どうもウハルです!
今回は、物語シリーズにおいて阿良々木くんと八九寺の恒例のやり取りの一つである八九寺真宵の「失礼、嚙みました」をまとめてみました!
リュックサックを背負った蝸牛の少女・八九寺真宵
言葉巧みに阿良々木くんの名前を噛みまくる「失礼、嚙みました」の一連の流れ
その楽しいやり取りをアニメ&原作含め、分かる範囲で全てまとめてみました!
そして、この恒例となっているやり取りですが阿良々木&八九寺ペア以外でも繰り広げられているのでそちらも併せてご紹介していきます!
さらに、今回のご紹介はファンブックや副音声(キャラコメ)、副音声読本などで登場した『噛みました』シリーズやそれに近いものも紹介しているので、それらを読んだことない方も是非楽しんでください!
ちなみに、今回まとめるにあたり、喋ったキャラクターの名前の頭文字を記載しています
その表記としてはこのようになっています
- 阿=阿良々木暦
- 八=八九寺真宵
- 戦=戦場ヶ原ひたぎ
- 羽=羽川翼
- 神=神原駿河
- 忍=忍野忍
- 斧=斧乃木余接
- 影=影縫余弦
- 扇=忍野扇
- 老=老倉育
こちらをご参考にしつつ、『嚙みました』の一連の流れがどの話で繰り広げられているかも一緒に書かせて頂きましたので、「このやり取り知らないから見てみたい!」と思った方はそちらも参考にしてみてください
ちなみに、大好きな物語シリーズに関してはアニメ&小説ともに別記事でまとめていますので、興味がある方は是非そちらもご参考下さいね!
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〈物語〉シリーズ アニメで『嚙みました』
化物語
阿良々々木さん
八「そういえば、阿良々々木さんは…」
まよいマイマイ 其ノ貮
阿「々が一個多いぞ!?」
八「失礼。嚙みました」
阿「気分の悪い嚙み方してんじゃねぇよ…」
阿良々々々木さん
八「どうかされましたか、阿良々々々木さん」
まよいマイマイ 其ノ参
阿「今度は々が二個多いからな」
八「失礼、嚙みました」
阿「違う、わざとだ」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
阿良木さん
八「阿良木さん」
まよいマイマイ 其ノ参
阿「それだと々が少ないからな」
八「失礼。嚙みました」
アリャリャ木サン
八「あ、アリャリャ木さん」
するがモンキー 其ノ壱
阿「阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「人の名前をうっかり八兵衛みたいに言うんじゃない」
良々々木さん
八「良々々木さん」
するがモンキー 其ノ壱
阿「八九寺…僕の名前をミュージカルみたいに歌い上げるな。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼、嚙みました」
阿「違う、わざとだ」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
ムララ木さん
八「ムララ木さん」
つばさキャット 其ノ参
阿「人のことを欲求不満みたいに言うな」
八「失礼、嚙みました」
阿「違う、わざとだ」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「神はいた」
阿「どんな奇跡体験を!?」
何良々木さん
八「何良々木さん」
つばさキャット 其ノ肆
阿「遂にただの誤植になってしまったか…」
八「失礼。噛みました」
阿「違う、わざとだ…いや、そんな場合じゃない!」
偽物語
阿良々木…読子さん
八「阿良々木…読子さんじゃないですか」
かれんビー 其ノ壹
阿「概ねその通りであって非常に惜しい感じなんだが、しかし八九寺、人を神保町に本で詰まったビルを所有している大英帝国図書館特殊工作部勤務の紙使いのおねーさんみたいな名前で呼ぶな。僕の名前は阿良々木暦だ」
修羅々木さん
八「なるほど修羅々木さん」
かれんビー 其ノ壹
阿「ものすげー格好いいからむしろそっちの名前に改名したいくらいだが、しかし八九寺、何度も何度も繰り返して言うように、僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「ファミマ見た?」
阿「そんなに気軽にコンビニの場所を確認されても!」
阿(愛か?愛を買いに行くのか?二百九十八円で!?)
名前嚙めよ!
