その着せ替え人形は恋をする

「その着せ替え人形は恋をする」2話感想 ドキドキ!初めてづくしの採寸作業!

どうもウハルです!

今回は「その着せ替え人形は恋をする」2話の感想を語っていきたいと思います!

前回の1話のクオリティが非常に高く、2話ではどうなっていくのかと思っていましたが……

まったく問題無かった!!

というか、今回の採寸回に関しては際どい部分があったのでアニメでどう表現するかと思ってたんですが、原作のまんま過ぎてビックリしたくらいです(笑)

それどころかその際どいシーンに動き&色&音が付いたから、より色気が増しました

そういった意味でも、今回の話も制作陣の方々の”作品愛”が感じる1話となっていました

そんな「その着せ替え人形は恋をする」2話の感想を語っていきますね!

なお、2話の感想を語っていくので、2話に関しては完全にネタバレ有りになりますが、それ以降の内容に関してはネタバレ無しで語っていきます

ちなみに、「その着せ替え人形は恋をする」の1話の感想も以前語っていますのでよろしければそちらも是非!

そして、喜多川海夢役の直田姫奈さんと五条新菜役の石毛翔也さんがパーソナリティを務める「その着せ替え人形はラジオをする」も更新され、1話の感想や番組独自のコーナーで面白可笑しく番組を盛り上げています

このラジオ番組を聞くと、より「その着せ替え人形は恋をする」が”好き”になれると思いますので是非聞いてみてください!

「その着せ替え人形はラジオをする」第3回

今回、直田さんと石毛さんも私達視聴者と同じく、始まるまでソワソワしていて、互いに連絡を取り合っていた話だったり、石毛さんが新菜の「なんですって?」に全精力を注いだといった話など色々知れて本当に面白かったですね

「その着せ替え人形は恋をする」2話あらすじ

2話「さっそく、しよっか?」

海夢の熱意に打たれ、衣装作りに協力することにした新菜。海夢が大好きだという美少女ゲーム・通称“ヌル女2”に登場する黒江雫のコスプレ衣装を作ることに。まずは採寸から取り掛かる約束をするが、週末に突然、約束の日まで待てないという海夢が新菜の家にやって来る。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」公式サイトより

原作だとどの範囲?

原作コミックス1巻 第2話~第4話

今回アニメで描かれたのはコミックス1巻の第2話~第4話

さらに具体的な話をしてしまうと第2話が海夢が新菜の家に突る話、第3話&第4話が採寸の話になっています

今回のアニメ第2話で採寸にまるまる1話使っていましたが、原作コミックスでは採寸でまるまる2話使っています

それだけコスプレをするにあたって”採寸は重要”だということなんでしょうね

「その着せ替え人形は恋をする」2話感想

【好き】に性別は関係ない

被服準備室での出会いから喜多川海夢(きたがわまりん)のコスプレ衣装作りを手伝うことになった五条新菜(ごじょうわかな)

その初めてのコスプレのキャラクターは『聖(セイント)ヌルヌル女学園 お嬢様は恥辱倶楽部 ハレンチミラクルライフ2』(通称:ヌル女2)の黒江雫

海夢が話す『ヌル女2』の概要はこんな感じです

『ヌル女2』って去年爆売れした超人気美少女ゲーでね。しかも今度アニメもやんの、ヤバいよね。で、学園長の孫の主人公が訳あって男一人女子高に入学すんの。まあよくあるハーレムもの的な感じ。なにげに泣けるイベント多くてウケるんだよねー…てゆーかごじょー君って凌辱系苦手な人?性奴隷とか。けど『ヌル女2』は基本愛故の性奴隷だし大丈夫かー、割と安心だよ!

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」第2話より

こういったものに慣れ親しんだ海夢にとっては普通でも、そういったものに全く触れてこなかった新菜にとっては衝撃的なワードの連発

全然話についていけない新菜は「もしや、からかわれているのでは?」と思いましたが、『ヌル女2』を語る海夢の目は本気(マジ)

1ミリたりともふざけていない海夢の話をそのまま聞き、雫たんの魅力について語られるものの全く分からない

しかし、『ヌル女2』や雫たんについては分からなくても、”好きなもの”について楽しそうに話す海夢の姿を見て海夢がどれだけ雫たんが好きなのかは伝わってきました

一通り話し終わった海夢に対し、新菜は「女性はそういったゲームは敬遠してやらないと思っていた」と話します

それを聞いた海夢は「普通にやるし!」(※個人差あり)と返答し、この一言を発します

好きなものに男とか女とかって関係なくない?

