どうもウハルです!
今回は、勘違いやすれ違いから生まれた予想外の展開が面白い『勘違い系アニメ』11作品をご紹介いたします!
”勘違い”というのは誰しもしたことがあると思いますが、その勘違いに気付くことなくそのまま話が進んでしまい、とんでもない方向に話が言ってしまうネタって面白いですよね
あの会話が噛み合ってるんだけど噛み合ってない感じというのは見ていて非常に面白いですし、「そう捉えるか!」と思える発想力や想像力の豊かさに凄みを感じてしまいます
そんな勘違いやすれ違いを取り扱ったアニメというのももちろんあり、そのどれもが「なんでそうなる!?」というような展開目白押しで、とても楽しませてくれる作品が多いんですよね
また、その勘違いが国や世界をも揺るがすくらいに壮大なものになっていくという展開を見せてくれるのも『勘違い系アニメ』の面白いところ!
ということで今回は、勘違いから予想外の展開を見せてくれる『勘違い系アニメ』11作品をご紹介いたします!
是非ともその予想のつかないやり取りの数々を楽しんでみてくださいね!
オススメの『勘違い系アニメ』11選
ゲーマーズ!
「……私に付き合って、ゲーム部に入ってみない?」
TVアニメ『ゲーマーズ!』公式サイトより
趣味はゲームという以外目立った特徴もないモブキャラぼっちゲーマーの雨野景太は、ある日突然に学園一の美少女でゲーム部部長の天道花憐に声をかけられる。
そこから景太の日常は一転、ゲーム好きな美少女たちとのラブコメ展開の日々が始まる……と思いきや!?
ゲームの価値観以外はそっくりな、ぼっち女子ゲーマーの星ノ守千秋。クラスの中心人物で彼女持ちだけど隠れゲーム好きな、残念リア充の上原祐。祐の彼女でゲーム知識皆無の亜玖璃らを巻き込んで、お互いが勘違い、空回り、迷走を繰り返す、こじらせゲーマーたちによる”すれ違い青春錯綜系ラブコメ”が始まる。
ジャンル | ラブコメ |
原作者 | 葵せきな |
キャスト | 雨野景太:潘めぐみ 天道花憐:金元寿子 星ノ守千秋:石見舞菜香 亜玖璃:大久保瑠美 上原祐:豊永利行 ほか |
制作会社 | PINE JAM |
話数 | 12話 |
シリーズ作品 | 無し |
勘違いが巻き起こすストーリーが面白い作品の代表とも言っていいくらい、各キャラの壮大な勘違いから生まれる笑いが非常に楽しめる『ゲーマーズ!』
この作品の面白いところは、その勘違いによって自らが大きく事態をこじらせてしまうところ
各々のキャラクターたちが自分で勝手に想像を膨らませ、考察した結果、自体が思わぬ方向に進んで行ったり、何の気なしに言った言葉で酷く動揺してさらに事態が悪化するなどと言った予想の斜め上を行くストーリー展開が見ていて楽しめるんですよね
また、「知らなかったけど実はこういう繋がりがありました」みたいな、知らないのは本人同士だけといったすれ違いもまたストーリーを面白くしている点の一つ
一部の人間はその繋がりを知っているからこその絶妙なツッコミだったり、一向に気付かない状況にヤキモキするような展開もまた見ていて面白いです
そして、そのすれ違いや勘違いから生じたラブコメ展開がまたドキドキさせてくれるのもこの作品の醍醐味ですね
勘違いに笑わせられ、すれ違いにドキドキさせられるこちらの作品は一度は見て欲しいなと思えるほどにオススメ出来る作品です
【CM】
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月刊少女野崎くん
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高生の佐倉千代は、ある日、勇気を振り絞って告白をするのだが、想いは上手く伝わらず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに……。
TVアニメ『月刊少女野崎くん』公式サイトより
男子高校生でありながら人気の少女マンガ家である野崎くんを中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女マンガ家男子コメディー!
