2022年

『2022年秋アニメ』おすすめの新作アニメ15選&主題歌7選!楽しさに溢れた作品に魅了されよう!

どうもウハルです!

今回は毎期恒例で書かせてもらっている、実際に視聴している作品の中から選ぶ『2022年秋アニメ』おすすめの新作アニメ15選&主題歌7選を紹介します!

今期のアニメも面白い作品は多くありますが、放送が始まって中盤を過ぎた印象としては「予想以上に○○だった!」という作品が非常に多く、それぞれの作品の個性が強い印象があります

PVやあらすじを見て、「癒し系かな?」とか「胸キュンラブコメかな?」とかある程度のジャンルみたいなものは多くの人が感じると思います

ただ今期の放送作品は、その感じ取った雰囲気以上のものを与えてくれる作品まさかの展開に驚かされる作品など、ある意味そのジャンルにおいて濃い作品が飛び出してきました!

そう言った意味で、今期は非常にエンタメ性に富んでいると感じましたね

しかもその予想以上が一つのジャンルに偏らずに、様々な作品から作画・音楽・アクションなどのアニメーションとしてだけでなく、癒し・恋愛・笑い・混沌などの感情的な部分も幅広く各作品からしっかり楽しむことが出来るのがそのエンタメ性の豊富さを物語っている気がしました

ようは、今期は”面白い”という感じよりも、”見ていて楽しい”といった感じが強いんですよね(笑)

『2022年秋アニメ』の全体的な印象を軽く語らせて頂きましたが…

ここからが本題!

私が実際に視聴している作品の中から選ぶオススメ新作アニメ15作品とオススメの主題歌7曲を紹介していきます!

ちなみに私が実際に視聴した『2022年秋アニメ』は新作&続編を含めて36作品になります

※それぞれの作品には公式サイトのリンクが貼ってありますので、気になった作品はチェックしてみてくださいね

この中からの紹介になりますが、紹介するのは新作アニメのみで、続編アニメは紹介していませんのでご了承ください

ただ、主題歌7選に関しては、続編アニメも含めた主題歌の中から選んだ楽曲になります

そして、今回選んだ基準に関しては個人的なものになりますのでそこもご了承を

また、「忙しくて15作品も追えない」という人のために、これだけは見て欲しいと思える4作品にはタイトル横に『☆』を付けています

目次からでもその4作品が何なのかは分かるようになっているので、気になった方は是非!

最後に、この各クール毎のオススメアニメ紹介に関しては、放送後だけじゃなく、放送前にも恒例で書かせていただいていて、そちらの記事では今期の放送作品一覧があります

なので、今期の放送作品を知りたい方は是非ご活用下さいね

また、今回のような各クール毎の記事に関しては恒例で書かせていただいておりますが、1年前の『2021年秋アニメ』の際も書かせて頂いています

「1年前はどんなの放送してたっけ?」と思った方は、今期のアニメを楽しみながら、懐かしさと共に是非読んでみて下さいね!

ちなみに、この時の記事は放送時の感想になりますのでそこはご了承を(笑)

『2022年秋アニメ』おすすめ新作アニメ15選

アキバ冥途戦争

1999年春 かわいいメイドに憧れて、ひとりの少女が秋葉原にやってくる。
世紀末の“アキバ”は、多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、今日もブヒブヒ営業中!一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、ドッタンバッタン大慌て。推しメイドや調教師、秋葉外生命体も現れて、赤バットはフルスイング!
これは、全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、渾身のメイドお仕事奮闘記。
「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」

TVアニメ『アキバ冥途戦争』公式サイトより
キャスト和平なごみ:近藤玲奈
万年嵐子:佐藤利奈
ゆめち:田中美海
しぃぽん:黒沢ともよ
店長:高垣彩陽 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、KBS京都、サンテレビ
ABEMA、dアニメストア、U-NEXTほか
アニメーション制作P.A.WORKS
公式Twitter@akbmaidwar

Cygames×P.A.WORKSが贈るオリジナルアニメーション作品

オリジナルアニメなので前知識無し、PVやあらすじから内容を感じとりながら、答え合わせのように1話を見ていったんですが…

なんだこれ!?(笑)

ものの見事に矢印が予想の斜め上どころか、そのまま後頭部にぶっ刺さるような予測不能な混沌っぷりに今期で一番初回放送時に衝撃があった作品です

元々情報量が少ない中での放送と言うのもありましたが、メイドによる血みどろの抗争が繰り広げられるとはさすがに予想できなかった(笑)

メイドたちが繰り広げる銃撃戦はまさに”ヤクザの抗争”

メイド喫茶同士の戦いを組同士の争いとして描いてきた本作は本当に予測不能でしたねw

そして、血みどろの抗争だけじゃなく、仲間同士の人情だったり、自分の中の筋を貫く姿しっかり描いているところは本作の魅力だと感じたところ(あと、店長の金に汚いところもw)

正直、抗争だけで話が進んでいくだけなら面白いのは前半だけかなと思っていたんですが、それぞれのキャラクター性や嵐子の過去など、この先の展開も気になるようなストリー構成になっていたので、最後まで視聴はしていけそうな感じ

何より、この作品のキャッチコピーである『萌えと暴力について』を知りたいと言うのもあります(笑)

作画のクオリティも問題無いですし、要所に散りばめられた過去のアニメの名作のパロディも笑いを誘ってくる内容となっているので、非常に楽しめている作品です

銃撃戦があるので血が噴き出す表現などはありますが、5話まで見た感じではその辺りはナチュラルに描かれている印象

内臓が飛び出すとか手が千切れるとかグロ表現は無い作品でもあるので、血が苦手とかでなければグロ表現が苦手な方でも視聴できる作品だと思います

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

「君との婚約は破棄させてもらう」

きらびやかな夜会で突然放たれた婚約破棄の言葉。アイリーン・ローレン・ドートリシュはそのショックで前世の記憶を取り戻し、現状を把握した。ここは、前世でハマった乙女ゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』の中。自分はゲームのヒロインの恋路を邪魔する、悪役令嬢・アイリーンであることを!
前世の記憶だと、アイリーンのこの先は雑な死に方をする破滅ルートだけ。破滅フラグの起点であるラスボスの魔王・クロードを攻略して恋人にしてしまえば、フラグが回避できるかもしれない!そう考えたアイリーンは、美しき魔王に宣言する。

「結婚していただきたいの!」

一発逆転、幸せを掴み取るためのアイリーンの旅が始まる――

TVアニメ『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』公式サイトより
キャストアイリーン:高橋李依
クロード:梅原裕一郎
キース:福山潤
ベルゼビュート:小野友樹
セドリック:増田俊樹 ほか
放送・配信TOKYO MX、MBS、AT-Xほか
ABEMAにて単独先行配信
Amazonプライム、dアニメストア、U-NEXTほかにて順次配信
アニメーション制作MAHO FILM
公式Twitter@akulas_pr
原作者Twitter@nagasesarasa
小説家になろう悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

『小説家になろう』発の転生ファンタジー作品

原作者は永瀬さらさ先生で、角川ビーンズ文庫より2022年11月時点で原作小説は10巻まで刊行中

また、作画・紬アンコ先生による漫画版は全4巻まで刊行されています

破滅フラグ回避のためにアイリーンが選んだ手段は、フラグの元凶であるラスボスの覚醒を食い止めること

そこから『飼う』という発想に至るのがもの凄いですが、そこからの行動力も凄まじい!

