【2021年冬アニメ】3話＆4話までを見てオススメする新作アニメ11選＆主題歌5選！

あらすじ

「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」などのネット界隈でささやかれている怪談が実在する『裏世界』。その世界で出会った鳥越空魚と仁科鳥子の二人。非日常に足を踏み入れた二人の危険なサバイバルが始まる。

ネット界隈の怪談や都市伝説を中心とした話が実在する世界《裏世界》

河童や天狗などと言った怪異や怪談の多くは、その土地柄の風土や歴史に基づいて発生するものが多いですが、ネット界隈の怪談の場合はそうでない気がします

実際にありそうな事、または起きたら怖い事を想像しやすい特定のキャラクター像や場所に当てはめて作り上げ、それを流布する

それを読み手がイメージした結果、「恐怖」に繋がって有名になったモノがネットロアだと思っています。実際の出来事もあるかもしれませんが・・・

そう考えた時に、その作り上げた恐怖が実在してしまっているのが《裏世界》と言う事

その「恐怖」の集合体のような《裏世界》を空魚と鳥子の関係性やキャラクター性、テンポの良い会話などによって少し明るく描かれているのが良いところ

ただ逆に言ってしまうと、怖いもの見たさの場合だと少し弱いのが欠点かもしれません

現状だと怪談モノとしての恐怖感が薄いので、今後に期待しています

SK∞　エスケーエイト

あらすじ

ルール無用のスケートボードレース”S”にハマっているスケートボード大好きな高校生・歴。そんな彼の前に、帰国子女の転校生・ランガが現れる。スケボーは初心者のランガだったが、持ち前のスノーボード技術を活かして”S”で初勝利を収める。ランガはそれをキッカケにスケボーの魅力にハマっていく。

日常シーンとスケボーバトルシーンのギャップが良いです

日常シーンでは歴とランガの天然味が溢れ、クスリと笑えるようなシーンが多いんですが、スケボーでのバトルシーンは真剣味と緊張感溢れるシーンとなっていてストーリーの強弱がしっかりしています

そして、繰り出される一つ一つのトリック（スケボー技）は作画や劇伴も相まって迫力あるシーンへと昇華されています

あと登場キャラはイケメンが多いですね

クール、ワイルド、ショタと好みの方には推しメンが見つかるかもしれませんよ(笑)

怪病医ラムネ

あらすじ

人の心に入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす”怪病”。その病気を治す医者の事を『怪病医』と呼ぶ。怪病医であるラムネは弟子であるクロと共に、自身の知識や様々な怪具を使いながら患者の心の悩みを解消していく。

症例が思っていたよりも特殊だったというのが第一印象でした

目からマヨネーズや醤油などと言った調味料が流れてくる女の子、男性の大事な部分がちくわになってしまった男、存在を消す怪具を手に入れた男の末路、爪が唐辛子になってしまった高校生

これだけ聞くと「は？」ってなるんですが、そうなってしまった原因自体がしっかりしているので納得出来るのが良いところ

それらの物語が迎える結末も感動するような良い話となっています

人の欲望を変わった形で具現化し、心の純粋な部分を描いている作品です

蜘蛛ですが、なにか？

あらすじ

女子高生だったはずの「私」は目を覚ますと異世界に転生していた。しかし、その転生した先は人ではなく”蜘蛛”。その世界では底辺の種族に転生してしまった女子高生は、蜘蛛として人間の頃の知識と持ち前のポジティブさを武器に生き残りをかけたサバイバル生活を繰り広げていく。

最近ではよくある転生ものではありますが、転生先が人ではなくまさかの蜘蛛

そして、始まったのは夢のような異世界生活ではなく、ただただハードモードのサバイバル

ここまで過酷な転生者はなかなかいないのではないでしょうか？(笑)

それでも悲観せず、持ち前のポジティブさを発揮して生き抜いていく「私」は思わず応援したくなります

こちらの作品は連続2クール放送となっており、蜘蛛になった「私」視点と人間側の視点の2つの物語を楽しむことが出来る作品です

こちらに関しては、各話感想を書いていますのでよろしければご参考くださいね

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怪物事変

あらすじ

この世の陰に潜み、人と関わり合って生きている存在”怪物けもの”。多くの怪物は社会に適応しながら生活をしていた。しかし現代になり、より深く人と関わろうとする怪物が現れ始める。そんな怪物が引き起こす怪事件を解決する隠神探偵事務所。そこで働く事になった半妖の子供・夏羽。探偵事務所のみんなと共に夏羽は怪事件へと挑む。

ストーリー＆キャラクターデザインがしっかりしているので見ていて非常に楽しめる作品です

妖怪モノの話ではありますが、人間味あふれるストーリーは感動するような話もあるし、盛り上がりシーンの作画や劇伴も盛り上がるような作りとなっているので見ていて熱くなります