ジャンル | ラブコメディ |
原作者 | 椿いづみ |
キャスト | 野崎梅太郎:中村悠一 佐倉千代:小澤亜季 御子柴実琴:岡本信彦 堀政行:小野友樹 若松博隆:木村良平 ほか |
制作会社 | 動画工房 |
話数 | 12話 |
シリーズ作品 | なし |
勇気を振り絞って告白したらサインをもらうといういきなり「なぜに?」とクエスチョンマークが浮かんでしまうような勘違いから始まるラブコメディ作品
スタートダッシュから壮大な勘違いを見せてくれるこちらの作品なんですが、この作品はマンガネタや日常ネタといった要素で見せてくれる勘違いがテンポよく繰り広げられていきます
というのも、原作自体が4コマ漫画というのもあり、起承転結がハッキリしているだけじゃなく、勘違いネタというボケに対してテンポ良くツッコミも入ってくるので、まるで漫才を見ているかのように定期的に笑えるポイントが訪れてくれるんですよね
その為、見ていて非常に楽しめますし、なにより引き延ばし感のようなマンネリ感もないので1話1話存分に笑わせてくれるのが良いところです
また、この作品に登場するキャラクターたちの個性が強く、その個性に見合った勘違いを見せてくれるのもこの作品を楽しめるポイントの一つです
性格がゆえにだったり、趣味が高じすぎてだったりといった思い込みから派生する勘違いの数々に、分からなくはないと共感できる部分がありつつも、そこから予想の斜め上を行く発想力の高さに何度思わず吹き出してしまったことかw
そして、その個性あふれるキャラを演じるキャスト陣もまた豪華ですし、この作品はプレスコ収録という音声から収録し、その後に映像を付けるという声優さんが伸び伸びと演技ができる手法で作られた作品でもあるので、存分にキャスト陣の演技を楽しめるのもポイントです
テンポのいいストーリー展開や魅力的なキャラクターたちだけじゃなく、キャストの方々の楽しそうな演技も楽しめる作品となっているので、こちらの作品も是非一度は見て欲しいなと感じている作品ですね
【PV】
はんだくん
勘違いと思い込みから始まるネガティブ青春ギャグコメディ
TVアニメ『はんだくん』公式サイトより
書道の大家の息子にして、自らもその道で活躍する高校生書道家・半田清。
学校ではその近づきがたい佇まいから孤高のカリスマとして一目置かれているのだが、本人はそれを「嫌われている」と思い込んでいた…。
ジャンル | コメディ |
原作者 | ヨシノサツキ |
キャスト | 半田清:島崎信長 川藤鷹生:興津和幸 相沢順一:広瀬裕也 二階堂礼緒:柿原徹也 筒井あかね:細谷佳正 ほか |
制作会社 | ディオメディア |
話数 | 12話 |
シリーズ作品(関連作品) | ばらかもん 12話 |
『ばらかもん』の主人公・半田清の高校時代を描いた外伝作品で、その圧倒的な思い込みから派生する勘違いが面白い作品です
本編の段階でも思い込んだら一直線みたいな部分があった半田清ですが、こちらの外伝作品でもそれは顕在
寧ろこっちの方がその思い込みの度合いが激しいです(笑)
女子は容姿に惹かれ、男子は尊敬の眼差しを向けるほどのカリスマ性を持っていた彼は周囲から孤立していましたが、彼自身はその超ネガティブ思考から「嫌われている」と勘違いしてしまう
それによって他人と関わらなくなったことでより孤立感を増し、同様にカリスマ性をも増してしまうという悪循環から生み出される半田と周囲との勘違いの連鎖が本当に面白いです
この作品を見てると双方ともに「話を聞けw」ってツッコみたくなります(笑)
また逆に、都合の良い部分や悪い部分だけはしっかりと聞こえているから「そうじゃないw」ともツッコみたくもなるので、そういったすれ違いや食い違い感が絶妙なんですよね
キャストに関しては『ばらかもん』では半田清役を小野大輔さんが演じられていましたが、この作品では島崎信長さんが演じられているので本編とはキャストが違いますが、それでも全く違和感なく見ることが出来るので、『ばらかもん』を見たことある人も存分に楽しめる作品となっています
こちらの作品は勘違いで笑える作品が見たいという方にもそうですが、『ばらかもん』を見たことがある人にもオススメしたい作品ですね
陰の実力者になりたくて!
