どうもウハルです!
2022年に放送されたアニメに多くの彩りを加えてくれた主題歌の数々
そんな多くの主題歌の中から、個人的に選んだOP&ED別ランキングTOP10をご紹介いたします!
毎年多くのアニメ作品が放送されていますが、2022年に放送された作品数がいくつだったかご存じですか?
何とその数…約230作品!!(ウハル調べ)
ネット配信限定や1話限りのスペシャルなども数えていますが、それだけ多くの作品が私たちを楽しませてくれました
そんな中、忘れちゃいけないのが、その”作品たちの顔”といっても過言ではない主題歌の数々!
単純計算ですが、1作品につきOP&EDがあるので約460曲もの主題歌が流れたことになるんですよね
そんな破格の数字を叩き出す主題歌ですが、誰しも「この曲は良かった!」という楽曲はあると思います
そこで今回は、2022年のまとめの一つとして、個人的に選んだ『2022年アニメ主題歌』をOP&ED別にランキング形式でご紹介いたします!
2022年を印象付けるような主題歌の数々が今回ランクインしていますので、どんな主題歌が流れたか気になった方やお気に入りの楽曲があるか気になった方は是非読んでいってくださいね!
なお、ランキングの基準に関しては、「放送中にスキップせずに何度も見た&聞いた」「動画再生や実際に購入してからなどのリピート率が高かった」といった楽曲の良さや音楽と作品の合致具合
また、「音楽を聴くとその映像が思い浮かぶ」という観点から、音楽&作品に合った主題歌映像の良さなど、様々な要素を踏まえた上での個人的なものになりますのでご了承ください
そして、選んだ楽曲に関しては、実際に視聴した作品で使われた主題歌のみとなっており、私個人が2022年に視聴した作品数は132作品
その中から選んだランキングになりますので、そちらもご了承ください
ちなみに、視聴作品に関しては各クール毎に書かせてもらっている記事にそれぞれ書いてあり、そこではそのクール毎で気になった主題歌も紹介しています
なので、基本的にはそこで紹介した楽曲が多くなり、それの総集編みたいな感じに(笑)
なので『番外編』としてOP&EDランキングとは別に、本編内で流れたオススメの挿入歌&特殊EDも5曲ご紹介させていただきました!
2022年のアニメ作品に登場した挿入歌や特殊EDの中でも「本編でもっと聴きたかった!」と思った楽曲を選びましたので、こちらも気になった方は是非読んでみて下さい!
『2022年』アニメ主題歌ベスト10(OP編)
第10位 チキチキバンバン
主題歌作品 | パリピ孔明! |
歌 | QUEENDOM |
日本語訳 | RUCCA |
作詞・作曲 | Tarcsi Zoltan |
編曲 | M.O.R(Eurobeat Union) |
ハンガリーのパーティーキング、JOLLYが2020年8月に日本デビューシングルとして配信開始していた楽曲のカバー
自分は失礼ながらJOLLYさんのお名前もこの楽曲も知りませんでしたが、『パリピ孔明』の主題歌で聞いて、その中毒性にやられましたね(笑)
放送当時は、気付いたら脳内で「バンバン チキチキバンバン♪」って流れだしながら、あの独特のダンスが思い浮かんでいましたw
そして、このオープニング映像も面白い!
出だしで仮装しまくる孔明の姿もそうですが、キャラクター達が躍るダンスシーンも非常に印象的でした
作品人気や特徴的なダンスのせいか、このダンス動画を上げてる人はたくさんいた気がしますw
ちなみに、この原曲がエーベックスの公式アカウントからyoutubeにアップされていて、そのコメント欄に「歌詞が空耳なのに、しっかり成立しているのが凄い」とあったので聞いてみたんですが、マジで空耳だった(笑)
改めて『パリピ孔明』の素晴らしさに気付いた瞬間でしたね
さらに、こちらの楽曲はTVアニメ『パリピ孔明』スペシャルMVが公開されいています
本編映像と共に、孔明や英子が辿ってきた軌跡、そして感動のクライマックスシーンの登場など『パリピ孔明』を楽しんだ人には心に刺さること間違いなしのMVとなっていますので、是非視聴してみて下さい!
ちなみにですが、私はこのMVを見てアニメの感動が蘇り、泣きそうになりました
第9位 story
主題歌作品 | 異世界おじさん |
歌手 | 前島麻由 |
作詞・作曲・編曲 | R・O・N |
ダークな雰囲気が漂いながらも、歌詞と曲調からポジティブな雰囲気も感じることが出来る一曲
『オバロ』や『リゼロ』などの有名作品でも主題歌を務めている前島麻由さんらしいカッコいい一曲でもありますね
アップテンポで踊りだしたくなるような曲調も良いですが、何より戦闘曲っぽい感じが堪らない!
「SEGA」の名前がよく登場するこの作品だからこそ戦闘曲っぽく感じるのかもしれませんが、ゲームの戦闘シーンの曲って軒並みテンション上がるんですよね(笑)
そして、『異世界おじさん』のOP映像が作品の内容をよく表していてこれがまた面白いw
たかふみと藤宮の表情の変化やおじさんの笑顔とかもそうですけど、この表情の豊かさは最高ですね!
あと何より、ゲーム風の映像がまた凄い!
