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アニメ「刀語」第3巻 千刀・鎩(つるぎ)&第零話「虚刀・鑢/第三章」 あらすじと感想をかたります!

西尾維新さんが原作の「刀語」の3話目「千刀・鎩(つるぎ)」

七花の「刀として」の考え方や敦賀迷彩の過去など、こちらも見所満載のお話となっています

また、「多さ」に主眼を置かれた「千刀・鎩」の特性を生かした敦賀迷彩が使う「千刀流」の戦い方も見物のお話でした

「虚刀・鑢/第三章」に関しては、この大乱において、いよいよ鑢六枝と飛騨鷹比等が出会いますが、その出会いに至るまでのお話です

出雲の戦場跡にて出会った一人の少女と鑢六枝。少女が戦場にいる理由と六枝が戦場に来た理由が語られ、そして飛騨鷹比等が登場します

そんな見所満載の刀語「千刀・鎩」「虚刀・鑢/第三章」あらすじ感想をかたっていきます

こんな方におすすめ!
  • 「千刀・鎩」とはどんな話か知りたい
  • 「虚刀・鑢/第三章」の内容を知りたい
  • 西尾維新作品に触れてみたい

「刀語ってどんな作品?」と言う方や、「千刀・鎩」の前の話である第2巻「斬刀・鈍(なまくら)」「虚刀・鑢/第二章」についてはこちらの記事をご参考ください

刀語のまとめ記事

第2巻「斬刀・鈍」&「虚刀・鑢/第二章」について

刀語「千刀・鎩」

あらすじ

神々の集う地とされる出雲の三途神社へと向かう二人。

その神社の長である敦賀迷彩が所有する千刀・鎩が、彼らの蒐集対象である。

特殊な事情で心に傷を負った女性達を保護しているという三途神社は、外界との関係に距離を置くかのごとく、千段もの階段の上に存在していた。

そして、辿り着いた三途神社の境内で、とがめと敦賀迷彩の交渉が始まったのだが、敦賀迷彩は、刀を賭けた勝負に応じる条件として、とがめに対し、意外な申し出をする。

アニメ「刀語」公式サイトより

登場人物

  • 鑢七花(やすりしちか) CV:細谷佳正・・・虚刀流七代目当主。とがめと共に完成形変体刀12本を集める旅をしている
  • とがめ CV:田村ゆかり・・・自称「奇策士」。完成形変体刀12本の刀集めを七花に依頼した張本人。七花と共に刀集めの旅をしている
  • 敦賀迷彩(つるがめいさい) CV:湯屋敦子・・・「千刀・鎩」の所有者。出雲の三途神社の神主。元山賊で千刀流と言う剣術の使い手
  • 真庭喰鮫(まにわくいざめ) CV:坪井智浩・・・真庭忍軍十二頭領の一人。通り名は「鎖縛(さばく)の喰鮫」。鎖につながれた剣を周囲に振り回す忍法「渦刀(うずがたな)」を使う

千刀・鎩 見所と感想(ネタバレ有り)

出典:Amazonプライム

出雲・三途神社

(C)西尾維新・講談社/「刀語」製作委員会

三本目の完成形変体刀である「千刀・鎩」の蒐集の為に、出雲にある三途神社に向かった七花ととがめ

三途神社は刀の所有者である敦賀迷彩を神主とし、親を殺された者や一族郎党根絶やしにされた者など、心に深い傷を負った千人の巫女が集まる神社でした

明朗快活な女性である敦賀迷彩にとがめは「千刀・鎩」を譲ってもらえないかと話をします

とがめは「千刀・鎩」を譲ってもらう条件として、三途神社の事情も踏まえて、幕府で保護することを約束します

しかし、迷彩は「千刀・鎩」を譲る条件として提示してきたのは、別の条件でした

迷彩が出した条件
  • 千本ある「鎩」の一本目の刀を、とがめの力のみで見つける事
  • 見つかったら、迷彩と七花が戦う事
  • 七花が勝った場合は「千刀・鎩」を譲るが、迷彩が勝った場合は「絶刀・鉋(かんな)」「斬刀・鈍」の二本を迷彩に渡すこと

