どうもウハルです!
今回は、アニメ『真夜中ハートチューン』の9話の感想を語っていきたいと思います!
前回は寧々が助っ人として演劇部に行ったものの、中々上手くいかない中で、山吹とイコの名演技によって”衝動”からの演技をすることが出来るようになりました
そして、演技とは思えないほどに寧々とイコが見せた積極性はラブコメ作品として魅力的な描きとなっており、今後の山吹との関係性にどのような変化が生まれるのかも注目したくなるような内容となっていて非常に面白かったです
そんな8話から続く今回の9話はイコ回!
前回は寧々回ながらも、イコの魅力が十分に描かれていましたが、今回も彼女の可愛さを堪能出来てまさに眼福!
Vtuberになる夢を追いかけているイコですが、トップVtuberである”百歳(ももとせ)あお”の動画をキッカケに奮闘する姿は、彼女らしい迷走っぷりも感じさせてくれて面白かったですし、山吹の応援によってさらに頑張る姿は健気で可愛らしかった
そして、要所要所で伏線となるようなものがしっかりと張られていくのはこの作品の魅力の一つですが、それを見事に回収する締めの綺麗さもこの作品ならではであり、ラブコメ作品として胸キュン全開の展開ともなっていたので、今回も非常に満足度の高い一話となっていました
ということで今回は、そんなイコの魅力全開の『真夜中ハートチューン』9話の感想を語っていきたいと思います!
- 9話は原作の何巻の何話が描かれた?
- 9話はどんな話?
- 9話はどこが面白かった?
なお、私自身は原作既読済みではありますが、週刊誌の方は未読になります
なので、原作コミックス(1巻~12巻)で分かる範囲の伏線には触れたりすることもありますが、アニメ9話以降のネタバレに関しては無しで感想を語っていきますので、次話以降のネタバレを避けたい方はご安心ください
また、アニメ『真夜中ハートチューン』8話の感想も語っていますので、興味がある方はそちらも是非!
『真夜中ハートチューン』9話について
今回は原作の何話のエピソード?
今回放送されたアニメ9話は原作コミックス3巻の第23話と原作コミックス4巻の第24話~第25話まで放送されました
第9話 あらすじ
VTuber『すめらぎイコン』として活動しているイコ。最近はチャンネル登録者数も増えてきていて順調だった。しかし大人気VTuber『百歳あお』が登録者数300万人を突破したという話を聞き、このままでは夢を叶えられないのでは、と焦りを覚えてしまう。彼女を上回らなければならないと考えたイコは、これまでやってこなかった企画ものに挑戦。だが、どれも突飛なものばかりで上手くいかない。どうすれば百歳あおに勝てるのかと考えていたとある日「百歳あお 新衣装!! ちょっとセクシー♡♡♡」という配信を見かけ、アイディアがひらめく。
コミックス3巻 第23話
・第23話「全部 キミのせいだよ」
コミックス4巻 第24話~第25話
・第24話「青天の霹靂」
・第25話「直接触れるんだ」
※「いつか見せてあげる」はアニメオリジナルのサブタイ
『真夜中ハートチューン』9話感想
全部 キミのせいだよ
とあるドーム会場
そこでは登録者300万人を突破した”あるVtuber”の記念ライブが開催されていました
そのVtuberの名前は《すめらぎイコン》
ドームを埋め尽くす観客を前に「こんイコー」のお決まりの合図と共に始まったライブでは、今日の為に用意された新たな衣装もお披露目
その衣装は過去に一度だけ放送された水着衣装の柄が取り入れられていて、その衣装を見た観客からは大歓声が巻き起こっていました
そんな中、彼女はここまで来れた事に想いを馳せながら、開始前にトークを始めました
「ここまで来るのにほんと色々あったよ。ほんとしんどくて、何度やめてやろうかって思った。それでもまだ続けてるのは…ねぇ、見てるでしょ――」
全部 キミのせいだよ
感想
高校時代は3.2万人だった登録者数が300万人を超えるトップVtuberへとなったすめらぎイコン
