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「蜘蛛ですが、なにか?」15話感想&解説 迫るマザーの恐怖!蜘蛛人形が厄介すぎる!

どうもウハルです!

今回は「蜘蛛ですが、なにか?」15話の感想&解説をしていきます!

ついに地上に現れたマザー

本体に攻撃を仕掛けにくる様子はまさに”災害”

そんなマザーの迫る脅威からやっとの思いで逃げたかと思ったら、つぎは蜘蛛人形!?

マザーに仕掛けられた策略にどんどん追いつめられていく蜘蛛子さん

今まで罠を仕掛ける側だった蜘蛛子さんが、初めて味わう罠を仕掛けられる側の戦闘

ピンチに次ぐピンチを脱するために繰り広げられた戦闘シーンは非常に良かった!

蜘蛛子さんパートと人間パートでの演出に差があり過ぎでは?と感じてしまったくらいです(笑)

そんな人間パートではユーゴーを止める為にエルロー大迷宮へ!

新たな決意を胸にシュンたち転生者の行く末も気になるところ

そんな「蜘蛛ですが、なにか?」15話の感想&解説を語っていきます!

なお、原作も8巻まで既読済みなので原作小説で描かれている部分も少し交えながら解説をしていきます

特に今回は、マザーのステータスも登場したのでアラバも含めたステータス比べをしてみようかなと思います

ちなみに前回の14話「おまえ反逆?私、自虐」に関しても感想&解説や個人的に気になった点についてを語っていますのでよろしければ是非!

14話感想&解説

蜘蛛ですが、なにか? 15話あらすじ

15話「マザー、からの厄介蜘蛛人形?」

※サイトによって配信日が違いますので詳細はご利用サイトにてご確認ください

マザーとの精神の繋がりを利用し、「私」は並列意思を送り込み、マザーの精神を直接攻撃していた。 順調に成果を上げていくが、反撃してこないなんて何かおかしい! そこにはマザーの巧妙な罠が仕掛けられていた。

TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイトより

もしも、どの動画配信サイトで見ようか悩んでいるという方は、以前動画配信サービスのまとめ記事を書いていますのでご参考ください

サービスによっては画像付きで登録方法や実際に使ってみての感想も語っています

動画配信サービス記事

原作だとどの範囲?

蜘蛛パート
  • 原作4巻
    • 2 対マザー精神戦
    • 3 マザー襲来
    • 4 死中に活

15話「マザー、からの厄介蜘蛛人形?」は原作だとこの範囲になります

それぞれのパートごとに分けさせていただき、原作巻数、章数、タイトル名を書かせて頂きました

原作をこれから買おうと思っている方現状持っている方の参考になれば幸いです

蜘蛛ですが、なにか? 15話 感想&解説

静かすぎるマザーの異常行動

マザーの持つ《眷属支配》のスキルの存在を知り、それで出来たパスを使ってマザーへの精神攻撃を仕掛けていた《並列意思》である元体担当と元魔法担当1号&2号

《外道無効》によって精神攻撃は効かない蜘蛛子さんの並列意思とは違い、少しずつだが着実にダメージを受けているマザーの精神

その精神攻撃は着実にマザーに影響を及ぼしていました

そんな優位な状況が続く中で、何もしてこないマザー

その不安をいち早く感じた元魔法担当1号は他の並列意思とも話し合っていた中で、一つの推測に思い至ります

「何かを待っている?」

前回マザーから送り込まれた蜘蛛郡との戦闘はギリギリの状態で勝つことが出来ましたが、それは蜘蛛子さん自身が「ギリギリ勝てる」と判断した上での戦闘

もしも「勝てない」と判断した場合は、「逃げる」という選択肢をとる

イレギュラーな存在である蜘蛛子さんを監視し続けてきたマザーがその事を分かっていたとしたら…

マザーの頭脳の優秀さにいち早く気付いた並列意思たちでしたが、その瞬間にマザーは動き始めました

エルロー大迷宮の天井に向けて放たれるブレス攻撃

自身の巨体ゆえに、エルロー大迷宮から出れないというデメリットを覆すその破壊力は上部に大きな穴を開け、その穴からマザーはエルロー大迷宮を脱出

蜘蛛子さんの本体に訪れる危機を知らせようとしますが、マザーによってパスを遮断されてしまい、連絡が取れなくなっていました

この危機をどうする事も出来ない並列意思たちは、本体の無事を祈る事しか出来ませんでした

「巨体だから通れない?ならぶち壊すまでよ!」とばかりにブレス攻撃を放つマザーの規格外の強さ発揮!