阿「よう、八九寺」
かれんビー 其ノ参
八「………」
阿「あ、あの…八九寺?」
八「はあ…阿良々木さんですか」
阿「いや、名前嚙めよ!」
八八寺
阿「で、八八寺。なんの話だっけ?」
かれんビー 其ノ陸
八「阿良々木さん。寺が一個減っています」
阿「あぁ、そうか。気が付かなかった。悪い、八七寺」
八「わたしの名を呼ぶごとに寺がひとつずつ減っていくシステムなのですか!?」
阿「八六寺。もう戦場ヶ原の家に着きそうだから、この辺でお別れしないと」
木々良々さん
八「あのう、木々良々さん」
つきひフェニックス 其ノ貮
阿「八九寺、僕の名前をファンシーグッズのリトルツインスターズみたいに言い間違えるな。僕の名前は阿良々木だ。つーかお前、さっきすっ転んだ僕に対して驚きのリアクションを取るとき、ちゃんと阿良々木さんっていってたじゃねえか」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「はにかみました。えへっ!」
阿「可愛すぎる!」
八「はー。阿良々木さんは相変わらずアドリブに弱いですね」
乾拭キさん
八「ところで乾拭キさん」
つきひフェニックス 其ノ貮
阿「確かに僕は明日、神原の部屋を掃除する予定だけども、だからと言って別に掃除好きの掃除マニアってわけじゃないんだから、乾いた布での清掃法みたいな名前で僕を呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「はみました。はむっ!」
阿「あまがみっ!?」
阿(よしっ!今回はちゃんとアドリブに対応できた!僕もやられっぱなしじゃない!)
傾物語
パラレ木さん
八「ところでパラレ木さん」
まよいキョンシー 其ノ肆
阿「今の話の流れで、そんな嚙みかたをするな!僕が偽者みてーじゃねーか!嚙みかたにおいて手を抜くな、僕の名前は阿良々木だ!」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「かみま」
阿「略した!?噛みました、まあ、の略!?ミスに対する誠意ってものがまったくかんじられねえ!」
補足
これに関しては原作だと面白いやり取りがもう少し続きます
阿「略した!?嚙みました、まあ、の略!?ミスに対する誠意ってものがまったくかんじられねえ!お前は声優にはなれないな!」
原作「傾物語 まよいキョンシー」より
八「はやりませんかね。かみまー」
阿「二度とオーディションに呼ばれねーよ」
アニメで放送し難い内容ですね(笑)
この部分は尺の都合上アニメではカットされたそうですが、「失礼すぎるセリフだなと思いましたけどね(笑)」と神谷浩史さんが『傾物語』のあとがたりで語っています
鬼物語
大好きでしたよ、阿良々木さん
八「あ、そうだ、阿良々木さん。最後にあれやりましょうよ、あれ」
しのぶタイム 其ノ肆
阿「あれって」
八「嚙みましたから始まる、一連の流れ」
阿「なんだよ。やっぱりわざとだったのかよ、あれ」
八「当たり前じゃないですか。あんな嚙み方する奴いませんって。ね、阿良々木さん。そう言えば今回、一度もやってませんでしたし。阿良々木さん。わたしへのはなむけだと思って、ここは是非」
阿「わかったよ」
ちゅっ…ちゅーーーうっ
八「失礼。嚙みました。大好きでしたよ、阿良々木さん」
暦物語
飽き飽きさん
八「あ…、こんにちは、飽き飽きさん」
こよみサンド
阿「ちょっと待て八九寺。僕との会話にもうすっかりうんざりしているかのごとき倦怠感溢れる風に呼びかけてくるな。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
補足
原作では八九寺がこの後、「噛むのは噛みやすい名前の阿良々木さんが悪い」という理屈のやり取りを暦と繰り広げ、
八「まあ確かにわたしもこの件には一枚嚙んでいると言えますがね」
原作「暦物語 こよみサンド」より
阿「うまいこと言ってんじゃねえよ。お前しか嚙んでねえんだよ」
と、うまくオチてます
ララバイさん
八「あ。お目覚めですか。それとも、これはこれは、寝た子を起こしちゃいましたかね。ララバイさん」
こよみデッド
阿「僕の名前を子守歌みたいにいってんじゃねえ…僕の名前は阿良々木…ハッ」
八「でしたね。失礼、嚙みました」
終物語(下)
あらラッキーさん
八「あらラッキーさん」
まよいヘル 其ノ壹
阿「八九寺、僕は今、どれだけ自分が不幸だったかって話をしていたところなんだ、どんな嚙みかたをするにしたってそんな陽気でハッピーな噛みかただけはしないでくれ。せめてアンラッキーさんにしてくれ。そして僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「嚙みまみなみさみなみわみあみやみたみはみらみ」
