どうもウハルです!
今回は「蜘蛛ですが、なにか?」11話の感想&解説です!
進化したことにより《禁忌》がカンストしてしまった「私」(蜘蛛子さん)
その結果、「世界の真理」を知ってしまい、強くなることを決意した蜘蛛子さんの次の相手は因縁の相手『地龍アラバ』
再会したアラバの強さは他の魔物に比べるとやはり別格でしたね
そして決戦の準備を整える為に、蜂を一掃する蜘蛛子さんの無双っぷりが半端なかった!
個人的にとある三国志のゲームを思い出しました(笑)
さらに、人間パートでは勇者一行でただ一人生き残ったハイリンスが語る「ユリウスを襲った白い少女」
この少女が今後どう物語に関係してくるのか
そして、シュンと契約したことでフェイの身に起きた変化など人間パートでも伏線がバシバシ張られ始めましたね
その辺りも含めて「蜘蛛ですが、なにか?」11話の感想&解説をしてきます!
なお、現在原作5巻まで既読済みなのでアニメで描かれていなかった部分も含めて感想&解説をしていきます!
あれ?前回の記事から2巻増えてるって?
そう!面白くて1週間で2巻分読んじゃいました(笑)
そんな情報はさておき、前回の10話「このじじい、誰?」に関しても感想&解説を語っていますのでよろしければ是非!
10話感想&解説
蜘蛛ですが、なにか? 11話
11話「次回、決戦?」
新たな進化を遂げたものの、なんだか不愉快な「私」。 それもそのはず、取得したスキルによって世界の真実を知ってしまったのだ。 世界のうねりに巻き込まれないため、「私」は自分の“トラウマ”に向き合おうとする。
TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイトより
もしも、どの動画配信サイトで見ようか悩んでいるという方は、以前動画配信サービスのまとめ記事を書いていますのでご参考ください
サービスによっては画像付きで登録方法や実際に使ってみての感想も語っています
動画配信サービス記事
原作だとどの範囲?
- 原作3巻
- 7 人との遭遇
- 8 下層の地龍
- 10 将来迷宮の悪夢なんて厨二ネームで呼ばれるようになることをまだ私は知らない
- 原作3巻
- S2 予兆
- S3 ユリウス
11話「次回、決戦?」は原作だとこの範囲になります
それぞれのパートごとに分けさせていただき、原作巻数、章数、タイトル名を書かせて頂きました
原作をこれから買おうと思っている方や現状持っている方の参考になれば幸いです
今回の話ですが縦穴での蜂との戦いは、原作だと「10 将来迷宮の悪夢なんて厨二ネームで呼ばれるようになることをまだ私は知らない」になります
「これ前回の話じゃないの?」と思った方はその通り!
原作だと蜂を倒した後に戻ってきたら、ロナント達が居たという流れになっています
ボリューム的にしょうがないとは思いますが、蜘蛛子パートはここまででも結構内容を飛ばしつつ描かれています
人間パートは始まり方自体はかなり飛ばしましたが、それ以降は一部を除いて比較的順番通りに来ている印象
全体的に整合性は取れていると思っているので問題無いですが、気になる方はタイミングを見て原作を読んでも良いかもしれませんね
個人的には「え?こんな事があったの?」みたいなのが多々あってある意味新鮮でした(笑)
蜘蛛ですが、なにか? 11話感想&解説
シュンとフェイの契約
『勇者』の称号を引き継いだシュンは、不安に押しつぶされないようにひたすら体を動かし、鍛えていました
称号の重み、そして学園から離れ、今は一人であるという不安
その姿を見ていたフェイは、シュンの気持ちを察して「契約」の提案をします
「契約」は相手を”強制的に命令が出来る”為、フェイと対等な関係でいたかったシュンは一度拒みますがフェイの優しさに触れて、「契約」を結ぶことにします
「契約」自体はすんなり完了し、あまりのあっけなさに驚くフェイですが、突然体に異変が起きます
体が光に包まれ、フェイは卵の状態になってしまいました
予想外の事態に驚くシュンですが、卵を鑑定して見ると〈進化中〉の文字が表記されていました
漆原美麗ことフェイですが、本当にイジメをしていたのか?と思えるくらい良い子なんですよね(笑)
というか、「仲間想い」なんでしょうね
元々イジメをしていたこと自体、現在の境遇も相まって今では後悔し、丸くなった印象
そこから生まれた心の余裕やシュンとの信頼関係から「契約」と言う形でシュンを助ける事に決めたんでしょうね
ただ、そこからのまさかの〈進化〉
この予想外の展開はフェイにどういった影響を及ぼし、どのくらい強くなって〈進化〉するのか
非常に見物です
インストール完了&トラウマの克服
『エデ・サイネ』に進化し、《禁忌》をカンストさせた蜘蛛子さんは「ないわー」と言う声と共に目覚めました
《禁忌》がLV10になったことで、「この世界の成り立ち」「過去の出来事」「スキルやステータスの秘密」など膨大な情報が蜘蛛子さんに流れ込み、それを知ったことで”世界の崩壊”を知ってしまった蜘蛛子さん
せっかく転生したのに、世界と一緒に心中する事になるのは御免だった蜘蛛子さんは「世界崩壊の阻止」を決意します
その為にはまず強くならなければならない
強くなるための手段として蜘蛛子さんが次に選んだ相手は、圧倒的な強さを持ち、過去にトラウマを植え付けられた因縁の相手『地龍アラバ』でした
せっかく進化して、いつもならテンションが上がるところですが、それ以上に《禁忌》の内容が残酷だったんでしょうね
このシーンに関しては原作よりも、アニメの方が詳しく伏線が登場したので思っていたより《禁忌》が齎した情報のヤバさが分かりやすかった(笑)
ただ、その分色々な事柄が気になってきちゃいましたけどね・・・
そして、以前登場した”黒い男”の立場と名前もはっきりしました
「管理者ギュリエディストディエス」
管理者Dは自らを”邪神”と名乗っていましたが、彼自身はどういった立場なんですかね?