個人的にSEGAに詳しくないのでどのシーンがどのゲームかまでは分かりませんが、少し調べたところ、実在する各ゲームの映像を参考にしているみたいですね
ゲームだけじゃなく、SEGAに対するこだわりも見せるこの映像は何度見ても楽しいです(笑)
第8位 ALIVE
主題歌作品 | リコリス・リコイル |
歌手 | ClariS |
作詞・作曲・編曲 | 重永亮介 |
『魔法少女まどか☆マギカ』『物語シリーズ』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』など多くのアニメ主題歌を担当してきたClariSの楽曲
疾走感のある曲調やOP映像も相まって、クオリティの高さがもの凄い!
初めて曲と合わせてこの映像を見た時の衝撃と興奮は本当に鳥肌ものでした
リコラジの第5回にてご本人が語られていますが、カッコ良さと力強さを兼ね備えたような今回のClariSの楽曲は、二人にとっても”挑戦的な曲”だったそうです
個人的な印象になりますが、ClariSは「可愛いらしい」というイメージが強かったので、今までと違ったClariSの歌は新鮮であり、新たな一面を知ることが出来たようで非常に良かったですね
ちなみに、これもリコラジを聞いてて初めて知ったんですが、「ALIVE」のAメロの歌詞
1番は「利己的な感情」で始まり、2番は「リスクを秘めた」始まるんですが、この頭の部分を繋げると”リコリス”になるんですよね
この細かいながらも作品愛に満ちた歌詞には衝撃でした(そして、これに気付いたリスナーさんにも衝撃でしたw)
そしてやっぱりOP映像の出来の素晴らしさが半端ない!!
『リコリス・リコイル』という作品の魅力を存分に活かしつつ、物語の展開を匂わせるような伏線の数々に衝撃を受けっぱなしでした
他にも千束とたきなの服装が変わるシーンや二人が蹴り合うシーンなど千束とたきなの魅力あふれるOP映像になっているのも非常に見所でしたね
「この映像を作った人は神か?」と思えるほど見所満載だった主題歌映像でしたね
第7位 青春コンプレックス
主題歌作品 | ぼっち・ざ・ろっく |
歌手 | 結束バンド |
作詞 | 樋口愛 |
作曲 | 音羽-otoha- |
編曲 | 三井津郎 |
作中に登場する後藤ひとり、伊地知虹夏、山田リョウ、喜多郁代で結成された「結束バンド」が歌う楽曲
暗めながらもしっかりと自分の中の本心が表現されている歌詞に、ロックな曲調が相まって、作品の内容とマッチしているカッコイイ一曲ですね
結束バンドの作詞をひとり、作曲をリョウが担当しているというのもあって、そのキャラクター性もしっかりと表現されているのは『ギターと孤独と蒼い惑星』と同様に非常に良かったです
特に歌詞に関しては「暗く狭いのが好きだった」や「雨に濡れるのが好きだった 曇った顔が似合うから」といった暗めな部分がありながらも、「どうしようもなく愛を欲していた」や「空が割れるのを待っていたんだ」といった承認欲求を表しながら、何かかが変わることを待っていたぼっちを表現しているように感じましたね
OP映像に関しては安定のきららジャンプも含めて、物語の内容に沿った映像が描かれているのが良かったです
こういう映像見てると「こんな話あったなぁ」って思えるから好きです(笑)
第6位 堕天
主題歌作品 | よふかしのうた |
歌手 | Creepy Nuts |
作詞 | R-指定 |
作曲 | DJ松永 |
編曲 | DJ松永、川口大輔 |
「かつて天才だった俺たちへ」「のびしろ」「合法的トビ方ノススメ」「助演男優賞」などの人気曲を送り出してきたCreepy Nutsが歌う楽曲
聞いていると体が自然と動いてしまうようなアップテンポな曲調と退屈な中で得た刺激に病みつきになっていくような開放感を歌ったような歌詞に、とにかく楽しさを感じる一曲です
アニメのPVで流れていた段階でも、そのノリの良さから好きな曲ではありましたが、改めて聞いてもやっぱり良かった!
Creepy Nutsの曲はこの曲が初めてだったんですが、EDの「よふかしのうた」も含めて直球なメッセージ性があって分かりやすく、ものすごく心に刺さりやすくて良いですね
そして、映像と文字で見せるOP映像もまた良い!
二つとも主張しすぎず、だからといって後ろに下がり過ぎないからこそ魅せるこの一体感のある映像は、演出も相まって非常に映えています
個人的に、この『よふかしのうた』に関しては”極彩色”というイメージが強い作品なんですが、そのイメージを上乗せするような映像に思わず魅了させられてしまいました
第5位 ミックスナッツ
主題歌作品 | SPY×FAMILY |
歌 | Official髭男dism |
作詞・作曲 | 藤原総 |
編曲 | Official髭男dism |
「Pretender」など多くのヒット曲を生み出し、「Cry Baby」はアニメ『東京リベンジャーズ』のOP主題歌に起用されたこともあるOfficial髭男dismの楽曲
作品のアットホーム要素、アクション要素にぴったりとマッチしたアップテンポな一曲です
歌詞の中にも「隠し事だらけ 継ぎ接ぎだらけ」だったり「仮初まみれの日常」などと言った言葉が入っていて《疑似家族》のフォージャー家を表しているみたいに感じましたね
曲調の疾走感あふれる感じも、多彩なアクションを見せるこの作品にマッチしていて、ジェットコースターのような楽しさも与えてくれるような印象があります
また、『SPY×FAMILY』のストーリーだけじゃなく主題歌映像にも満点をあげたいほどの高クオリティな映像は圧巻
アメコミ風の映像から始まって、始まった瞬間から『SPY×FAMILY』の世界観へと引き込む迫力は凄く良かった!
