その着せ替え人形は恋をする

「その着せ替え人形は恋をする」6話感想 溢れる”好き”にジュジュ様登場で恋も面白さも止まらない!

どうもウハルです!

今回は「その着せ替え人形は恋をする」6話の感想を語っていきます!

コスプレイベントの帰りに新菜から言われた「奇麗」の一言で見事恋に落ちた海夢でしたが…

”好き”が溢れて止まらない!!

高鳴る胸のドキドキだけじゃなく、その気持ちが表情や仕草に出ていて、それがまたもの凄く可愛く表現されていました

その表現のおかげで、今回も見事にニヤニヤが止まりませんでしたよ(笑)

そして、今回のもう一つの目玉とも言える”新キャラ登場”!

ジュジュ様降臨!!

海夢が大好きなコスプレイヤーの一人でもある彼女

幼い見た目とは裏腹に、客観的に物事を見ることが出来、冷静な一面もあるかと思いきや、海夢同様の”好き”に対しての抜群の行動力を発揮したり、感情に素直な一面を見せたりと、これまた魅力的なキャラが増えました

そんな魅力に溢れた「その着せ替え人形は恋をする」6話の感想を語っていきたいと思います!

なお、6話に関しては完全にネタバレ有りになりますのでご了承ください

合わせて、「その着せ替え人形はラジオをする 第7回」&「その主人公声優は服を縫う 第6回」の感想も語っています

アニメと一緒にこの二つも見ていくと、よりこの作品が好きになっていくと思いますので、気になる方は是非!

ちなみに、尊すぎる「その着せ替え人形は恋をする」5話の感想も語っていますのでよろしければそちらも是非!

着せラジ第7回&その主人公声優は服を縫う第6回 感想

「その着せ替え人形はラジオをする」第7回 感想

喜多川海夢役の直田姫奈さんと五条新菜役の石毛翔也さんがパーソナリティを務める「その着せ替え人形はラジオをする」(通称:着せラジ)

こちらは毎週金曜に更新されていて、第7回も更新されました

「その着せ替え人形はラジオをする」第7回

今回の着せラジはOP「燦々デイズ」を歌うスピラ・スピカのボーカル・幹葉さんのゲスト回!

歌の明るさに負けないくらい元気いっぱいな幹葉さんのしゃべりは最高でしたw

「燦々デイズ」の作曲をし、ギターを担当されている寺西さんは元々アニメ化する前から原作が好きで、OPに決まった時もめちゃくちゃ喜び「未だに夢だと思ってる」といった話や、原作をかなり読みこんでこの曲を作った話などなど聴きどころが多くて面白かったですね

あと、直田さんが帰国子女だったという事実も驚きの一言(笑)

石毛さんの驚きようも凄かったですw

ちなみに、ラジオ内で話されている「燦々デイズ」のおしゃべりver.も聴きましたが、曲紹介をほぼしてないコメンタリーMVとなっていてこれもまた笑えますww

興味がある方は是非聞いてみてくださいね!

そして、次回の着せラジはED「恋ノ行方」を歌うあかせあかりさんがゲストで登場!

人気コスプレイヤーのあかせさんとどんな楽しいトークを繰り広げてくれるのか非常に楽しみですね!

「その主人公声優は服を縫う」第6回 感想

アニメ連動企画の「その主人公声優は服を縫う」

こちらも第6回が更新されました

「その主人公声優は服を縫う」第6回

今回は型紙をベースとした『布の裁断』とチャコペーパーを使った『印付け』

今回の動画を一言で言うなら、緊張感がもの凄い!