同じく神のような力を持っていそうですが、詳細は不明
今後どのように蜘蛛子さんと関わってくるのか気になるところです
ちなみに、今回進化した『エデ・サイネ』
【死の象徴】だけあって、背中の模様をよく見るとドクロになっているのに気が付きましたか?
ただでさえ、多くのスキルを取得し、強くなっている蜘蛛子さんなのに、外見まで恐怖感満載の姿になっちゃって(笑)
人間と友好を結ぶ道のりは遠そうですね
強さへの憧れ
打倒『地龍アラバ』に燃える蜘蛛子さんは、空間転移によって下層にやってきました
しかし、アラバを見つけるはずが別の強力な大型の蛇の魔物と遭遇してしまい、勝てないと判断した蜘蛛子さんは偵察を諦め、撤退しようとしていました
そんな時に鳴り響く地響き
蛇が向かった方向からするその音が気になりスキル《望遠》を使って見てみると、そこでは先程の大型の蛇の魔物と地龍アラバが戦闘を繰り広げていました
重力の魔法を操る蛇でしたが、地を操るかのように地の魔法を繰り出す地龍アラバの前では歯が立ちませんでした
一方的な展開により、地龍アラバが勝利する光景を目にした蜘蛛子さんはある感情を抱きます
それは”憧れ”
圧倒的な強さを見せつける地龍アラバの姿は蜘蛛子さんに「綺麗だ」と思わせ、”強さに憧れる”には十分な勇ましさを放っていました
アラバやっぱ強ぇぇ!!
レベルにもよるんでしょうが、単純に重力vs地だったら重力の方が強そうですが、さすが地龍
その姿を見て、強さに憧れた蜘蛛子さんにも納得です
ただ、今回は魔物の姿に憧れを抱いたり、前回は人間に普通に攻撃を仕掛けたり、どんどん人間らしい部分は薄れているような印象もありました
蜘蛛としての生活も長くなってきたので、境界線が曖昧になってきたのかもしれませんね
ユリウスを襲った白い少女
帰国したハイリンスとの面会が叶ったシュン
部屋に入ってきたハイリンスは開口一番にシュンに「すまなかった」と謝罪し始めました
「何事か?」と感じたシュンでしたが、事情を聞くと生き残るはずだったのはハイリンスではなくユリウスだったという事を語り始めます
と言うのも、ハイリンスが生き残る事が出来た理由は「不死鳥の羽根」を所持していたから
一時的に《不死》の効果を与えるこのアイテムは、本来であればユリウスが持っていたものでした
ただ、盾役であるハイリンスの方が死ぬ可能性が高いからと言う理由でユリウスが無理矢理持たせたことで、今回ハイリンスは復活を遂げ、生き残る事が出来ました
ユリウスらしい行動にシュンは納得し、ハイリンスにユリウスが死んだ時の状況を聞きます
魔族との戦闘にて大将に勝利したユリウスが、残党に対して降伏勧告を出した瞬間のことでした
その戦場に不釣り合いなただただ白い少女
彼女が現れると同時に気を失ったハイリンスが目を覚ますと、そこには仲間たちの服と装備しか残っていませんでした
まるで中身が無くなってしまったかのような光景を目の当たりにしたハイリンスは、「その現象は《腐蝕攻撃》と似ている」と語ります
死を司る破滅の属性である《腐蝕攻撃》は、相手の体を塵と化すことが出来る攻撃
その攻撃を受けたユリウスの遺品として、首に巻いていた白い首巻きしか持ち帰る事が出来なかったことに対してハイリンスは再びシュンに謝ります
首巻きを手にしながら、過去のユリウスとの記憶を思い出し、涙するシュンにハイリンスは手を差し伸べ「また勇者を守らせてくれないか?」と新しい勇者の盾にしてくれるようお願いします
その申し出は、シュンにとってはとても心強いもの
差し出された手を取りながらシュンは固く握手し、『勇者』としての覚悟も固めるのでした
相手を塵と化す《腐蝕攻撃》
かなり強力な攻撃ですが、当然デメリットも存在します
それは「攻撃者自身も攻撃を受けるという事」
実際、蜘蛛子さんが腐蝕攻撃の一つである《死滅の邪眼》を発動させた際に、発動させた目が使えなくなりました
ようするに自爆技ですね
そんな攻撃を、いとも容易く、あんな大規模で発動させる真っ白い少女の正体とは?