これが夢か現実かは後で語るとして、そこでお披露目された新衣装に過去の配信と関係のある柄が取り入れられているというのは古参にとっては嬉しくもあり、懐かしくもあるサプライズとなっていて凄く良いセンスだと感じました
こういう所縁(ゆかり)のある衣装を見れることもそうですが、たった一度しか披露していなかったレアな衣装でも大切にしていると感じさせる流れは、イコの人柄も感じさせてくれるようで好きな演出です
また、ここでこの柄の衣装を披露したというのは一概に無関係という訳ではないというのも良い描き
これは中の人であるイコの事情にはなりますし、この後のパートで描かれる内容ではありますが、そもそも300万人を目指していたキッカケはトップVtuberであった「百歳あお」の登録者数が300万人を突破していたからで、当時、その数字を目指す為にイコが行った配信の一つが新衣装である水着姿のお披露目だったんですよね
そう考えると”登録者数300万人突破”という記念において、水着衣装というのはイコにとって印象深い衣装の一つであり、山吹がイコに手を貸しつつ、彼女の実力を一番身近で信じ続けていることを伝えた瞬間でもあるので、あの水着衣装はエロいだけでなく、ちゃんと”大切な衣装”として成立している描きになっているんですよね
このライブの描写はほんの一瞬ではありますが、それだけ大切なものを身にまとった《すめらぎイコン》の姿は、ある意味で彼女の古参ファンである我々にとっては非常に感慨深い衣装となっていましたね
ちなみに、ここのパートは原作とは構成が違っていて、原作では水着衣装がお披露目されて山吹がイコに手を貸す描写の後に描かれています
この構成にした理由に関しては定かではありませんが、個人的に考えるに、魅せ方の問題もあったとは思いますが、時系列的な描きの問題もあったのではないかと思います
そもそもこのライブシーン自体、時間軸で言うなら未来の内容になりますし、今回の9話自体も日付を跨ぐことが多い回となっているんですよね
動画配信というコンテンツ上、ライブ配信や新衣装の作成などで準備が必要と言うのもありますし、さらに言えば今回は他の動画配信者とのコラボに至るまでの道のりも描かれるから、一つのパート内でも時間が飛ぶことが多い構成となっていました
原作マンガやアニメでそういうのを描く場合、そのままやっても問題は無いとは思いますが、どうしてもCMなどを挟む都合上、流れを汲みながら続きも気になるキリの良い所で区切る必要が出てくる
そう考えた時に、少しだけ描かれる将来の姿をアバンに持ってきて、残りは現在の部分で描ききる構成にした方がアニメ的な描きとしては都合が良かったのかもしれませんね
実際、もしも「全部 キミのせいだよ」をアバンに持ってきたらめちゃくちゃ長くなったでしょうし
この辺は原作的な表現を上手く活かしつつ、アニメ的表現としてどう見せるかを考えた上での構成だったように感じました
また、この「全部 キミのせいだよ」という言葉は、今後のイコにとってかなり重要な言葉ともなっており、それが分かるエピソードは原作10巻で描かれています
まだまだ先のお話にはなりますが、一つ一つの経験が彼女たちの”夢”にも近づいていることが分かる内容ともなっているので、気になる人は是非チェックしてみて下さいね
いつか見せてあげる

校内のいつもの場所でライブ配信をしていたイコ
締めの挨拶も終え、近頃はVtuber活動も調子が良くなってきたことを実感するイコは登録者数も増えてきていることに嬉しさを感じていました
そんな時、廊下から男子生徒たちの会話が聞こえてきて、彼らの話題は”あるVtuber”が所属するグループに関する内容でした
そのグループの名前は「ブルーボックス」というVtuberグループで、そこに在籍しているエースの”百歳あお”は登録者数300万人を突破するほどに人気のあるトップVtuberであり、彼らはその話題で盛り上がっていました
その話題が聞こえてきたイコは、自分の登録者数である3.2万人とは約100倍の差があることに愕然としつつ、その登録者数までいくのに途方もない時間がかかることに不安を感じながら、放送部の4人の中で自分が一番夢から遠いかもしれないことに不安も感じます