「陰の実力者」
TVアニメ『陰の実力者になりたくて!』公式サイトより
それは、主人公でも、ラスボスでもない。普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す存在。この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。
シド・カゲノーとして生まれ変わった少年は、これを幸いと異世界で「陰の実力者」設定を楽しむことにする。「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……?
ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドをシャドウとして崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。
ジャンル | 異世界ファンタジー |
原作者 | 逢沢大介 |
キャスト | シド・カゲノー/シャドウ:山下誠一郎 アルファ:瀬戸麻沙美 ベータ:水瀬いのり ガンマ:三森すずこ デルタ:ファイルーズあい ほか |
制作会社 | Nexus |
話数 | 20話 |
シリーズ作品 | 陰の実力者になりたくて!2nd season 12話 劇場版 残響編(制作決定) |
「裏で暗躍するような陰の実力者になりたい」という厨二病みたいな妄想を持ったまま異世界に転生し、見事にその夢を叶えてしまった主人公の物語
そんなこの作品の面白いところは、その主人公が陰の実力者になってしまったということに全く気付いていないというところ
自分の妄想や設定だと思っている組織が実在していたり、適当に言ったことがドンピシャで敵の思惑を潰したり、妄信的な部下の勘違いから本人の気付かないところで事態が大きなことになっている様子などは非常に面白いです
また、その部下たちが自分の妄想に付き合ってくれていると勘違いしているからこその、本心と言っていることのギャップもまた楽しめて面白い作品です
「その深い考えに敬服いたします」みたいなことを部下が言っても、当の本人はそこまで深く考えてない様子などが楽しめるのはこういった勘違い系作品の良いところです
さらにこの作品は異世界作品というのもあり、バトルシーンもしっかりと描かれているんですが、その戦闘も派手で迫力のあるものとなっています
魔法による戦闘のみならず、剣による戦闘シーンだったりも縦横無尽に描かれていくので臨場感は抜群
そして、主人公自体の実力はかなりのものを誇っているので、それこそ街を丸ごと軽く吹き飛ばしてしまうような技を繰り出した時の大迫力シーンを見せられた時はかなり興奮しました
『勘違い系アニメ』としてもそうですが、派手なバトルを楽しめる『異世界転生作品』としても楽しめる作品なので、両方を楽しみたい方にはオススメの作品です
【PV】
オーバーロード
時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで一人静かにその時を待っていた。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。
TVアニメ『オーバーロード』公式サイトより
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!世界を掌中におさめる死の支配者、ここに光臨!!