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」第2話より

過去に自身の”好き”を否定された事があった新菜にとって、この一言は非常に共感出来るものであり、その嬉しさから感動のあまりちょっと泣いてしまうのでした

感想&解説

1話から止まることを知らない海夢の名言登場!

「男なのに…」とか「女なのに…」などと言った”偏見の壁”を軽々と超えて行く【好き】に対する海夢の想いは本当に真っ直ぐで心に刺さりますね

現在もそうですが、将来的にもそういった”偏見”を持たれそうなものが【好き】になったらこの言葉を思い出したいなと思える名言です

あと、個人的にですが、男女だけじゃなく年齢的なものに関しても同様のことが言えると思っています

「大人にもなってプ〇キュア見てるの?」みたいな

良いじゃん!【好き】なんだから!

【好き】に関してはそもそも”壁”というものがないのかもしれませんね

ちなみに、原作でも海夢が『ヌル女2』を説明した時に黒江雫以外のキャラクターが登場しますが、ここまでバッチリ色分けされていませんでした

マンガだからというのもありますが、これはアニメならではの演出ですね!

後の話になりますが、この『ヌル女2』に登場するキャラはそれぞれイメージカラーがあると言うのは原作でも触れていくので知ってはいましたが、それでもここまで色は付いていなかったので、この『ヌル女2』のキャラの登場シーンは軽く感動しましたね

想定外!?海夢の行動力!

本格的にコスプレ作りを始める為に、海夢が持っていたコスプレ作りの本を参考に、まずは「採寸」から取り掛かろうとする二人ですが、放課後に話を始めたという事もあり、時間も遅くなっていました

なので、今日の所は「採寸」はあきらめ、土日を挟んで月曜日に改めて採寸をする事になりました

家に帰り、衝撃的なことが色々あった1日となった新菜は早めに布団に入ります

そして、翌日

祖父は新しいミシンを買いに出かけ、新菜一人で家にいた所、インターホンが鳴り響き、玄関に向かうとそこには海夢の姿が!

訳が分からない新菜は「どうしてウチに!?」と質問します

海夢「どーしてってか逆に雫たんになれるのに普通に月曜まで待つの無理じゃん?だからー『五条 雛人形』でググってとりあえず来たよね~」
新菜「行動力!!!!」

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」第2話より

海夢は手土産を渡し、そのまま新菜の部屋まで直行

祖父以外自分の部屋に入れたことがなかった新菜は激しく動揺し、海夢から「さっそく、しよっか?」と言われても何のことだか理解も追いつきません

そもそも海夢がここに来た理由が「採寸」だということをやっと理解した新菜でしたが、一つの問題が発生します

それは、海夢が持っていたコスプレ作りの本に「採寸の際は下着で」と書いてあったこと

しかし、その事については海夢も知っていて「あーそれね。ヨユーヨユー♡」と服を脱ぎ始めます

突然の行動に動揺する新菜でしたが、服を脱ぎ終わった海夢の姿は水着

水着も下着も肌の露出具合は変わらず、新菜はフリーズ

突然固まってしまった新菜を心配して、近づく海夢でしたが、「いっ今触らないでください!」と大声を出す新菜に驚きます

ドタバタしながらも少し落ち着いた新菜は、さっそく「採寸」に取り掛かります

感想&解説

出ました!新菜の定番ツッコミの一つ「行動力!!!」w

これ原作でも度々登場することになるんですが、毎度毎度いいタイミングで使われるので個人的に新菜の好きなセリフの一つとなっていました(笑)

なので、アニメ化されて聞きたかったセリフの一つだったんで、めっちゃ嬉しかった!

今後も要注目の言葉なので覚えておいてくださいね(笑)

あと、水着姿の海夢を見た新菜が言った「いっ今触らないでください!」に関しては、石毛翔也さんの演技が抜群でした!

このセリフをはっきりと言うのではなく、あえて噛み気味に言う事で原作よりも新菜の動揺ぶりが伝わってきて、すごく面白かったw

ホント名演技でしたね

いざ採寸!勝てよ理性!