石毛さんの布を切る時の真剣さと切り終わった後の安堵感からの溜息を見ていると、いかに緊張しているかがもの凄く伝わってきました

あと千都先生の言葉にもの凄い勢いで共感する石毛さんが面白かったw

その共感ぶりを見て、ほんと服作りって大変な作業であり、孤独な作業なんだと思いましたね

この服作りはアニメ連動企画になっていますが、「実際の服作りの大変さ」が分かる良い企画だなとしみじみ感じた回であり、その大変なことをしている石毛さんを全力で応援したいなと思った回でもありました

「その着せ替え人形は恋をする」6話 あらすじ

6話「マ!?」

初のコスプレイベントを無事に終えた二人。新菜の言葉をきっかけに、海夢の心境にはある変化が。衣装を洗濯するため、五条家で新菜と薫と三人で過ごすも、ドキドキで落ち着かない。一方、海夢がSNSにアップした雫の写真をきっかけに、とある人物が五条人形店を訪れる。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」公式サイトより

原作だとどの範囲?

原作コミックス2巻 第15話
原作コミックス3巻 第16話~第17話

今回アニメで描かれたのは原作コミックス2巻の第15話&原作コミックス3巻の第16話~第17話までになります

6話に関しては、アニメオリジナルシーンがかなり良い仕事をしていました

マンガでは説明しきれない部分ちょっとしたワンポイントを加えることで、より心情や内容が理解しやすい点など、原作を読んでいても「なるほど」と思ってしまうような演出もたくさんあって面白かったですね

また、原作を読み進めているからこそ分かる小ネタも6話にはあって、そこも非常に楽しめたポイントでもありました

その辺りも踏まえつつ、感想を語っていきますね

「その着せ替え人形は恋をする」6話 感想

「しゅき」は世界を変える

コスプレイベントの帰りの電車内にて新菜に言われた一言に衝撃を受けた海夢

その後日、イベントで着た『雫たん』の衣装を洗うために新菜の家に来ていました

何度も来たことのある新菜の家であり、何度も見た新菜の顔でしたが、海夢が見えている世界はいつもと違う

なぜなら、海夢は新菜のことが”好き”になってしまったから

ひとつひとつの仕草に胸がドキドキしてしまい、新菜が輝いて見える

ケガが治って自宅に戻ってきた新菜の祖父の薫ともあいさつを済ませながらも、”好き”という気持ちは止まらない

新菜が海夢との関係を話す時の「やましい事はしてないよ」という言葉にもドキッとしてしまうし、薫と新菜が『雫たん』の衣装について話している姿もどこか新鮮で、その新鮮な姿もまた海夢にとっては輝いて見えるほど

それくらい海夢の中は”好き”に溢れていました

ヤッバ~~~!!!ああああたし、ガチでごじょー君の事好きになってるんだけど~~~!!!はっ!?え!?うそうそ、え!?好き?てかかなり好き!?しゅき?笑
とりあえずおじーちゃんといるとめっちゃしゃべる!!え、無理待って待って待って待って待って待ってめっちゃカワイイじゃん何~~!?ごじょー君しゅき~~~~♡♡♡

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

この気持ちをどうしていいのか分からず、悶えていたところに鳴るお腹

恥ずかしさから思わず「ぴえん」顔になってしまいますが、新菜と薫からご飯の誘いを受け、そのまま五条家でご飯を食べることになりました

新菜が作る料理の味に舌鼓を打ちつつ、スマホに撮った海夢が作った個性的過ぎる料理に二人は驚愕しますが、当の海夢は露知らず

その料理を見て心配した薫から「これからはウチでご飯食べてきな…」と誘いを受けたことに喜びつつ、新菜に駅までの帰り道を送ってもらいます

そして、別れ際に改札口で言ういつもの「また明日ね」という言葉

そんな普通の言葉ですら緊張してしまう自分に戸惑いを覚えつつ、思い出すのは新菜が言った「やましい事はしてないよ」の一言

その言葉に海夢は一つの可能性に思いを馳せるのでした

やましー事…か…しちゃったりしてー…とか…言ってみたりー…

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

感想&解説

いやいやいやいやいや……

こんなんニヤニヤするでしょ(笑)