その行動力は、ラスボスであるクロードに対してのいきなりの求婚宣言だったり、媚薬入りのお菓子を食べさせたりと、魔王にすら「君はおかしい」と言われるほど(笑)

ただそんなアイリーンですが、公衆の面前で婚約破棄を宣言されたり、一方的に嫌疑を懸けられて責め立てられたり、自身が立ち上げた事業を横取りされたりと転生を自覚してから様々な試練が立ちはだかっていきます

その困難の数々を魔王・クロードの助けもありながら、自身の知識と行動力、そして仲間と共に乗り越えていく様子は、相手の元婚約者・セドリックの性格の悪さも相まって、スカッとする内容となっていて爽快感がある作品ですね

そして、5話からは第二幕に突入!

バッドエンド回避かと思いきや、再び立つ破滅フラグ

設定はそのままに、アイリーンが男に扮して学園へと侵入し、破滅フラグを回避するという内容に、一クール作品ながら別作品を見ているかのよう

「一度で二度美味しい!」というような感覚を味わっております

ゲーム内容に沿った設定がありつつも、所々食い違った部分が今後のストーリーにどう影響してくるのか

そして、アイリーンは無事に破滅フラグを回避できるのか

豪華なキャスト陣の演技も含めて見所が多いので、非常に楽しめている作品です

アークナイツ 黎明前奏-PRELUDE TO DAWN-

テラの大地では、原因不明の天災が各地で不規則に発生している。そこで大多数の人々は天災から逃れるために、長い年月を経て開発された移動都市で暮らすようになった。
天災の跡地に残された莫大なエネルギーを持つ源石は、文明の飛躍的な進歩に寄与する一方、不治の病——鉱石病をもたらす。
鉱石病の感染者は徐々に体が結晶化し、死亡時に新たな感染源となることから、各国で隔離や強制労働の体制が敷かれ迫害の対象になっている。
抑圧を受けた感染者は反旗を翻し、鉱石病の治療法を研究する製薬会社”ロドス・アイランド”は、病から全ての人々を救うために武器を取り、自らの征くべき道を進む。

TVアニメ『アークナイツ 黎明前奏』公式サイトより
キャストドクター:甲斐田ゆき
アーミヤ:黒沢ともよ
ドーベルマン:種﨑敦美
Ace:松山鷹志
二アール:佐倉綾音 ほか
放送・配信テレビ東京、テレビ大阪、BS11、アニマックス
Amazonプライム、dアニメストア、U-NEXTほか各配信プラットホーム
アニメーション制作Yostar Pictures
公式Twitter@ArknightsStaff

スマートフォン向けゲームアプリをアニメ化した作品

『アークナイツ』というタイトルはCMでよく耳にしていたものの、未プレイ&知識無しの状態で今回のアニメを見てみましたが、全く問題なく視聴出来ました

というのも、本作に登場する”ドクター”というキャラクターがいるんですが、そのキャラクターがコールドスリープから目が覚めると記憶喪失になっていました

自分の名前すらも分からない状態で目が覚めた彼(彼女?)に対して、アーミヤや周囲の仲間たちがこの世界での出来事や用語などを説明してくれるので、作品の世界観には違和感なく入り込めましたね

ストーリーとしては秋アニメとしては遅めの出だしだったので、他の作品と比べると放送話数は少ないですが、アーミヤ率いる医療機関『ロドス』の活躍とテロ集団『レユニオン』との戦いがどうのような展開を迎えていくのか気になるところ

そしてこの作品、キャラクターデザインや作画に関してはゲームCMの段階から良いとは思っていましたが、TVアニメとして放送が始まってもその印象が崩れることは無く、むしろより良くなった感じです

全体的に明るい雰囲気の内容ではなく、アクションシーンも含めて作画に派手さはありませんが、横長のシネスコサイズで放送されているので映画のような迫力と臨場感がある印象を与えてくれています

さらに言えば、各キャラクターの表情や目の動きから伝わってくる様々な感情の描き方がもの凄く良い

驚きや悔しさなどで顔に出来るシワや陰影のつけ方、瞳の動きやそこに映る光の加減、瞳孔の大きさから目の見開き方など、一つ一つにこだわりを感じる表情作画はキャスト陣の演技も相まって迫力感を増しています

ここは凄く個人的な話ですが、2話でレユニオンの一人であるメフィストというキャラがドクターに興味をし、一方的に話をするシーンがあります

このシーンの時にドクターとアーミヤが話を聞いている時に瞬きをしているんですが、この物語としては一切関係ない動きにも関わらず、人間的な些細な動きをしっかり描いている作品と言うのは、制作陣の方のこだわりや作品愛を感じるようで結構好きなんですよね

まだまだ序盤の『アークナイツ』ですが、未登場のキャラクターもまだたくさんいるようなので、今後の展開が楽しみな作品です

うちの師匠はしっぽがない

いつか人間を化かしてみたいと夢見て、大都会・大阪へ飛び出してきた豆狸の女の子・まめだ。しかし、磨き上げた術は上手くいかず、挙句の果てには「落語家」と名乗る黒髪の美女に人目で見破られてしまう。
美女の正体は人気落語家・大黒亭文狐。術ではなく芸で人を化かす文狐の落語に感動したまめだは、弟子入りを志願する――!
笑う門にはたぬききたる。大正上方落語ファンタジー、ここに開演!

TVアニメ『うちの師匠はしっぽがない』公式サイトより
キャストまめだ:M・A・O
大黒亭文狐:山村響
椿しらら:Lynn
椿白團治:江口拓也
霧の圓紫:竹達彩奈 ほか
放送・配信TOKYO MX、MBS、BS朝日、AT-X
アニメーション制作ライデンフィルム
公式Twitter@shippona_anime
原作者Twitter@tnsk

原作者・TNSK先生による大正上方落語ファンタジー

秋アニメとしては早めにスタートを切った作品で、話数も折り返しに入り始めた所

序盤に関してはまめだと文狐の出会いなど、ゆるやかなスタートになっていたものの、徐々に登場キャラクターも増え、人情モノとしての面白さが増していっている印象があります

また、落語部分に関しても文狐役の山村響さんの見事な演技もあり、落語の面白さが伝わってきているように感じます

私自身、落語の内容に関しては分からない部分もありましたが、最後にまめだが豆知識を解説する『しっぽなのしっぽ』で落語の内容を分かりやすく解説してくれるので、しっかりオチまで理解出来て助かってます(笑)

この解説を聞いた上で落語部分を見直すと、改めて落語の良さとその話作りの巧さに惚れてしまうんですよね

この解説部分に関しては感想を見た感じ、賛否があったみたいですが、個人的には”あり”だと思っています

さらに、この作品では噺をする落語家だけじゃなく、その裏方の仕事や三味線や唄で噺を盛り上げる下座などにもスポットを当てたエピソードがあるので落語の世界をより詳しく知ることが出来るのも魅力ですね