阿「よく嚙まずに言えるなそんな台詞!そんなお前に僕は舌を巻かずにはいられないよ!」
補足
アニメだとここまでですが、原作だともう少しやり取りがあります
八「伊達に声優を目指していませんよ」
まよいヘル
阿「そんな設定なかっただろ?今更盛るな」
八九寺はやたらアニメ化ネタや声優ネタ多いんですよね(笑)
バラガキさん
八「いや、それはもう地獄で散々やったからいいじゃないですか、バラガキさん」
おうぎダーク 其ノ壹
阿「いや、格好いいけれども、八九寺、人を土方歳三の少年時代みたいに言わないでもらおうか。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「かみまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「屈みました」
阿「確かにキャッチャースタイルだったけれど!」
神ました
八「失礼。神ましたというわけですね」
おうぎダーク 其ノ壹
愚物語
八「失礼。一枚、嚙みました」
つきひアンドゥ
- ABEMA:配信中
小説で『噛みました』
小説での『嚙みました』シリーズにに関しては短々編や新聞広告のものもこちらで紹介しています
さらに、作中のセリフの部分のみの引用になりますのでご了承ください
化物語(上)
阿良良々木さん
八「どうかされましたか、阿良良々木さん」
まよいマイマイ
阿「今度は良が増えてるからな」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃないっ!?」
阿々良木さん
八「あ…、阿々良木さん」
まよいマイマイ
阿「入れ替わってるからな」
八「失礼。嚙みました」
良々々木さん
八「良々々木さん」
するがモンキー
阿「…さっきのに較べれば限りなく正解に漸近した感じではあるが、しかし八九寺、僕の名前をミュージカルみたいに歌い上げるな。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「垣間見た」
阿「僕の才能の一端をか!?」
化物語(下)
ぼらら木さん
八「とにかく、ぼらら木さん」
つばさキャット
阿「人を淡水汽水どちらにも生息する出世魚みたいな名前で呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃないっ!?」
八「神はいた」
阿「どんな奇跡体験をっ!?」
化物語 アニメコンプリートガイドブック
諦めさん
八「諦めさん」
まよいルーム
阿「…いや、確かに今の僕に、それくらい相応しい名前はないけれど、正しく名は体を表しているともう現状諦めるしかないけれど、しかし八九寺、僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「そうか、わざとじゃないのか…」
八「嚙み飽きた」
阿「そりゃそんだけ何度もかんでりゃなあ…」
偽物語(上)
クララ木さん
八「あのですね、クララ木さん」
かれんビー
阿「一字違いで大違いということを示す意味では中々の好例ではあるが、しかし八九寺、僕をアルプスの少女に応援されて立ち上がりそうな車椅子の令嬢のように呼ぶな。クララ木さんは立たねえよ。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃないっ!?」
八「鍵マニア」
阿「またびっくりするくらい違うとこに着地したな!」
偽物語(下)
伽羅蕗さん
八「しかし伽羅蕗さん」
つきひフェニックス
阿「いや、八九寺。僕の名前を蕗の茎を醤油で煮つめた、ちょっとした通好みの食材っぽく言い間違えるな。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。はにかみました。えへっ!」
阿「一個飛ばした!」
八「んー。食材シリーズで言うなら、アオヤギのほうがわかりやすかったですかね」
阿「自分に厳しいな、お前…」
ドアラ木さん
八「では、雑談がお気に召さないようでしたらクイズなど如何でしょう、ドアラ木さん」
つきひフェニックス
阿「やっぱお前僕の名前を嚙みたいだけじゃんという突っ込みをぐっとこらえて言わせてもらうけれど、中日ドラゴンズのマスコットキャラクター風に僕の名前を言い間違えるのもやめてもらおうか八九寺!僕の名前は阿良々木だ!」
八「嚙んでませんよ。あなたはドアラ木さんです!」
阿「断言したっ!」
綾羅木と嚙んだら…
八「あなたの苗字を阿良々木だと思っているのはあなただけですよ。ほかはみーんなドアラ木さんだと思ってます」
つきひフェニックス
阿「え。マジで…」