ジャンル | 異世界ダークファンタジー |
原作者 | 丸山くがね |
キャスト | アインズ・ウール・ゴウン/モモンガ:日野聡 アルベド:原由実 シャルティア・ブラッドフォールン:上坂すみれ アウラ・ベル・フィオーラ:加藤英美里 マーレ・ベロ・フィオーレ:内山夕実 ほか |
制作会社 | マッドハウス |
話数 | 13話 |
シリーズ作品 | オーバーロードⅡ(全13話) オーバーロードⅢ(全13話) オーバーロードⅣ(全13話) 劇場版総集編 不死者の王/漆黒の英雄 劇場版 聖王国編(放映時期未定) |
関連作品 | 異世界かるてっと |
『小説家になろう』発のダークファンタジー作品であり、多くの人が知る有名な異世界転生作品の一つと言ってもいいくらい面白い作品
こちらの作品はゲームで自身が作ったキャラに転生してしまったアインズと意志を持ったNPCたちが世界を征服するために動いていくというものになるんですが、そもそもその「世界征服」自体が勘違いから始まったもの
確かに言動自体はアインズが言ったことで間違いはないんですが、本人は本気で世界を征服したくて言った訳ではなく、どちらかというと他に転生してきた仲間がいるかもしれないから、自身の名前を世に広げて気付いてもらうためという意味合いの方が強い言動でした
しかし、非常に忠誠心が強く、何より絶対的支配者であるアインズはそれだけのことを成すだけの器が当然あると思っているNPCたちは、その言葉を疑うこともなく信じてしまい、それが主の意志だと勘違いして世界を征服していく
不覚にも「名声を広げる」というアインズの思惑と「世界征服が主の意志」と信じてしまったNPCたちの行動が合致してしまったが故の壮大な勘違いが、ことの発端になっているんですよね
そして、NPCたちが世界征服の為に動いていたというのは後々でアインズも知ることになるんですが、それを知った時の驚きを隠しつつも威厳を損なわないように振舞う姿は面白いです
この他にも、アインズの何気ない言動や行動がNPCたちに勝手に解釈されてしまって、当の本人が激しく動揺する様子などが描かれているので、そのギャップ感がまたシリアスの中に絶妙なギャグを与えてくれるので非常に楽しませてくれます
優秀過ぎる部下を持った上司がその威厳を保つというのは並々ならぬ苦労が必要なんだとこの作品を見ると感じさせてくれますよ(笑)
こちらの作品は王道の異世界ダークファンタジー作品となっており、メインはそちらになっているのでこの勘違いによる笑いの部分は全体で見ると少な目にはなっていますが、そこから繰り広げられるストーリー展開やシリーズを追う毎に過去の出来事もリンクし始めてくる構成も楽しめる作品となっているので、作品の世界観にのめり込めるような作品を見たいと思っている方にはオススメの作品です
【PV】
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!
TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公式サイトより
プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、”如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?
恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚”頭脳戦”ラブコメ、開戦!!
ジャンル | ラブコメディ |
原作者 | 赤坂アカ |
キャスト | 四宮かぐや:古賀葵 白銀御行:古川慎 藤原千花:小原好美 石上優:鈴木崚太 ナレーション:青山穣 ほか |
制作会社 | A-1 Pictures |
話数 | 12話 |
シリーズ作品 | かぐや様は告らせたい? かぐや様は告らせたいーウルトラロマンティックー 13話 かぐや様は告らせたいーファーストキッスは終わらないー(劇場版) |
意地とプライドから生じる勘違いやすれ違いが見事に笑いを生み出しながらも、その笑いが恋愛要素としても上手く昇華されて爆笑と胸キュンを同時に与えてくれる作品
「如何に相手に告白させるか」ということを目的に展開されていく嘘や思わせぶりな態度が思惑通りにいかずに予想外の展開を見せてくれる様子は非常に面白いです
そして、その予想外の方向を軌道修正しようとして余計ややこしくなっていく様子などはさらに笑いを誘ってくれて楽しめますね
また、この作品では当人同士の勘違いという点だけじゃなく、一部の人は知ってるけども一部の人は知らないという多数と少数による絶妙な情報量の違いから生じる笑いも面白い点の一つとなっています
その情報量の違いに関しては主に白銀御幸がメインとなっているバレー回やラップ回が顕著だったりしますが、その被害を被っているか被っていないかの反応の差は見ていて爆笑ものです
みなが憧れるような生徒会長であり、成績優秀な人間とはいっても完璧な人間ってわけじゃないんですよね(笑)