全体的にゆったりとしたテンポ感の中で、時に笑わせ、時にほっこりとさせてくれながら、豆知識を得られる

物語の緩急の幅は少ないながらも、見ていて安心感のある作品です

うる星やつら

でもうちは、やっぱりダーリンが、好きだっちゃ。
地球”最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた”鬼っ娘”美少女ラム。二人の出会いからすべてが始まった…!
今なお第一線で活躍する高橋留美子による鮮烈のデビュー作「うる星やつら」。小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを4クールに渡ってテレビアニメ化!(第1期2022年放送予定)
監督は『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を手掛けた髙橋秀弥・木村泰大、シリーズ構成に『はたらく細胞』の柿原優子、キャラクターデザインに『おそ松さん』『映像研には手を出すな!』の浅野直之、アニメーション制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『炎炎ノ消防隊』のdavid productionが担当。そして、主人公の“ダーリン”こと諸星あたると、ヒロイン・ラムという稀代のカップル役を神谷浩史と上坂すみれが演じる。
大胆不敵、恋にも全力、でもどこか切なくて…あたるとラムのボーイ・ミーツ・ガールを、銀河中から集結するキャラクターたちが彩るラブコメディ。
目を見て「好き」と言えない今だからこそ届けたい。ゴージャスでタフ、クレイジーな“やつら”の青春がかけめぐる!

TVアニメ『うる星やつら』公式サイトより
キャスト諸星あたる:神谷浩史
ラム:上坂すみれ
三宅しのぶ:内田真礼
面堂終太郎:宮野真守
錯乱坊:高木渉 ほか
放送・配信フジテレビ”ノイタミナ”枠ほか
Amazonプライム、U-NEXT、dアニメストアほか各配信プラットホーム
アニメーション制作david production
公式Twitter@uy_allstars
高橋留美子オフィシャルアカウント@rumicworld1010

原作者・高橋留美子先生によるSF青春ラブコメディ作品

原作未読&過去作も未視聴の状態で今回の『うる星やつら』を視聴しましたが、ドタバタ感が面白い作品

奇想天外な発想から生み出されたキャラクターたちが繰り広げるコメディ要素や1話の中にいくつかのエピソードを盛り込んで放送するなど、その豊富なネタ量に楽しませてもらっています

また、元々名作と名高い作品のリメイク化というのもあって、ハードル自体の高さもあったとは思いますが、キャスト陣の声や演技に関しても違和感なく見れているのが大きいです

特に面堂終太郎役の宮野真守さんの演技には毎回笑わせてもらってますねw

作画に関しても、令和クオリティというのもあってキャラの動きや色使いの多彩さは豊富だなと感じました

ただ、やっぱり感じてしまうのはノリが昭和感という部分

ギャグ要素としてはキャラクターの奇抜さもあって笑える部分もありますが、全体的にはキャラクターのオーバーリアクションや誰かが痛い目(肉体的に)を見るといった、ある意味”王道”かつ”シンプルな笑い”

昔の作品なのでその点はしょうがない部分ではありますが、現代のノリとしては物足りなく感じてしまう部分でもあります

また、黒電話やプルタブ(缶の空け口にあるふたの部分)が取れる飲料缶など懐かしい品が登場してくるのも昭和感が出ている要因の一つですね

これらの品が作品の面白さを増す要因となっているのであれば原作通りの表現で良いと思います

ただ、そうでないのであれば「そこまで原作に忠実にしなくても良かったのではないか?」と感じたのが正直なところです

少し不安要素もありますが、4クールという長いスパンで放送される中で、多種多様なキャラクターやラムの魅力が描かれていくと思うので、その辺りに期待しながら視聴をしていきたい作品です

機動戦士ガンダム 水星の魔女 ☆

A.S.アド・ステラ122――
数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。
名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。

TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』公式サイトより
キャストスレッタ・マーキュリー:一ノ瀬加那
ミネリオ・レンブラン:Lynn
グエル・ジェターク:阿座上洋平
エラン・ケレス:花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川慎 ほか
放送・配信MBS/TBS系全国28局ネット
各種配信サービス
アニメーション制作サンライズ
公式Twitter@G_Witch_M

サンライズ制作による『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』以来の新たなガンダムシリーズ作品

ガンダムシリーズに関しては『SEED』『SEED DESTINY』『00』の3作品のみ視聴したことがある程度ですが、今回のガンダムシリーズは非常に楽しめています

今までのガンダムシリーズとは違って女性主人公で語られる今回のシリーズ

その設定からの百合展開には驚かされ、今後の展開にも興味がありますが、それ以上にスレッタの操縦技術とガンダム・エアリアルの機体性能の高さに興奮しました

現状6話まで視聴しましたが、その間にスレッタとエアリアルが戦闘を繰り広げたのは3回

その3回ともスレッタの優秀な操縦技術とエアリアルの持つ機体性能の高さが分かるものとなっており、作画とカメラワークの良さも相まってもの凄くテンションが上がる戦闘シーンとなっていました

特に2度目のグエル戦におけるフィニッシュに関しては、早すぎて何をしたのかよく分からなかったほど

よく見ると、左腕のみとなったエアリアルは、左手に持ったビームサーベルをそのままグエルの機体・ダリルバルデの左腕に突き刺し、その勢いのまま左腕でダリルバルデの右腕を抑えて両腕を封じた後、体当たりでブレードアンテナを折っています

この間約1秒!

もうスレッタエアリアル、そしてこれを作画した製作スタッフの方々には見事としか言いようがない

こんな見事な戦闘シーン以外にも、魅力的なキャラクターだったり、様々な伏線が張られたストーリーなど多くの人が楽しみやすい作品となっている気がしましたね

また、私自身はあまり考察が得意ではないのでガッツリとはしていませんが、考察勢の方々による様々な考察を楽しむのも放送中だからこそ出来ることの一つ

本編のストーリーや提示されている演出などに加えて、PROLOGUEや監督の大河内一楼さんが書いた小説『ゆりかごの星』、そしてこの小説を元に作られたYOASOBIの主題歌『祝福』などを踏まえた様々な考察を見ながら、改めて本編を見てみると面白さが倍増するんだから考察勢の方々にも感謝ですね(笑)

なお、もしもこれから見ようとしている方でPROLOGUEと小説を読んでからが良いのか悩んでいる場合、純粋に『水星の魔女』を楽しむのであれば、本編から先に見ても問題無いです

ただ、ガッツリ考察をしながら楽しみたいのであれば、”PROLOGUE→小説『ゆりかごの星』→本編”の方が、時系列的にも明かされている情報量的にも良いのは間違いないですね

まぁ、PROLOGUEは約23分ですし、小説『ゆりかごの星』に関してもそこまで多い文量では無いので通勤通学中にサラッと視聴できると思いますよ(文量でいうのであれば、この記事の方が多分多いです…笑)

『水星の魔女』は、ガンダムシリーズ初の方でも問題無く視聴できる作品なので、この機会にガンダムに触れてみるのも良いと思いますよ

後宮の烏

孤独な烏妃うひの知られざる正体とは——
シリーズ累計発行部数120万部を突破。原作・白川紺子が描く中華幻想譚、ここに開幕。
後宮の奥深くに住んでいる、妃でありながら夜伽をしない特別な妃・烏妃うひ。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。
烏妃の名は寿雪じゅせつ。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという。
時の皇帝・高峻こうしゅんは、ある依頼のため寿雪の元を訪れる。二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……。