八「本人だからといって自分の名前を好き勝手できると思わないでください。百人中九十九人があなたのことをドアラ木さんだと言うのに、それでもあなたは空気を読まずに自分を阿良々木だと主張し続けるのですか」
阿「う、うう…」
八「名古屋で大人気ですよ」
阿「ご当地アイドルみたいな感じになってんな…」
八「綾羅木と嚙めば、山口で大人気です」
阿「ていうか八九寺、クイズはどうした。僕の名前を嚙みたいだけじゃなかったと言うなら、ちゃんと出題しやがれ」
鬼物語 購入特典 新聞広告全集(上)
f分の1の揺ら木さん
阿「ところで八九寺。今朝は『赤』ではなく『青』の話をすると言ってたけれど、原題は『グリーンゲイブルズのアン(ANNE OF GREEN GABLES)』だから、『赤毛のアン』って、どちらかと言えば『緑』じゃないのか?」
まよいキャッスル
阿「日本じゃ『緑』のことを『青』と言ったりするけど、だったら結局、同じ話をしているんじゃないか。えーおい。謝罪して訂正したほうがいいんじゃないのか」
八「やれやれ…いいじゃないですか、日本じゃ『赤ちゃん』のことを『みどりご』って言ったりするんですから。まったく例によって例のごとく、細かい事ばかり気にしますねえ――f分の1の揺ら木さんは」
阿「人を癒しの波動みたいに言ってんじゃねえよ。それも含めて謝罪して訂正しろ。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
補足
こちらはアニメ「鬼物語(上)(下)」のブルーレイorDVDの購入者特典として『物語シリーズセカンドシーズン 新聞広告全集(上)(下)』がついてきます
この新聞広告では各ヒロインが有名な作家や作品について語る内容となっています
その中で八九寺が語っていたのは『赤毛のアン』の作者であるルーシー・モンド・モンゴメリの作品『青い城』についてになります
この新聞広告で書かれた短々編は、『怪異は語り部にはならない』や羽川が『何でもは知らないわよ』の名言は阿良々木くんにしか言わないといったルールを破った珍しい作品でもあります
もしも、「読んでみたいから買ってみよう!」と思った方へ注意点
新品ならまだしも、中古品での購入の場合、その特典が抜けている可能性があります
買う際は、必ず特典内容をよく確認して購入してくださいね
終物語(下)
変態さん
八「切り替えないでください、変態さん」
まよいヘル
阿「変態さん?おいおい八九寺、それはどういう噛みかたなんだ?阿良々木さんと共通点が一文字もないじゃないか、ブランクを感じるぞ。汲めども尽きぬお前の語彙もさすがに尽きたか」
八「噛んでません。一文字も共通点はありませんが、変態さんはあなたそのものです。阿良々木さんと変態さんは同一です」
阿「ふっ。相変わらずきっついな、お前は」
八「そんな格好いい台詞でまとめようとしないでください。全然まとまってないですからね。私の乱れた着衣とか」
あああ木さん
八「なんでしょう、あああ木さん」
まよいヘル
阿「シンプルでいいけれど、人の名前をRPGの主人公の名前を適当につけたみたいな呼びかたしてんじゃねえ。僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「かかかかみました」
阿「そっちも適当につけてんじゃねえよ!?」
忍物語
アメフラシさん
八「そんなわけで、お久しぶりです、アメフラシさん」
しのぶマスタード
阿「確かにお久しぶりだが、永遠の小学五年生こと八九寺よ、いくら自分がずぶ濡れだからって、友達のことを腹足綱後鰓類の軟体動物みたいに言うな。お前がびしょびしょなのは僕が雨を降らしたからじゃないよ。そう呼びたいがために滝に打たれてくれていたのだとすれば申し訳ない限りだが、僕の名前は阿良々木だ」
八「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ」
八「嚙みまみた」
阿「わざとじゃない!?」
八「たみまみ嚙」
阿「逆から言ってもわざとじゃない!?」
宵物語
ロリリ木さん
八「おやおや。えらく弱腰じゃないですか、ロリリ木さん」
まよいスネイル
阿「そんなストレートな呼ばれ方、実はまだ一度もされたことなかったかもしれないけれど、八九寺、人の名前をロリ…、ロリリ…、ロキソニンみたいに言うな。僕の名前は阿良々木だ」
八「マジで弱腰じゃないですか!いつもの流れをぶった切らないで下さいよ。ロリリ木さんはぜんぜんロキソニンみたいじゃありませんよ。どうしちゃったんですか、阿良々木さん。少女の眼球をなめ回したり幼女をキスで黙らせたり童女に足蹴にされたりしていた阿良々木さんは、どこへ行ってしまったんです」
阿 刑務所に行ったんじゃないのか?
