が落ちている時の食欲増進に一役買ってくれること間違いなしの作品です
夏に見たくなる劇場アニメ
サマーウォーズ
”よろしくおねがいしまぁぁぁす!!!”
天才的な数学力を持つ高校2年生の小磯健二(こいそ けんじ)は、憧れの先輩・篠原夏希(しのはら なつき)にバイトを頼まれる。そのバイトとは夏希のフィアンセのフリをすること。長野にある夏希の実家に一緒に行った健二を待ち受ける総勢27人の大家族。必死にフィアンセのフリを続ける健二だが、そんな折、数字が連なった一通のメールが届く。そのメールの解読に夢中になった翌朝、世界は未曽有の大混乱へと陥っていた。
健二と夏希、そして大家族と共に世界の危機へと立ち向かう!
ジャンル | 恋愛・SF・アクション |
時間 | 114分 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
一人の男子高校生が、田舎の大家族と共に世界の危機へと立ち向かう、ひと夏の出来事を描いた細田守監督作品
”夏”と言えば『サマーウォーズ』は外せないと言っても過言ではないでしょう!
夏休みが舞台だったり、タイトルに”サマー”が入っているからパッと思い出しやすいというのもありますが、何よりこの作品は面白い!
内気だった健二が夏希の曾祖母・栄(さかえ)やその大家族と出会ったことで成長していく姿、夏希の恋心、そして大家族だからこその”絆”の描き方は見ていて興奮しっぱなしです
さらに、仮想世界『OZ(オズ)』で繰り広げられるバトルシーンや花札対決も、バーチャル空間だからこその演出の数々が盛り込まれており、その作画やCGも含めて見所満載の作品ですね
世代を超えて楽しめる劇場作品となっているだけじゃなく、何度見ても楽しめる「夏の風物詩」的な作品でもあるので、ご家族や親戚の方と一緒に夏を感じるのにオススメの一作です
サイダーのように言葉が湧き上がる
”やまざくら かくしたその葉 ぼくはすき”
人とのコミュニケーションが苦手で、俳句でしか自分の気持ちを口に出来ない男子高校生・佐倉結以(通称:チェリー)。快活だけど、矯正中の大きな前歯を隠すために、いつもマスクをしている女子高生・星野ユキ(通称:スマイル)。
それぞれコンプレックスを抱えた二人が、ショッピングモールで出会い、SNSを通じて少しずつ交流していく中で、バイト先の老人・フジヤマの思い出の品を探すことになる。そんな中でさらに仲を深め、距離を縮めていく二人だが、”ある出来事”をきっかけにすれ違う…。
チェリーの真っすぐで爆発的な言葉に、熱い感情が湧き上がる。
ジャンル | 恋愛・青春 |
時間 | 86分 |
アニメーション制作 | シグナル・エムディ×サブリメイション |
『四月は君の嘘』のイシグロキョウヘイ監督による初のオリジナル劇場作品
ド直球過ぎるほどの青春を描いたこの作品はとにかく甘酸っぱい!
互いにコンプレックスを持つ二人の自信の無さや素直になり切れない複雑な心情を描きつつ、そのコンプレックスを乗り越えるほどの熱い想い
そこに至るまでの過程でかなり胸キュンするような展開が目白押しなんですが、その想いを爆発させるクライマックスシーンはニヤニヤが止まらないほど真っ直ぐすぎて、「学生時代に戻りたい!」と思うくらい若さに溢れてました(笑)
そして、物語を大いに盛り上げる作画や演出、音響の数々も見所の一つ
各キャラの心情に合った音楽もそうですが、色彩豊かな作画シーンは二人のひと夏の青春のようでとても綺麗です
また、コンプレックスによって自信の無い二人が中心となって展開されるストーリーだからこその前向きな言葉に溢れているのもこの作品の見所ですね
何かしらのコンプレックスがあって自信が持てない方や恋愛において自信がなく前向きな気持ちになりたい方にはオススメしたい劇場作品です
- Amazonプライム:ー
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- Netflix:見放題
時をかける少女
”いっけぇぇぇ!!!”
高校2年生の夏。紺野真琴(こんの まこと)は親友の男友達の津田攻介(つだ こうすけ)と転校してきた間宮千昭(まみや ちあき)と一緒に楽しい毎日を過ごしていた。そんなある日、真琴は故障した自転車で踏切に衝突。死を覚悟したが、気が付くとなぜか事故の少し前の時間に戻っていた。
「タイムリープ」能力を手に入れた真琴は、日常のささいな不満や欲望に使ってストレスを発散していたが、能力には使用制限があった。最後の1回を使い切った真琴だったが、そのすぐ後に目の前で”ある事故”が起こってしまい…。
「タイムリープ」能力を手に入れた17才の少女が、「かけがえのない時間」の意味を見出していく、ひと夏の青春ストーリー。
ジャンル | 青春・恋愛・タイムリープ |
時間 | 98分 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
筒井康隆先生の『時をかける少女』を原作としつつも、ヒロインを変えて新たに制作された細田守監督作品
こちらの劇場作品も夏の定番アニメの一つですね!
思わず見入ってしまうような美麗な作画の数々も見所ですが、やはり”時間”をテーマにしたこの作品のストーリーが一番の見所です
多くの可能性を秘め、将来というものが不確定ながらも、たくさんの”時間”を有することが出来る高校時代
たくさんの時間があるからこそ、その優先順位が”今”で完結してしまいがちだったりします
ただ、大人になって思うのは”今”はすべて繋がっていて、「あの時こうしてればよかったな」という後悔がとめどなく押し寄せてくると言うこと
そういった”時間”の大切さを、不確定でピンと来ない《将来》という形で伝えるのではなく、比較的身近な《青春》という形で伝えたこの作品は、年代問わずメッセージが伝わりやすく、そのメッセージがすんなりと頭の中に入ってきます
今この時、この瞬間が大切で《未来》に繋がっている
それを改めて実感できる作品となっていますので、この作品を見て”時間”の大切さを知り、この夏を利用して将来につながる”今”を作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
『夏に見たくなるアニメ23選』でしたが、夏を感じることは出来そうでしたか?
「夏の風物詩」で夏の良さを感じることが出来るように、夏に関係するアニメ作品で夏の良さを感じるのもまた一興!
夏の暑さや水の涼しさを感じることが出来るのも『夏アニメ』の魅力ではあります
ただ、花火やプール、海のシーンを見て行きたくなったら、身近な人を誘って一緒に出掛けるというのが出来るのも同じ季節に見ているからこそ出来ることだと思います
今回紹介した作品をキッカケに、”ひと夏の思い出”も一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
もしも、誘った人が乗り気じゃなかったら、その行事にまつわる作品を見せるのも良いかもしれませんね(笑)(当然、一緒に見るのも有りですw)
『夏に見たくなるアニメ』と共に、精一杯”夏”を満喫してください!
それでは、今回はこの辺で!
また会いましょう