どんだけ好きなのよw

だって好きが溢れすぎちゃって、軽く宙に浮いてたものww

ただ、こういう素直に自分の気持ちを受け入れられる所は本当に海夢の魅力だと思いますし、その気持ちを言う時の語彙力の無さも海夢の魅力に拍車をかけてますね

「好き」もとい「しゅき」の連呼

奇麗な言葉も理屈もいらない、ただ「しゅき」という気持ち

言葉を飾らない海夢だからこそ伝わってくるストレートすぎるこの言葉は、どれだけ新菜の事が好きかが伝わってきて好きなシーンですね

ちなみに、海夢が語彙力を無くすほど「しゅき」を連呼したシーンの表現の仕方はアニメオリジナルです

原作だとここまで動きのある表現はしておらず、ドキドキ顔両手で顔を抑えるシーンで表現されています

どちらも「しゅき」が溢れ出ているのが分かる表現となっていますが、動きのあるアニメの方がその表情も相まって可愛さは増していた印象がありました

あともう一つ

海夢の食事を心配した薫に対して、「毎日牛乳とヨーグルト食べてるんで大丈夫!」と言ったシーンですが、このセリフ自体は原作通りですが、それがコーヒー牛乳マンゴーヨーグルトだったというのはアニメオリジナルです

というか、自分も初めて知りました(笑)

しかも、この二つとも『濃厚』の文字がバッチリ入っているあたり、海夢らしいと言えばらしいチョイスだなと笑ってしまいましたよねw

あと、この二つが映っている写真のハッシュタグが「#マヂ人類の叡智」っていうのも笑いましたね

叡智のレベルが低い…(笑)

関係する過去シーン
・4話『これ、彼女のとか?』にて薫がケガをした事を知った海夢が、新菜を心配して声を掛けた時に「いちおーあたし料理とか出来たりするし…!」と言ったシーン

新菜に衣装の作成依頼!?その相手は…

雨が降りしきるある日のこと

新菜が学校から帰ってくると、玄関に薫の姿がありました

ちょうど出掛けようとしていたところらしく、外に出ようとした時に薫は新菜に「友達が来ている」と伝えます

薫は新菜に会う少し前に、学生服をびしょ濡れにして店の前にいた少女を気遣って、自宅のお風呂に入れてあげていました

それを聞いた新菜は血の気が引きます

なぜなら、新菜には海夢以外友達がいないから

海夢はバイト中なので来るわけもなく、祖父が誰を家に上げたのか全く分からない

詐欺や泥棒の可能性が頭をよぎり、すぐにお風呂場に行き、その正体を確かめようと風呂場のドアを開けると、そこには一糸纏わぬ姿で目の前に立つ少女の姿がありました

思わず「子供?」と思ってしまうくらい幼く見える少女でしたが、女性は女性

裸を見られた恥ずかしさから大きな悲鳴が五条家に響き渡ります

とりあえず替えの服を着た少女と新菜は、気まずさを抱えながら居間に移動し、少女がここに来た理由を聞きます

話を聞いてみると、衣装』に興味があってここに来たらしい

それを聞いた新菜は雛人形の『衣装』を見に来た見学の人だと思い、とりあえず名前学校名を聞きます

乾紗寿叶(いぬいさじゅな)。桜ノ宮女子高2年よ。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

自分よりも年上という事に驚きつつ、雛人形の『衣装』の見学を案内する事にしました

雛人形に興味を持ってもらえることの嬉しさと雛人形を見る紗寿叶の姿に喜びを感じつつ、案内をしますが、唐突に紗寿叶に服を掴まれ一言

なんで私達雛人形見てるの?