ロリリ木さん(供養)
八「いつもの流れがぶった切られたから、消化不良なんですよ。ロリリ木さんの供養が終わってないんです」
まよいスネイル
阿「じゃあやってやるよ。人の名前をロリ…、ロリキ…、人の名前を悪戯の神ロキみたいに言うな。僕の名前は阿良々木だ」
八「めっちゃ格好良くいうじゃないですか。悪戯の神ロキって。ある意味、神ましたですけれど。悪戯の神ましたですけれど」
扇物語
可良々木さん
八「いや、わたしの神社に勝手な儀式を作らないでくださいよ。八十九円くらいさっと投入してください。古来よりって。まだ一年経ってませんから、わたしが着任してから――可良々木さん」
おうぎライト
阿「久し振りに、しかも神様に僕の名前を嚙んでもらえるなんて光栄だが、しかしそれでも八九寺、僕の名前を大学の成績表みたいに呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ」
八「そうですね。阿良々木さんの成績表は、不不不不ですよね」
阿「留年させるな」
【番外編】別コンビの『噛みました』集
番外編に関しては阿良々木くん&八九寺コンビ以外のやり取りをまとめてみました
なお、こちらに関してはアニメ、小説、副音声などまとめて紹介しています
並び順に関しては作品順になっています
化物語(副音声)
アリリギさん
戦「じゃあ羽川さん。二話に入ったことだし、早速蟻の話をして頂戴。どっちも正解って、どういうことなの?」
ひたぎクラブ 其ノ貮
羽「いやいや。まずは画面の話をしようよ」
戦「いいじゃない、私の家の話とか。それよりも蟻の話、早く聞きたいわ」
羽「謎の食いつきを見せるね…今壁が『壁』って形に割れてた話とかしようよ」
戦「あれはシロアリの仕業よ」
羽「とにかく蟻の話をしたいんだね」
戦「蟻大好き。阿良々木くんの名前がアリリギくんだったらよかったのに」
羽「真宵ちゃんのネタ潰しだね」
ののむところです
八「アニメ『化物語』第二巻『まよいマイマイ』、ブルーレイ・オア・DVD、お買い上げありがとうございます!お礼にこれから一時間半の間に、わたしが三十回嚙みます!」
まよいマイマイ 其ノ壹
羽「またそういうことを…数えるかたが出てくるよ?」
八「ののむところです!」
羽「一回目!」
青い手
八「一巻を飛ばしてこの巻から見た人、これがどういう映像なんだかまったくわかりませんよね。公園で遊んでいた高校生が、迷子の子供を殴って連行するお話ですから」
まよいマイマイ 其ノ壹
羽「じゃあ、どういう映像なのか知りたいかたは、続けて二話をご覧ください」
八「青い手は八九寺真宵と」
羽「だからまだ諦めない…青い手?」
八「失礼。嚙みました」
羽「あと二十八回」
尾根川さん
八「ふむ。ところで尾根川さん」
まよいマイマイ
羽「私の名前を山の峰から峰への稜線みたいに言わないで。川と合わせて山岳用語みたいになってるじゃない。私の名前は羽川です」
八「失礼。嚙みました」
羽「わざとだよね」
八「嚙みまみた」
羽「わざとじゃない!?」
八「カミ切れた」
羽「コピー用紙!?」
八「いえいえ、阿良々木さんの指をです」
羽「嚙み切れちゃったの!?…って、こういうのは阿良々木くんとやってよ」
これ副音声では「カミ切れた」のクダリがカットされてるんですよね
もの凄く勿体ない気がするやり取りです
このやり取りに関しては副音声副読本(上)にカットされていないバージョンが書かれています
偽物語
ちゅらら木くん
阿「ガハラさん、ガハラさん」
かれんビー 其ノ参
戦「なによ、ちゅらら木くん」
阿「人の名前を沖縄県の方言みたいに呼ぶな、僕の名前は阿良々木だ――って、そりゃ八九寺の芸風だろうが」
戦「失礼。嚙みました」
阿「違う、わざとだ…」
戦「嚙みま死ね」
阿「やっぱわざとだ!」
偽物語(副音声)
失礼。言い過ぎました
戦「副音声と言えば誰か、それは羽川翼じゃない」
かれんビー 其ノ壹
羽「違います。やめてください、違います」
戦「違いますって、でも、そうでしょ?」