個人的にですが、劇伴のカッコ良さは今期で一番お気に入りの作品です

また、主人公の夏羽は親の愛情を知らず、育てられた親戚の元ではかなりひどい扱いを受けてきた為、感情というものがほとんどありません

そんな夏羽が、隠神と出会った事で両親に愛されていた事を知ります

その事を知った夏羽が今後どのように成長していくのかにも期待したいですね

弱キャラ友崎くん

あらすじ

高校生である友崎文也は、ゲームでは日本一のプレイヤーだったが、現実ではぼっちな高校生活を送り、リアルを「クソゲーだ」と思う日々を過ごしていた。そんな彼はクラスメイトで”学園のパーフェクトヒロイン”である日南葵とひょんなことから接点を持つことになる。「人生は神ゲー」と言い切る日南の指導のもと、弱キャラ友崎の人生攻略が始まる。

”人生のバイブル”的青春小説というキャッチコピーがピッタリな作品です

他人と関わり合う事を避け続けてきた友崎が、日南葵が与える課題をこなし、少しずつ変わっていく姿は見ていてやる気が貰えます

また、日南葵が出す課題の中には「実践してみても良いかな」というものもあって勉強になる部分もありますね

例えば、印象を良くするための表情と姿勢の重要性やそれを鍛える訓練の一つとして、マスクをしながら口元の表情筋を鍛える方法とか「なるほどね」と思う部分も散りばめられています

友崎の最終目標は「リア充になる事」ですが、「人間関係を良くしたい」とか「友達を増やしたい」とか「接客技術を上げたい」とか身近な私生活においても、使えそうな部分も教えてくれるので現状の人間関係を変えるキッカケが欲しいという方にはオススメしたい作品です

2.43　清陰高校男子バレー部

あらすじ

子供時代に暮らしていた福井に東京から再び引っ越してきた灰島公誓。そこで幼なじみの黒羽祐仁と再会。共に中学のバレー部でエースコンビとして成長していくが、県大会で衝突し、絶縁状態のまま清陰高校へと進学する。黒羽は高校の男子バレー部にそのまま入部。灰島はバレーから離れたがバレー部主将の小田は、灰島のセンスに惹かれ、バレー部への勧誘をする。

今期のノイタミナ枠

身体能力は高いのにプレッシャーに弱い黒羽とバレーへの情熱と才能があるゆえに周囲と摩擦を生んでしまう灰島

そんな二人を中心に描かれる青春スポーツアニメです

バレー用語が所々登場しますが、しっかり説明してくれたり、アイキャッチで説明欄が登場するのでバレーに詳しくない自分も内容を理解しながら楽しんでいます

作画面に関しては全く不安はありませんが、今の所、試合での迫力はちょっと物足りないかなと言うのが正直な所

ただ、臨場感や力強さの表現に関してはしっかりしているといった印象です

叩きつけた時に波打つように弾むボール。何かの決意をしたり、ここぞという時に足元だけを映し、力強さを演出しているシーンは目で見て盛り上がり箇所が分かります

ストーリー内容もスポーツの熱さと周囲の人間関係を描いていて、続きが気になる作品です

はたらく細胞BLACK

あらすじ

ここは体の中。そこで働く新米赤血球。しかし、彼が働く体の中は不健康でブラックな職場だった。飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足・・・。過重労働を強いられる細胞たちは神経をすり減らしながら、休みなく働き続ける。これはあなたの体の物語。

はたらく細胞のスピンオフ作品

細胞を擬人化し、その役割を描く作品ですが、健康と真剣に向き合おうと思える作品です

免疫力低下に伴う細菌の侵入、喫煙によるリスク、過度な飲食による肝機能障害、男性側の性行為による体内の動きと性交渉時の細菌侵入の恐ろしさなどなど・・・

体に悪いのは分かっている。でも、理解していなかったことも多いのではないでしょうか？

赤血球や白血球などが擬人化され、その苦労が目に見える形で描かれるとここまで感情移入し、恐怖するのかと思えます

自身の体を大事にしようと思っている方は是非一度見て欲しい作品です

ホリミヤ

あらすじ

堀京子はクラスの中心的な存在。そんな彼女は寄り道もせず共働きの両親に代わり家事や弟の面倒を見る家庭的な女子高生でクラスメイトにそのことは黙っていた。そんなある日、怪我をした弟を家まで送り届けてくれたのは同じクラスでネクラの宮村伊澄だった。クラス一のモテ女とネクラ男子の恋と友情の超微炭酸系スクールライフが始まる。