そして、以前だったらそんな不安も感じなかったはずなのに、山吹と出会ったことで変わった自分に戸惑いも感じていました
するとタイミング良く山吹が通りがかり、イコに声を掛けてきたので、イコは山吹にタックルしながら一言物申しました
「全部 君のせいだよ」
その言葉を山吹にぶつけてその場を去ったイコは、”百歳あお”を一つのゴールに設定した上で、彼女の研究をする為に”百歳あお”の動画を見ることにします
早速”百歳あお”の動画を見始めたイコは、マカロン作りの配信やピアノ配信や大学入学共通テストに挑む配信など、彼女の多芸多才ぶりに驚きつつ、現在の自分との差を見せつけられて落ち込みますが、このままでは彼女に勝てないことを自覚し、”百歳あお”を上回ることをしようと決意しました
――日付が変わって月曜日
山吹のタブレットにイコのライブ配信の通知が来たので早速見てみると、どうやら今日は料理配信をするらしい
イコが料理配信をするのは珍しかったものの、配信を見ていた山吹はその内容を見て愕然とします

「こんイコー!今日はお菓子作りに挑戦するよー!作るのはこれ!4段重ねスペシャルホールケーキ!こんなの作ったVtuberいないよね!まず上白糖を開けて…えーっとハンドミキサーはどこだろ…。人肌程度の温度って何度…?オーブンの予熱ってどうやるの?耐熱ボウル?耐えないボウルがそもそもあるの!?あ、ていうかまず手元カメラがないと何してるのかわからないのか…。一旦おつイコー」
何をしたかったのかサッパリわからなかった山吹でしたが、それはどうやら視聴者も同じようで、コメントも困惑の嵐となっていました
一方のイコは、盛大に失敗したことに落ち込みながら、それでも”百歳あお”に勝つためには彼女よりも高レベルなことをしないといけないと翌日以降も配信を続けていくことにしました
しかし、イコの迷走ぶりは止まらず、火曜日は「ディジュリドゥ」の演奏配信、水曜日は東大模試満点で満点を目指す、木曜日は登録者数300万人行くまで歌配信と明らかに様子がおかしい内容ばかり
その様子に気付いていた山吹は、直接イコに確認しようとしますが、イコは山吹から逃げようとしていました
ギリギリで捕まえた山吹がイコに話を聞こうとすると、イコは「こうでもしないと”あお”ちゃんに勝てないんだから!」と言って山吹を振り切って逃げてしまいましたが、「あおちゃん」という言葉でこれまでのイコの行動の意味を山吹は理解しました
そして、当のイコは山吹から離れながら、山吹に話したら”百歳あお”に勝てる訳ないと言われて止められるから自分で何とかしないとと考えていると、その”百歳あお”の配信の通知がスマホに入ってきました
その配信内容は新衣装のお披露目で、しかもどうやらちょっとセクシーらしい
それを見たイコは「これだ!!」と次の配信の準備に取り掛かり始め、数日後に自分も新衣装のお披露目をすることにしました
日付が経ち、ついに新衣装のお披露目配信を始めたイコでしたが、その衣装はなんと水着衣装
露出多めの水着に視聴者は驚きますが、この姿でジャンプしてほしいとお願いの声もイコに送られます
それに応えるようにイコはこの水着姿でジャンプしますが、想像以上にそのジャンプしている時間が長く、しかも首も変な角度に曲がってきている様子
実は、イコは山吹にタブレットを取り上げられており、それを取り返す為にジャンプをし続けていました
タブレットを返してもらう為に必死なイコは、「あおちゃんに勝てるトコ一つもないから、こうでもしないと追いつけない」と山吹に漏らしつつ、ジャンプの弾みで階段から落ちそうになってしまいます
山吹は階段から落ちそうになったイコをそのまま抱きかかえ、そしてイコのその考えやこれまでの行動に対して「反対だ」と話します
そして、イコの手を取り、山吹は彼女にこう言い放ちます
「お前は”百歳あお”に何一つ負けてない」
気休めの嘘は言わない山吹の本心を聞いたイコは、山吹に助けを求めることにしました
――場所は変わって空き教室
さっきはカッコいいことを言っていたとは言え、イコ自身がその実力を兼ね備えている自信が無く、山吹にどこが”百歳あお”に勝っているのか聞きます