マザーにとっては”最大の大迷宮”も形無しでしたね(笑)

迷ったら壁ぶち壊せばいいんだものw

「巨体で外に出れないから安心♪」という前提条件を崩された今、優雅に散歩してる場合じゃないよ!蜘蛛子さん!!

ちなみに、このシーンで少し解説すると《外道無効》というスキルは魂を害する効果を無効化するスキルです

その為、蜘蛛子さんの魂である《並列意思》には攻撃が一切効きません

つまり《並列意思》たちにマザーの攻撃は効かないけど、《並列意思》のマザーによる攻撃は少しずつ効いていく

時間を掛ければ蜘蛛子さんが確実に勝てるこの状況を見逃しているマザーの静かさに元魔法担当1号が疑問を感じたそもそもの理由はこれが起因しています

マザー降臨!

初めて出会った転生者である「根岸彰子」の事を助けた蜘蛛子さん

彼女の今後が気になるところではありますが、「蜘蛛よりはマシ」と優雅に外の世界を満喫することにします

甘い食べ物を見つけて涙を流しながら美味しさを噛みしめる蜘蛛子さんでしたが、突然感じる揺れと目の前に現れた巨体に驚愕します

エルロー大迷宮から出てこれないと思っていたマザーの襲来

《鑑定》により表示されるマザーのステータスは化物級

絶対に勝ち目の無い相手に「逃げる」という選択肢しかなく、長距離転移の為に魔法を構成しますが、どうしても時間が掛かるため、ひたすら走る蜘蛛子さん

それを追いかけるマザーが通った後は地面がえぐれ、木々をなぎ倒し、悲惨な状況と化していました

まさに”迫る災害”であるマザーは、さらにブレスによる容赦ない攻撃を仕掛けてきます

なんとか躱しつつも、魔法構築がなかなか終わらない蜘蛛子さんは回避不能な状況に追い込まれますが、ギリギリのところで魔法構築が完成し、長距離転移に成功

体にダメージを受けますが、生きてエルロー大迷宮のマイホームに転移することが出来ました

これで一安心かと思いきや、蜘蛛子さんを待ち受けていたのはマザーが仕掛けた罠

転移する事を予測していたマザーはマイホームに大量の蜘蛛郡を配置していました

移動すれば災害級の被害を出し、素早さに自信のある蜘蛛子さんにも巨体ながら追いつくほどのスピードを持ち、放つブレスは異常な攻撃力を誇りながらも連射可能

いや、マジで化物(笑)

しかも、これで弱体化中の状態なんだから《並列意思》を送り込んでいなかったらもっとヤバかったと考えるとマザーの強さの異常性が際立ちますね

”化物級”マザーの強さを比較

ここで少し閑話休題

今回の話でマザーのステータスが判明しました

その数値がどれくらい凄いのかという部分に関しては蜘蛛子さんが「アラバの5倍くらい」と語っていましたが、実際どうなんでしょうか?

ちょっと蜘蛛子さんのステータスも含めて比較してみましょう!

なお、蜘蛛子さんとアラバのステータスに関しては、アラバ戦の時のステータスになります

※比較するのはあくまでステータスの数値のみになりますのでご了承ください

蜘蛛子さん
(アラバ戦時)
地龍アラバマザー
(クイーンタラテクト)
レベル263289(弱体化中)
HP3592+1700466320557
(MAX 24557)+0
MP12110+1700407618301
(MAX 22301)+0
SP(黄)2413457019097
(MAX 23097)
SP(赤)2413+1700456919991
(MAX 23991)
平均攻撃能力2392461020439
(MAX 24439)
平均防御能力2363459720286
(MAX 24286)
平均魔法能力11158402217977
(MAX 21977)
平均抵抗能力11004413817946
(MAX 21946)
平均速度能力7440455520400
(MAX 24400)

蜘蛛子さんの魔法関係のステータスが万越えをしているのは《魔導の極み》のおかげです

また、蜘蛛子さん&マザーのステータス横にある「+」値はストックになってまして、スキル《飽食》によるものになります

スキル《飽食》は食事をする事でHP,MP,SPが回復し、余剰分をストックできるスキルになります。限界値はレベルによって変わります

この世界に関しては、スキルがかなり重要な役割を果たしているので一概に強い弱いはステータスのみでは言い切れませんが、それでも圧倒的なステータス差があるのが分かりますね