羽「そのイメージが定着すると、本当にマズい。このあとディスクが何巻出ると思ってるの」
戦「あ、ちょっと待って、黙って…なにこの名曲!魂を震わすサウンドという言葉が正にぴったり来る、いわゆる現代のポピュラーミュージックとは一線を画す、人魚に代々伝わるオペラなんじゃないかという上品な調べ…って、ああ、なーんだ、私の歌か」
羽「そんな愚にもつかない台詞を聞かされるために、私、大事なところで黙らされたの?」
戦「愚にもつかないまで言われるとは思わなかったわ」
羽「失礼。言い過ぎました」
失礼。媚びました
戦「では改めるわよ。アニメ『偽物語』第二巻『かれんビー(中)』、ブルーレイ・オア・DVD・オア・VHS、お買い上げの皆さま、こんにちは」
かれんビー 其ノ参
神「VHS版なんて出てないだろう」
戦「千石ヶ原ひたぎです」
神「媚びてる!」
戦「失礼。媚びました」
神「それも媚びてるな…」
嚙んでやれ
八「冗談が通じん奴?あの、ガラスの向こうにいる背の低い奴とかですか?」
かれんビー 其ノ漆
忍「背の低い奴とか言うな。ちゃんと名前で呼んでやれ」
八「あのかた名前なんて言いましたっけねー。今日も来てますけど」
忍「名前を嚙んでやれ」
八「戦場ヶ原さんにネタ潰しをされ、もう思いつかないんですよ。ネタ切れです。切れれ木さんです」
忍「本当に切れるぞ。我があるじ様が」
補足
この時阿良々木くんは、忍の『影発生装置』として別部屋でガラス越しに八九寺と忍の副音声収録を見ていました
猫物語(黒)(副音声)
歯嚙みしました
斧「おっしーの、なんだかボロボロだね」
つばさファミリー 其ノ参
影「定着させようとするな」
斧「失礼。嚙みました」
影「それはキャラがブレとるんやのうて、違うキャラとかぶっとるやないかい」
斧「歯嚙みしました。ぎりぎりぎりぎりぎり」
影「歯嚙みすんな。女の子が」
斧「あれ?僕間違えた?」
影「せやな。間違えたな」
斧「おっしーの!」
影「解体すんぞボケ」
斧「こわっ。お姉ちゃん、こわっ」
ここで余接が言っている「おっしーの」というのは忍野メメのこと
ブラック羽川にやられた忍野が登場したシーンを見て唐突に「おっしーの」と呼び始めました
ちなみに、余接は今まで一度たりとも「おっしーの」と読んだことはありませんでした(笑)
傾物語(副音声)
本音
八「ここで茶化したら私のイメージが悪くなりそうですからね」
まよいキョンシー 其ノ貮
忍「そっちかい!?うぬが気にするのは己の評判だけか」
八「いやいや。もちろん皆さんの評判も気にしてあげてますよ」
忍「上からじゃの。気にしてくれておるのか?」
八「だって、お前らの評判が落ちたら私の評判に関わるでしょう?」
忍「お前ら!?」
八「失礼。嚙みました」
忍「違う。本音じゃ」
八「失礼。挟みました」
忍「だから本音を挟んだのじゃろ!?」
ロリ川翼ちゃん
八(21歳ver.)「はいよろしくー、ロリ川翼ちゃん」
まよいキョンシー 其ノ参
羽(6歳ver.)「ロリ川とか言わないでください!」
八(21歳ver.)「失礼。嚙みました」
羽(6歳ver.)「あなた、ハタチ過ぎてもそんなこと言ってるんですか?」
八(21歳ver.)「もうちょっと大人っぽく言った方がいいかな?」
羽(6歳ver.)「言えるものなら」
八(21歳ver.)「御無礼。嚙みですね」
羽(6歳ver.)「なんで『むこうぶち』なんですか!?」
八(21歳ver.)「なんで6歳が知ってるんだ」
補足
『むこうぶち』は麻雀漫画になり、これに登場する主人公・傀の決め台詞が「御無礼」になります
※元ネタの漫画は未読なので内容はわかりません
羽川つばめちゃん
八(21歳ver.)「副音声の最高学府、羽川つばめちゃん」
まよいキョンシー 其ノ肆
羽(6歳ver.)「え?」
八(21歳ver.)「ごめん、まちがえた。じゃなくて、嚙みました」
羽(6歳ver.)「いや。嚙んだんじゃなくて、普通に間違えたでしょう。1時間ともに副音声を送ってきた私の名前を。つばめちゃん?」