今回に限っては、なるべく戦闘を避けたかったとがめでしたが、この条件を飲み、一本目の刀を探すことにします

三途神社は、心に傷を負った女性たちが藁をもすがる思いでやって来た、いわば「駆け込み寺」としての神社です

そんな事情を知っていながらも、蒐集しなければならない為、とがめが戦闘を避けたかったというのはよく分かります

千刀・鎩の特性と迷彩の刀の使い方

(C)西尾維新・講談社/「刀語」製作委員会

千本で一本である「千刀・鎩」は「多さ」に主眼を置かれた刀です

「刀は消耗品である」と言った考え方から作られたこの刀の「多さ」を活かし、迷彩は神社に住む巫女たちに一本ずつ持たせました

これは心に傷を負った者たちを変体刀が持つ毒(魅力)を薬として利用し、心の拠り所として「救う為」でした

変体刀は他の普通の刀とは違い、とても魅力があります。強すぎる魅力は「毒」となり、己の欲望を生みますが、それを逆手に取り、「薬」として使っていました

迷彩が、「鎩」を譲る条件の一つで「鉋」と「鈍」を貰うというのを提案したのも、一本でも多く変体刀があれば、その分多くの女性を救えると考えていたからです

自分の為ではなく、あくまで誰かを救う為に使おうとする変体刀の所有者は迷彩だけでした

この刀の使い方を語るシーンは、迷彩の器の大きさがよく分かるワンシーンでした

真庭喰鮫vs千刀流

(C)西尾維新・講談社/「刀語」製作委員会

とがめが一本目の刀を一人で探している中、七花は「動き回るな」と命令され暇を持て余していましたが、迷彩から「話をしないか」と誘われます

そこで、「三途神社とはどういう所なのか」「この神社における刀の必要性」を語ります

そんな話をしている中、「千刀・鎩」を奪うために真庭忍軍十二頭領の一人・真庭喰鮫が現れ、自身が使う忍法である「忍法・渦刀」を使い、七花と迷彩に襲い掛かります

迎え撃とうと七花は飛び出しますが、それよりも早く迷彩が飛び出し千刀流で迎え撃ちます

千刀流とは

相手が持つ武器を使うだけでなく、戦場にある武器全てを使って戦う剣技

千刀流の技を使って、一瞬のうちに喰鮫を撃破した迷彩を真剣な面持ちで七花は見つめます

自身が武器を持っていなくても、相手が武器を持っている、またはその場に武器があればそれを使って戦うことが出来る千刀流は、「刀を使わない剣士」である虚刀流と少し似ていますね

迷彩自身は千刀流は「絶対の護身術」と言っています

敦賀迷彩の過去

かつて出雲の地を守護していた護神三連隊(ごしんさんれんたい)の二番隊隊長であると同時に、千刀流の道場主だった父がいましたが、大乱の際に家を含めすべてを失います

その後、千刀流を殺すための道具として使っていた迷彩は山賊に入り、その時の頭領が「千刀・鎩」を所持していました

そして山賊の頭目になり、ただ戦い続ける日々でしたが、当時三途神社の神主をしていた敦賀迷彩にあったことで考え方が変わりました

以前から三途神社の噂を聞いていましたが、「ならばなぜ、自分を救ってくれなかったのか。誰でも救ってくれるから神様と言うんじゃないのか」と言う思いから当時の敦賀迷彩を殺します

「許してください・・・あなたを救えなかったことを 許してください」

さらに、死の間際、「どうかあの子たちのことは許してあげてください」と言い残して死んでいった当時の敦賀迷彩の言葉を受け、「なぜ自分は戦っているのか」という事に疑問を持ち、自身の山賊の仲間たちを全員殺し、新たな三途神社の神主である敦賀迷彩として巫女たちを守る為に戦う事を誓います

