どうもウハルです!
今回はアニメ『真夜中ハートチューン』の第1話の感想を語っていきたいと思います!
2026年1月6日より放送を開始した『真夜中ハートチューン』
こちらの作品に関しては、放送前にどんな作品か調べた段階で「これ面白いのでは?」と思い原作に手を出したところ、見事にドハマり(笑)
放送前の段階で発売されていた原作コミックス10巻を一気買いして読破してしまうくらいハマった作品になったので、「アニメでも楽しませてくれるのか?」と期待感を胸に見てみたところ……
見事に楽しませてくれました!!
比較的に原作に沿った内容で展開されていく物語は、原作でも感じたヒロインたちの魅力や個性的だが嫌味の無い主人公の見せ方が上手く、何より”声”を主体にしている作品だからこそ、キャスト陣の方々の演技や会話のテンポ感などがアニメならではの内容となっていて、非常に面白かった!
なにより、この作品はサブタイトルの出し方が非常に上手く、そこも原作通りの表現方法を取ってくれていたのでそこはかなり嬉しかった部分です
ただ、シーンによっては「ん?これはどうなの?」と思えるような不安感を感じた部分があったのも事実
この作品のストーリー性やキャラクター性が好きな原作既読勢としては満足できる内容ではあったものの、アニメとして見た時に少し不安を感じた1話だったというのが視聴して感じた正直なところです
そんな感じで、結論的な感想は先に大まかに書かせていただきましたが、さらに詳しい感想や解説、そして今回は初回なので「『真夜中ハートチューン』とはどんな作品なのか?」という点も含めて、アニメ『真夜中ハートチューン』の1話感想を語っていきたいと思います!
- 『真夜中ハートチューン』とは?
- 1話は原作の何巻の何話が描かれた?
- 1話はどんな話?
- 1話のどこが面白くて、どこが不満だった?
なお、私自身は原作既読済みではありますが、週刊誌の方は未読になります
なので、原作コミックス(1巻~11巻)で分かる範囲の伏線には触れたりしますが、アニメ1話以降のネタバレに関しては無しで感想を語っていきますので、次話以降のネタバレを避けたい方はご安心ください
『真夜中ハートチューン』とは?
原作情報
「深夜ひとり、ベッドの上、キミの声だけが救いだった。もう一度キミと話したい。言いたいことがあるんだ」。
高校2年生の山吹有栖は、「アポロ」という名の、顔も本名も知らないラジオ配信者の少女を探していた。だがある日、有栖は進学先の高校の放送部にアポロの手がかりを得る。
そこにいたのは「声に関わる仕事に就く」夢を描く美少女が…4人!!
アポロは誰?4人の夢の行方は?
かわいくも懸命なサクセスラブコメ、ここに開演!!
| 原作者&原作者公式X | 五十嵐正邦:@igagarashi |
| 連載誌 | 週刊少年マガジン |
| 連載開始月 | 2023年9月 |
| 公式X | 真夜中ハートチューン&川柳少女【公式】:@senryugirl |
原作者は五十嵐正邦先生で、五十嵐先生のアニメ化作品は『川柳少女』、『まったく最近の探偵ときたら』に続いて3作品目になります
舞台は千葉県千葉市美浜区ということで、放送前には海浜幕張駅に巨大広告も設置されていました
原作コミックスは2026年1月時点で11巻まで刊行されており、2026年3月17日に12巻が発売予定となっています
また、マンガアプリ『マガジンポケット』にて数話試し読みも可能です
アニメ情報
深夜1人ベッドの上――
キミの声だけが救いだった財閥の御曹司であり、全てにおいて完璧を目指す山吹有栖は、100%完璧になるために必要な『あと1%』を探している。それは毎晩のように聞いていたラジオ『真夜中ハートチューン』の配信者『アポロ』。しかし、彼女は中1の終わり、有栖に何も告げずに突然配信をやめてしまった。
そして高校2年生の春。
有栖は策を巡らし、女子高から共学化した楓林高校の生徒になる。顔も本名も知らないアポロの手がかりはただひとつ――『声』。
ある日、聞き覚えのある声に導かれ、有栖が駆け込んだ先は放送部。そこには“声に関わる仕事”を夢見る4人の少女がいた。歌手を目指す井ノ華六花。
声優になりたい日芽川寧々。
VTuberとして活動する霧乃イコ。
アナウンサー志望の雨月しのぶ。
ところが、どの少女にもアポロの面影があって――!?有栖は4人全員の『声』の夢を叶えると宣言する。かつて交わしたアポロとの約束を果たすため――
ひたむきに夢を追う少女たちと有栖の『声』物語開幕!