八(21歳ver.)「ほらだって、私のルートだと私と羽川翼ちゃん、全くと言っていいほど接点が無かったからさぁ。実はよく知らないの。翼ちゃんのこと」
羽(6歳ver.)「最後の最後に何ということをぶっちゃけてくれるんですか…」
忍物語
野武士さん
八「あなたとも会いたかったですよ、野武士さん」
しのぶマスタード
忍「誰が野武士じゃ、アナグラムの結果、忍者がもののふになってしもうとるじゃないか。儂の名前は忍じゃ…、って、儂もやるんかい、これ」
八「失礼。嚙みました」
忍「違う、わざとじゃ」
八「嚙みまみた」
忍「わざとじゃなかったんか!?」
八「またみ噛み」
忍「アナグラムでもわざとじゃないんかい!」
恋物語(副音声)
あら塩
羽「いつぞやの神原さんを見習って、最初にはっきり言っておこうか。扇ちゃん、あなたとやるのは嫌だ」
ひたぎエンド 其ノ壹
扇「おやおや。聖人君子羽川さんからのそんな発言、阿良々木先輩がガッカリしちゃいますよ。おっと…阿良々木先輩の話は羽川先輩にはNGだった。申し訳ありません。失恋の傷に”阿良々木”をすりこむような真似を…」
羽「”あら塩”でしょ」
扇「失礼。嚙みました」
「いつぞやの神原さん」というのは、化物語の『つばさキャット 其ノ肆』で一緒に副音声をした際に「私は羽川先輩が嫌いなのだ」と言われた時のことを言っています
嫌いな理由は「戦場ヶ原の敵」とこの時は思っていたからですが、結局「ごめん。本当は大好き」で終わりました
戦場ヶ原の敵だから嫌いになろうと頑張ったらしいですが、無理だったみたいです(笑)
終物語 そだちロスト(副音声)
取り乱しました
戦「阿良々木くんのこういうところは苦手だなっていうのはやっぱりあるもの」
そだちロスト 其ノ壹
老「でしょ!」
戦「だから急に声が大きいって」
老「どういうところ?どういうところ?どういうところ?阿良々木のどういうところが嫌い?あのね、私が阿良々木の嫌いなところは全部!」
戦「全部なんだ」
老「全部、全部、ぜーんぶ!なにもかも嫌い!あっははははは!」
戦「急に笑い出さないで。痛いを通り越して痛々しいわよ。人とのコミュニケーションを思い出して」
老「失礼。取り乱しました。」
終物語 まよいヘル(副音声)
老いました
八(89歳ver.)「オープニングですじゃ」
まよいヘル 其ノ貮
忍(完全体ver.)「戻せっちゅうたじゃろうが」
八(89歳ver.)「そう言われましても、この年で若作りは恥ずかしゅうて恥ずかしゅうて、のう、忍ばあさん」
忍(完全体ver.)「誰が忍ばあさんじゃ」
八(89歳ver.)「失礼。老いました」
忍(完全体ver.)「老いるな。玉手箱でも開けたのか?」
八(89歳ver.)「背負いました。リュックを」
忍(完全体ver.)「おばあちゃんになったのなら降ろせよ。あんな巨大な荷物」
にゃみました
八「阿良々木さんの地獄巡りの旅も中々でしたけど、羽川さんの旅程だってかなり上級者向けですよね」
まよいヘル 其ノ貮
忍「人探しとは言うものの、何があやつをそこまでさせるのじゃろう。鬼気迫るものがあるよのう。鬼でもないのに」
八「猫なのに…猫にゃのに…『にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ』にゃのに」
忍「嚙めよ!ここでこそ嚙めよ!めっちゃ流暢にしゃべっておるではないか」
八「失礼。にゃみました」
忍「『にゃみました』ってなんじゃ。にゃんじゃ」
まとめ
《物語》シリーズの迷(名)物で迷(名)言と言っても過言ではない、八九寺真宵の『嚙みました』シリーズ
まとめてて思ったのが「やっぱり面白いな!」の一言
この作品の魅力の一つともいえるこのやり取りをアニメや原作小説で見ることで、前後関係が理解出来て、より一層面白さが増すので「このやり取りは知らなかった」というものがあった方は、是非お時間のある時にでも楽しんでみてくださいね
それでは今回はこの辺で!
また会いましょう