TVアニメ『後宮の烏』公式サイトより
キャスト柳 寿雪:水野朔
夏 高峻:水中雅章
衛青:八代拓
九九:高野麻里佳
温螢:島崎信長 ほか
放送・配信TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビほか
Amazonプライムビデオにて単独最速先行配信
他各配信プラットホームにて順次配信
アニメーション制作BN Pictures
公式Twitter@kokyu_anime
原作者Twitter@koukoshirakawa

原作者・白川紺子先生による中華幻想譚

キャラデザ、色彩、ストーリーに至るまで美しくも儚さを感じる内容は”幻想譚”にふさわしく、見ていてその世界観に引き込まれていく

6話まで見た印象ですが、個人的にはこの作品こそ”3話切り”するには惜しいかなと感じている作品です

序盤で感じた印象ですが、内容としては幻想的な作品ながらも、悪く言ってしまえば波がない

基本的に1話完結の物語というのもあり、展開としては似たような感じでした

単調なリズムをずっと聞かせられていれば、飽きが来てしまうのも分からなくはないですし、正直な事を言ってしまえば、私自身、序盤の段階では2話以降は見るのを後回しにしていた作品でした

ただ、そこから印象が変わり始めたのが4話以降

烏妃(うひ)について興味を持ち始めた高峻(こうしゅん)が、その『隠された秘密』を調べ始めたことによって、本編と同時に烏妃の秘密が徐々に明かされていくという別軸の物語も同時進行することになりました

これによって物語に波紋が出来、その波紋がまた次の波紋を生み出すキッカケを作り出してくれたので、1話完結+αの構図が出来上がりました

これによって、他の作品同様に続きが気になる内容となったのが大きかったですね

また、夜明宮(やめいきゅう)にずっと閉じ込められ、人との関りがほとんどなかった寿雪(じゅせつ)が他者との関わり方を真剣に悩むという人間らしさが垣間見え始めたのも4話からでしたね

元々キャラデザも良く、ふと見せる表情の可愛らしさはありましたが、そこに人間らしい温かみがプラスされて、より魅力的なヒロインへと変わった気がします

個人的には4話から印象が変わっていきましたが、5話のOPの入り方6話で語られる烏妃の秘密など、要所要所で面白さを刺激するような演出や内容が盛り込まれていくので、もしも”3話切り”をしてしまった方は、時間のある時にでも、とりあえず6話まで見てみてはいかがでしょうか?

チェンソーマン ☆

『チェンソーの悪魔』ポチタと共にデビルハンターとして暮らす少年デンジ。親が遺した借金返済のため、貧乏な生活を送る中、裏切りに遭い殺されてしまう。薄れる意識の中、デンジはポチタと契約し、悪魔の心臓を持つもの『 チェンソーマン 』として蘇る ─ 。

TVアニメ『チェンソーマン』公式サイトより
キャストデンジ:戸谷菊之介
ポチタ:井澤詩織
マキマ:楠木ともり
早川アキ:坂田将吾
パワー:ファイルーズあい ほか
放送・配信テレビ東京6局ネット
Prime Videoにて最速見放題配信
他配信プラットホームにて順次見放題配信
アニメーション制作MAPPA
公式Twitter@CHAINSAWMAN_PR

2022年10月時点で12巻も含めた累計発行部数が1800万部を越えた大人気作

原作者・藤本タツキ先生によるダークファンタジーホラー作品

原作人気も含め、放送前からハードルが上がりすぎるくらい上がっていましたが…

これは面白い!!

上がり過ぎたハードルをしっかり超えるクオリティーを見せつけてきたMAPPAの本気度合いが伺える作品でしたね

特に戦闘シーンの迫力は異常(笑)

劇場アニメかと思えるほどのそのクオリティーに興奮させられっぱなしです!

そして、魅力的なキャラクターが多いのもこの作品の魅力ですね

主人公・デンジのバカっぷり(良い意味で)だったり、アキのイケメンぶりだったり、パワーの自由奔放ぶりだったり、マキマのミステリアス具合だったりと各々の強すぎる個性が混ざり合いながらも、決して相手の個性を殺さない感じ内容の面白さに拍車をかけているような気がします

また、毎週変わるEDもこの作品を楽しめている要因の一つですね

個人的には3話のEDを担当したマキシマムザホルモンの『刃渡り2億センチ』はドンピシャでした

ただ、この作品の感想を調べると3話くらいまでだと賛否別れていたみたいですね

否の意見の多くは原作勢の方からのようですが、作画やテンポ感などの悪さが要因となっていたみたいです

ただ、個人的には「見ていてそこまで気にならなかった」というのが正直なところ

原作自体はアニメ放送前は未読でしたが、1話放送後に11巻まで読了し、この先の内容は知っているという程度なので何とも言えませんが、1つの作品としても、アニメーションとしても問題無く楽しめる作品だと思っています

確かにカットされた描写やシーンがあったり、逆に追加された描写などはありますが、そこがどう影響してくるのかを考えるのも、個人的には作品を楽しむ一つな気がしています

まあ、カットに対して「もったいない」とか「なんでカットしちゃった?」と思う時もありますが、その時は原作布教のチャンスだと考えて、布教しまくるのが私だったりもするんですけどね(笑)

兎にも角にも、賛否の意見が飛び交う程の注目されている作品ではありますし、話題性の高い作品でもあるので、今期のアニメ作品としては見といて損は無い作品の一つです

ただ、グロ表現があるのでそれが苦手な方はお気を付けくださいね

転生したら剣でした

転生したら剣でした――。
「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」と呼ばれる“剣”として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。 途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。
フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。 彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。
冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。 フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。
猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!

TVアニメ『転生したら剣でした』公式サイトより
キャスト師匠:三木眞一郎
フラン:加隈亜衣
アマンダ:小清水亜美
クリムト:羽多野渉
ドナドロンド:稲田徹 ほか
放送・配信TOKYO MX、ABCテレビ、BS朝日
ABEMAにて1週間先行&独占配信
ほか各配信プラットホームにて個別課金配信
アニメーション制作C2C
公式Twitter@tenken_official
小説家になろう転生したら剣でした

『小説家になろう』発の異世界転生ファンタジーで、原作者・棚架ユウ先生によるライトノベル作品

転生先が《剣》という奇抜な設定がありながらも、内容としては今や定番となっている”異世界転生作品”

ステータスを駆使した戦闘俺TUEE感(剣TUEE?)のある感じは見所ではありつつも、多作品でもよく見る設定なので、パンチとしては若干弱めな印象がありました

ただ、剣に転生するという設定を活かした一心同体感は見ていて面白い

剣に転生した後に猫耳少女のフランと出会い、装備し装備される関係性となって互いに強くなっていく為に協力していく様子は冒険者でありながら、その実、親子にしか見えない(笑)

三木さんのお声と演技から”父親感”がもの凄いというのもありますが、何よりフランの見た目の可愛さや健気さと素直さも相まって二人の冒険を応援したくなってくる

そして、重要な戦闘シーンですが縦横無尽に動き回るフランのスピード感と師匠(剣)が使う魔法の迫力は見所です

フランが黒猫族というというのもあって、猫のように軽やかに敵の攻撃を避けたり、そこから攻撃を仕掛ける様子はフランの身軽さを印象付けてくれたし、師匠が使う魔法(特に炎系)に関してはエフェクトと爆風や土煙の演出も相まって、その威力の強さをうまく演出しているように感じました