| 放送開始日 | 2026年1月6日(火) |
| キャスト | 山吹有栖:安田陸矢 井ノ華六花:瀬戸桃子 日芽川寧々:大久保瑠美 霧乃イコ:鈴代紗弓 雨月しのぶ:伊藤美来 安藤檸檬:花澤香菜 アイコ:若井友希 百歳アオ:東山奈央 |
| アニメーション制作 | 月虹 |
| 放送 | カンテレ・フジテレビ系全国ネット“火アニバル!!”枠、BS朝日“アニメA”枠、AT-X |
| 配信 | dアニメストア、U-NEXT、アニメ放題にて見放題先行配信 その他各種配信サイトでも順次配信 |
| 公式X | TVアニメ『真夜中ハートチューン』公式:@anime_mayochu |
アニメーション制作は『魔王様リトライ!R』、『異世界ワンターンキル姉さん』、『てんぷる』、『じいさんばあさん若返る』などの月虹が担当
オープニングはVTuberの星街すいせいさんの「月に向かって撃て」で、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のエンディング「もうどうなってもいいや」に続いてのアニメ主題歌の担当になります
エンディングはSoalaさんの「声の軌跡」で、初のアニメタイアップ楽曲は『この恋で鼻血を止めて』のエンディング「Dead or Love」になります
またこの作品は、新たにアニメ枠として作られたカンテレ・フジテレビ系全国ネット「火アニバル!!」枠での最初の作品となります
今回は原作の何話のエピソード?
今回放送されたアニメ1話は原作コミックス1巻の第1話~第2話まで放送されました
第1話 あらすじ
財閥の御曹司であり、『完璧を約束された男』を自負する山吹有栖。しかし彼の望む完璧にはまだ『あと1%』が足りていない。その1%を満たすため、楓林高校に通いながら、変わった”人探し”を行っている。有栖が探しているのは、かつて毎晩のように聞いていたラジオ『真夜中ハートチューン』の配信者『アポロ』。その唯一の手がかりである『声』を頼りに、生徒の中からアポロを見つけ出そうとする。だがそんなある時、校内のスピーカーから聞き覚えのある声が。導かれるように放送室へと駆け込むと、そこにはなんと4人の美少女が――!?
コミックス1巻 第1話~第2話
・第1話「RE:START」
・第2話「山吹有栖がお送りしました」
『真夜中ハートチューン』1話感想
「山吹有栖がお送りしました」

楓林(ふうりん)高等学校の2年C組
元々女子高だったこの高校に男子校の生徒も加わり、共学となったこの学校の一つのクラスに山吹有栖の姿もありました
彼は開始早々に挨拶をミスした教師に対して、そのミスを指摘します
山吹有栖は山吹財閥の御曹司であり、日本を背負う存在だからこそ「完璧」を約束された男だと公言し、完璧ではない挨拶のやり直しを要求します
とはいえ、教師としてはいきなりそんなことを言われても戸惑うばかり
そんな教師を尻目に、彼はそのまま自己紹介を始め、自分自身は完璧には「あと1%」及んでおらず、その1%を探す為に女子に協力をお願いすることにします
そして、そのお願いと言うのは中々に予想外のお願いでした
「今から一人ずつ俺に向かって…『愛してる』と言ってくれ」
朝の挨拶も終わり、クラスには一つの怒号
せっかく共学になったにもかかわらず、昔から女子に会うたびにこのお願いをする山吹を責め立てる男子たちでしたが、当の山吹本人は対して気にしていない様子
そんな中で、一人の女子生徒がお金持ちの山吹に興味を持って話しかけ、「愛してる」の言葉を山吹に言いますが、山吹は彼女の”声”を聞いて「若干伸びが足りないか…」と言った後、決まった時間に便意を催す長所(?)により、そのまま教室を出て行きます
山吹が教室を去った後、彼の行動の不可解さに疑問を持った女子が男子に質問すると、どうやら山吹有栖は中二の頃から人探しをしているらしく、ただ彼自身はその人物の顔を知らず、探しているのは”声”だと男子は話します
山吹有栖が12歳の頃
中学時代の唯一の楽しみは「アポロ」と名乗る少女のラジオ配信でした
リスナーも少なく、二人だけで談笑することも少なくなかったラジオ配信でしたが、番組の〆(シメ)はいつも同じ言葉で締めくくられており、ただの定型文だとは分かっていても、彼にとっては特別な言葉となっていました