明朗快活な雰囲気の迷彩ですが、辛く悲しい過去を持っていました

そんな現在の迷彩を変えた思いを、しっかり引き継ぎ、巫女たちを守る為に戦う迷彩の芯の強さが分かります

そして、死の間際まで巫女たちだけでなく、自分を殺そうとする相手のことも思う先代の敦賀迷彩の偉大さもよく分かるシーンでした

ちょっと演出の話になりますが、「許してください」の時に言葉を当てず、墨で書いた文字の演出になっています

この時の演出とBGMが相まって、切なさが一層際立っているように感じて、個人的にはこの演出はとても好きです

敦賀迷彩vs鑢七花

(C)西尾維新・講談社/「刀語」製作委員会

刀の鞘の傷などから考えた結果、一本目だと思われる刀を見つけたとがめは迷彩にその一本を差し出し、迷彩と七花は戦う事となります

とがめが勝負開始の合図をした瞬間、持っていた一本の刀を七花に投げつけ、そのまま駆け出す迷彩と、それを追いかける七花

追いかけた末、森にたどり着くと、森中の木に刀が括り付けられていました

これこそが、迷彩の千刀流と千刀・鎩との共同合作

「地形効果・千刀巡り(せんとうめぐり

とがめに一本目の刀を探させたのは、この仕掛けを施すためでした

これに対し、七花は森を抜け、刀が仕掛けられていない場所まで迷彩を誘導します

誘導に成功した七花は改めて戦闘の構えをとり、迷彩と対峙します

刀が無いかと思いきや、その場の地中に埋めてあった刀を迷彩は取り出し、刀を構える迷彩

構えた瞬間、その刀に何かを感じた七花は迷彩に「それが千刀・鎩の最初の一本だ」と告げます

刀は持ち主を選ぶ。ただし、斬る相手を選ばない。千刀・鎩はあんたを選んだ。俺がとがめを選んだように。

その言葉に納得した迷彩は改めて名乗ります

出雲大山三途神社。いや、千刀流十二代目当主敦賀迷彩だ。いくさ。千刀流の千の奥義を見せてやる

両者相対する中、迷彩は持っていた刀を七花に投げつけます

七花はそれを手で払いのけ、刀は空中に舞います

それを見計らったかのように駆け出す迷彩は、七花の前まで行った後、大きく跳びあがり空中にある刀を掴み、多方向から一閃する「空中一刀・億文字斬り」を繰り出します

それを下で迎え撃つ七花は、掌底を繰り出す技である「鏡花水月」にて迷彩を撃破します

刀語において、戦いに関してはまさに「勝負は一瞬」と言ったシーンが多いのですが、今回もそう言った戦いでした

だからと言って、内容が薄いかと言うとそうではなく、一撃一撃が「相手を仕留めるための攻撃」であり、それを当てるための陽動や作戦があったからこその勝負だと思って見ていましたね

刀として

駆け出して行った二人を追いかけてきたとがめがやっと追いつくと勝負はすでについていました

そこには、倒れた迷彩と近くでたたずむ七花の姿があり、とがめに気づいた七花は「勝ったぞ」と何事もなかったかのようにとがめに報告します

それに対し、とがめは「七花、なにも・・・」と言いますが、途中で言葉をやめ「でかしたぞ」と七花の刀としての迷いの無さや、容赦のなさに不安を覚えながら告げます

迷彩は「千刀・鎩」を悪用するでもなく、むしろ救う為に使っていましたが、そういった事を考慮することなく、「持ち主が欲しているから」と言う理由で迷うことなく迷彩を倒した七花のこの時の行動は、同情といった感情は一切ありませんでした

「人間として」と言うよりは「刀として」の考えの方が強かった七花が、今後どうなっていくのかが気になる終わり方でしたね

虚刀・鑢/第三章 朗読者:湯屋敦子

こちらでは、刀語第三巻の「千刀・鎩」の初回限定生産盤の特典CDとして収録されていた朗読活劇「虚刀・鑢/第三章」の内容をまとめました

なお、要約してまとめていますので、「ちゃんとしたのが聞いてみたい」と言う方、または「声優さんが朗読したものを聞いてみたい」と言う方は是非お手に取ってみてくださいね