全体的な作画としては凄く良いという印象はありませんが、要所要所でも崩れることなくしっかり作品を楽しむことが出来るので、二人の絆が今後どれくらい深まっていくのかも含めてストーリーを楽しんでいきたい作品ですね

Do It Yourself !! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- ☆

女子高生×工具=ものづくり
DIY”初心者”女子の日常物語、活動スタート!
これは、家具や友情や、ひいては人生までも、考え、工夫し、苦労し、失敗し、それでも諦めずに自分の手で完成させて、未来を切り開いていこうとする少女たちの、その最初の一歩を描く物語である―――

TVアニメ『Do It Yourself !! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』公式サイトより
キャストせるふ/結愛せるふ:稲垣好
ぷりん/須理出未来:市ノ瀬加那
くれい/矢差暮礼:佐倉綾音
たくみ/日蔭匠:和氣あず未
ジョブ子/ジュリエット・クイーン・エリザベス8世:大森日雅 ほか
放送・配信テレビ東京、AT-X、BS11、NST新潟総合テレビ
アニメーション制作PINE JAM
公式Twitter@diy_anime

『鬼灯の冷徹』『ゲーマーズ!』『かげきしょうじょ!』などを手掛けたPINE JAMが贈るオリジナルアニメーション作品

個人的今期の”ダークホース”

DIYを中心に描かれるせるふ達の青春と日常、一人一人にしっかりとスポットを当てつつ各キャラの魅力を存分に生かしたストーリー、そして登場キャラの滑らかな動きと多彩な色どりで演出する作画のクオリティ

放送前から面白そうだとは思ってましたが、視聴後にここまで総合的な評価が高くなる作品だとは思ってませんでした

今よりも科学技術が発展している世の中で、あえて自分たちの創意工夫で欲しいもの、作りたいものを手作りしていく

その様子は日常作品としての温かみを感じれて、それが日々の心の疲れを洗い流してくれるような癒しがあります

また、DIYの部分に関しても、監修をDIY系のyoutuberであるスワロさんがされているというのもあって結構本格なのもタメになって良いですね

大きなものは難しそうですが、花瓶吊りとかタイルを使った看板とか小物系は作りやすそうですし、見た目もオシャレで思わず作ってみたくなる感じ

ただ、内容には関係ないですが、少し残念なのが材料とか作り方とかが公式さんとかで紹介してないことですかね

スワロさんの方では材料や作中に登場した作品のラフ画をツイートしてるみたいですが、どうせだったら公式さんの方でも紹介ページなり動画なりあったほうが、より深く楽しみやすくなるんじゃないかなと思いましたかね(DIYは創意工夫なので、そこまで細かくなくても良いですが…)

https://twitter.com/VintageSwaro109/status/1582961787271806976

この辺は個人的に感じたことなので、別に否定的な意図はなく、感想の最初にも言った通り予想以上に楽しめている作品

癒しや人の温かみを感じるような日常系作品を見たいと思っている方にはピッタリな作品です

ヒューマンバグ大学-不死学部不幸学科-

「俺の名前は佐竹博文、どこにでもいる普通の…死刑囚だ」

婚約者を惨殺した死刑囚・佐竹博文。彼は絶体絶命の窮地から何度も生還してきた「アンデッドマン」だった。そんな佐竹に興味を持った研究機関「ヒューマンバグ大学」。実際に起きた奇跡的な事象と、その渦中にいた人間を研究している。研究対象となった佐竹から語られる不死にして不幸な日常の記憶。

なぜ婚約者を殺したのか?

真実はやがて、巨大な陰謀を明らかにする…

TVアニメ『ヒューマンバグ大学』公式サイトより
キャスト佐竹博文:杉田智和
根岸千恵:小倉唯
鬼頭丈二:高橋広樹
伊集院茂夫:子安武人
ジャック:斉藤壮馬 ほか
放送・配信TOKYO MX、BSフジ、サンテレビ、AT-X
Prime Videoにて独占配信
アニメーション制作DLE
公式Twitter@humanbug_anime

youtubeチャンネル『ヒューマンバグ大学 闇の大学』にて動画配信されている『佐竹博文の数奇な人生』の主人公・佐竹博文を中心として描かれるヒューマンドラマ作品

『ヒューマンバグ大学』は「漫画系動画」と言われるジャンルを主に扱い、その内容としては”人間の闇”をテーマとして動画を公開しています

2022年11月7日時点でのチャンネル登録者数は161万人で、今回のアニメ化の元となった死刑囚の最後の1時間を描いた『佐竹博文の数奇な人生』は2019年5月に公開され、2022年11月7日時点では再生数は1817万回を突破しています

予想外という意味では、この作品もかなり予想外に面白かったです

元の動画自体を見たことがなかったので完全初見の状態で視聴しましたが、元々の題材が実話を元に作られているというのもあって、「噓でしょ?」って思うような内容でも信用性がグッと上がるのがタメになって面白い

さらに、その実話から様々な教訓や学びを得られるのが良いですね

そして、一番楽しみながら見れているのが元・死刑囚である佐竹博文が婚約者を殺害した理由

元々、佐竹博文は婚約者と友人の浮気現場を目撃し、その怒りから事件を起こして死刑囚となりました

そして死刑が執行されたものの、彼は一度死んだ後に奇跡的に蘇生

しかし、彼は記憶喪失となっていて過去のことを全く覚えておらず、今までのことをヒューマンバグ大学の”教授”から聞かされます

実は佐竹博文は世界中の感染症や寄生虫、そして毒に罹患しながらも奇跡的に生存を果たし、さらに様々なトラブル、事件、事故に遭遇しながらも生き残ってきた『アンデッドマン』であることを知ります

当の本人ですら、その事実を信じられないながらも、自身の所持品から様々な記憶が呼び起こされ、事実だったことを思い出していきます

その記憶の呼び起こしの際に、佐竹博文の人物像や婚約者との関係などが分かっていくんですが、これを見ている限り佐竹が婚約者を恋愛トラブルで殺すような人物だとは到底思えない

「何か裏がありそうだな」と感じさせるストーリー展開でしたが、その予想を確信へと変えるように起きた、”佐竹暗殺”を企む黒い影の登場

ただ扱う題材が面白かったり、タメになるから見ていたんですが、まさかのミステリアス要素が絡んでくるとは予想できませんでした(笑)

『アンデッドマン』佐竹の活躍と黒幕の正体、そして事件の真実がどういったものなのか…

個人的には続きが気になって、リアタイ視聴してしまうくらい楽しみにしている作品の一つになっていますね

内容としては暗さもありますが、救いも必ず描かれている作品ですし、作画も漫画動画に近いタイプなので、気軽に見れて頭に入りやすい

気になった方は是非見てみてくださいね

ブルーロック

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。
日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは──?
今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。

TVアニメ『ブルーロック』公式サイトより
キャスト潔世一:浦和希
蜂楽 廻:海渡翼
國神錬介:小野友樹
千切豹馬:斉藤壮馬
久遠 渉:中澤まさとも ほか
放送・配信テレビ朝日系全国ネット“NUMAnimation枠 ”、BS朝日、AT-X
Amazonプライム、U-NEXT、dアニメストアほか各配信プラットホーム
アニメーション制作エイトビット
公式Twitter@BLUELOCK_PR
原作者Twitter@nomnii