このわずか1分30秒と言う時間の中で、楽曲と共にかなり濃密に楽しませてくれた主題歌映像でした
第4位 燦々デイズ
主題歌作品 | その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする |
歌手 | スピラ・スピカ |
作詞 | 幹葉 |
作曲 | 寺西裕二 |
『戦翼のシグルドリーヴァ』のED「サヨナラナミダ」や『俺だけは入れる隠しダンジョン』のOP「ピラミッド大逆転」などのアニメ主題歌だけじゃなく、2020年&2021年のジュビロ磐田のシーズンソングも担当されているスピラ・スピカの9thシングル
作詞はボーカルの幹葉さんで、作曲はギターの寺西裕二さんが担当されています
この楽曲は作品と同じく、明るくて元気な気持ちにさせてくれるアップテンポな楽曲
『燦々デイズ』の曲名通り、日々を太陽のように燦々と明るく照らしてくれるような明るさがあります
OP映像も本編と同じく、海夢と新菜の魅力全開の高クオリティな出来で、放送当時のみならず、今もたまに見たくなるほどドハマリしました(笑)
このOP映像でのお気に入りのシーンは数多くあり、二人の日常風景や新菜の衣装作りの風景、海夢のコスプレ姿などもそうですが、海夢の様々なファッションが見れる”八変化”シーンはお気に入りのワンカットです
海夢が読者モデルをやっているだけあって、何を着ても似合うこの可愛さはマジで堪らん(笑)
そして、これは原作者の福田晋一先生も呟いていた事ですが、コスプレをしている海夢に手を持たれてる新菜の部分で、雫、シオン、ヴェロニカの時は手首を掴まれているのに、リズの時は手を握り返しているというこのエモさ!
最初は気付かず、このツイートで気付いたんですが、このリズ回を知っている状態でこの描写を見た時のテンションの上がり具合は、個人的に異常でしたw
こちらの作品は続編も決定しており、現状では最も続編を心待ちにしている作品ですね
第3位 かたち
主題歌作品 | メイドインアビス 烈日の黄金卿 |
歌手 | 安月名莉子 |
作詞 | タナカ零 |
作編曲 | eda |
『やがて君になる』のOPにてメジャーデビューし、それ以降も『彼方のアストラ』『慎重勇者』『蜘蛛ですが、何か?』など多くのアニメ作品の主題歌を担当してきた安月名莉子さんの楽曲
世界観にピッタリな曲調と夢や希望を持ちながらも進めば進むほどそれは曖昧になっていくような矛盾も感じさせる歌詞が『メイドインアビス』という作品を表しているような幻想的で魅惑的な一曲
暗さと重みを感じさせないリズムと透き通るような安月名莉子さんの歌声で”光”の印象がありながらも、所々の歌詞で”闇”を感じるこの二面性のギャップがもの凄く好きな楽曲です
またOP映像も相まって、これから始まる冒険への憧れや希望も強く感じることが出来て、それこそ引き込まれるように毎週聞いていました
そのOP映像は2期の物語をしっかりと表現し、伏線回収のように本編と並行して楽しめたのが凄く良かったです!
原作未読勢なので、当時は頭に「?」が浮かんでばかりで繋がりませんでしたが、話数を追う毎に「これはこのシーンか!」と明らかになっていく爽快感は堪りませんでした
そして、全話視聴した状態で改めて見ると、音に合わせた映像の構成力の高さに唸らされつつ、ヴエコとイルミューイが抱き合うラストは泣きそうになります
個人的にですが、このOP映像は2022年の作品の中で一番スキップせずに見続けたOPですね
第2位 KICK BACK
主題歌作品 | チェンソーマン |
歌手 | 米津玄師 |
作詞・作曲 | 米津玄師 |
編曲 | 米津玄師、常田大希 (King Gnu / millennium parade) |
「Lemon」「馬と鹿」「感電」などのドラマ主題歌や「orion」「ピースサイン」などのアニメ主題歌も担当し、どれも大ヒットとなっている米津玄師さんの楽曲
疾走感のある曲調は派手さと爽快さがあり、聞いていてテンションが上がる一曲ですね
そして、幸福や願いを望みながらも、結局は全部滅茶苦茶にしたいというような”願望”と”破滅”を直球で歌っているような歌詞は『チェンソーマン』という作品にピッタリだと感じている楽曲です
また、改めて米津さんの抜群のセンスの良さを再認識した楽曲でもありますね
ボカロ時代の楽曲である「マトリョシカ」や「パンダヒーロー」なんかもかなりの頻度で聞いていましたが、それに近い中毒性のある曲のように感じています
OP映像に関しては、原作者・藤本タツキ先生が好きな映画の名作などを『チェンソーマン』に登場するキャラクターでオマージュするという趣向を凝らしたエンタメ性に富んだ映像で非常に楽しませてくれました
そして、MAPPAの作画力の凄さを存分に感じ取れる動きのある映像ともなっていて、楽曲のみならず、映像も中毒性のある映像でしたね
第1位 残響散歌
主題歌作品 | 鬼滅の刃 遊郭編 |
歌手 | Aimer |
作詞 | aimerrythm |
作曲 | 飛内将大 |
編曲 | 飛内将大、玉井健二 |