まだ水着姿の海夢に緊張しつつも、「採寸」を始める新菜

姿だけじゃなく、距離の近さにも動揺してしまいますが、当の海夢本人は平気そうな様子

それを見た新菜は海夢に「水着姿は恥ずかしくないのか?」と質問します

すると、海夢は「雫たんになれるんだから本の通りにやらないと」と真剣そのもの

その想いを受け取った新菜は自身の顔を叩き、気合を入れ直します

俺を頼ってくれた人の為に誠心誠意尽くさないといけない。尽くすべきだ。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」第2話より

頭、肩幅、腕回りと順調に採寸は進んでいき、続いて足のサイズも測ることになります

測りやすいように椅子を持って来ようとする新菜でしたが、海夢は「これでいーじゃんっ!」と畳んであった新菜の布団の上に寝転びピースサイン

そんな余裕な姿の海夢とは対照的に、新菜はその光景に激しく動揺します

「そんな汚い所からはすぐに離れてください!」と土下座するほど必死になる新菜でしたが、あまりのしつこさにイラっとした海夢は布団の上に座ったまま新菜の太ももに足を乗せ「いーから、して」と足のサイズを測るよう言います

その迫力に押された新菜が折れ、そのまま足のサイズを測るものの、測り終わったころにはぐったりしてしまいました

そんな新菜の様子など露知らず、続いて海夢は「胸囲(バスト)」の採寸を新菜にお願いします

感想&解説

激しく動揺しまくる新菜の姿は女性に対する免疫が少ないのが分かるシーンではありましたが、同様に新菜の真面目さがわかるシーンでもありました

海夢がどれだけ本気で雫たんになりたいかという気持ちを受け取り、その気持ちに対して「不純な思いで向き合うことは失礼だ!」と気合を入れる所なんかまさにですね

相手の純粋な気持ちを裏切りたくないというこの真っ直ぐさは新菜の魅力の一つです

まぁ、新菜じゃなくてもこの状況で不純な気持ちを全く抱かない男性は一体何人いるのかと疑問に思う所ではありますけどね(笑)

そういった意味では、新菜の理性の勝利でもあります

あとここで描かれている「いーから、して」の緊張感ある音響演出は抜群に良かったですね

BGMを一切入れることなく、布団や服の擦れる音、太ももの上に足を乗せた時の音、動揺のあまり吹き出した汗が滴り落ちる音などの効果音

さらに、完全に無音にするのではなく「ブー」みたいな音(玄関の時も聞こえてたので外の音かな?)を入れることでよりリアルに近づき、まるでその場に居るような緊張感が伝わってきましたね

数字の破壊力と動じぬ心

緊張と動揺の連続で体力が尽きかけている新菜でしたが、海夢が「胸囲(バスト)」の採寸をお願いしてきたことで、再び動揺が押し寄せてきます

さすがに新菜が海夢の「胸囲」を測ることに関してはキャパが追い付かず、「無理です」と断ってしまいます

海夢にとってはまさかの返答で困惑しますが、すでに測ってもらう気満々で両腕を上げていた為、体勢的にキツくなってきました

それを聞いた新菜はすぐに「胸囲」の採寸を始めますが、あまりの胸の近さに不純な気持ちが押し寄せてくるものの、「服を作る」ということに一点集中し、なんとか乗り切ります

しかし、まだまだ終わらない新菜の試練

次に海夢が提案してきたのが「アンダー」「バストポイント間」の測定

さすがに海夢の乳首の場所など分かるはずもなく、だからといって見る訳にもいかない

再び断る新菜でしたが、さすがに海夢もこれには納得

自身で「バストポイント間」を測り、「20センチでヨロ!」と伝えます

その”20センチ”という具体的な数字は新菜にとって衝撃を与え、ただただ頭が真っ白になりました

四苦八苦しながらも、残りは「股下」の採寸で終了

「股下」なら顔を見ることがないので、緊張せずに測ることが出来たため、新菜はこの採寸中での自身の動揺ぶりを思い出します

ここまでいちいち緊張したり、動揺していた自分自身が嫌になってきていた新菜は、海夢のように”何があっても動じない人になりたい”と感じていました

そんな考え事をしながら採寸をしていたせいか、新菜の指が海夢の股下に当たってしまいます

海夢から声が聞こえてきたものの、考え事をしていたのでよく聞こえず、顔を上げると、そこには顔を真っ赤にした海夢の姿がありました

その光景に驚いた新菜でしたが、それは海夢も同様で自身の顔が赤くなっていることに驚いていました

新菜は顔が赤いのは部屋の暑さのせいだと思い、温度を下げに行き、海夢もそれに乗っかて「かもね…」と誤魔化します

そして、「股下」を測り終え、無事全ての「採寸」が終了したのでした

感想&解説

神作画の本領発揮!!

カメラアングルのみならず、胸の揺れや新菜の手の震えに至るまで職人のこだわりのようなものを感じましたね(笑)

というか、胸とか手の震えとか新菜の下からの顔のアップとかCGでしたねw

だからこそなのか、動きの柔らかさがもの凄かった!