登場人物

  • 鑢六枝(やすりむつえ)・・・虚刀流六代目当主。六人で一人と言う特徴がある。
    • ・・・手足、さらに全長も長いが、細身の為、巨体という印象がない。遠目にはナナフシという昆虫に似ている
    • あたし・・・綺麗な女性だが、肌が青白く、血管に青い絵の具が流れているのではないかと思えるほど
    • 拙者・・・見た目は少年だが、喋り方や佇まいがまるで千年を生きた老人のよう
    • ・・・人間の頭を容易くかみ砕けるほど牙を持つ、まだら模様で巨大なしゃべる犬
  • 千刀流の少女・・・出雲の戦場跡にて父親を探す少女。探している途中で鑢六枝と出会う
  • 飛騨鷹比等(ひだたかひと)・・・大乱の首謀者。尾張幕府の謀反人。とがめの父親。鑢六枝が唯一好敵手と認めた男。
  • (くび)・・・元真庭忍軍。恰幅のいい男だが、頭がなく、首から上が刀になっている。飛騨鷹比等の参謀。

第三章 内容

飛騨鷹比等が起こした戦乱は日本全土を巻き込んだ

特に出雲は、幕府からの干渉を一切受けなかった自治区だった為、幕府からの支援を受けられず、大乱において最も多くの戦災孤児を生んだ自治区となった

結果がそうなのだから、過程はさらに酷く、どこをどう見ても地獄絵図と言った風景が広がっていた

そんな地獄絵図の戦場跡の中、ふらつきながら歩く一人の少女がいた

転がる一面の死体を避けながら、ふらふら動くが死体の一つに躓いて転んでしまった

少女はそのまま動かかなくなってしまったが、

「うわぁぁぁぁん!!!」

少女はかろうじて保っていた心の形が崩れてしまい、痛みではなく、悲しさでもなく、悔しさの為に大声で泣いた。すると、

「何や、このけったいな子?こんなところで泣いて。どないしたん?」

少女の真上から、声が降ってくる

少女は反射的に顔を上げると、手足が長く、全長も縦に長いにも関わらず、やせ細っているため巨体と言う印象が全くない棒人間のような男が、少女にかぶさるようにそこにいた

咄嗟に少女は起き上がり、死体の上を転がるように距離をとる

「怖がることは無い」と棒人間は言うが、少女はその男から離れようとする

しかし、手足の長いその男は歩み寄ってきって、ひょいと少女の脇を抱え、高い高いの姿勢で持ち上げる

「ホンマ可愛いなぁ。七実や七花と仲良う出来るかもしれへんなぁ」

少女は怪物でも見るような目で棒人間を見ているが、体が固まり抵抗も出来ない。ただ、怖く、棒人間が何を言っているかも理解できない

そんな少女の変化を気に留める事もなく、棒人間は「人を探している」と少女に言う

少女は抱えられた態勢のまま、必死に答えを探そうとしていた。脅されたわけでもないのに、答えなければ殺されるか、それよりひどい事をされるという確信が少女にはあった

棒人間が探している人物は「飛騨鷹比等」

その言葉を聞いた瞬間、少女は突然暴れ始めた

そんな少女の動作に、特に慌てた風もなく棒人間は手から少女を離す

そのまま少女は落下するも、手足をばたつかせ「助けて」と何度も叫びながら、駄々をこねる子供のように暴れ続ける

そして最後に「お父さんを・・・助けて」と言った

数刻後、水や食料を与えられ、体の汚れを綺麗にしてもらい、身なりも整えられてようやく少女は話し始めた

「私のお父さんは護神三連隊の二番隊隊長だったの」

「へぇ~そうなんだ。いいとこの子なんだね。あんた」

棒人間はいつの間にか、妙に肌が青白い綺麗な女になっていた

入れ替わったという表現が正しいのかどうかは、片時も目を離していなかった少女はわからなかったが、同一人物だという事だけは分かっていた

そのまま青白い女はニヤニヤしながらぐるっと周囲を見渡し、気遣いの無い言葉を少女に投げかける

少女はその言葉にブルっと慄(おのの)く様に震えるが、特に女は気にした風もなく言葉を続ける

「飛騨鷹比等がここを通ったんでしょう?だからここは戦争になった」