――今日もありがとう。リスナーのみんな……「愛してる」
耳元で「愛してる」と囁かれた山吹は驚きでその場から離れ、そのまま後ろを振り向くと一人の女子生徒が立っていました
彼女の名前を聞こうとしたものの、便意には抗えず、トイレに直行します
そのままその女子生徒に会うことはなく、昼食の時間になりますが、山吹は彼女の声が「アポロ」に似ている気がして悶々としていました
最後に聞いたのも3年以上前であり、記憶が曖昧になっていたため、どうにも確信が持てない
そんな中、機材が古くて音が悪いながらも、スピーカーから放送部の放送が流れ始め、その”声”を聞いた山吹は急いで放送室へと向かいました
中一の終わりに突然配信を辞めてしまった「アポロ」は、アーカイブも全て消していたため手掛かりが無くなってしまったものの、過去のやり取りから、山吹の同学年で同県在住なのは確認済みであり、彼女の言動や行動範囲から楓林(元)女子高にいる可能性が非常に高い
共学になる噂も耳にしていた山吹は、その予想の元、進学校ではなくこの楓林男子高校を選んでいました
山吹は「残りの1%」を埋めるため、放送室の扉を開けます
するとそこには先程の女子生徒……と、3人の女子生徒の姿がありました
山吹が放送中に突如入ってきたため、一度放送を中断し、4人はそれぞれ山吹に話しかけます
彼女たちの”声”を聞いた山吹は改めて、先程の女子生徒の”声”は「アポロ」の声に似ていると感じますが、ここで問題が発生
それは、4人全員の”声”や喋り方が「アポロ」と似ていたということ
声質、発音、小声になった時の喋り方、怒った声などそれぞれではありますが、「アポロ」の特徴に近い彼女たちの”声”に山吹は戸惑います
そんな戸惑いを尻目に、彼女たちは話を続けますが、そこで山吹は放送部のメンバーは”声の仕事(プロ)”を目指す人達が入る部活だということを聞かされ、さらに彼女たちが目指している夢も聞きました
- 雨月しのぶ(2-D)…アナウンサー
- 霧乃イコ(2-B)…Vtuber
- 日芽川寧々(2-A)…声優
- 井ノ華六花(2-B)…歌手
”声のプロ”になるという夢も、かつて「アポロ」が語っていた内容でさらに驚き、想定外のことばかりが続いたものの、山吹はこの中にいるであろう「アポロ」に直接話を聞くために、「この中に『アポロ』がいたら手を挙げてくれ」と直球の質問を投げかけます
しかし、全員「アポロ」という言葉にピンと来ておらず、山吹は「アポロ」自身が正体を隠したがっていることに気が付きます
それに動揺する山吹でしたが、放送部の面々から放送室からの退室をお願いされ、さらには部外者は入室禁止だとも言われてしまいます
それを聞いた山吹は、自分は誰よりも声の仕事に詳しく、いわばプロであるため放送部に入る権利があると主張
その証拠として、放送部の致命的な弱点である機材の古さを指摘し、自分を入部させてくれれば新機材を提供すると提案します
そして、山吹は株で100万近く黒字を出しているため、金の心配はいらないことも伝えます
それを聞いた雨月は、山吹の入部を許可
六花も男手があると助かるというだけでなく、山吹の声は好きだからという理由で雨月の意見に賛成します
無事、放送部に入れることになった山吹でしたが、お金を出してもらうのは悪い気もするし、出してもらうなら何かお返ししようと放送部のメンバーは考えますが、御曹司である彼が欲しいものが思いつきませんでした
ただ、六花は山吹が欲しいもののに見当がついており、放送部のメンバーにそれを伝えた後、山吹に後ろを向いてもらいます
言われるがまま後ろを向いた山吹は、不意に耳元で彼女たちの”声”を聞く事になりました

――愛してるよ。山吹くん
欲しがっていたものとはいえ、突然の出来事に動揺した山吹は、適当な言い訳をつけて放送室を出て行きます
やっと出会うことが出来た「アポロ」
そして、山吹が彼女を探していた理由は、彼女の最期の〆の言葉が一つの理由となっていました
それは、「愛してる」で締めくくられていたラジオ配信でしたが、彼は一度、その言葉に対して愛の告白をした事があり、その時の言葉を撤回させてほしいということ