胸の揺れ方とか「水風船かな?」って思えるような柔らかい印象がありました(笑)

そして、新菜が感じていた海夢への憧れ

これに関してはまだ海夢と関わりだして間もないというのもあって、少し盲目になっている部分があります

「自分には無い素晴らしいものばかりを持っている人=なんでも出来る人」という訳ではありません

今回事故のような感じではありますが、海夢だって当然動じることはあります

相手の表の面だけ見て「この人は凄い!」というのは、ただ遠くから眺めているだけなのと変わりないのかもしれませんね

そんな海夢ですが、新菜に触れられたことで、今までのテンションから急に我に返り、現在の状況に恥ずかしくなって顔を赤らめてしまう姿の可愛さね

なんか色々ありがとうございます(笑)

あと、海夢のバストポイントの具体的な数字を聞いた時の新菜のリアクションは面白かったw

ちなみに、海夢のそれぞれの箇所のサイズですが、原作ではメモ用紙にぐにゃぐにゃっと書かれているだけで、アニメのように具体的な数字は書かれていません

なので、この数字はアニメで初出になりますね(設定資料集とかない限り)

今回アニメで登場した海夢のサイズはこちら

頭の横の周囲53.8cmふくらはぎ回り31.6cm
頭の縦の周囲57.7cmウエスト58.7cm
首回り27.3cmヒップ84.8cm
肩幅35cm足首回り19.2cm
袖丈52.1cm足長23.2cm
腕回り22.9cm足囲22.4cm
肘回り21.2cm足幅9.5cm
手首回り13.1cmバスト86.8cm
肩回り39.5cmアンダーバスト68.2cm
太もも回り43.8cmバストポイント間20cm
膝回り29.5cm股下79.2cm

海夢の個人情報がダダ漏れ(笑)

ただ、衣装作りをする際にはこれくらい細かく調べて、正確に測らないとダメなんだなとこれを見て思いましたね

これから衣装作りをしてみようと思った方は参考にしてみても良いかもしれません

健全な男子を見守る祖父

無事採寸が終了し、着替え始めた海夢に新菜は「型紙を起こす為に資料は無いか?」と質問します

すると海夢は美少女ゲーム『ヌル女1&2』をカバンから取り出し、新菜に渡します

その夜

新しいミシンを買ってきた新菜の祖父・五条薫は、それを伝える為に新菜の部屋を開けると、そこには美少女ゲームを真剣なまなざしでプレイしている新菜の姿がありました

その姿に驚きつつ、祖父が帰ってきたことに気づいた新菜は、一旦画面から目を離し、いつも通りの様子で祖父と接した後、再びゲームをプレイし始めました

その光景に動揺しつつも、襖の隙間からゲームをプレイする新菜の様子を除く祖父の薫

薫「まあ…新菜も年頃だしな…にしても…そんな真剣な顔で!!」
新菜「なるほど…後ろはこうなっているのか(カキカキ)」
薫「メモ!?」

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」第2話より

健全な男子を見守りつつ、そっと襖を閉める薫なのでした

感想&解説

まず一言

ありがとうございますw

このシーンに関しては原作にもあるんですが、正直な所、アニメだともう少しボカすかと思ってましたが、もうそのまんまでしたww

原作でも笑い、アニメでも笑わせてもらったので、これに関しては感謝しかないですね!

1話に引き続き、2話も爆笑のオチで終了となりました(笑)

まとめ

出演:直田姫奈, 出演:石毛翔弥, 出演:種崎敦美, 出演:羊宮妃那, 出演:斧アツシ, 監督:篠原啓輔

第1話に引き続き、職人のこだわりを感じさせるハイクオリティーで大満足の第2話となりました

そして、今回も原作に無い部分をアニメで表現してくれていたので補完出来る部分も多く、また原作を読み直したくなるような面白さもあって本当に面白かったです

これは今後も毎週土曜が楽しみになっていくのは間違いなさそうですね!

そして、次回第3話は「じゃ、付き合っちゃう?」

コスプレ衣装作りをきっかけに、少しずつ交流を深めていく海夢と新菜。学校でも変わらない態度で接してくれる海夢に対し、新菜は嬉しさを感じつつも、自分は不釣り合いなのではと周りの目を気にしてしまう。そんな新菜を、海夢は衣装の材料探しの買い物へと連れ出す。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」公式サイトより

「採寸」が終わり、次回はいよいよ買い物回!

海夢の魅力がまだまだ登場してくるのもそうですが、新菜の真面目さと分析力も発揮されて、二人の魅力がどんどん上がっていく事間違いなし!

来週が本当に楽しみです!

※第3話が放送され、そちらの感想を語りました

それでは、今回はこの辺で!

また会いましょう

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