そういった思い込みから生じる笑いで存分に楽しませてくれる作品ですが、そこからしっかりと恋愛へと繋がっていくのがこの作品の凄いところ
自身の想いが勘違いやすれ違いによって届いていないと分かったからこそ、自身の想いをしっかりと伝えようと直球で勝負する姿は、笑いとのギャップ感も相まってかなり胸キュンさせられます
この作品は「笑い×恋愛」という要素で存分に楽しませてくれる『すれ違い系ラブコメディ』となっており、また2022年12月時点では全世界シリーズ累計発行部数が2200万部を突破しているほどの人気作品でもあるので、まだ見たことが無い方には是非ともオススメしたい作品です
また、1話辺りが約3話ずつのエピソードで構成されており、一つ一つのエピソードも短めの作品ともなっているので、その視聴のし易さもオススメ出来るポイント
中々時間が取れない方やちょっとした隙間時間にアニメを見たいという人にもオススメ出来る作品となっています
【PV】
SPY×FAMILY
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている――
TVアニメ『SPY×FAMILY』公式サイトより
世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国と西国は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE〉所属である凄腕スパイの〈黄昏〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。
その名も、オペレーション〈梟〉。
内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。
〈黄昏〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。
ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ジャンル | スパイコメディ |
原作者 | 遠藤達哉 |
キャスト | ロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 ボンド・フォージャー:松田健一郎 フランキー・フランクリン:吉野裕行 ほか |
制作会社 | WIT STUDIO×CloverWorks |
話数 | 25話 |
シリーズ作品 | SPY×FAMILY SEASON2 12話 SPY×FAMILY CODE:White(劇場版) |
互いが互いに正体を隠していることから生じる勘違いが面白い作品です
スパイ、殺し屋、超能力者と全く種類の違うもの同士ではありながら、それぞれの個性を存分に生かしたストーリー展開は本当に見事です
この作品は基本的には家族としてのそれぞれの活躍や役割だったり、隠している裏の仕事の部分がメインで描かれていくんですが、勘違いによる笑いという点において大きな役割を果たしているのが心を読める超能力者のアーニャです
ただ心が読めるというだけでなく、幼いからこその幼稚で逞しい想像力と好奇心旺盛な行動力が見事に多くの笑いを生み出してくれるので、彼女の存在はこの作品にとってかなり大きいですね
また、世間一般で言う常識や普通が分からない時に見せるロイドやヨルの行動の数々もまた面白い
明らかにそうじゃないと思わせてくれるような行動ながらも、当の本人は至って真面目に考えた上での行動というのがまた普段のカッコいい二人とのギャップも相まって、存分に笑わせてくれるんですよね
さらに、この作品は勘違いで笑いを生むだけじゃなく、勘違いから家族や国を救うような行動に発展していくのも見所の一つ
それぞれの能力を生かしながら、それがバレないように目の前の事態を回避するために行動していく姿は、知らない側からすれば意味の分からない突飛な行動に映ってしまうものの、その行動が起点となって問題を解決していく様子は見事と思わされます
こちらの作品は2023年10月の時点で累計発行部数が3100万部を突破するほどの大人気作品であり、その原作を忠実に表現したWIT STUDIO×CloverWorksによる抜群の作画でかなり楽しませてくれる作品でもあるので、ストーリだけじゃなくアニメーションも楽しみたいという人にはオススメの作品です
【PV】
阿波連さんははかれない
小柄で物静かな女の子、阿波連れいなさん。人との距離をはかるのが少し苦手。そんな彼女の隣の席に座るライドウくんは、阿波連さんとの間に距離を感じていた。
TVアニメ『阿波連さんははかれない』公式サイトより
ある日、阿波連さんが落としてしまった消しゴムをライドウくんが拾ったことをキッカケに、ふたりの距離は急接近!?
「遠すぎたり」「近すぎたり」予測不能な阿波連さん。
色んな意味で、『はかれない』密着系?青春ラブコメディの幕が上がる!!