すると山吹はイコの「声」が好きであり、その「声」は”百歳あお”に勝っていると話しました
その「声」を持っている時点でVtuberとして一流の才能だと山吹は話すものの、それでもその「声」を多くの人に聞いてもらわないことには始まらない
そこで山吹は格上とのコラボを提案し、ちょうどそのコラボを募っている有名配信者がいることに目をつけました
そのコラボ内容はホラーゲームのタイムアタックで、配信でプレイしてタイムの速かったVtuberに有名無名問わず声を掛けているらしい
その企画に参加してみないかと提案する山吹にイコはOKを出し、練習の時間もかねて1週間後にゲーム配信をすることにしました
無事に話も一段落した後、山吹は結果はどうであれ、最近のなんでも挑戦しているイコの頑張りを褒めると、イコは「夢」が叶った夢を見たんだという話をしました
その夢に興味があった山吹がイコにどんな夢か尋ねますが、イコははぐらかして教えてくれない
そのはぐらかす姿に腹立たしさを覚える山吹ですが、イコはそれでも笑顔を浮かべながら山吹に一言伝えることにしました
「教えなーい。教えないけど――」
いつか見せてあげる
感想
”百歳あお”に勝つために色々なことに挑戦するイコでしたが、その迷走っぷりがヤバイw
イコ自身、”百歳あお”を目標としているのでそれぞれ彼女の配信に対抗するような企画となっているのは分かりますが、それにしても無茶が過ぎる(笑)
ただただ配信者が何も出来ずに混乱している動画なんて、放送事故以外の何ものでもありませんし、視聴者が困惑するのも分かるというもの
そして、日を追うごとに元気が無くなっていくイコの姿は見てて居た堪れなくもなりましたね
月曜日の元気な挨拶はどこへやらで、木曜日には敬語になる上に、必死さが伝わる声色がより見てて辛くなりました
しかし、そんなイコを止めるべく動く山吹の存在は、イコにとってどれだけ大きな救いの手だったことか
階段から落ちそうになったイコを、山吹は手を握りしめるように掴んで助けましたが、これはそういう”救いの手”を意味した描きにもなっていたのかもしれませんね
ちなみに、これはイコが階段から落ちそうになったシーンでのもう一つの個人的な考察ですが、あの時の二人の姿を見た時に、まるで社交ダンスのポーズをとっているようにも感じました
単純に、イコが落ちないよう支えた結果の構図なのかもしれませんが、もしも、敢えて社交ダンスっぽい姿に描いたのであれば、ここは”信頼のおけるペア”というのを見せたかったのかなと思いましたね
山吹はイコの才能を信頼し、イコは山吹自身を信頼している
そんな二人の絶対的な信頼関係を、ハプニングを交えながら比喩的に描いたと考えると、山吹がイコを助けた時の二人の姿にも納得できる気がします
青天の霹靂

一週間後
ついにホラーゲームのタイムアタック配信をする日がやってきました
山吹はイコのゲーム配信をこれまで一通り見ており、それを見る限りでもゲームのセンスがあることは知っていたし、今回のゲームはゾンビを撃ちながら進むFPSタイプのもので、イコが一番得意としているジャンルなのも知っていました
そして、他のVtuberの動画も見ていましたが、どれも大したことはなかったので、イコが選ばれる可能性は非常に高いと読んでいました
そんな中で、プレイスタート
序盤の動きは上々で、ここまでのスピードはどの配信者よりも速いタイムを出しており、山吹は少し安心して見ていました
しかし、ゾンビが出てきた所で問題が発生
ゾンビを見たイコが絶叫してしまい、その恐怖のあまり持っていたコントローラーから手を放してしまいました
さらには、椅子から降りてうずくまってしまうほどに怯えてしまったので、山吹がイコを椅子に戻しながらコントローラーを手に持たせます
山吹はこれまで練習してきたのではないかとイコに質問しますが、どうやらイコはホラーが超苦手で、ゾンビが出る前までしか怖くて練習できなかったらしい
そんな中、再び画面にゾンビが現れると先程と同様にコントローラーを投げ、イコは怖すぎるあまりまた悲鳴を上げてしまいます