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

紗寿叶のその言葉に混乱しますが、よくよく話を聞いてみると紗寿叶が言う『衣装』とはコスプレ『衣装』のことらしい

しかも、コスプレ『衣装』のオーダーをしに来たのが本来の目的ということが分かりました

コスプレ衣装作りは商売でやっている訳ではないので、それを伝える新菜

しかい、紗寿叶は引かず、むしろ風呂場での一件を盾に「警察に通報する」とまで言い始めます

青ざめる新菜でしたが、次に発せられた紗寿叶のレイヤーネームを聞いて落ち着きを取り戻しました

五条新菜…通報されたくなかったら、私…ジュジュに衣装を作りなさい!!!

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

”ジュジュ”というコスプレイヤーは、以前海夢が「めっちゃ好き!」と話していた有名コスプレイヤーの一人なのでした

感想&解説

ジュジュ様降臨!!

原作勢であり、ジュジュの登場を心待ちにしていた一人としては「キターーー!!」の文字が心の中を埋め尽くしましたよね(笑)

見た目の可愛さもさることながら、年上だからこその落ち着きや物の考え方&捉え方が本当に魅力的なキャラクターなんですよね

少しだけ先の話をしてしまいますが、ジュジュは海夢同様に”名言&名シーン製造機”だと思っています

彼女の言動&行動に注目しながら、今後の活躍を見て頂きたいなと思いますね

ちなみに、このシーンではアニメオリジナルシーンカットされたシーン一つずつありました

まず、アニメオリジナルシーン

それは、風呂場での一件の後に居間で向かい合っていた時に、紗寿叶に出されたジュース

これは完全にアニメオリジナルの演出になります

原作ではテーブルの上には何もなく、そのままストーリーが展開されていきますが、このジュースが追加された事で、どれだけ新菜が紗寿叶のことを幼く見ていたのかがよく分かりますね

『こども元気!!100%りんごジュース』って確実に小学生だと思ってる(笑)

次に、カットされたシーン

それは、風呂場での一件の前での薫と紗寿叶のやり取りです

アニメではびしょ濡れになった紗寿叶を見つけた薫の後にOPに入り、その後新菜が帰ってくるといった流れになっていますが、原作ではお風呂に入る前に一つのやり取りがありました

びしょ濡れになった紗寿叶を見つけ、「大丈夫かい!?」と声を掛けた薫

それに対して「伺う途中で降ってきたので…」と濡れた理由を話す紗寿叶の学生服姿を見て、新菜の友達と勘違いした薫は「風邪を引くといけないから」とお風呂に入るように言います

一度断ったものの、寒さからくしゃみをする紗寿叶を見て、薫はそのままお風呂場に案内します

薫「替えの服は新菜のやつで我慢してね。じゃあごゆっくり」
紗「…いいのかしら。よそのお宅でお風呂なんて…へっぶし…お言葉に甘えようかしら」

原作コミックス「その着せ替え人形は恋をする」3巻より

薫の優しい一面もそうですが、紗寿叶の礼儀正しい一面も見れるシーンだったのでちょっと「もったいないな」と思ってしまったカットシーンでした

あと、もしかしたら察していた人もいるかもしれませんが、このシーンが分かると「紗寿叶が着ていたシャツは新菜のだったんだ!」と理解出来ますね

ジュジュの行動力!そして海夢との出会い

目の前にいる少女が海夢が好きなコスプレイヤーの”ジュジュ”だと分かって驚く新菜でしたが、家に来た理由家を知っていた理由が分からない

その理由を聞いてみると、そもそものキッカケは海夢が『雫たん』のコスプレをSNSに上げ、その写真を見たことが始まりでした

そのコスプレ姿に興味を持った紗寿叶は、海夢がコスプレイベントに参加する事を知り、サングラスとマスクをして二人を観察

その最中に、新菜が衣装を作ったことを知り、そのまま新菜を尾行して、家まで追いかけたというのが事の真相でした

その行為自体は紗寿叶も悪いと思っており、素直に謝罪

新菜は紗寿叶の”行動力”に驚きますが、そんなやり取りの最中に、海夢からこれから家に来る旨の連絡が来ます

その後、新菜の家にやって来た海夢は目の前に大好きなレイヤーであるジュジュがいる事に驚きます

マ!?