原作・金城宗幸先生、作画・ノ村優介先生による累計発行部数1000万部を超える人気サッカー作品

こちらは原作既読ですが、この作品の各キャラが持つ熱量を損なうことなく、見事な作画でスポーツものとしての熱さも上乗せして放送してくれたのは見事

PVの段階からも作画に関しては安心感が漂っていましたが、実際に視聴してみて、その滑らかな動きは試合の緊張感や疲労感、そして勝利への執念などと言った試合独特の臨場感が伝わってきましたね

作画において特に凄みを感じたのは足の振り抜きの速さと、そこから生まれるシュートシーンの迫力

これに関しては演出の巧さもありますが、ここぞというシュートシーンにおいて時が止まったかのようなスローモーションにしつつ、一気に時間が戻ったかのようにキャラとボールにスピード感のある動きを付ける

この動きのあるアニメーションだからこそ出来る緩急の付け方により、一層のスピード感と迫力を演出しているのは凄く良かったですね

そこに原作でもあったキャラの目の変化纏う空気線の太さを変えるなどの存在感を主張するような演出を忠実に表現したのも良かったです

内容自体は基本的には弱肉強食の世界を生き残るために、自分がやるべきこと、やらなければならないことを必死に考え、そこからの各キャラたちの〈成長〉と〈進化〉やそこから展開される試合に熱さや興奮を覚える作品

なので、この作品は”プレイヤー目線”として見るよりは、”サポーター目線”で見た方が楽しめる作品だと感じています

そういう点においても、この作品に於いての《ストライカー》という存在はかなり重要なポジション

どれだけ多くの人々を魅了し、虜にするのか今後の描き方に注目したい作品ですね

ぼっち・ざ・ろっく! ☆

“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは 会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。
そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも友達がいないため、一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……!
ひきこもり一歩手前の彼女だったが ある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことで、そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――

TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』公式サイトより
キャスト後藤ひとり:青山吉能
伊地知虹夏:鈴代紗弓
山田リョウ:水野朔
喜多郁代:長谷川育美 ほか
放送・配信TOKYO MX、BS11、群馬テレビほか
ABEMAにて地上波同時配信
ほか各配信プラットホームにて順次配信
アニメーション制作CloverWorks
公式Twitter@BTR_anime
原作者Twitter@hamazi__

原作者・はまじあき先生による今期の”きらら”枠で、略称は『ぼざろ』

個人的今期の”覇権新作アニメ”

この作品は本当に面白い!!

日常ものとしてほのぼのとしつつも、陰キャでぼっちの後藤ひとり”ぼっちエピソード”でしっかりと笑わせてくる絶妙なギャグ具合が凄く笑えるw

陰キャとして共感できる部分がありつつも、「その発想は無かったww」と思えるほどの行動や想像力の逞しさには感服

あまりのネガティブさには思わず笑いも込み上げてきますw

その”本物の陰キャ”度合いに、途中からひとりを応援したくなる気持ちになるから不思議な魅力があるキャラクターですね(笑)

そんな主人公の後藤ひとり以外にも魅力的で個性的なキャラクターたちが登場するのもこの作品の見所!

天真爛漫な伊地知虹夏、超マイペースでクールな山田リョウ、陽キャ全開の喜多郁代などそれぞれにファンが出来そうなほどの魅力を持ち合わせているのが、これまた見ていて飽きない理由の一つですね

また、ひとりと喜多、虹夏とリョウといった、それぞれ対になった関係性のキャラがいるからこそ、それがボケとツッコミのように絶妙なバランスとテンポ感のある会話を繰り広げているように感じましたね

そしてなにより、直近のアニメでは『着せ恋』や『明日ちゃんのセーラー服』を手掛けたCloverWorksの作画演出が良い!!

アニメと実写をうまく使い分けるのみならず、シリアスとギャグで作画度合いが変化してくるところも、この作品を楽しませてくれている大きな要因ですね

ひとりのもはや作画崩壊レベルの自我崩壊なんて見てると「落ち着け!ぼっちちゃん!」って本気で思ってしまうレベル(笑)

ただ、忘れてはいけないのはこの作品は”バンド作品”だということ

これを思い出させてくれるかのような5話のライブシーンに関しては”神回”の一言

最高の作画、抜群のカメラワーク、そしてひとりの精神的な成長を感じ取れる5話は湧きました

ここでお披露目となった『ギターと孤独と蒼い惑星』に関しては、即ダウンロードするくらい良い曲でしたし、公式がアップしたこのライブシーンの動画に関しては何度も見てしまうくらいの最高の出来でリピート率が半端ないです

この作品のキャッチコピーは『陰キャならロックやれ!』なんですが、それになぞらって言うのであれば、『陰キャなら”ぼざろ”見ろ!』ですかね(笑)

笑い、感動、興奮、共感といったストーリー面のみならず、作画、演出、使用楽曲などのアニメーションとしても今期かなりオススメ出来る新作アニメ作品です

虫かぶり姫

侯爵令嬢のエリアーナは幼い頃から本に夢中で、ついたあだ名が「本の虫」ならぬ「虫かぶり姫」。
そんな変わり者の姫に、王太子であるクリストファーはこう告げる。「私と婚約してほしいんだ」 婚約によってクリストファーは宮廷内の派閥争いから解放され、エリアーナは王太子の婚約者として王宮書庫室への出入りを許される。これは、お互いの利点のための“名ばかりの婚約”……のはずだった。
4年の歳月が流れたある日、エリアーナはクリストファーが子爵令嬢アイリーンと仲睦まじく語らう姿を目撃してしまう。ついに婚約解消の時が来たことを覚悟するエリアーナ。だが、その心には複雑な想いが交錯していた……。
本好き令嬢の勘違いラブファンタジー。エリアーナとクリストファーの“本当の恋”の行方は――!?

TVアニメ『虫かぶり姫』公式サイトより
キャストエリアーナ・ベルンシュタイン:上田麗奈
クリストファー・セルカーク・アッシェラルド:木村良平
アレクセイ・シュトラッサー:内山昂輝
グレン・アイゼナッハ:内田雄馬
テオドール・ウォーレン・アッシェラルド:羽多野渉 ほか
放送・配信AT-X、TOKYO MX、関西テレビ、BS日テレ
アニメーション制作マッドハウス
公式Twitter@mushikaburihime
原作者Twitter@yui_bibliophile
小説家になろう虫かぶり姫

原作者・由唯先生による『小説家になろう』発の恋愛ファンタジー作品

こちらの作品は『小説家になろう』で少しだけ読んでいたので序盤の方の内容は知っていましたが、そこも含めて胸キュン度合いはやっぱり凄かった!