顔の見えない相手に告白してしまったことは、完璧がモットーの山吹にとっては弱みであり、この心のしこりを消す為に、山吹にとっては「アポロ」を探すことは急務となっていたのでした
そしてここから、山吹有栖と彼女たちの”声”の物語が始まります。以上……
「山吹有栖がお送りしました」
感想
いきなり強烈な自己紹介をブチかます山吹有栖の個性の強さw
見る人によっては「何言ってんだコイツ?」ってなると思いますが、私自身も初見の時はそう思いました(笑)
こんな自己紹介する人間に対して、ドン引きするのも納得ですよねww
ただ、山吹にとってはこの「愛してる」こそがまさに鍵
完璧を目指す山吹にとって「残りの1%」を埋めるための鍵であり、かけがえのない人物である「アポロ」を探すための鍵でもある
そう考えると、この過程を飛ばす訳にもいかないのにも納得です
ただ、それでもいきなり会った男性に対して「愛してる」なんていうのは中々にハードルは高いですし、それ相応のキッカケが無いと言ってくれる人が少ないワードではあります
そんな高いハードルに対して、「機材を新しくしてくれるからそのお礼」というのは多少なりとも納得のいく理由のように思います
正直、高校生が100万近くの機材を買うというのも突飛な気がしないでもないですが、御曹司と言う設定や「アポロ」を見つけるためには出来る事は何でもするという必死さが彼にはあったからこそ、その理由付けも理解できる気がしますね
ちなみに、今回のAパートのサブタイトルは『「山吹有栖がお送りしました」』になっていますが、原作だとこれは2話のサブタイになっており、Bパートのサブタイと順番が逆になっています
この順番が逆になっている理由に関しては、Bパートの感想で少し語らせてもらいますね
RE:START

無事に放送部へ入部することが出来た山吹有栖
放送部の面々が歓迎会を開いてくれたものの、山吹はどうやら雑用として入部を許可されたらしい
彼自身はその肩書きに多少なりとも不満があったものの、放送部の顧問が男子の入部に関しては雑用としてしか認めてくれなかったらしく、また、山吹にとっては「アポロ」を探すことが最優先事項の為、そのポジションを受け入れることにしました
後日、4人を観察するために、まずはアナウンサー志望の雨月しのぶから観察することにします
彼女は生徒会副会長も兼任する模範的な優等生であり、明るく朗らかな性格でアイドル級の人気を誇っているそう
そんな彼女の声は銀の鈴のように透き通った声をしてはいるものの、とにかく噛み癖が酷いという短所がありました
2人目は、声優志望の日芽川寧々
コスプレイヤーとしても活躍しており、活発でクラスの中心的人物
声もいわゆるアニメ声といわれる声をしており、漫画のセリフに声を当てるアテレコを学校で披露することもあり、その評判は良いものの、漢字が苦手と言う短所があるためセリフを読み間違えることがありました
2人の観察を終え、山吹は一旦、階段に座りながら、声だけで「アポロ」を特定できない理由を考えていました
その理由として考えられるのが、「アポロ」の声をスマホ越しに聴いていた為、肉声をデジタル変換して、元に近い声のパターンにして届ける”ハイブリッド符号化方式”が要因の一つだと考えました
そのため、スマホの声は本人に似ているだけなので、これ以上、「アポロ」を声で絞るのは不可能だと考えた山吹は、もっと4人をよく観察して、言動で特定していくことにしました
そんな考え事をしている最中に、突然、Vtuber志望の霧野イコに声を掛けられて驚きます
どうやら山吹がいた場所はイコの配信用の指定席らしく、彼女はそのまま配信を始めました
彼女はコアなオタク層から絶大な支持を集める放送部の技術担当で、クラスの男子によると「積極寡黙」という新しいジャンルを確立しつつあるらしい
ただ、そんな彼女の配信は「こんイコー」と挨拶するだけの配信であり、休み時間の配信とはいえ、これで良いのか疑問に感じた山吹がイコに問いかけると、彼女はみんな喜んでいるから自分はこれで満足しているらしい
その返答に対して、山吹は特に何か言うこともなく、真顔でその場を立ち去りました
3人の観察を終えた山吹は、放送部は想像以上にゆるい部活であることが分かり、さらには歌手志望の井ノ華六花に関しては姿すら見えない事もあって、イラ立ち募らせていました