しかし、少女は「違うよ。戦争なんか起こってない」と答える

その言葉に青白い女は疑問を投げかけるが、少女は「あんなものは戦争とは言わない。あれはただの虐殺だ」そう答えた

「お父さんは戦って負ける事さえ出来なかった。あの人達は本当にここを通り過ぎただけだったのよ。それもたった二人で」

「二人?」

その言葉に反応したのは、青白い女ではなく、まだら模様の犬だった

「一人は飛騨鷹比等だとして、もうひとりはどんなやつじゃった?」

少女は、犬がしゃべるという現象に混乱はしたが、それも今更と判断したのか、機械的に答える事にした

「私は実際に見たわけじゃないもの。ただ、聞いた話じゃ肩の上に頭じゃなくて刀が引っ付いていた怪人だったって話だけどね」

まだらの犬はそれを聞き頷いた後、少女に向かって礼と言わんばかりに「2つの忠告」をした

1つ目は、少女の父親は確実に死んでいるという事

少女はそんなことは最初から分かり切っていたかのように、辛辣な言葉にも動じなかった

2つ目は「とりあえず危険だから、そこからどいた方が良い」との事だった

瞬間、少女の足元が爆発する

爆発後、死体の絨毯から一人の男が現れる

それこそ、今まで話に出ていた飛騨鷹比等その人であった

「ここで六枝くんが木っ端みじんになってくれると、僕としては助かるんだけどなぁ」

「あいにくのようですよ」

そんな飛騨鷹比等の言葉を継ぐように、鷹比等の脇に肩から上が刀になっている忍び装束の男「」が現れる

鷹比等は「せっかく囮になりそうな六枝くんの子供を連想させるような可愛らしい女の子をふらふらさせておいたのに、うまくいかないなぁ」と悔しがっていると爆風が晴れていく

すると、少女を脇に抱えた百歳とも千歳ともとれるような小さな子供が現れる

「今日の君はそんな感じかい?六枝くん」

そんな鷹比等を射抜くような目で小さな子供は睨んでいた

鷹比等と小さな子供は対峙しながらも、会話のやり取りをした後に、小さな子供は脇に抱えていた少女を下ろし、構えをとる

「虚刀流・鑢六枝。参る」

「飛騨城城主・飛騨鷹比等。戦う」

こうして、永きに渡る鑢六枝と飛騨鷹比等の開戦は、たった一人の戦災孤児の少女を観客に口火を切ったのである

第三章 感想

一章、二章とそれぞれの紹介のような内容でしたが、いよいよ戦いが始まる話になっていましたね

さらに言うと、明言はされていませんが、迷彩の子供の頃の話になっているので、過去を補うような話にもなっていて、第三章を聞いた後に「もう一回『千刀・鎩』見よう」と言う気持ちにもなる内容でした

実際にもう一回見たんですが、迷彩が過去を語るシーンの時は、聞く前と聞いた後では、個人的に深みが全然違いました

声優の湯屋さんの朗読は、かなり迫力があり、キャラクターも分かりやすく、かなり頭の中でイメージがしやすい朗読劇でした

特に「助けて」の部分に関しては、聞いていた私も思わず怖くなるほど鬼気迫るものがあり、大分世界観に引き込まれました

最後に

まとめ

今回の「千刀・鎩」に関しては、迷彩がかなり人間らしい相手でしたが、刀として迷彩を倒した七花の容赦のなさが際立つ回だと思っています

それは、武器としては正しいのかもしれませんが、人間として見た時はその純粋さは危うさもありました

今後どのように七花は「人間として」成長していくのかに注目して、「刀語」を是非見ていただきたいです

「虚刀・鑢/第三章」に関しては、六枝と鷹比等の戦いが始まり、さらに「第四章」では、あまりの強さで歴史に語られるはずの無かった歴史上最強の剣士「錆黒鍵(さびこっけん)」が登場しますので、こちらも是非ご注目ください

それでは、今回はこの辺で!ちぇりお!

次回予告

次回対戦相手:錆白兵(さびはくへい)

蒐集対象:薄刀・針(はり)

決戦舞台:周防・巌流島

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