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

その驚きはハイテンションへと変わり、怒涛の勢いで海夢がどれだけジュジュ好きかを一方的に話し始めます

さらに、自分の写真をSNSで見てくれていた事がなお嬉しく、さらにヒートアップするものの、当の紗寿叶はその勢いに押されますが、あくまで興味があったのは”新菜が作った衣装”だと話すものの海夢は全く話を聞かない

一旦落ち着き、卓を挟んで座る中、紗寿叶は今回新菜に依頼したいキャラクターの話をし始めます

そのキャラクターの名前は『二階堂シオン』

「フラワープリンセス”烈”!!」と言う女児向けアニメに登場するキャラクターらしいが、アニメに疎い新菜は、以前にそのキャラ名を海夢から聞いた程度で内容までは知らない

そこで、紗寿叶と海夢は「フラワープリンセス”烈”!!」について話し始めるのでした

感想&解説

安定の”行動力”!!w

新菜の「なんですって?」に次ぐ、好きな名言(迷言かな?笑)登場に爆笑しましたが、それよりもその言葉を言わしめるほどの紗寿叶の”行動力”!

「完全に不審者やん!!」という格好でしたが、本人は至って真面目な変装なんでしょうね(笑)

この「コスプレすると凄いのに変装は雑」っていうギャップ感がもの凄く好きですね

そして、海夢が憧れのジュジュ様に出会った時の好き全開のハイテンション具合もまた良かった!

人の話を全く聞かず、とにかく”好き”を語る熱意はオタクあるあるですねw

ちなみに、このシーンでもアニメオリジナルシーンがあり、セリフカットのシーンがありました

まず、アニメオリジナルシーン

それは海夢が連絡を送ってきた際に使われていたスタンプ

原作では、文字のみで表現されていますが、アニメではスタンプが使用されており、さらに言えばここで使われていたスタンプは今回の『フラワープリンセス”烈”!!』に登場するフラワーペットだけじゃなく、原作7巻&8巻にて登場する漫画のキャラクター『生徒会長はNo.1ホスト』のが使われています

これに関しては、完全に原作勢にしかわからない小ネタでしたね

というか、ここでこのネタ出すのであれば、さすがに1期じゃ8巻までアニメ化出来ないと思うし、2期期待しても良いってことなのかな?(笑)

そして、セリフカットのシーン

それは『フラワープリンセス”烈”!!』を新菜が知らなかった時の紗寿叶とのやり取りです

アニメでは紗寿叶の言い回しがそもそも違うと言うのもありますが、新菜が「アニメに疎くて…」と言った後、紗寿叶が一言だけ新菜に声を掛けています

紗「あなた知らないの?有名だと思うけど…」
新「すみません…アニメに疎くて…」
紗「なら仕方ないわね」

原作「その着せ替え人形は恋をする」3巻より

どんなに有名な作品であれ、”知らない”人がいると言うのは当たり前のこと

その”知らない”という事に対して、決して相手を否定せず、「仕方ない」とすぐに返すことが出来る紗寿叶の寛容さがよく分かるセリフだったので、このセリフが無いのは少し残念でしたね

余談ですが、前回の5話の感想を書かせて頂いた際に語った「カットされた大事なシーン」というのは、紗寿叶が行動力を発揮するキッカケとなった、紗寿叶がSNSに上げられた海夢の写真を見る部分です(5話感想の『初めてのコスプレ撮影会』にて、カットされた4ヵ所を語った際の4つ目です)

そこでも語りましたが、このシーンは大事なシーンです

今後の展開において、外せないワンシーンとなっていますので、是非覚えておいてくださいね

関係する過去シーン
・3話『じゃ、付き合っちゃう?』にてコスプレ衣装の材料を買った帰り道に海夢が好きなコスプレイヤーである”ジュジュ”の話題になり、その時に新菜が見せてもらったジュジュの写真を見て「幼く見えますけどいくつくらいの方なんでしょう?」と聞いた時の会話のやり取り

次の衣装は女児向けアニメ!なのか??