序盤では互いの気持ちが伝わっておらず、食い違いや勘違いが起きて、ドキドキな展開がありましたが、そこから想いの通じ合った二人の空気感の甘酸っぱいこと(笑)

恋愛に不器用な二人の恥ずかしい感じもそうですが、互いに一途に思っているからこその大切にしたいという気持ちや好きという気持ちを正直に言い合う二人のやり取りは見ていてニヤニヤしてしまう

そして、ヒロインで主人公のエリアーナの天然っぷりもまたお可愛いこと

本の虫ならぬ『虫かぶり姫』だからこその豊富な知識

それが国政や財政に役立つこともありますが、プライベートとなると少しズレてる感じがまた良い

6話でクリストファーの無事を祈って、お守りをあげようとした時に「髪の毛入りの人形」か「血文字で刻んだ羽ペン」の二択を迫った時は笑ってしまいましたw

エリアーナの従僕のジャンもこの時言ってますが、どう考えても”呪いの道具”でしかないww

こういう天然っぷりはエリアーナの魅力ですね

エリアーナの可愛さだけじゃなく、クリストファーやアレクセイなどイケメンも多いので男女共に楽しめる作品

ストーリーやキャラクターにときめきを感じたい人にはオススメ出来る作品でしたね

4人はそれぞれウソをつく

宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子
互いに正体を隠す曲者4人の、新感覚”カオス”学園コメディ!
リッカ千代関根翼は、同じ女子校に通うなかよし4人組。普通の中学2年生に見える彼女たちだけど、じつはみんな誰にも言えない秘密があって……。
宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子!?“うっかり”で、教室が、地球が、滅びちゃう!?
曲者だらけ、秘密だらけの4人だけど、ウソのおかげで一緒にいられる――
ウソつきは“なかよし”の始まり…!?な、新感覚“カオス”学園コメディ!

TVアニメ『4人はそれぞれウソをつく』公式サイトより
キャストリッカ:田中ちえ美
千代:村上奈津実
関根:佐倉綾音
翼:潘めぐみ
放送・配信ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット”ANiMAZiNG!!!”枠
ABEMA先行配信
その他各配信プラットホームにて順次配信
アニメーション制作スタジオフラッド
公式Twitter@4uso_anime
原作者Twitter@mdkkshr

『別冊少年マガジン』にて連載中で、原作者・橿原まどか先生による学園コメディ作品

略称は「4ウソ」

この作品には、笑わされっぱなし

奇抜な設定からどんなカオスな内容の笑いが生まれるのか気になっていましたが、予想以上に上手くまとめ上げられていて毎週爆笑していますw

宇宙人設定を活かした記憶の改ざんや特殊なビーム、忍者の設定を活かした世間ズレした常識、超能力者で相手の思念を読める設定(”同性限定”設定含め)を活かしたもっとも過ぎるツッコミと誰にも理解されない苦労、女装男子学生設定を活かしたと女性知識の無さと男子特有の女性への憧れ

それに加えて全員ピュアな部分もあるから、変に信じて話がややこしくなったりするのも面白いんですよねw

この様々な要素が活かされて新感覚の笑いを生み出し、予想外の展開へとギャグが進んでいく内容は本当に笑えます!

そして、ナレーションを担当している大塚芳忠さんの言い方も絶妙なのが良いところ

淡々とした言い方ながらも、渋いお声で的確なツッコミをナレーションで入れるから、より一層笑いが引き立ちます(笑)

特殊な個性のバーゲンセールみたいな設定ですが、だからこそ様々な部分で笑えて楽しめる作品なので、ハイテンションでツッコミどころの多いギャグが好きな人にはオススメの作品です

個人的にですが、「男子高校生の日常」とか「あそびあそばせ」とかが好きな人にはハマる気がします(笑いの方向性が似てる気がするw)

『2022年秋アニメ』おすすめ主題歌7選

KICK BACK:チェンソーマンOP

歌手米津玄師
作詞・作曲米津玄師
編曲米津玄師、常田大希 (King Gnu / millennium parade)

主題歌に”覇権”という言葉を使うなら、今期の”覇権主題歌”です

今期の数多くある主題歌の中でダントツで好きな楽曲であり、個人的に今期一番聞いている楽曲でもあります

疾走感のある曲調は派手さと爽快さがあり、聞いていてテンションが上がります

そして、幸福や願いを望みながらも、結局は全部滅茶苦茶にしたいというような”願望”と”破滅”を直球で歌っているような歌詞は『チェンソーマン』という作品にピッタリな楽曲です

また、改めて米津さんの抜群のセンスの良さを知った楽曲でもありますね

OP映像に関しては、原作者・藤本タツキ先生が好きな映画の名作などを『チェンソーマン』に登場するキャラクターでオマージュするという趣向を凝らしたエンタメ性に富んだ映像で非常に楽しませてくれました

そして、MAPPAの作画力の凄さを存分に感じ取れる動きのある映像ともなっていて、そう言った点でも”覇権主題歌”にふさわしい楽曲だと思いますね

NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D:ゴールデンカムイ4期OP

歌手ALI
作詞LUTHFI、LEO、Mummy D
作曲LEO、宮田”レフティ”リョウ

歌声から力強くてワイルドさを感じさせつつ、曲調から広く自由な印象を漂わせるような楽曲は『ゴールデンカムイ』という作品にピッタリだと感じた一曲

「いざ!戦場へ!!」という決意の表れを思わせるようなこの主題歌が始まると、身を引き締めながら本編を見ちゃうんですよね(ギャグも含めてw)

個人的なイメージとしては《入場曲》のイメージが強いかもしれません

そして、この曲とマッチしたOP映像も素晴らしいんですが、何よりタイトルの出し方が最高に良い!

序盤のそれぞれ個別で描いているところは三期を表現しながら、無事に合流を果たした三人の姿と共にタイトルロゴを出すところは、四期のスタートを感じさせる描写となっていて、これは痺れましたね

そこから繋がる大サビ部分では、これからの戦いの苛酷さや新キャラ登場で波乱を思わせるような映像ともなっていて『ゴールデンカムイ 四期』も楽しめそうだと十分に感じさせてくれました

SOUVENIR:SPY×FAMILY OP

歌手BUMP OF CHIKEN
作詞・作曲藤原基央
編曲BUMP OF CHICKEN & MOR

誰かがいるからこそ何気ない日常に彩が加わり、いつもの日々が幸福感のある日々へと変わるような歌詞が『SPY×FAMILY』の2期にふさわしく、躍動感はないながらも心地いいリズムが安心感のある”帰り道”のようで聴き心地の言い楽曲

バンプの楽曲はメッセージ性やストーリー性があって好きな曲多いんですが、この曲も良かったです!