ただ、このイラ立ちはかつて「アポロ」が本気で声の仕事に夢見ていたことを覚えていた山吹だからこそ、「アポロ」にとってその程度の夢だったのかもしれないという残念感も混じっていました
山吹は「アポロ」をサポートするために、声の仕事について完璧に勉強もしていたし、互いに交わしたその約束も覚えていたのに…
その日の放課後、山吹は校内放送中に放送室に乗り込み、全校生徒に質問を投げかけます
「生徒諸君、今の放送部はだめだと思わないか?」
片田舎の高校で努力せずともチヤホヤされて、なぁなぁで学園のアイドルをやっていては彼女たちの夢は叶わない
彼女達の中にいるであろう「アポロ」がかつての誓いを忘れているなら、それを思い出させてやればいい
そして、誰が「アポロ」か分からないのなら、全員の夢を叶えてしまえばいい
そう考えた山吹は全校生徒に一つの約束をします
「この”完璧”な山吹が所属する部活もまた、等しく”完璧”である必要がある。約束しよう。放送部の彼女たち全員を、俺がプロまで導いてみせる。たとえキー局のアナウンサーでも、紅白歌手でも、トップ声優でも、同接1位のVtuberでもだ」
そして彼は最後にこう締めくくります
――約束を果たしに来たぞ。あとは君の返事だけだ
もはや放送事故レベルの放送をした山吹は、寧々に部室を追い出されてしまい、そのまま放送部の4人で校内放送が再開されました
廊下で佇む山吹でしたが、その時、彼のスマホが鳴り、そのスマホから「アポロ」が配信していた『真夜中ハートチューン』が再び始まりました
その内容は、現在校内放送している彼女たちの会話の内容であり、彼女たちの中に「アポロ」がいることが判明します
配信を聴きながら放送室を見つめる山吹でしたが、放送室にいる「アポロ」自身も山吹との再会は予想外の出来事だったようです
(心臓が止まるかと思った。まさか、キミの方から会いに来てくれるなんて。でも…ごめんね。私が「アポロ」だってことは、今は言えない。いつも少ないリスナーを嘆いてはいたけど、ホントはキミが聴いてくれてるだけでよかったんだ。キミと話せてるだけでよかったんだ。私の”愛してる”は――ずっとキミのために言ってたんだよ)
山吹のスマホからは4人の”声”が流れつつ、『真夜中ハートチューン』の文字が再び画面に映し出されていたのでした
RE:START
感想
「プロを目指す」と言いながら、実際は「その真似事」と言ってもいいくらいのゆるい活動ぶりに、山吹がイラ立ちを覚えてしまうのも分かるような気がします
自分にとって大切な存在だった「アポロ」の夢が、そんな中途半端なものだったと感じてしまうのは、完璧を求める彼だからこそ
ましてや、ずっと探し続けるほどの想い人であればなおさらですよね
そしてそこから、「全員の夢を叶えてしまえばいい」という発想に至るのがまさに山吹らしい
漫画の主人公だからこその熱量と言うのもありますが、この1話で描かれてきた彼の”本気”と”執念”がさらにその熱量を上げるだけの内容を見せてくれたので、それが「山吹ならやってくれるはず!」という期待感を持たせる展開となっていて、視聴者としては今後の彼の活躍を大いに期待したい展開となっていたように思います
キー局のアナウンサー、紅白歌手、トップ声優、同接1位のVtuberとどれも”夢物語”で終わらせてしまうような目標ではありますが、その”夢”を現実へと変える山吹有栖の本気をこれからも存分に堪能していきたいですね
そんな内容に関しては今後も期待出来る展開ではあるんですが、このBパートでは今後が不安に感じる部分もありました
それは作画
個人的には、多少くらいなら作画が崩れていても内容が面白ければ問題無いですし、人員や費用の都合などで致し方ない部分もあるのだろうと思いながらアニメ作品を見ることは多々あります
ただ、今回のBパートに関しては作画が崩れているのが気になったというより、そもそも流れとしておかしい描きになっていた部分があったんですよね
それは山吹の歓迎会のシーンで、明らかに歓迎会用のメガネを落としているのに何事もなかったかのように山吹の顔にはメガネが掛かっていました