『フラワープリンセス”烈”!!』を知らない新菜の為に、紗寿叶と海夢は二階堂シオンについて作品の世界観などの話をし始めます

二階堂シオンとは…
女児向けアニメ『フラワープリンセス”烈”!!』に登場するキャラクターで主人公のライバル。魔法少女プリンセスリリィに変身し、悪と戦う。しかし、大好きな姉のネオンが敵であることを知り悪堕ち。ブラックリリィとなる。

原作「その着せ替え人形は恋をする」3巻より

失恋のショックで敵となってしまったネオンの境遇に同情する新菜でしたが、海夢が語るその失恋の理由に驚きます

その理由とは「幼なじみの男友達二人が付き合っていた」から

元々この作品は人間関係が複雑であるものの、付き合っているという事は「設定には書いてないけど観てれば分かる」という二人

それに対して「女児向け?」と疑問符が頭の中を飛び交う新菜でしたが、紗寿叶は二階堂シオンへの熱い想いを話します

シオンは天才だけど、生い立ちも不幸だし報われないの。でも、どんなに辛くても絶対に負けずに生意気に笑うシオンが私は魔法少女の中で一番好きなの。だから妥協したくない。ブラックリリィの衣装は市販のものを調整するのが難しいデザインだから、あなたに私のサイズに合う衣装を作ってほしいのよ。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

それを聞いた海夢は「ジュジュ様のシオンたんコスとか見たすぎる~」とテンションが上がります

海夢がカバンにグッズをたくさんつけるほどシオンが好きだと知った紗寿叶は、「そんなに好きなら自分でもやればいいじゃない」と言いますが、海夢は「いやーあたしはやんないっすねー」と予想外の答え

その理由は”好きだからこそイメージを壊したくないから”

自身の身長とシオンの身長では体格を含め全く違う

「そんなの関係なく、好きだからやる」というのも一つの考え方としてはありでしたが、海夢としては出来るだけキャラのイメージに近づけたコスプレがしたい

その言葉を聞いた紗寿叶は、海夢に対する今までのイメージが変わり、その思い違いから誤魔化すように一言発します

そんなの当たり前でしょ!!
(何よ!私が一番好きなタイプのレイヤーじゃない!!)

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

「衣装が可愛い」というだけでコスプレをしておらず、作品をしっかり理解した上でコスプレをしている事海夢のコスプレに対する想いを知り、今までの海夢に対するイメージが覆った紗寿叶

勝手に「本気でコスプレをしていない」と思っていた自分を恥じて、泣きながら謝る紗寿叶でしたが、当の海夢自身は何について謝られているのか全く分かりませんでした

感想&解説

新菜が「女児向け?」って思ってしまうのも頷ける複雑な人間関係

なんか内容が、一昔前のドロドロな昼ドラなんだよな(笑)

いや、昼ドラの方はまだ男女間だっただけに『フラワープリンセス”烈”!!』の方が複雑だな…

そんな色々複雑なアニメに登場する二階堂シオンに対して、熱い想いを語る紗寿叶の強いこだわりは相当なもの

ここまでに見せた行動力の凄さを裏付ける、”自身の中にある「なりたい」という強い気持ち”がよく伝わってくるシーンとなっていましたね

そして、このシーンで登場した『フラワープリンセス”烈”!!』のアニメ映像当然アニメオリジナル!

この16:9の画面比率ではなく、4:3で見せる映像や解像度を下げたような色の使い方など制作陣のこだわりが凄い!!