特にサビの部分の歌詞は心が温まるようで凄く好きです

この目が選んだ景色に ひとつずつリボンかけて お土産みたいに集めながら続くよ 帰り道

「今日こんなことがあったよ」「あの道の花が咲いていたよ」「夕焼け空が綺麗だったよ」みたいに、日常のちょっとしたエピソードを”お土産”として持って帰りたいと思えるような大切な人が待つ家へと帰る楽しさを感じられるこの歌詞にほっこりしてしまいました

個人的にはアーニャの楽しそうな笑顔を思い浮かべながら聞いてましたかね(笑)

そして、1期に引き続き、相変わらずの高クオリティのOP映像には魅了

光と陰、枯葉と花、過去と現在など多くの対比的な映像を織り交ぜつつ、多彩なカメラワークと動きのある作画は見ていて楽しいです

なにより、ラストで『SOUVENIR』の歌詞に合わせるようにリボンがかかって、たくさんの花の入った籠で終わらせるところは、今のフォージャー家を表現しているようでもの凄く好きです

空いた花瓶二つと穴の空いた枯葉はロイド、ヨル、アーニャの過去との対比のようでここも細かくて好きですね

こういったたくさんの比喩的表現が感じられる『SPY×FAMILY』のOPは見る度に新たな発見があります

色彩:SPY×FAMILY ED

歌手yama
作詞・作曲・編曲くじら

落ち着きがありながらも軽快なリズム感が非常に耳に残る楽曲

個人的にはyamaさんの楽曲をしっかり聞いたのはこの曲が初めてなんですが、不思議な感じ(言葉のまんま)がする声だなという印象

幻想的と言うか幻惑的と言うか魅惑的と言うか…

そういう捉えにくい感じの印象を受けたからか、輪郭がぼやけているような雰囲気を感じたので、そう言った意味ではこの”偽装家族”を演じる『SPY×FAMILY』という作品にはピッタリの歌声だなと感じました

そして、OPに引き続きEDも見ている人を楽しませるような映像となっていて良かったですね

扉の内と外で見せるそれぞれの”顔”

この映像では扉の隙間やそれぞれの後ろに映る光と陰で表と裏をしっかり描いているのが良いですね

また、台所のワンシーンの一コマでは、みんなが見ていないところで少し裏の顔が出ている所とかは個人的には好きです

ヨルさんの刃物捌き、ロイドの何でもこなす万能さ、アーニャのちょっと抜けてるズル賢さ

コミカルの中に、こういう演出的な部分を感じる映像を見せてくる『SPY×FAMILY』は細部までこだわりを感じて、良い作品だなとしみじみ感じますね

祝福:機動戦士ガンダム 水星の魔女OP

歌手YOASOBI
作詞・作曲・編曲Ayase
歌唱ikura
原作小説「ゆりかごの星」 著者:大河内一楼

本編の前日譚である『ゆりかごの星』を元に作られた楽曲と言うのもあり、作品とのシンクロ率は数値化したら異常なまでの数値を叩き出すこと間違いなしの楽曲

まあ、作品とのシンクロ率に関しては当然と言えば当然ではあるんですが、作品とYOASOBIとのシンクロ率も高いなと感じた一曲です

原作小説はエアリアル視点の物語で進行していくんですが、その時の想いや願い、スレッタに対して抱く感情など多くのものがこの歌詞の中にすべて詰め込まれていながらも、曲調はYOASOBIという二つコンテンツが見事に融合しているように感じました

そして、改めてYOASOBIの表現力の高さに鳥肌が立ちました

歌を聞いてるのに、小説読んでるような感覚になるから凄い(笑)

ノンクレジット版はガンダムの公式チャンネルでアップされていますが、MVに関してはAyaseさんの公式チャンネルの方でアップされていて、こちらではフルでこの曲を聞くことが出来るんですが、フルで聞くとよりその感覚が強くなりました

OP映像としてのクオリティも非常に高く、個人的にはエアリアルが飛び立つところはテンション上がりましたね

さらには、物語の伏線かと思われるようなシーンも散見しているので、本編を見た後にOP映像を見直したりすると新たな発見もあって面白いですよ

青春コンプレックス:ぼっち・ざ・ろっく!OP

歌手結束バンド
作詞樋口愛
作曲音羽-otoha-
編曲三井津郎

暗めながらもしっかりと自分の中の本心が表現されている歌詞に、ロックな曲調が合わさって作品の内容とマッチしていてカッコイイ一曲

結束バンドの作詞をひとり、作曲をリョウが担当しているというのもあって、そのキャラクター性もしっかりと表現されているのは『ギターと孤独と蒼い惑星』と同様に非常に良いですね

特にひとりの歌詞は自身の暗さを自覚しているからか、世界を変えるとかそういうものではなく、あくまで自分が変わっていこうとする歌詞となっている印象があって、作中でどんどん変わっていくひとりの成長を感じるようです

または、”自信”が行動や言動に繋がっていくような歌詞とも言えますかね(承認欲求も滲み出ていますがw)

OP映像に関しては安定のきららジャンプも含めて、物語の内容に沿った映像が描かれているのが良いですね

こういう映像見てると「こんな話あったなぁ」って思えるから好きです(笑)

そして、気になるのが演奏シーンですね

サビの部分で結束バンドがステージで演奏をするものの、ひとりだけは一緒に立っていないこの演奏シーンは意味深

これは個人的な解釈ですが、ひとり自身のメンバーに対しての心の開き方やひとりが感じている”住む世界の違い”に対しての表現なのかなと感じています

結束バンドの一員としての自覚はあるのでギターはあるものの、陰キャ特有のネガティブさから”自身の世界”に引きこもり、心を開ききれていないことを意味している比喩表現なのかなと

最後に楽器だけが残るのは、ひとりの中での内と外の世界が一致し、バンドメンバーとしてだけじゃなく、友達として一緒に過ごすことが出来るようになったことの証

楽器と言うのはバンドとしての繋がりであって、友達としてであれば楽器がなくても成り立ちますしね

映像に関しては、他にもまだ6話の段階で登場していないキャラもいるので、そのキャラがひとりにどんな影響を与えていくのか楽しみでもありますね

1:モブサイコ100ⅢOP

歌手MOB CHOIR
作詞六ツ見純代
作曲・編曲前口ワタル

『モブサイコ』シリーズにおいて安定のMOB CHOIRが今期も主題歌を担当し、これまた疾走感のある楽曲で「『モブサイコ100』が帰ってきた!!」と感じさせてくれる一曲

毎度毎度『モブサイコ100』のOP聞いてて思うんですけど、毎度毎度カッコ良すぎてテンション上がるのよね(笑)

この作品のために作られたバンドというのもあって、作品の世界観にマッチし過ぎな歌声と演奏は痺れます

そして、OP映像も相変わらず芸術センスの塊みたいな映像で凄みを感じる

パッと見ではカオスのような映像ながらも、よく見ればしっかりと内容を表現し、「どうしたらこんなの思いつくの?」と思えるような表現力の高さには感服です

本編もそうですが、クオリティーの高さが予想を遥かに超えてきて、点数をつけるのに”100”じゃ足りないって思ってしまう(笑)

個人的にですが、サビの部分の霊幻師匠の決めポーズのところとモブがクルクル回ってるところは凄く好きで、ここだけ何回か見直しちゃいましたねw

まとめ

『2022年秋アニメ』の中から選んだオススメの新作アニメ15選&主題歌7選でした

改めてここまで語ってきましたが、やっぱり色々な作品はありながらも、各作品が持つ個性《色》は濃いなと感じました

そういったのもあって、「このジャンルが好き」とか「作画が凄いアニメが見たい」と思っている人に世間の評判に関係なく、突出したものならパッと薦めやすいクールだなとも感じましたね

なので、今期のアニメ作品を多く見ている方は「この作品は○○さんに教えてあげよう」みたいな感じで脳内メモしておいても良いですし、またそんなに数は見れていなくても世間の評判に関係なく、突出したジャンルのものは視聴リストに入れておくのも有りだと思いますよ

私自身も、何作品かは布教リストにバッチリメモしております(笑)

そう言った意味でも色々と楽しめている『2022年秋アニメ』

これから終盤戦へと突入していきますが、まだまだ楽しんでいきたいですね!

それでは今回はこの辺で!

また会いましょう

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