蜘蛛子さんの最高数値はストック値を含めたMPの13810

一方で、マザーの最低数値は平均抵抗能力の17946

数値だけを見たとしても蜘蛛子さんの最高値は、弱体化中にも関わらずマザーの最低値に届きません

これだけの強敵を相手にするには、《並列意思》たちの今後の活躍が必要不可欠になってくるのは間違いないですね

マザーの切り札『蜘蛛人形』

マイホームで待ち受けていた蜘蛛の大群から攻撃を受け、アークタラテクト5匹を筆頭にジリジリと追いつめられていく蜘蛛子さん

この状況を打破するために蜘蛛子さんが取った戦法は、以前の蜘蛛戦の時と同様、中層の熱を利用した我慢比べ

蜘蛛軍団の攻撃をかいくぐり、そのまま中層に向かって逃げていきます

蜘蛛子さんを追いかけてくる蜘蛛軍団を尻目に、中層の入り口が見えてきたところで行く手を塞ぐように1体の人形型の魔物が目の前に現れます

小さな蜘蛛が操るその人形型の魔物はマザーの切り札『パペットタラテクト』

6本の腕で巧みに武器を使い、仕掛けてくる攻撃に蜘蛛子さんは完全に行く手を阻まれます

前にパペットタラテクト、後ろにアークタラテクト5匹を含めた蜘蛛軍団という状況に、蜘蛛子さんはアラバ戦以上の”死”を感じる事態に追い込まれてしまいました

マザーの蜘蛛子さんを仕留めるための本気度合いが半端ない!

マイホームでの待ち伏せもそうですが、中層の入り口で切り札である『パペットタラテクト』を配置していたのも、蜘蛛子さんの行動を予測してのこと

先手先手を打たれる蜘蛛子さんですが、ここまでジリジリと追い込まれる状況というのはそんなに多くないんですよね

今までの戦闘はどちらかというと「一発喰らったらアウト」という状況が多かったですが、今回のように少しずつダメージを受けて追い込まれる戦闘というのはアニメだとアラバ戦くらい

そのアラバ戦でも蜘蛛子さんは仕掛ける側であり、今回みたいに最初から罠を仕掛けられた戦闘は初めてのこと

少しずつ、そして着実に迫ってくる”死”は恐怖以外の何ものでもありませんね

あと『パペットタラテクト』の登場シーンがお化け屋敷で出てくるお化けみたいで地味に怖かった

なんで天井から逆さづりで出てくるのよ…

軽くトラウマになりそうな顔のアップでしたね

生死を賭けた大博打

目の前に”死”が迫る中、最期の一瞬まで”生きる事”を諦めない蜘蛛子さん

闇魔法《暗黒弾》を全方位に向けて展開しつつ、《呪怨の邪眼》でMPの回復を図ります

それで時間稼ぎをしつつ、次の作戦を練ろうとしますが、《暗黒弾》では弱い蜘蛛の魔物は倒せても上位のアークは足止めにすらなりません

《暗黒弾》より威力のある《暗黒槍》でアークの足止めをしつつ、打開策を探す中で見つけた一つの勝機

それは”レベルアップによる完全回復”

ボロボロになった現状では、いずれ死が訪れるのは明らか

であれば、レベルアップによる完全回復で今の状況を打開するという賭けに出るしかありませんでした

幸い、《暗黒弾》で雑魚を蹴散らしたことで経験値を得ていたのでレベルアップはもうすぐ

HPの一番少なくなっているアークに狙いをつけて、攻撃を仕掛けようとします

しかし、そこでも邪魔するパペットタラテクト

蜘蛛子さんの動きを封じ、さらにその上に押し付けるようにアークタラテクトを乗せて、文字通り潰しに掛かりました

動けない現状で蜘蛛子さんが出来る事は《死滅の邪眼》を使う事

ただ、それで倒せなかった場合、蜘蛛子さんに訪れるのは死

一か八かの勝負に出るしかなかった蜘蛛子さんは決死の覚悟で《死滅の邪眼》を発動

その結果・・・

見事にアークを撃破

さらに、レベルアップで完全復活を遂げた蜘蛛子さんはアーク1体に攻撃を仕掛け、そのまま中層に転移します

一緒に転移したアークも無事撃破し、蜘蛛子さんはギリギリの戦いを生き延びることに成功したのでした

息もつかせぬ激闘でしたね!