『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』全三部作の主題歌や『甲鉄城のカバネリ』、『炎炎の消防隊』など数多くのアニメ作品の主題歌を務めるだけじゃなく、TVドラマや劇場作品などの主題歌も務めるほど人気のAimer(エメ)さんの20曲目のシングルです
作詞はaimerrythm(Aimerさんの別名義)、作曲は飛内将大さんが担当されています
厳密に言えば、『鬼滅の刃 遊郭編』は2021年12月から放送が始まったんですが、『2022年冬アニメ』としての作品でもあると思ったので入れさせて頂きました
疾走感あふれる曲調に、和テイストの歌詞が混じりつつも、全体的にド派手さを感じさせる楽曲
遊郭編に登場する宇随天元のキャラクター性にも非常にマッチしていて、聞いているだけでテンションが上がります
何度でも聞けてしまうくらいこの楽曲は大好きだったんですが、それもあってか個人的に2022年に一番リピート率が高かった楽曲でした
というか、1年経った今でも聴いているくらい好きです
そして、それは多くの人がそうだったのか、2021年12月13日にyoutubeにて公開されたMVの再生数は2022年12月19日時点で1.3億回を突破しています
少し調べたところ、この再生回数は2022年に放送されたアニメ作品の主題歌MVとしても2022年でNo.1となっており、また音楽配信サービス『mora』での2021年12月1日から2022年11月30日までの期間で集計されたダウンロードランキングでもシングル部門で第1位になっています
ちなみに、この『残響散歌』のMVに関してはフジテレビで放送中の朝の情報番組「めざましテレビ」で特集が組まれ、MVで走る女子高生が紹介されました
MVで全力疾走している女子高生は、Instagramのフォロワー数13万越えの女子大生でモデルの真雪さんで、今回の『残響散歌』での演技が初演技になります
事務所に所属してまだ4ヵ月しかたっておらず、だからこそ撮影監督の荒船泰廣監督は「がむしゃらに立ち向かう力強い演技を見せてくれた」と話しています
このMVは2日間に分けて撮影され、ずっと走っていた真雪さんは、その後1週間くらい筋肉痛で動けなくなったそうです
あと、真雪さんのお父さんが「こんな作品に出演させてもらえて、もう思い残す事はない」と話していたそうですよ
『2022年』アニメ主題歌ベスト10(ED編)
第10位 罪と罰とアングラ
主題歌作品 | 風都探偵 |
歌手 | 松岡充 |
作詞 | 松岡充 |
作曲 | 吉川晃司 |
編曲 | 菅原弘明 |
劇場版『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』で仮面ライダーエターナルこと大道克己役で出演し、その映画主題歌も担当した松岡充さんが歌う楽曲
作曲を担当した吉川晃司さんも仮面ライダースカルこと鳴海荘吉役で仮面ライダーWに登場しています
ポップな音楽と思わず踊りだしたくなるようなナンバーながらも、クラシックで落ち着いた雰囲気も感じさせる大人な一曲
その曲調は、無邪気さとクールさを表現しているようで、二人で一人の仮面ライダーWと同じくどこか二面性を感じさせます
メインは松岡充さんの歌声ながらも、コーラスで吉川晃司さんの歌声も混じることで高低音のボイスが見事に調和していて、これもまた二面性を引き立たせていますね
ED映像に関しては、やはり翔太郎やフィリップたちが躍るキレッキレのダンスが凄く良い!
そのキレの良さもそうですが、微妙にダンスがズレている感じが凄くリアルで作画としても素晴らしいと思いました
このダンスシーンが登場するのは一部なんですが、これのフルバージョンが見てみたいと思うのは私だけでしょうか?(笑)
ちなみに、この曲に関しては松岡充さんと吉川晃司さんのインタビュー映像もあり、作品愛を込めてこの曲を作ったというのがよく分かる動画となっています
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第9位 Change
主題歌作品 | ハコヅメ~交番女子の逆襲~ |
歌手 | nonoc |
作詞・作曲 | DECO*27 |
編曲 | Rockwell |
『彼方のアストラ』のOP「star*frost」や『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』にて「Memento」「Believe in you」を歌われたnonocさんの5thシングル
作詞・作曲は「モザイクロール」「ヒバナ」など多くの有名ボカロ楽曲を世に送り出してきたボカロPのDECO*27さんです
「変わったようで変わってない、変わってないようで変わっている」みたいに自分自身では分かりにくい成長の変化に悩み、喜んだり不安になったりしながら、「どうなりたいか?」という答えを探し続けると言う歌詞は、藤とペアを組むことになった川合の心情みたいで作品にピッタリだなと思っている楽曲
曲調も軽快なので、”体が躍る”というより”心が躍る”と言った感じの明るい気分になれるリズムです
あと、ED映像の藤と川合のファッションショーのような映像は凄く良い!