ジャンル | ラブコメディ |
原作者 | 水あさと |
キャスト | 阿波連れいな:水瀬いのり ライドウ:寺島拓篤 大城みつき:M・A・O 石川:柿原徹也 佐藤ハナコ:楠木ともり ほか |
制作会社 | FelixFilm |
話数 | 12話 |
シリーズ作品 | なし |
互いの距離感が絶妙にはかれていないからこそ生じるコメディ要素や恋愛要素に思わず笑って胸キュンさせられる癒し系のラブコメディ作品です
「はかれない」というのがタイトルにもあるように、この作品に登場するヒロインの阿波連さんの距離感は予測不能
体を密着させるくらい近づいてきたかと思ったら、急に無視するくらい離れていったりと最初は「なぜに?」と思ってしまうような行動の連続
ただ、それは彼女が他人との距離をはかるのがもの凄く苦手であるが故であり、その事を知ったライドウくんが彼女の悩みを解決していく様子はその極端さもあって非常に楽しませてくれます
また、阿波連さんの小動物のような可愛さもさることながら、真面目過ぎるライドウくんの行動もまた面白く、そこから生じる勘違いも極端すぎて笑えてくるんですよね
そんな二人の絶妙な距離感を描いた作品なんですが、その行動のどれもがとても微笑ましく見れるのがこの作品の良いところです
ストーリー展開として大きな波はないながらも、だからこそ二人の少し変わった日常風景がほのぼのとしており、疲れた心も癒してくれるようなテンポ感を生み出してくれます
こちらの作品は笑わせてくれるような勘違いを楽しみたい方だけじゃなく、癒されるような日常系作品が好きな方にもオススメの作品です
【PV】
4人はそれぞれウソをつく
宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子
互いに正体を隠す曲者4人の、新感覚“カオス”学園コメディ!リッカ千代関根翼は、同じ女子校に通うなかよし4人組。普通の中学2年生に見える彼女たちだけど、じつはみんな誰にも言えない秘密があって……。
TVアニメ『4人はそれぞれウソをつく』公式サイトより
宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子!?“うっかり”で、教室が、地球が、滅びちゃう!?曲者だらけ、秘密だらけの4人だけど、ウソのおかげで一緒にいられる――
ウソつきは“なかよし”の始まり…!?な、新感覚“カオス”学園コメディ!
ジャンル | ギャグコメディ |
原作者 | 橿原まどか |
キャスト | リッカ:田中ちえ美 千代:村上奈津実 関根:佐倉綾音 翼(剛):潘めぐみ つばさ(姉):芹澤優 ほか |
制作会社 | studioぴえろ |
話数 | 11話 |
シリーズ作品 | なし |
正体を隠して生活するにしてもあまりにカオス過ぎる設定ではありますが、その設定がしっかりと笑いへと昇華されているギャグ作品です
どれか一つでも混乱を巻き起こすようなキャラ設定ではありますが、それが4つも集まればそれはカオスの極み(笑)
ただ、そのカオスっぷりがあるからこそギャグコメディとしてしっかりと成立し、予測も出来ないような事態へと発展していく面白さがこの作品にはあります
基本的には4人それぞれが正体を隠しながら学園生活を楽しんでいくストーリーが描かれていくんですが、それぞれが特殊な環境や状況にいたため、そもそもの”常識”が分かってないとうのがまず問題
宇宙人だから地球の常識を知らないし、元忍者だったから世間一般の常識を知らないし、男だから女性の常識を知らない
その”常識”の無さから誤解や勘違いが生じてしまうんですが、それでも他の人達も常識を知らないから変な勘違いも生まれて、それが見事に笑いへと昇華されています
そんな特殊な属性を持つキャラの中で、女性限定で心が読めるサイキッカーの関根だけは唯一リッカと千代の正体を知っているんですが、彼女はある程度の常識は持ち合わせており、だからこそ入れてくるツッコミの数々がまた絶妙で面白いんですよね
また、それぞれのキャラ設定が”常識”という部分だけに活かされているのかというとそうではなく、しっかりと特徴も活かされているのがさらにカオス級の面白さを生み出しているところ
特に宇宙人であるリッカが引き起こす騒動の数々は、人類すらも脅かすような事柄ばかりなのでそのカオスっぷりも桁違いですね
そしてそこでも活躍する関根の奮闘ぶりがまた見ていて面白いです
こちらの作品は、”カオス”から生まれる笑いが怒涛の展開を見せてくれるような作品となっているので、あまり他では見ないような笑いを楽しみたい人にはオススメの作品ですね
【PV】
古見さんは、コミュ症です。
“コミュ症”とは─
人付き合いを苦手とする症状。またはその症状を持つ人を指す。
留意すべきは─
苦手とするだけで、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。桜舞う高校1年、極度のコミュ症である古見さんが出会ったのは、“普通すぎる”クラスメイト・只野くん。人前で緊張してしまう古見さんの夢は、「友達を100人作る」こと。古見さんの「1人目の友達」になった只野くんは、残り99人の友達づくりを手伝ってくれることになりました。個性派ぞろいの高校で、古見さんの夢は叶うのでしょうか?
TVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』公式サイトより
伝えたい、でも伝えられない…そわそわ、どきどき、思わずにやにや
でも時折、胸にチクリと突き刺さる?コミュ症美少女コメディー、開幕です。
ジャンル | ラブコメディ |
原作者 | オダトモヒト |
キャスト | 古見硝子:古賀葵 只野仁人:梶原岳人 長名なじみ:村川梨衣 山井恋:日高里菜 中々思春:大久保瑠美 ほか |
制作会社 | オー・エル・エム |
話数 | 12話 |
シリーズ作品 | 第2期 12話 |
個性的過ぎるキャラクター性によって織り成す勘違いの数々が非常に楽しめながらも、学園ものとしての青春もしっかりと味わえるラブコメディ作品です
この作品はコミュ症である古見さんが人とはしゃべるのが苦手だからこそ、周囲が勝手に勘違いしていくという点もそうですが、彼女が持つ美貌によって思い違いが生じてしまい、そこから展開されていくストーリーもまた非常に楽しめます
しかも、その勘違いする面々があまりに個性的過ぎるだけじゃなく、その個性通りの勘違いの仕方がさらに面白さを増してくれるんですよね
そんな多くの勘違いから笑いを生み出すこの作品ですが、勘違いから心温まるようなエピソードにも発展していくのがこの作品の魅力的なところ
この作品では”コミュ症”について「人付き合いを苦手とするだけで、他人と関わりを持ちたくないとは思っていない」と語られていますが、その描き方が本当に上手いです
何か嬉しい出来事があったとしても、上手く言葉にしたり表情に出すことが出来ず、相手に不快な思いをさせてしまうことというのはよくある事
コミュ症である古見さんはそれが特に顕著で、それこそ周囲の人達から「怒ってる?」とか「嬉しくなかったか?」とか勘違いされてしまう経験が何度もありました
しかし、只野くんという友達を得て、そこからさらに友達の輪を広げていったことで少しずつ勇気を出せるようになっていき、相変わらず表情や言葉で表現すること自体は苦手でも、伝えようと必死に頑張る姿を見せてくれる
そんな描写の数々は、一つの青春を感じさせるような切なさと温かさを感じさせてくれて、非常に心が温まるような感覚にさせられます
なのでこちらの作品は、勘違いから生じる笑いを楽しみたい方だけじゃなく、心が温まるような青春ものが好きな方にもオススメしたい作品ですね
【PV】
ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
「首が…ある!? 幼く…なってる!?」
大国・ティアムーン帝国で“わがまま姫”と蔑まれた20歳の皇女ミーアは、民衆の革命によって断頭台で処刑された。はずが、目覚めると12歳の頃にタイムリープしていた!
TVアニメ『ティアムーン帝国物語』公式サイトより
どうやらここは、やり直しの世界――彼女の枕元に置かれていたのは、処刑される前に自らが綴った血染めの日記。第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。
帝国の未来のため?民衆を飢饉から救うため?内戦により命を落とす多くの兵士のため? じゃない!すべてはギロチンの運命を回避するため!!