蜘蛛子さん自身も語っていますが、どれか一つでも判断を間違っていたら蜘蛛子さんに訪れていたのは”死”

その状況の中、最期の一瞬まで諦めることをしなかった蜘蛛子さんの生への執念と状況判断能力はさすがと言ったところでしょうか

そして、苦戦を強いられた『パペットタラテクト』

進化ツリーにも載っていない特殊個体であるこの魔物をどうやってマザーは手に入れたのか?

気になる点を残しつつも、今回の戦いは中々迫力があって良かったですね

”ザナ・ホロワ”への進化

激闘を生き延びた蜘蛛子さん

今回はマザーの攻撃からなんとか生き延びられたものの、今後の事を考えると情報収集をしておきたいところ

しかし、マザーに精神攻撃を仕掛けている《並列意思》との通話は妨害されている状態

であれば、今出来る事するということで次の進化をすることにします

その進化先は【ザナ・ホロワ

次なる戦いに向けて、進化を始めた蜘蛛子さんの体は光に包まれました

いよいよ最終目標である【アラクネの一歩手前の進化であるザナ・ホロワ】に進化しました!

どんな姿かは察しの良い人なら分かってるんじゃないですかね?

そう!オープニングやエンディングに登場していた姿が【ザナ・ホロワ】です

禍々しい髑髏を背負った今の姿とは対照的にちょっと可愛らしくなったかな?(笑)

そして、進化したことによって得るものとはなんなのか?

今後も蜘蛛子さんパートが気になる展開となってきましたね!

ユーゴーを止めろ!

前回、ユーゴーの策略により『反逆者』の汚名を着せられてしまったシュン

教会すらもユーゴーの持つスキル《色欲》によって、意のままに操られてしまっている状態

さらに、軍を率いてエルフの里への侵攻も始めている事を知ったシュンは、先回りしてユーゴーを迎え撃つことを提案します

しかし、そこで発生する一つの問題

それは最大の大迷宮・エルロー大迷宮を通らなければならないこと

今いる場所からエルフの里に向かうにはどうしてもそこを通らなければならず、シュンは危険な魔物が多く生息する場所をカティアやハイリンスたちと共に行くことを決意します

しかし、第三王子であるレストンはシュン達に同行せず、一度城に戻る旨を伝えます

レストンは”真の勇者”であるシュンにユーゴーの撃破と国の未来を託しました

ついにシュンもエルロー大迷宮に足を踏み入れる時が来ましたね!

と言っても、人間パートの話は蜘蛛子パートよりも15年後のお話

その為、人間パートで語られているエルロー大迷宮には蜘蛛子さんはいません

しかし、その代わりにいるのが『悪夢の残滓』

『迷宮の悪夢』と呼ばれていた蜘蛛子さんが残していった置き土産とは会う可能性が十分残されています

それと出会った時にどういった展開になっていくのか?

また、シュンはユーゴーを止めることが出来るのか?

こちらも今後が気になる展開が続きますね!

ちなみに、さらっと名前が登場してきたスキル《慈悲》

これは前回の感想でも少し触れましたが、いわゆる「蘇生魔法」です

このスキルは七大罪スキルと並ぶ、七美徳スキルというチート級のスキルの一つなんですが、さらっと登場した辺り今期では特に触れることなく終わりそうですね

まぁ8巻まで読んだ感じでもそこまで登場頻度が多いわけではないので、致し方なしと言った感じでしょうか

まとめ

前回の「蜘蛛ですが、なにか?」では作画面で不安を感じていましたが、蜘蛛子さんパートに関しては特に問題は無さそうですね

なので、今回の戦闘シーンに関してはかなり楽しむことが出来たのでとても良かったです!

ただ、やはり不安なのは人間パート

今後も戦闘シーンは登場してくるので物語の展開を気にしつつも、作画面も少し気にしながら見ていきたいと思います

そして、次回16話は「フライング、ゲット?」

もう少し蜘蛛子さんパートが続きそうです

そして、お久しぶりのあの方の登場と多くの事実が判明する予感…

次回も楽しみです!

※16話が放送されたので感想&解説を語りました

それでは、今回はこの辺で!

また会いましょう

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