作品の内容を知るために描かれたんでしょうが、普通に見ちゃったし、『フラワープリンセス”烈”!!』自体を見てみたくなってきちゃいました(笑)

ブラックリリィになってしまったシオンのその後がもの凄く気になる…

拒否るジュジュに爆笑の海夢

一通り泣いて落ち着きを取り戻した紗寿叶は、そろそろ帰ることに…

帰る前に資料やサイズ表を送る為に新菜と連絡先を交換しようとしますが、その前に一言海夢に「あくまで衣装の連絡のため」と誤解を招かないように伝えます

その意味が理解出来なかった海夢が「なんの誤解ですか?」と聞くと、紗寿叶は新菜と海夢が付き合っていると勘違いしていたらしいことが分かります

その言葉を聞いた新菜は、「今までお付き合いしたことがない!」と顔を赤くしながら全力で否定

一方の海夢は、新菜に今は彼女がいないことを知り、顔のニヤニヤが止まらない

その海夢の様子を見た紗寿叶はドン引きしますが海夢は突然、顔のニヤニヤを止め、真剣な面持ちで紗寿叶に一つのお願いを持ちかけようとしました

それは、紗寿叶がシオンのコスプレをするのであれば、海夢はその姉であるネオンのコスプレをするからコス合わせをしないかという事

「あの~…」と体をもじらせ、髪を弄りながら海夢は意を決して、紗寿叶にお願いをします

海「あたしがネオンおねーたまのコスするんで~…あたしと”烈”合わせしま」
紗「嫌っ!!」
海「ぶわははははwww食い気味に拒否られたんだけどッ!!」

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」6話より

全てを言い切る前に紗寿叶に拒否られた海夢は、そのあまりの拒否の早さに爆笑するのでした

感想&解説

どんだけ嫌なんですかジュジュ様ww

言い切る前に拒否るとか相当ですよ(笑)

その全力の拒否に、ショックを受けるでもなく、爆笑で返す海夢もさすが!

個人的に数多くの海夢の笑顔がありますが、あの目を><にして笑う海夢の笑顔大好きなんですよね

楽しさと嬉しさを全力で表しているようなこの目はほんと最高!!

OPの八変化の中にも一人だけ目を><にした海夢がいますが、これが一番のお気に入りの海夢です(笑)

そんな最高の笑顔で今回の話は終了

無事紗寿叶を説得して、合わせをすることが出来るのか!?

見物ですね!

まとめ

ジュジュ様参戦でさらに面白さが増す『その着せ替え人形は恋をする』

今回はある種、さわりの部分だったので紗寿叶の魅力というのが出きっていませんでしたが、これからさらに魅力が増すシーンが待っているので、本当に今後の展開が楽しみでしょうがない!

さらにコスプレ初心者の新菜と海夢が、人気コスプレイヤーの紗寿叶と出会ったことでどういった知識や技術を学んでいくのかというのも気になる展開ではありますが、紗寿叶が二人と出会ったことで変化していく心情をアニメではどのように描いていくのかも気になる所ではありますね

今後もたくさんの期待をしながら、また長~い1週間を待ちたいと思います(笑)

そんな楽しみの尽きない次回7話は「しゅきぴとおうちデートやばっ」

魔法少女アニメ『フラワープリンセス烈‼』に登場する、ブラックロベリアとブラックリリィの衣装でコス合わせをすることになった海夢と、海夢憧れのコスプレイヤー“ジュジュ”こと乾紗寿叶。新菜は衣装作りの参考にすべく、“烈‼” のDVDを海夢の家まで受け取りに行く。

TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」公式サイトより

サブタイトルからも分かる通り、次回はおうちデート回!

”烈”合わせをする事になったものの、その作品を知らない新菜

そんな新菜の為に、持っていたDVDを貸す為、海夢は新菜を家に招待するというのが次回のお話ですね

次回の見所の一つは海夢の部屋

OPでもチラッと映っていますが、その部屋の全貌が明らかに!

色んな意味で楽しみにしていてくださいね(笑)

※7話が放送され、その感想を語りました

それでは今回はこの辺で!

また会いましょう

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