「こ、これぐらいわたくしにかかれば簡単ですわ!」 小心者で、保身上等&自己中最強のポンコツ姫が、自分のために大奮闘。
わがまま姫様の行動がまさかの奇跡を巻き起こす、歴史改変ファンタジーが始まる。
ジャンル | ファンタジー |
原作者 | 餅月望 |
キャスト | ミーア・ルーナ・ティアムーン:上坂すみれ アンヌ・リトシュタイン:楠木ともり ルードヴィッヒ・ヒューイット:梅原裕一郎 アベル・レムノ:松岡禎丞 シオン・ソール・サンクランド:堀江瞬 ほか |
制作会社 | SILVER LINK. |
話数 | 12話 |
シリーズ作品 | なし |
自身の未来を変えるためにした行動や言動が周囲の勘違いによって歴史をも変えてしまうような事態へと発展していく人生やり直し転生ファンタジー作品です
この作品の面白いところはミーアの考えていることと周囲が考えていることの差という勘違いの点もそうですが、その勘違いから生まれた結果があるからこそ、どんどん周囲の目が曇っていくところです
というのも、基本的にミーアが取る行動や言動というのは「自身が処刑される未来を回避するため」であり、その未来を回避するためには1周目で起きた原因の数々を潰していかなければならない
そして、その原因を潰す為にミーアが取る行動というのは先手を打つことであり、それが結果として民衆の飢饉を防いだり、多くの血が流れる内戦を防ぐといったことへと繋がっていきます
そして、その結果だけに目を向けた場合、周囲の目にどう映るのかと言えばそれはもう言わずもがな
ミーアのことを「聖女」や「帝国の叡智」とまで言う程に尊敬の眼差しを向ける結果となっていきます
実際、ミーア自身はそれぞれの出来事となる起点は知っているので間違っていないと言えば間違ってはいないんですが、ただ彼女自身はそこまで深く考えている訳ではないんですよね(笑)
そのギャップ感が非常に面白く、そしてどんどん彼女を見る目が曇っていくからこそ、受け手が勝手に勘違いして事態が好転していく様子も面白いんですよね
なにせ、周囲が優秀過ぎるので(笑)
また、ミーア自身のお馬鹿な側面が描かれていきながらも、1周目で辛い経験をしたからこその価値観の変化の描き方が非常に上手く、”わがまま姫”や”自己中”というネガティブワードを吹き飛ばす可愛さがミーアにあるのがこの作品の魅力でもあります
なので、あらすじを見た時に「性格が悪いヤツが主人公なの?」と思った場合、それは間違いなので安心して見て頂いて大丈夫ですよ
そういった点も踏まえて、こちらの作品は魅力的なヒロインが織り成す、勘違いから始まるストーリー展開を楽しみたいという方にオススメしたい作品ですね
【PV】
まとめ
勘違いを中心としたストーリー展開が面白い『勘違い系アニメ』11選でした!
勘違いと一言で言っても種類は様々であり、その見せ方も作品によって様々
お笑い要素としての勘違いもあれば、恋愛要素としての勘違いなどもあります
ただ、どの『勘違い系アニメ』作品においても言えることは、どれも感情移入しやすい作品になっているということ
こういった『勘違い系アニメ』を見ていると「違うwそうじゃないw」だったり、「なんでそうなる!?」と思わされることが多いですが、そのどれもが基本的には作中に登場するキャラに対して向ける言葉ばかり
「可愛い」や「カッコいい」などといったキャラへの感想ではなく、キャラが言った言葉に対して視聴しているこちら側がツッコミを入れるようなタイプの作品は、ある種、こちらも作品に参加しているような感覚にさせてくれます
その感覚もまた”勘違い”かもしれませんが、ただその勘違いが連続すればするほどより感情移入度が増し、さらに作品を面白く感じる事が出来るのが『勘違い系アニメ』の魅力かなと感じています
そんな魅力たっぷりの『勘違い系アニメ』をこの記事を読んで「この作品は見てみよう!」と思って頂けたのなら幸いです
それでは今回はこの辺で!
また会いましょう