学校での姿では想像できないような見た目と中身のギャップを持っている二人が出会った事で始まる胸キュン恋愛作品です

この作品の良いところはドロドロしてないので安心して見れるところ

”超微炭酸系スクールライフ”と謳っているだけあって非常に爽やかな作品です

そして登場するキャラクターがみんな良い人！

この辺りも安心して見ていられる理由の一つですね

メインの堀と宮村も中々良いキャラしてます

しっかりしているようでどこか抜けている堀や天然が入ってる宮村も見ていてほっこりします

こういう仲間たちと学生生活を送ってみたかったなと思える作品です

無職転生～異世界行ったら本気出す～

あらすじ

引きこもりで無職の34歳のニート男性が事故で死んでしまった。しかし、彼が目を覚ますと剣と魔法の世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生していた。ルーデウスとして生まれ変わった彼は、前世の記憶と後悔を胸に、「今度こそ本気で生きていく」と新たな人生を生きていく。

小説家になろうで大変人気のある作品であり、このアニメの為だけに制作会社が作られたほど本気度が伝わってくる作品です

ストーリー内容もそうですが、魔法を使うところや細かいシーンでの演出など圧巻の作画は見ていてとても引き込まれます

登場するキャラクターもその性格や作画も相まって、大変魅力的に描かれています

また、転生したルーデウスの心の声を演じている杉田智和さんのナレーションがまた凄い

「これほどピッタリな配役は無いのでは？」と思えてきますね

今期の新作アニメの中では一番オススメしたい作品です

ワンダーエッグ・プライオリティ

TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか? 」オープニングテーマ「 keep weaving your spider way 」

あらすじ

14歳の少女・大戸アイは深夜の散歩中に出会った謎の声に導かれ「エッグ」を手に入れる。翌日、何が入っているかもわからないまま再び散歩に出かける為に玄関を開けると目の前には学校が。不思議な空間に迷い込んだ彼女が「エッグ」を割るとその中から出てきたのは1人の少女だった。

「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」「高校教師」などを手掛けた脚本家の野島伸司さんが原案・脚本を務めている作品です

美麗なアニメーションと言う言葉がピッタリな作画、引き込まれるように奥が深いストーリーは考えさせられることも多く、見ていて面白いです

主人公の大戸アイはある目的の為に「エッグ」を手に入れ、不思議な空間で生き抜いていきますが、そこでの出会いも彼女を変えていく

まだまだ序盤なので色々と謎は多いですが、大戸アイが迎える結末がどういったものになるのか非常に気になる作品です

2021年冬　新作アニメ主題歌5選

今回おまけとして、2021年冬の新作アニメの中から、個人的に選んだオススメの主題歌5選をご紹介いたします！

なお、私が好きになりやすい曲は「アップテンポでノリが良い曲」なので、選んだものはそっち寄りになりますのでご了承ください

keep weaving your spider way

作品	蜘蛛ですが、なにか？
歌手	安月名莉子
作詞・編曲	タナカ零
作曲	山崎真吾
発売日	2021年1月27日

ダークロックで邪悪な雰囲気を漂わせながら、過酷なサバイバルを繰り広げる「私」を表しているこの曲は、まさしく「蜘蛛ですが、なにか？」そのものを表していると思います

一言いうのであれば、とにかくカッコいい！！

何度でも聞いていられるくらいお気に入りの一曲です

TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」エンディングテーマ「がんばれ! 蜘蛛子さんのテーマ」

がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ

作品	蜘蛛ですが、なにか？
歌手	「私」（CV：悠木碧）
作詞	烏屋茶房
作曲	橘亮祐・篠崎あやと
発売日	2021年1月27日

個性がめちゃくちゃ強い楽曲です！

そして、この曲も「蜘蛛ですが、なにか？」を良く表している！

「『蜘蛛ですが、なにか？』ってどんな作品？」と思った方はこれを聞いても良いかもしれない(笑)

「私」役の悠木碧さんが早口で凄い頑張っている曲にもなっているので、聞いた時の第一印象はきっと「何言ってるか分からないけど、凄いな・・・」だと思います

「SHAKE! SHAKE! SHAKE! 」(完全生産限定盤)

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SHAKE！SHAKE！SHAKE！

作品	怪病医ラムネ
歌手	内田雄馬
作詞・作曲・編曲	篠崎あやと／橘亮祐
発売日	2021年1月27日

作品でラムネ役として演じている内田雄馬さんのダンスソング

おもわず体が動き出してしまうような音楽と明るい雰囲気の曲調はカラオケで歌ったら盛り上がるの必須です！

人生イージー？

作品	弱キャラ友崎くん
歌手	DIALOGUE+
作詞・作曲	田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
編曲	田中秀和(MONACA)
発売日	2021年2月3日

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです！」のオープニングを担当したDIALOGUE+のセカンドシングルです

こちらもアップテンポな曲で、ノリノリな楽曲となっています！

人生イージー?[初回限定盤](CD+DVD)