警察の制服というある意味では戦闘服姿ではなく、オフモードの私服に身を包んでリラックスした表情を見せる二人の姿はONとOFFのギャップがあって凄く好きな演出です
特にサビの「変われたのかな 変われるのかな」の歌詞の所の二人のポーズは、笑顔も含め個人的にお気に入りの映像でしたね
第8位 ノミック
主題歌作品 | 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました |
歌手 | ACCAMER |
作詞・作曲・編曲 | 椎乃味醂 |
『LISTENERS リスナーズ』のOP主題歌「Into the blue’s」にてメジャーデビューし、『BLUE REFLECTION RAY-澪-』の第1クール&第2クールのED主題歌も務めたACCAMER(アッカメル)さんの楽曲
作品自体の印象としては明るめの印象がありながらもそれとは反対の暗めの曲調なのに、歌詞を聞くと『悪役令嬢』のストーリーそのものを表現しているという不思議な感じがする一曲
主人公・アイリーンの大胆さや困難に立ち向かう姿などを見ているとあまり感じませんが、元々のルートは破滅ルート一直線の未来しかなかった謂わば《悲劇》
その悲劇感を見事に表現しつつ、運命に抗うアイリーンの力強さも表現しているこの曲は『悪役令嬢』にピッタリすぎるほどの楽曲です
ED映像に関しても、童話の絵本のような雰囲気ながらも明るさがほとんどない悲劇感がもの凄い
それがこの転生したゲーム世界でアイリーンが辿るべき本来の世界観ではあるんですが、そんな中でも運命の歯車を壊し、囚われた檻を壊してでも前へと進んでいくアイリーンの姿には、『ノミック』の歌詞にもある「私だけの人生」を表現しているように感じました
また、冒頭からラストまでの映像でこの作品のストーリーを表現しているので、映像自体が一冊の絵本のようになっているのも見事
転生したゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』を軸として、アイリーン視点の絵本を読みながらも、キャラが勝手に動きだす絵本も読んでいるような面白味のある演出でした
しかも結末を描いていない辺りが、なおのこと「本来とは違う別ルートに行きました」って感じがして良かったですね
第7位 ここにある約束
主題歌作品 | であいもん |
歌手 | であいもん(ayaho+曽我淳一) |
作詞・作曲 | ayaho |
編曲 | 曽我淳一 |
作品の舞台となっている京都在住でSNSを中心に話題となっているシンガーソングライター・ayaho(あやほ)さん
そして、桑田佳祐さん、原由子さん、つじあやのさんなど多くの有名アーティストのレコーディングなどを務めたことのあるサウンドクリエーター・曽我淳一さんのスペシャルユニットによる一曲
このユニット結成ですが、作品に登場する堀川美弦がギターの弾き語りを動画投稿しているという設定から「今の京都にこんな女の子がいるのか?」というのがキッカケとなって、SNSで話題となっていたayahoさんと繋がり、ユニット結成へと至ったという経緯があったそうです
温かみのある歌詞に心を落ち着かせてくれるような曲調は、この作品同様に癒しを与えてくれる一曲
和菓子の魅力的な甘さとすこし触っただけでも形を壊してしまうような脆さは、愛おしくも儚いものでありながら、それがまた一つの美しさを際立たせています
それと同様に多くの人との出会いの中で感じる輝きを大切にし、それをまた大切な人へと送りたいと歌うこの曲は、この作品の内容に見事に彩りを加えるほどマッチしていました
ED映像は動きのある物ではなく、場面写を切り取った演出となっていて、これもまた出会いを大切にしているこの作品らしい演出
この演出が、全体を通して一つのアルバムみたいで、和と一果の思い出を辿っているような感じがして好きな演出でした
その中で個人的には一果と佳乃子がみたらし団子を食べている一枚はお気に入りでした
みたらし団子についてのトリビアも印象的でしたが、何より佳乃子がこの作品で一番好きだったというのが大きいんですけどね(笑)
第6位 恋ノ行方
主題歌作品 | その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする |
歌手 | あかせあかり |
作詞・作曲 | NA.ZU.NA |
TikTokのフォロワー数が120万にを超えるほどの大人気コスプレイヤーであり、『恋ノ行方』がメジャーデビューシングルとなった、あかせあかりさんの楽曲
恋した時のフワフワとした高揚感を感じているようなゆったりとした曲調とあかせあかりさんの透明感のある歌声がマッチしている癒し系の一曲
『着せ恋』の海夢が新菜に対して感じている初々しいまでのドキドキ感を作中で見ているからか、激しい感情表現よりもこういった「心ここにあらず」的な真っ直ぐで純粋な表現の方が海夢の気持ちを表しているようで良かったです
また映像に関しても、可愛らしい感じに描かれた海夢と新菜の姿は良いですね
特に二人の表情や動きが、”恋”に対しての捉え方を描いている感じがしてなお良かったです
海夢にとって”恋”は楽しくて心躍るもの、新菜にとって”恋”は未知のものでどうしていいのかわからないもの
そんな中で、二人は出会い、そして笑い合うというこの流れが本当にエモいw
作品自体からも尊さが滲み出ていましたが、EDでも尊さを感じることが出来たED映像でした
第5位 小喋日和
主題歌作品 | 古見さんはコミュ症です。2期 |
歌 | FantasticYouth |
作詞 | Onyu |
作曲 | LowFat |
2017年にメジャーデビューし、わずか7ヵ月という早さでさいたまスーパーアリーナのライブイベントに参加するほどの実力を持つ二人組ユニット・FantasticYouthの5枚目のオリジナルシングル楽曲
このエンディングが流れた瞬間に「これ好きだわ!」ってなった1曲です
ピアノの伴奏のみから曲が始まり、少しずつコーラスや楽器が増えていく様子は、友達が少しずつ増えていく古見さんを表しているようで作品にピッタリだと感じました
また、映像も相まってどこか懐かしさを感じさせるような曲調なのも、学生時代の青春を表しているようで心に響きました