最初は「もしかしたら拾って掛け直した部分が省略されたのかな?」と思ったんですが、その後しっかり彼がメガネを拾って掛け直しているシーンが描かれていたので、これは明らかに流れとしておかしいなと感じたんですよね
しかも、このシーンに関してはセリフややり取りに関しては原作通りではありますが、メガネを落とす描き方はアニメオリジナルになります
敢えてアニメではそういう描き方をしているにもかかわらず、違和感のある描き方になってしまっているのは個人的には今後が不安になる内容でしたし、少し不満に感じる部分でもありましたね
そして感想の最後に、サブタイについて触れていきましょうか
Aパートの感想でも触れましたが、今回の1話で使われている『「山吹有栖がお送りしました」』と『RE:START』に関しては、原作だと逆の見せ方をしています
この逆にしている理由として考えられるのは、1話目の締めとしては『RE:START』の方が、今後への繋ぎ方や見せ方として良いというのがあるんだと思います
実際、原作はそういうサブタイの流れになっていますし、この締め方の方が綺麗ですしね
そして、その見せ方をする為に、多少原作とは構成も変わった流れとなっており、それがあまり違和感のない流れとなっていたのは個人的には良かったですね
そもそもこの『RE:START』に関しては、山吹有栖と「アポロ」の物語が再び始まるという意味合いと『真夜中ハートチューン』の配信が再び始まるという二つの意味合いのあるサブタイとなっており、Bパート後半の「アポロ」の思いに関しては本来はAパート後半にあった内容になります
配信の内容に関しては原作とは違う部分もありますが、そこはそんなに重要ではないですし、ある程度、彼女たちの人となりが分かった状態で『真夜中ハートチューン』の放送を流した方が「アポロ」は確かにこの中にいるという説得力も増して良かったように思います
ちなみに『「山吹有栖がお送りしました」』はアニメではカットされていましたが、これは校内放送で4人の夢を叶える約束をした山吹が最後に言ったセリフになります
原作だとこういう感じですね
約束を果たしに来たぞ。あとは君の返事だけだ。以上、山吹有栖がお送りしました。
この流れを考えるとAパートのサブタイの使い方は違うと言えば違うんですが、この作品の魅力の一つに「サブタイの使い方の上手さ」もあるので、そこを意識して作られているように感じられる今回の描きを考えると今後もその魅力を活かした描きを見せてくれることを期待して良さそうですし、1話ではそこまで大きな違和感も感じなかったので良かったのかなとは思いましたね
まとめ
アニメ『真夜中ハートチューン』の第1話の感想を語らせていただきました!
アニメの放送が決まり、どんな作品か調べた結果ドハマリした作品ではありますが、『真夜中ハートチューン』に関してはそうなってしまうだけの魅力が十分にある作品だと思っています
個性的で熱量のある主人公、魅力的なヒロインたち、「アポロ」の正体、”夢”を本気で追いかける姿、ラブコメ展開などなど今後が気になるストーリー性はもちろんのこと、掛け合いの面白さや言葉のチョイス、そしてキャストの方々の見事な演技と”声”を題材にしている作品だからこその見所も豊富にあるのがこの作品の良い所です
作画に関しては不安な部分もありますが、原作の良さを十分に活かした第1話となっていたので、今後も大いに楽しませてくれることに期待しながら、2話以降も楽しんでいきたいですね!
そんな第2話は早速各ヒロイン回が始まります!
第2話では歌手志望の井ノ華六花と声優志望の日芽川寧々がメインのお話です
放送部全員をプロへ導くと誓った有栖は、それぞれの夢に合わせた目標と練習プログラムを作る。歌手を目指す井ノ華六花に与えた目標は、路上ライブでCD50枚を手売りすること。だが生来緊張したことのない有栖は、六花が抱える『人前で歌うことへの不安』を理解できず、結果課した目標を突き返されてしまう。悩んだ有栖は、後日彼女の実力を見定めるため、毎週行われている校内ライブを観にいくことにする。多くのファンが集うステージで、緊張しながらも歌い出す六花。その歌声は、昔ラジオで聞いたアポロの声と重なり――
この作品は各ヒロイン回も見所が多数ありますので、大いに期待したいところです!
それでは今回はこの辺で!
また会いましょう