「もう無理ー!!!!僕、もれちゃうよ!!!!もれたら事ですよぉぉぉ!!!」
――翌日
落ち込むイコを励ます山吹でしたが、イコはせっかく山吹が助けてくれたのに上手くいかなかった自分の情けなさから中々立ち直ることは出来ませんでした
そんな時、山吹に一件の通知が入り、それを見てみると、どうやらイコの配信の時の切り抜き動画が急上昇ランキングに載っているようで、イコが見せた過度のビビりアクションが受けたらしい
これに驚くイコでしたが、山吹は「短所すら武器になる」このVtuberという世界を面白く感じながら、これだけ話題になればゲーム企画のコラボ相手の目にも止まるかもしれないとイコを再び励まします
ようやく笑顔になったイコでしたが、どんな動画がランキングに載ったのか気になったので聞いてみると、そのサムネには「新人Vtuber 恐怖でおもらし」という文字
もらしてはいないので、それに対して文句を言いつつ、内容が内容なだけにこれじゃ呼ばれないとさらに文句を言うイコ
そんな中で、イコのスマホに一件の通知がありました
コラボ企画を主催しているVtuberからのお誘いかもしれないと山吹は言うものの、イコはそんな訳ないと言い合いを続ける二人
イコのスマホの通知画面に映っている名前はコラボ企画の主催者からではなく、トップVtuberである”百歳あお”の名前で、彼女からのコラボの誘いが来たことを伝えていたのでした
青天の霹靂
感想
イコのゲーム配信を見て、あの絶叫部分を切り抜いてしまうのは非常に分かるw
だって、めちゃくちゃ笑ったものww
イコには申し訳ないですが、普通に配信を視聴してた時にいきなり「もれちゃうよぉぉぉ!!!」って言われたら、そこしか記憶に残らないと思う(笑)
そんな迷シーンと言ってもいいくらいインパクト特大のことをやってしまったイコではあったものの、それが”百歳あお”の目に留まり、まさかのイベント発生!
これを物に出来るかどうか…まさに見物と言った感じですね
なお、今回のパートは他のサブタイと違ってパートの区切りとして使われなかったサブタイになっていました
この「青天の霹靂」自体は原作にもあるサブタイではあったものの、今までの構成の仕方を考えると少し違和感のある使い方となっており、仮に区切りとして使わないのであれば、このサブタイ自体登場させなくても良かったのではないかとも感じました
実際、2話では原作にある「キスまで3週間」というサブタイがカットされていましたしね
なので、「もしかしたら何か意味性があるのかも?」と考えてみたところ、このサブタイにはちゃんと意味性があることに気付きました
それは、このサブタイ自体がダブルミーニングになっているということ
そもそも「青天の霹靂」は故事成語の一つですが、その意味は「予想だにしないことが突然起きること」で、今回のパートで描かれている内容はまさにその意味の通り、トップVtuberである”百歳あお”からコラボの誘いが来たことを意味しています
それが一つ目の意味性で、もう一つの意味性がその”百歳あお”に掛かった言葉になっていると言うところ
これは少し言葉をバラシて考える必要がありますが、まず「青天」の部分はトップVtuberである”百歳あお”を指している部分になります
「青」はそのまま”百歳「あお」”の名前の部分を指していて、「天」は高みと言う意味で「トップ」を指している
そして「霹靂」は雷が激しく鳴ることを言いますが、これは「突然の報せ」と捉えることも出来る
これらを組み合わせて考えると「青(=あお)天(=トップ)の霹靂(=突然の報せ)」になって、字面単体でもラストと関係する意味性を持っていたんですよね
まぁ、多少こじつけ感も否めなくはないですが、少なくとも「青天」の部分はあながち間違ってはいないかなとも思っているので、わざとカットせずに普段と違った使い方だったとしてもサブタイをねじ込んだ構成はお見事だと思いましたね
直接触れるんだ

予想外の人物からのコラボの誘いに動揺する二人
どうやら今回のコラボもゲーム企画のもので、レースゲーム大会である「あお杯」への参加の誘いの連絡でした