そしてそのエンディング映像も素晴らしいですね
教室の隅から全体を見回すように俯瞰した風景は”放課後の一幕”を見事に表現していて、その光景はかつて学生時代に味わった楽しさを思い出させてくれました
放課後に「今日はどこ行く?」って言い合いながら、友達と帰る楽しさは今でも忘れられない思い出です
さらに、映し出された各キャラクターたちの動きも個性がもの凄く表れていて、何度でも見れる楽しさがあります
とりあえず、山井さんのストーカー過ぎる行動となじみの踊りは気づいたら毎回見てましたねw
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第4位 色彩
主題歌作品 | SPY×FAMILY |
歌手 | yama |
作詞・作曲・編曲 | くじら |
多くのドラマ主題歌やCMソングを担当し、『2.43 清陰高校男子バレー部』のOP主題歌や『王様ランキング』第1期のED主題歌も担当したことのあるyamaさんの楽曲
落ち着きがありながらも軽快なリズム感が非常に耳に残る一曲ですね
個人的にはyamaさんの楽曲をしっかり聞いたのはこの曲が初めてなんですが、幻想的であり、幻惑的な雰囲気もあって不思議な感じがする歌声だなという印象
そういう捉えにくい感じの印象を受けたからか、輪郭がぼやけているような雰囲気を感じたので、そう言った意味ではこの”偽装家族”を演じる『SPY×FAMILY』という作品にはピッタリの歌声だなと感じました
そんな不思議な雰囲気がありながらも、透明感もある歌声はスルッと耳に入ってくるからまた不思議な感じがありましたね
そして、ED映像は見ている人を楽しませるような映像となっていて良かったですね
扉の内と外で見せるそれぞれの”顔”
この映像では扉の隙間やそれぞれの後ろに映る光と陰で、表と裏をしっかり描いているのが良いですね
こういう分かりやすい演出は、見ているだけですぐに感じ取ることが出来て、素晴らしいと思える演出だったりします
また、台所のワンシーンの一コマでは、みんなが見ていないところで少し裏の顔が出ている所とかは個人的には好きです
ヨルさんの刃物捌き、ロイドの何でもこなす万能さ、アーニャのちょっと抜けてるズル賢さ
コミカルの中に、こういう演出的な部分を感じる映像を見せてくる『SPY×FAMILY』は細部までこだわりを感じて、良い作品だなとしみじみ感じましたね
第3位 Distortion!!
主題歌作品 | ぼっち・ざ・ろっく |
歌手 | 結束バンド |
作詞・作曲 | 谷口鮪 |
編曲 | 三井律郎 |
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』の1~3話までのエンディングテーマ
4話からのED「カラカラ」や8話からのED「なにが悪い」なども良かったですが、なんだかんだでこの曲が一番好きでした
全体の曲調の爽やかさと明るさが結束バンドの雰囲気に非常にピッタリで、聞いていると元気になってくるような一曲です
この曲に関しては「次の音にエスコート~」の部分がかなりお気に入りで、ここだけ何回も聞いたりしてましたねw
ED映像も可愛らしいキャラにデフォルメされた結束バンドの4人が登場し、それぞれが頑張っている様子が描かれていて癒されてました
その頑張りからのサビパートで楽しく演奏する4人の姿にさらに癒されるというのがまた良かったです
しかも、ラストのパートに関しては動きと音がしっかり合っているというのがまた粋でしたね
本編もそうでしたが、映像に関してはどれをとってもこだわりを感じるものとなっていて、細部まで楽しませてくれました
第2位 よふかしのうた
主題歌作品 | よふかしのうた |
歌手 | Creepy nuts |
作詞 | R-指定 |
作曲 | DJ松永 |
アニメ『よふかしのうた』のOPに続き、EDもCreepy nutsが担当
元々この作品のタイトル自体がこの「よふかしのうた」から来ているということもあって納得のキャスティングではありますね
この楽曲は2019年8月7日に発売されたミニアルバムのタイトルであり、そのアルバムの1曲目に収録されているタイトルです
”よふかし”を歌っている楽曲なだけあって、危うさや背徳感がありながらもそこから得られる刺激や何ものにも縛られない自由を楽しむ様子はどこか魅惑的な雰囲気が漂う一曲です
そういった開放的になれるような歌詞とアップテンポなラップ調のリズムも相まって、中毒性の高い一曲でもありました
この曲に関しても、結構長い事聞いてますかね(笑)
映像に関しては極彩色に溢れた賑やかしい色使いながらも、静動使い分けた作画がまた魅力的でした
EDに登場しているナズナがまた楽しそうなことw
本編まんまの姿ではありますが、この自由奔放に楽しむナズナの姿は見ていて面白かったですね
第1位 花の塔
主題歌作品 | リコリス・リコイル |
歌手 | さユり |
作詞・作曲 | さユり |
編曲 | 宮田’レフティ’リョウ |
『乱歩奇譚 Game of Laplace』のEDテーマ「ミカヅキ」にてメジャーデビューを果たし、それ以降も『僕だけがいない街』『クズの本懐』『ゴールデンカムイ』など数多くのアニメ作品の主題歌を担当してきたさユりさんの楽曲
この曲は日常感がありつつも、特別な誰かと出会ったことで”世界”が変化し、新たなスタートを感じさせるような明るい一曲に感じました
これもまた『リコリス・リコイル』という作品に合った良い曲ですね
”自分が知らなかった世界”を教えてくれた大切な存在
その存在を「好きな人」と捉えることも出来るし、「友人」としても捉えることが出来て、幅広くイメージすることが出来るこの前向きな歌詞はすごく好きです
あとは、千束とたきなの関係性も表しているようにも思えてきて「ここってそういうこと?」みたいにアニメとリンクさせながら聞くのもまた楽しくて良いですね
ED映像に関しては、退屈だった日常から飛び出して、楽しい思い出を作っていくような千束とたきなの描写が印象的
”日常”と”非日常”を描いている本作だからこそ感じるのかもしれませんが、こういう”普通の女子高生”の二人を見るとなんかホッとしてしまう自分がいます(笑)
あと、OP同様に二人の服装が本当に可愛い!