現状だと魔王に引き続き、蜘蛛子さん説が浮上してきますが、情報量が少なすぎる
連続2クールとは言え、回収出来るのかな?(笑)
お掃除開始!
レベルアップを図りつつ、アラバとの決戦場所を探す蜘蛛子さん
途中で『地龍カグナ』『地龍ゲエレ』と出会いつつ、早々に撤退しますが、しっかりマーキングだけはしておき、現段階ではなるべく近づかないようにします
地の魔法を操るアラバと戦う上で、なるべく地面に触れずに戦える場所を見つけた蜘蛛子さん
そこで見つけた縦穴でしたが、その場所には蜂の魔物が飛び回っていました
昔の蜘蛛子さんならいざ知らず、今の蜘蛛子さんにとってはどれだけ数がいようが敵ではない相手に無双状態の攻撃を仕掛け、一掃し始めました
空中移動が可能な《空間機動》を使いつつ、糸攻撃、風&地による魔法攻撃、前足の鎌攻撃、そして暗黒魔法乱打
怒涛の攻撃に蜂の魔物は為す術もなく、次々に倒れ、蜘蛛子さんは見事、蜂の巣の駆除に成功
縦穴の掃除が完了しました
もうやりたい放題だな(笑)
ただ、だからこその爽快感があってこのシーンはとても面白かった!
特に暗黒魔法の一つである暗黒槍の乱打シーンに関しては、迫力がありましたね
一つの魔法陣からいくつもの暗黒槍が出るのではなく、複数の魔法陣から暗黒槍が飛び出すように描かれていたので、画面いっぱいに広がった無数の魔法陣の光景は中々爽快でした
そして、急遽開かれた《並列意思》による脳内授業!
ある意味、アラバ戦に向けての蜘蛛子さんの手持ちの魔法のおさらいをココでしたって感じですかね
現状、蜘蛛子さんが持つ中で一番威力が強いのが《深淵魔法》
しかし、その分発動までに時間が掛かり、動きの素早いアラバに対しては不向き
その為、アラバに対して有効な攻撃手段となり得る魔法が今回の一掃の際にも使われていた《暗黒魔法》
今までコツコツとレベルを上げてきたり、蜘蛛子さん自身が闇系統との相性が良いので、アラバ戦においては申し分ない
この魔法がアラバ戦においてどんな活躍を見せるのか・・・
期待しちゃいますね!
地龍アラバに七大罪スキル『怠惰』で挑め!
蜂を倒し、フィールドを整えた蜘蛛子さん
蜂を倒した際にレベルアップもしていたので、その時のスキルポイントを使い、新スキル《怠惰》もゲット
《傲慢》に引き続き、七大罪スキルの一つ《怠惰》がどこまでアラバに通じるか
そして、準備を万全に整えた蜘蛛子さんの前にいよいよ現れた因縁の相手
過去に出会ったものの、あまりの強さに恐怖し、逃げることしか出来ず、トラウマを植え付けられた相手
さらに、あまりの弱さから取るに足らないと見向きもされなかった相手
「その傲り・・・後悔させてやる!」
TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか」11話より
蜘蛛子さんvs地龍アラバとの決戦の火蓋が今上がる
激アツ展開がやって来た!!
いや、いつか来るとは思ってましたけど1クール目の最後がこの戦いとはね!
激闘?いやいや、死闘必須のこの勝負
次回が非常に楽しみですね!
ちなみに、今回蜘蛛子さんが取得した《怠惰》ですが、これは以前蜘蛛子さんが《傲慢》を取得した際に語っていたように「七つの大罪」に関したスキルであり、「支配者スキル」とも呼ばれています
具体的な内容は現段階では語りませんが、「七つの大罪」だけあって他にも《嫉妬》《強欲》《暴食》《憤怒》《色欲》があり、それぞれがぶっ壊れ性能を持ったいわゆるチートスキルです
そんなチートスキルである《怠惰》とはどのような能力なのか?
また、蜘蛛子さんはそのスキルを使って、どのような戦闘をアラバと繰り広げるのか?
その点も楽しみにしていきたいですね!
まとめ
連続2クール放送の「蜘蛛ですが、なにか?」も折り返しに差し掛かったところでやって来た一つの山場
強敵相手に張り巡らせた蜘蛛子さんの作戦とは何のかや取得した《怠惰》の能力は何なのかなど展開としては申し分なし!
地龍アラバとの死闘は期待しかないです
そして、次回は12話は「私の戦いは、これからだ?」
”俺たた”ならぬ”わたた”エンド?(笑)
若干不穏なタイトルですが、蜘蛛子さんなら大丈夫でしょう!
※12話が放送されたので感想&解説をまとめました
それでは、今回はこの辺で!
また会いましょう