この「あお杯」は成績上位者だけが直接”百歳あお”と戦えるもので、予選では4人一組のグループごとに戦って、その勝者が”百歳あお”と直接絡めるというもの
滅多にないチャンスが巡ってきた事に興奮気味の二人はすぐに特訓を開始しました
――数日後
”百歳あお”の挨拶から「あお杯」の配信が始まり、予選の組み分けが発表されました
その発表でイコは特別枠のA組に振り分けられたことが分かりましたが、実はその特別枠と言うのが問題児たちの隔離組
他事務所からカラミNGが出ていたり、過激すぎてBANされかねない人達が集められたのがこの特別枠で、どうやらイコは以前のもらし動画の件があったのでネタ枠として採用されたらしいことがここで初めて分かりました
そんな問題児たちが集められた組と言うのもあり、絡み自体も低俗なもので、他のVtuberから勝ったご褒美としてイコのキスが欲しいと言われた上に、キス顔を見せる無茶ぶりまでされてしまいます
イコはそれでも頑張ってアバターでキス顔を見せますが、素材が無くて変な顔に
そんなやり取りを後ろから見ていた山吹は、イコにとってこの絡みがなんの得もないことに危機感を感じながらも、予選では勝つことだけを考えるよう願っていました
しかし、結果は最下位
”百歳あお”と絡む機会を失ってしまったものの、それ以上に勝負に負けてしまったことやイコがこんな扱いを受ける可能性に気付けなかった自分自身に屈辱と腹立たしさを山吹は感じていました
そして、そんな結果を生んでしまったことをイコに謝る山吹でしたが、当のイコは晴れやかな表情
予想外の反応に戸惑う山吹でしたが、イコは今回の結果で悔しさはあるものの、それ以上に山吹と頑張った結果がこの舞台に繋がり、さらに二人で頑張ればもっとすごいところに行ける可能性に気付けたことのほうが嬉しかったようでした
それを聞いた山吹は、イコが楽しむ事が一番大事だと気付かされ、一度怒りは収まったものの、その怒りのベクトルは同じ組の配信者や呼んでおきながら絡みもしなかった”百歳あお”へと向きました
イコを雑にいじった彼らを許せず、思わず「俺の目の前で”俺の霧乃”を傷つけやがって!!」と言うほどに怒りのボルテージも上がっていました
そして、次は必ず”百歳あお”にリベンジしてこんな遠い距離ではなく、直接触れる距離まで行くことを決意しました
その決意に同意するイコでしたが、それ以上に山吹の言葉で気になる言葉があったので、それを聞こうとすると、イコのスマホに”百歳あお”からの電話が来ました
急な連絡に驚きながら電話に出てみると、どうやら彼女は参加者全員に挨拶をしているようで、さらに今回の特別枠に入れてしまったことを謝罪してきました
そして、また機会があれば声を掛けることを伝えた後、「その時は後ろの人も一緒にね」と言ってきたので、その言葉に山吹もイコも動揺しました
”百歳あお”はイコの動画が伸びているのは優秀なブレーンがついたからだと看破しており、今度は「後ろの人」とも話してみたいと言って電話を切りました
動画の内容だけでブレーンの存在に気付いた”百歳あお”の実力にトップとの差を見せつけられた山吹でしたが、彼はいつか必ずその場所に行くことを決意しました
山吹がそんな決意を固めている中、イコは電話のことよりも先程の山吹の発言の方での驚きがまだ消えていないようで、「びっくりしちゃった」と言いながら、タブレット越しに山吹の頬に顔を近づけました
タブレットごと頬に顔を触れられた山吹は何をされているのか全く分かりませんでしたが、イコの持つタブレットに映っているアバターの表情は配信の時に見せたキス顔だったので、キスされたのかと思い動揺します
しかし、イコ曰く、これはトイレに行きたい時の顔らしい
そして、さっき山吹が言った「俺の霧乃」という言葉にドキドキしたことを話し、山吹は今更ながらその言葉が失言だったことに気付いて謝罪しました
しかし、イコは微笑みながら少しだけその場を離れ、彼女なりの一つの決意を固めたことを山吹に話し始めました
「僕、頑張るよ。さっきブッキーが言っていたように…次はこんな遠い距離じゃなくて――」
直接触れるんだ
感想
積極的なイコが再び!!