この作品のデザイナーさんのファッションセンスの素晴らしさがEDでも滲み出ていますよね
番外編:『2022年』おすすめのアニメ挿入歌&特殊ED5選
ギターと孤独と蒼い惑星
主題歌作品 | ぼっち・ざ・ろっく |
歌手 | 結束バンド |
作詞 | ZAQ |
作曲 | 音羽-otoha- |
編曲 | akkin |
第5話「飛べない魚」にてライブ参加のためのオーディションを受けた際に結束バンドが披露した楽曲
個人的には神曲と言って差し支えないほど、ドハマりした挿入歌ですね
作中ではぼっちが作詞、リョウが作曲を担当していますが、その二人らしさを十二分に表現していると思える歌詞と曲は本当に素晴らしかった
曲として明るいイメージは湧きにくいものの、自身のエゴを押し出し「わたしはここにいる」と力強く主張する歌詞は、一人きりだったぼっちが受け身ながらも「見つけて欲しい」と自己主張しているような感じがしました
その主張が強くなり「聞いて。聴けよ」と「ただの音として聞くのではなく、耳を傾けて聴け」とさらにエゴが強くなるところは最高でした
曲もこの歌詞を見てリョウが浮かんできたと作中で話していますが、その力強さが表現された曲のように感じています
さらに、この曲の細部にまでわたる作品へのこだわりを感じたのが《音の出方》
これに関してはイヤホン推奨なんですが、この曲はそれぞれの楽器の位置に合わせて、その方向から音楽が流れるようにしているそうです
これは『ぼっち・ざ・らじお』の第9回にてそれに気づいたリスナーさんが投稿し、スタッフさんもその細工に関しては認めています
もしも、「この曲買ってないんだよな…」という方はリリックビデオでもそれは確認できるので、再生する時にイヤホンで聞いてみて下さいね
そして、この曲の初登場シーンも神作画&神演出過ぎて興奮と共に鳥肌も立ちました
最初はCGかと思ったんですが、まさかの全て手書きという事実に驚愕させられましたね
そのあまりの出来とここまでの流れが完璧すぎて、放送終了後もたまに何度か見て力を貰っています
ちなみに、この動画は2022年12月19日時点でリリックビデオは677万回再生、ライブ映像は307万回再生と約1ヶ月の間にもの凄い勢いで再生数を伸ばしています
それを考えると、何度でも聴きたくなるのは自分だけじゃなかったみたいです(笑)
My Nonfiction
主題歌作品 | かぐや様は告らせたい‐ウルトラロマンティック‐ |
歌手 | 白銀御行(CV:古川慎)&藤原千花(CV:小原好美) |
作詞 | あっこゴリラ |
作曲 | あっこゴリラ・PARKGOLF |
編曲 | PARKGOLF |
第5話「藤原千花は刻みたい」にて使われた特殊ED
自身の本心を伝える為に、白銀が藤原と共にラップの猛特訓をしたこの回でのみ使用された楽曲ですが、クオリティの高さが異常w
『かぐや様は告らせたい』という作品自体を表現するだけじゃなく、白銀と藤原の掛け合いで互いの本音をぶつけ合うラップは見事としか言いようがないほどの出来!
しかもその本音が、本人たちが言っても全く違和感ないセリフばかりだから納得もしやすく、理解もしやすいというクオリティ
これを作詞したあっこゴリラさんの作品に対するリスペクトが感じられた気がします
さらにこの映像のクオリティの高さも本当に凄い!
元々のEDである「ハートはお手上げ」の映像もクオリティが高かったですが、4人のダンス、陰影のつけ方、カメラワークなどが抜群で、その臨場感と迫力は実際にライブを見ているような感覚になれるほど
MVとしてもかなり完成度の高い映像だと思っています
GYB!!
主題歌作品 | SHINE POST |
歌手 | HY:RAIN 黒金蓮(CV:芹澤優)、唐林青葉(CV:高瀬くるみ)、唐林絃葉(CV:久保田未夢)、氷海菜花(CV:高柳知葉)、苗川柔(CV:香里有佐) |
作詞 | ヤマダヒロシ |
作曲・編曲 | NA.ZU.NA |
第10話「黒金蓮は《戻りたい》」にてTINGSがHY:RAINの武道館ライブの映像を見た時に流れた楽曲
バラードかと思わせるようなイントロから、一気に駆け上がるようにハイテンポへと切り替わった瞬間のインパクトが凄く、そのまま曲に引きずり込まれるような一曲
そのスピード感のまま走り抜ける疾走感やアップテンポな曲調が凄くカッコいい!
そのカッコよさに引きずられたせいか、歌が終わったころにはライブ会場にいたファンと同様に歓声をあげたくなりました(笑)
そして、この披露されたライブ映像がまたカッコ良くて、思わず見蕩れてしまう出来なのも見事でした
この作品自体、ライブシーンといった歌やダンスの場面に関してはかなりクオリティの高い作画を見せてくれましたが、ダンスの振り付けという意味ではこの曲が一番良かったです
「GYB=Get you back(あなたを取り戻す)」という曲名のように、その覚悟と自信を表現するような激しい振り付けの中に、女性らしい色気も感じるようなダンスは歌詞と曲調にマッチして三位一体となっていました
あとはやはり本編との繋がりも大きかったですかね
9話で青天国春(なばため はる)の過去が明かされ、そこから黒金蓮との関係性を深く知ることになってからの「Get you back」ってメッセージ性あり過ぎるでしょ(笑)
そういった意味でも、作中で披露された楽曲の中でもかなり印象に残った一曲でした
裏表のデュエット
主題歌作品 | 神クズ☆アイドル |
歌手 | ZINGS 仁淀ユウヤ(CV:今井文也)、吉野カズキ(CV:堀江瞬) |
作詞 | 工藤寛顕 |
作曲・編曲 | 大熊淳生 |
第3話のEDと第10話のライブシーンにて披露された楽曲
まず、この動画からこの作品を知った方に一言言っておきますが、ZINGSはこんな厨二全開の格好で活動しているヴィジュアルバンドではありません(笑)
ちゃんとし…ているかどうかは微妙なラインではありますが、少なくとも金髪の吉野カズキはしっかりしています(仁淀ユウヤは…ねw)
楽曲に関してですが、ロック調のリズムで非常にカッコ良い一曲
歌詞も仁淀と吉野くんのパートでそれぞれ自分のことを歌っている内容になっていて、『ZINGS』自体を歌っているものであり、これから『ZINGS』が進んでいく道を象徴しているようなものとなっていますね
映像に関してはすでに言いましたが、厨二全開にもほどがあるww
この衣装に関しては、3話で仁淀のキャラ付のために最上アサヒが考えた衣装になるんですが、まさかそれをEDで使ってくるとは完全に予想外でした(笑)
3話自体結構良い雰囲気の流れだったので、そこからのギャップもあってこれが流れた瞬間爆笑しましたw(というか、今見ても爆笑しますw)
刃渡り2億センチ
主題歌作品 | チェンソーマン |
歌手 | マキシマム ザ ホルモン |
作詞・作曲 | マキシマムザ亮君 |
毎話変わるEDの中で3話放送時に流れた楽曲
これ以外だと7話の『永遠』の悪魔と9話のサムライソードとデンジが変身して戦った時に挿入歌として使用されました(これを書いている時点では放送されているのは11話までなのでそれ以降は不明)
この曲はもうとにかくカオスっぷりが凄いw
私自身、マキシマムザホルモンの楽曲はそんなに多く聞いておらず、ガッツリ聞いたのは「絶望ビリー」と「恋のメガラバ」くらい
それでもその独特の表現の仕方に度肝を抜かれましたが、この曲も中々負けていませんでした
出だしの静けさからは一変して、狂ったような曲調へと変わり、また平穏へと戻されるような音の温度差が本当に凄い
この温度差は曲調のカッコ良さも相まって、中毒性強めの楽曲だと感じています
また、映像に関しても中々のカオスっぷり
色使いといい、絵の表現方法といい、曲と相まって目が回りそうになるような演出でした
このED動画もそんな変な感覚になりながらも、また見たくなるんだから不思議です(笑)
ちなみに、この動画は2022年10月26日に公開され、12月19日までの間に1535万回再生されており、この時点でチェンソーマンのEDの中で再生数が1000万回を越えているのは「刃渡り2億センチ」と4話ED「錠剤」だけです
また、1~10話のチェンソーマンのEDの中では1番再生されている動画でもありますね(2022年12月19日時点)
まとめ
2022年に放送されたアニメ作品の中から選ぶOP&ED別ランキングとオススメの挿入歌&特殊ED5選でした
どうですか?お気に入りの楽曲はありましたか?
あくまで個人的に選んだものであり、実際に視聴したものから選んだ楽曲なので「これがない!」とか「こっちの方が上だろ!」とかもあると思いますが、そう言うのがあった場合は広い心で見て頂けると幸いです(笑)
ただ、今回改めて思ったのが、最近では「今期は豊作!」というワードをよく聞きますが、実は各クールで使われている楽曲や主題歌映像の数々も同じように豊作になっているということ
時代と共に技術が進歩し、多くの表現方法が出来上がってきていますが、それはアニメ主題歌においても言えること
作品の世界観を表現し、今まで先人たちが培ってきた技術や表現方法などを踏襲しつつ、新たな魅せ方で多くの視聴者を魅了してくれる主題歌映像
さらに、その作品に合った楽曲やアーティストの方を関係スタッフの方々が選び、その期待に応えるような楽曲を提供しているアーティストの方々も、担当作品の世界観を自身の中に取り入れ、持ち前のセンスとメッセージ性で多くの人に想いを伝えていく
そういった互い同士を高め合うような関係性が、作品や主題歌をより良いものへと昇華し、多くの人の心に刺さる作品や楽曲へと変化させているように思えます
だからか、主題歌が良い作品というのは基本的に面白い作品の割合が高い気もしているんですけどね(その辺も個人的な部分がありますが)
なので、もしも今回ご紹介した楽曲を初めて聞いて気に入ったけど、作品自体は見たことないという方は、視聴リストの一つとして入れておいても良いと思いますので是非ご参考に!
それでは今回はこの辺で!
また会いましょう