前回は山吹が飲んだ缶コーヒーを貰うといういわゆる”間接キス”をしてみせましたが、今回はもっと直接的!
タブレット越しとは言え、イコがどんどん積極的になっていく姿は健気さを感じさせてくれて顔のニヤケがどんどん強くなっていく(笑)
この作品を見てると毎話と言っていいくらいヒロインたちの姿に胸キュンさせられるんですが、この辺りの話数まで来るとその積極性もどんどん増していくので、作品自体の面白さとヒロインの魅力が同時に右肩上がりになっていくから沼るんですよねw
そんなイコの魅力全開の描きがありながら、やはり今回のパートもサブタイが良い仕事してました!
元々は”百歳あお”に近づくために言った言葉ではありますが、それを物理的な意味合いでも使ってくるというのは凄く良かったですし、何よりVtuberとして”夢”に近づくという意味もあれば、イコが山吹に直接触れるという”恋愛”としての意味でも「直接触れる」と言う言葉を使う辺りが、”夢”も”恋愛”も描くこの作品らしさが非常に表れているように感じましたね
ちなみに、今回登場した”百歳あお”ですが、彼女は原作ではもう一度登場するキャラクターとなっています
そのエピソードが収録されているのは原作6巻になっており、そこでは今回みたいにチラッと映るだけでなくガッツリと登場してくる上に、イコと山吹との絡みも描かれているので、気になる方は原作に手を出してみるのをオススメします
まとめ
アニメ『真夜中ハートチューン』の9話の感想でした!
Vtuberとしても一人の女の子としてもそれぞれ”大きな目標”が出来たイコ
そんな彼女が見せてくれる頑張りの数々は、時に見当違いなことをして失敗してしまうこともありますが、それでも諦めずに前へと進み続けるからこそ応援したくなりますし、見ていて元気が貰えるようなパワーがあるようにも思います
そこもまたイコの魅力であり、そういった部分も含めて、今回の9話は見事な”イコ回”として彼女の魅力がたっぷりと詰まったエピソードとなっていたので、これからも”夢”も”恋愛”も追いかけ続けるイコを存分に応援していきたいなと思いましたね
そして、次回の10話は放送部メンバーによる恋のお悩み相談&しのぶ回となっています!
放送部では、今週のお昼から新コーナー『4人の恋愛相談室』を始めていた。部員たちの恋愛観が垣間見えることもあり、生徒たちは楽しんでいる。そんな中気になる人へのアプローチについての相談が舞い込む。思わず、有栖を意識してしまう部員たち。それぞれ経験や妄想をもとに答えていく。すると、どうやら相談者の関係は上手く進んでいったようで。数日が経った頃には、あと一押しというところまできたと報告が来る。それならもうやることは決まっていると話す六花。寧々も同意するが、なんとキスorハグで意見が分かれてしまう!
次回はがっつりヒロイン回という訳ではなく、パート毎に分けられた回となっていますが、それぞれ気になっている人がいる放送部メンバーが繰り広げる妄想は初々しさ満点!
さらに、しのぶの”夢”に関する想いに少し触れる展開ともなっているので、10話も見所多めとなっているので是非様々な点に注目しながら楽しんでいきたいですね!
それでは今回はこの辺で!
また会いましょう


